三毛ジャガーの物欲日記

オートバイ、自転車、登山、カヌーカヤック、スキーなどアウトドアレジャーを楽しんでいます。物欲にまみれていて欲しい物は買う、戴く、無い物が欲しければ作ってでも手に入れております。

2019年10月

2019年10月26日

関東から東北にかけ大雨をもたらした台風は過ぎ去りつつあるものの、明け方には止むとされていた雨をしつこく降らし続けていました。夜半ほどの勢いこそそがれつつありましたが、それでもけっこうな音を立てていました。

今日は午前に菩提寺で昨年亡くなった儀祖母と、二十三回忌となる儀祖父の法事に参列、昼は妻の実家で昼食会という次第です。到底個人の住宅とは思えない大広間に祭壇をしつらえ、多くの親類縁者を招いて故人をしのびました。
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たまたま隣に座った方が乗り物マニアな方で、義兄を含んで「マニアック会議」がもたれました。隣の方、隼にハーレー、それにZ400FXと3台持ちの上、4輪は普段使い用にプリウスPHEV、そしてコレクションにハコスカGTSをお持ちなのだとか。話が盛り上がらないはずがありません。

皆様がお帰りになられた後、義兄に誘われて温泉に入りに行くことにしました。場所はふるさとの館です。義兄、スーパーチャージャーの車運転してみないか?と魅力的なお誘いをかけてくださいました。

その車はこれ、スバルプレオのスーパーチャージャーモデルです。ドライバーズシートに座り、エンジンスタート。コドラシートの義兄、いきなり反対側へ出ることを要求します。え、なんで?
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「せっかくだから、登り坂でスーパーチャージャーのフィーリングを味わってよ。」

そう言うことですか。ワインディングをシュッと抜け、登り坂でアクセルを強めに踏み込んでいきます。レブカウンターは2500rpmからキョーンという加給音が聞こえ、回転数の上昇はゆっくり、しかしCVTがそれ以上の加速をさせて行きます。これで軽か!これで本当に660㏄しかないのか!これぞスーパーチャージャー!ターボとの違いは明らかで、加速に段がなく、低い回転域から極めてスムーズに加速態勢に移行すること、そのかわり回転数が上がり過ぎるとトルクの上昇は頭打ちになってしまうようです。ルーツブロアーの限界なのでしょうね。しかし一般道路ではその域まで加速を要求する必要は全くなく、(本当だよ、俺やってないからね)この感覚、面白い!
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かなり遠回りをして、ふるさとの館に到着。お風呂をいただきました。入浴代も義兄に出してもらってしまいました。恐縮です。
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実はふるさとの館の話はここで終わるわけではないのですが、まだ気がついていない私は、明日へ続きます。結局雨は止まず、一日中降り続きました。

2019年10月25日

快活倶楽部盛岡バイパス店で目が覚め、無料サービスのモーニングセットをいただきながらインターネットで最新の道路状況と天気予報をチェックします。

設備も整っていて快適、そして荷物を両手に持っていた私の為にドアの開け閉めをして下さった親切な店員さんと、とても良い印象で初のネットカフェ宿泊を終えました。8時00分、エンジンに火を入れます。
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しかしここは盛岡、道路まで快適というわけにはいきませんでした。いきなり朝の渋滞に巻き込まれます。
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高速に乗りこめればもうだいじょうぶです。西根まで快適に走りました。
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西根から紅葉の八幡平を目指します。頂上付近はもう終盤という事ですが、大沼は最盛期という情報を得ています。ここを右折すれば、間もなくアスピーテラインです。夜間通行止めですが、朝は8時30分から通行ができるようになります。時計は8時50分!さあ行きますよ。
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下の方はむしろ紅葉は早めなくらいですね。気持ちの良いワインディングを楽しみながら走ります。防寒対策は万全、寒さは感じません。しかし、手先だけは別で、グリップヒーターの温度調節は厳冬期以外にはめったに使わない5段階中4段目、雨の予報に故障を恐れて置いてきた電熱グローブが欲しいくらいです。
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大沼の付近に駐車場があり、そこへ車両を停めました。IMGP0041

かろうじて大沼が見えます。なるほど紅葉は素晴らしいですね。残念なのはガスがかかっていて遠景が見えないことと、写真にすると発色が良くないことだなあ。肉眼ではもっときれいに見えました。
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スノーシェルターがところどころにあり、せっかくの景色が見えなくなるのが何とも残念な所です。
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あれなんだろう、勢いよく湯けむりがあがっています。側によると、何と地熱発電でした。松川温泉にあるのは地図にあったので知っていましたが、アスピーテラインにもあったんですね。
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源太岩展望台にて。ガスが濃くなってきて遠景は霞んでいました。本当は絶景が楽しめるとされているのですが、残念です。台風が通過中ですからね。雨に当たっていないだけましと思った方が良いでしょうね。
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次は熊沼で。ここも眺望は望めませんでした。でも、熊沼は見ることができましたよ。
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見返峠を通過します。ここを越えれば秋田県です。
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その先の駐車場スペースへ車両を停めました。さすがにここからの眺めはなかなか良かったです。しかし、風が強くて車両のサイドスタンドが浮く始末。離れれば転倒させてしまいます。早々に退散しました。
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さあ、雨が迫ってきているよ。
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アスピーテラインから西に向かって降りていきます。この道も走りが楽しめます。そして景色の美しさも負けていません。
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八幡平ビジターセンターまであと1㎞!でも、雨が降る前にやらなければならないことがあるので立ち寄りはできませんけど。
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観光バスも来ていますね。後ろについて走りました。
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R341へ出ました。バスとはここでお別れ、私は右へ行きます。
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後部カメラから。R341 もこれまた飛び切りの紅葉が見られました。
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R341がR282にぶつかったら、右へ。走ってすぐ、ん、看板に湯瀬渓谷の文字が。ちょっと寄ってみますか。
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大地平までなら300mか、ちょっと行ってみますか。
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鉄道境をくぐります。花輪線ですが、なかなか風情のある鉄道ですね。これで旅するのも面白そうです。
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橋の上から渓谷が見られそうです。
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鉄道橋の橋脚が紅葉で包まれていました。
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反対側はこちら。
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ここが大地平でしょう。どことなく夕刻を思わせる景色ですが、まだ10時です。
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さて、この地域の雨予想は15時からとなっています。雨は猛烈な豪雨になるかもしれません。余裕を見て14時30分に妻の実家へたどり着けるようにしなくてはなりません。残り時間は4時間30分もないのです。ここからカシオペア連邦ライダースラリーのコンプリートを目指します。効率よく回らなければ間に合いません。まずは旧浄法寺町にあるみちのく記念館を目指します。

R282から県道6号に入り、山林の奥地へと入っていくと開けて農地がありました。
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そこから右へ折れると間もなく未舗装の私道の入り口にカシオペア連邦ライダースラリーの幟を発見しました。慎重に走ります。
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女性がその道歩いていて、案内してくれました。ここがみちのく記念館、別称愛輪塾です。
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かつての畜産学校の牛舎、豚舎を借り受け、そこへ古今東西のオートバイが並べられています。入場は無料ですが、維持費が年間100万円ほどかかるとのこと。ガソリンタンクの寄付箱があり、そこへお心づけを入れる仕組みです。ここは別枠で紹介しますが、なかなかに感動的な展示物で少し多めに募金いたしました。そして、ラリーのバッジ「二戸」を頂きました。

次は一戸を目指します。一戸で目星を付けていたのは小鳥谷のサラダボウルです。こずやと読むそうなのですが、知らなければとても読めません。

浄法寺IC付近から一戸まで峠を越えていきました。峠道は湿った落ち葉でぬるぬる、なかなか手ごたえのある走りになりました。
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サラダボウル到着です。時刻は12時20分です。そろそろお昼にしようかな。朝にパン2枚食べたきりだからな。
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うーん、なんかしっくりこないなあ。それでも食べずにはいられません。あんパンとプリンをいただきましょう。そして、バッジ一戸をいただきました。バッジはあと二つ、残された時間は2時間!
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一旦来た道を戻ります。そして二戸駅前に出ました。ここのなにゃーとの3階に二戸観光協会があるのです。そこへ立ち寄りました。
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ここだここだ。
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観光協会でパンフレットとマップをいただきました。マップはタンクバッグに入れることを想定したサイズになっているそうです。気が利いていますね。ライダーがメンバーにいる証でもあります。
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次は軽米を目指します。選んだのはミル・みるハウスです。

13時25分到着です。空はもう今にも降りそうなほど暗くなってきています。
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ここでお昼にしました先ほどあんパンを食べてしまったので、ミニ丼にしました。そして、3個目のバッジをいただきました。ちなみに、ここは例のキャッシュレス決済で5パーセント還元できるそうですが、残念ながら飲食物は現金のみの券売機で食券を購入せざるを得ませんでした。
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ぽつりぽつり来ました。合羽を出して着こみます。13時50分、出発です。大降りになる前にコンプリート出来るでしょうか。
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最後の4つめはここ、まさざね館です。ここでは妻と、ウェアラブルカメラの事でお世話になった同僚へのお土産としてクッキーを買いました。
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4つのバッジ、コンプリート!あとは二戸のなにゃーとへ戻るだけですが、さすがに雨が心配です。それは明日以降にして、妻の実家へと直接行くことにしました。義父へ電話を入れました。いま伊保内です。あと10分から20分くらいで到着します。
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「伊保内なら10分かからないよ。それじゃあ待っているから。」

何とか雨が降る前に到着しました。時刻は14時25分でした。荷物を義兄に運んでもらい、車両は屋根の下へ入れさせてもらいました。そして、一息つきます。テレビでは三度の千葉の豪雨が報じられていました。

秋の東北ツーリング2日目に続く


2019年10月24日

当直が明け、自宅に帰ったらひと眠りします。昼過ぎに自然に目が覚めました。昼ご飯を食べ、シャワーを浴びたら愛車の前に荷物を運びこみます。サイドバッグはすでに付けていたので、タンクバッグをタンクへ、60ℓ防水ドラムバッグはリアシートに、すぐに荷物が出せる30ℓ防水バッグはその後ろに括り付けます。14時10分、エンジンスタート。

ここ2回の台風で水があふれそうになっていた中川の横を走ります。関東は今日も夕方から雨予報です。その前に東北へと行ってしまいたいところです。
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三郷から常磐道へ入ります。空はどんよりと曇り、いつ降ってきてもおかしくはない感じです。
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料金所を通過。14時31分、三郷料金所を通過。
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守谷SAに立ち寄って荷物積載のチェックをします。あれ、ウェアラブルカメラ忘れてきた~!ドラレコがあるから要らないと思って用意していなかったのですが、ドラレコの場合ファイルがいっぱになると上書きされてしまいます。それじゃあ旅の記録として用をなさないと気がつき、慌てて前日に用意して充電したのです。もちろん、時間はなかったので会社で!しかしそれをそのまま忘れてきちゃいました。小さいカメラなので気がつかないうちに上に荷物でも乗せられたらレンズに傷でもつきかねません。同僚へメール、保護してもらいました。

道はガラガラに空いています。250CCなりに気持ちよく走行できました。掲示板には道路情報ラジオで通行止め情報、とあります。FMしか受信できないインカムなのでどうにもできません。おそらくあれでしょうけどね。
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思った通りだったようです。19号で水没した水戸北ETC出口は閉鎖中、重機で整備が続いていました。
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いわきまで走ったら、磐越道へ入ります。そのまま常磐道を仙台まで走ると近いのですが、フクイチのすぐそばを通る線量の高い地域を走行することになるのです。山のmochiさんにも相談したところ、避けられるのならわざわざ線量の高い地域を走らなくても、と言われ、こちらを選択しました。距離は30㎞ほど多く走ることになります。
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17時15分、磐越道中ほどの阿武隈高原SAで一休みしました。200㎞ほどぶっ通しで走ったことになります。寒さを感じたので豚まんとアメリカンドッグを食べ、温かいコーンスープを飲みました。そしてここで先日買ったイエローコーンのオーバーパンツを穿きました。
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それと、暑い時期には感じなかったヘルメット内の風の流れですが、寒くなって実はかなりあることが分かりました。耳の当たりに風の流れを感じます。これがアライと比べて快適さを感じるところだったようですが、寒くなるとそれが逆転します。それなら、これはどうでしょうか。紙を折って挟み込み、エアアウトレットを塞いでみました。結論から言えば、ほとんど効果は感じられませんでした。
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阿武隈でかなり早めですが給油をしておきました。走り出す時にはもう辺りは真っ暗です。やがて郡山ジャンクションに差し掛かりました。ここはもちろん、仙台方向へと進みます。
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さて、次はどこで休憩しようかな。安達太良は近すぎだしな。その次という吾妻かな。
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18時21分、吾妻PA到着です。夕食にはちょっと早すぎかな。温かい物を飲んだら、もうちょっと先行きましょう。雨の予報が出ていたので、合羽を着こみました。
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夕食はどこにしようかな。菅生がいいかな。しかしその菅生SA、妙に車が多くて駐車スペースを探すうちに出口付近に来てしまいました。逆走するわけにもいかず、そのまま本線に出てしまいます。ま、いっか。次行きましょう。

もうちょっと走った鶴巣PAに入りました。ここはレストランの表示がありますからね。ところが、この鶴巣、レストランは20時まで!現在時刻は20時20分。なんてこった、いい加減お腹空いたなあ。仕方なく自販機の台湾飯をいただきました。そして妻に電話を入れて現状を報告します。

長者原SAに着いたのは21時08分でした。
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先ほど台湾飯を食べてしまったので、豚みそ丼小盛を注文しました。これでも多すぎるくらいです。
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食べながら長者原SAの天候予報で明日の天気の確認をしました。やはり明日は雨になるようです。しかし、どうやら太平洋岸は荒れ模様ですが、山沿いは午前中までなら何とか持ちそうな感じです。地図を広げて計画を練り直します。

当初計画していた、遠野と龍泉洞はあきらめて、むしろ八幡平はどうだろう。それなら、北上江釣子をスルーして仙台南まで走った方がいいでしょう。泊まるところは夏に目星を付けていたネットカフェにすればよいのです。

そうと決まれば、ゆっくりした方がかえって良いのです。中途半端に23時台に高速を降りるより、0時を回っていた方が割引が効くのですから。1時間以上ここでゆっくり過ごしました。

最後に紫波SAに立ち寄り、時間調整をします。さらに給油を済ませて、23時50分SAを出発します。
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0時03分に仙台南で降りたら、記憶を頼りに走ります。そして快活倶楽部盛岡バイパス店に到着しました。
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個室へ入り、一安心。
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秋の東北ツーリング1日目に続く

寝室を模様替えしたところ、テレビがうんと近くなってしまいました。ベッドサイドに置いた床頭台の上に置くことになってしまうからです。
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少しでも距離を稼ぐためと、せっかくの床頭台の上を整理するために壁掛けにすることにしてみました。早速ホームセンターへ行って壁掛け金具を物色します。しかし、気に入ったものはありませんでした。どれもかなり壁からの距離があるのです。ぴたり壁に付けるには金具を自作するしかなさそうです。
買ってきた金具はこれ、本来は棚を作る時に使うコの字型のステンレス材です。これを二つに切って4㎜ネジで固定します。ところで、困ったことが一つ。録画用外付けHDDと接続するUSB端子が裏面についているのでこれを使うと壁付けできないのです。さてどうするかなあ。とりあえずは無しで。
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次は、壁の中の桟の位置を超音波センサーを使って探し当てます。
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丁度良い位置の桟が見つかったので、そこへ下穴を開けます。PA151562

計測して2つ目の穴も開けます。
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ちょっと一息入れますか。ガリガリ君リッチ玉子焼き味を食べて一休みします。
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氷菓というより、玉子焼きですね。玉子焼きを凍らしてもここまで玉子焼きではないでしょう。そこまでしっかりと玉子焼きです。
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休憩が済んだら、その次にかかります。一旦金具を外してネジの頭が入る穴を開けます。ここにいれて下にずらして固定するのです。なんかずれてしまったけど、なんとかなる範囲だな。
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金具を取り付け、転倒防止用ストラップを切った物をねじ止めします。
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壁に木ビスをねじ込み、そこの頭に先ほどの穴を入れ、下に引いたらストラップをねじ止めします。もちろん、下のこの位置にも裏に木桟はあります。
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そして数日後。アマゾンで買った90度USB端子が到着しました。
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これでもう大丈夫、万全にHDDに録画した番組を見ることができるようになりました。
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ケーブルも一か所にまとめて、見た目にもすっきり。そして床頭台の上には娘が技術家庭科で作った、タッチセンサーライトを載せました。

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今年の春、高校の担任だった方がお亡くなりになりました。それから初めてのクラス会がありました。場所はいつもの神楽坂です。

食べて飲んで、笑って。そして2次会は担任の家にお邪魔いたしました。驚くべきことに、担任の奥様が我々を迎え入れてくださっているのです。その家は赤い屋根の家です。奥様のピアノで赤い屋根の家を歌いました。

そしてお土産までいただいでしまいました。神楽坂の名物です。
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春に叙勲され、その直後に旅立ってしまわれた担任を忍び、額縁をクラスで贈りました。ご自宅にその額を飾る大役?を仰せつかった私は精一杯の作業をいたしました。

人は2度死にます。一度目は肉体が死んだとき、もう一度は誰もその人を思い出さなくなった時だと、永六輔は言っていました。クラス会が続く限り、担任は2度目の死を迎えることはできそうもありません。そして赤い屋根の家は永遠に歌い継がれることでしょう。

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