三毛ジャガーの物欲日記

オートバイ、自転車、登山、カヌーカヤック、スキーなどアウトドアレジャーを楽しんでいます。物欲にまみれていて欲しい物は買う、戴く、無い物が欲しければ作ってでも手に入れております。

2019年06月

12速もある時代に何をいまさらという内容ではありますが。

私のリカンベントバイク、TW-BENTのアクションプラスはVT-TWO購入時に搭載していたコンポを主に、その他余っている部品を利用して組みました。このブログの始まりはまさにそこ、2012年7月のことです。リア9速、フロント2枚で今まで来ました。

前回のレース時に、リアスプロケットにシフトがあいまいな部分ができてしまいました。要するに摩耗が進んできたのです。

チェーンチェッカーで伸びを計測すると、やはり0.75が入るようになってしまっていました。仕方がないなあ。チェーン買うか。でも3本必要なんだぜ。
イメージ 1

いや、まてまて、チェーンを買うだけではだめでしょう、スプロケットも同時に変える方がベターとされているはず。

いやいやいや、も少し待たれよ。どうせそこ替えるなら、どうせなら11速化しちゃうのはどうだ?

が、しかしそこで問題になるのはハブです。10速ハブに組み込める11速スプロケットもあるにはあるのですが、ものすごくワイドでサーキット走行に向くギア比の物はありません。さてどうするかなあ。11速ハブで135㎜、クイックシャフト、ディスクの物はなかなかないですね。無いわけではないんだけど、値段がなあ。

なら、間をとって10速化するか。それならハブの問題はないし。しかし、シマノさん同じ10速でも引き代が変わってしまってシフターを替えたらディレイラーも替えなければならなくなっています。なんてこった。マイクロシフトに以前のシマノコンパチがあるにはあるけどなあ。

ま、いっか。こうなればまとめて換装だ。
イメージ 2

買ったのはフラットバー用シフター右のみと、11t~25tリアスプロケット、リアディレイラー、それに10速チェーン3本。左に8速スプロケットとチェーンがありますが、これはちょっと違う用途で使用します。
イメージ 3

今10速を買うとなるとシマノの場合ティアグラになります。
イメージ 4

今まで12t~27tでしたが、11t~25tとギア倍数を増やしました。52t×12tではツインリンクもてぎ逆回りでのファーストアンダーブリッジ手前のコーナー進入時に脚が回り切ってしまっていたのでそれの対策と、登りでも38t×27tは使わないのでこれで十分と考えたのです。そう、全てはもてぎエンデューロに合わせた選定なのです。
イメージ 5

パーツインストールは一応トルクレンチで行いましたが、このグレードはロックナットにワッシャーが入っていないのでガリガリとしていて適正トルクもなんかどうでもいい感じですね。
イメージ 6

グリップを抜いてシフターを入れ替え、仮固定します。
イメージ 7

ディレイラーとチェーンも換装しました。そしてワイヤーはアウターもすべて新品に。
イメージ 8

それから1週間、ようやく時間的に余裕があった今日、久しぶりに走ってみました。ストライダのイベントをやっていたようです。
イメージ 9

駆動部が新しくなるとシフトもスパッと決まるし、チェーン鳴りもしないし、非常に気持ちよく走れました。公園内だから飛ばさずに緩やかに流すだけですけどね。
イメージ 10

フロントは既存のパーツをそのまま使っています。
イメージ 11

チェーンリングはそもそも9,10速兼用ですからね。
イメージ 12

そろそろ帰らなくっちゃ。夕食作らなくてはいけないからね。この腕時計については、またの機会に。
イメージ 13

駆動部が良くなったのですが、他にまた少しいじりたくなる部分が出てきました。
イメージ 14


梅雨晴れ間を狙った?奥秩父永遠の時間を訪ねる旅

0700 関越自動車道三芳SA集合(給油可能)=42,2㎞=0740花園IC

ーR140-皆野寄居道路ー秩父蒔田ICーR299ー28㎞三芳SAから70㎞、0815ガソリンスタンド

ー志賀坂トンネルー25㎞ー0900さざなみの岩(恐竜の足跡)0920-11㎞-0940まほーばの森~上野スカイブリッジ~不二洞見学1145

まほーばの森~3㎞~1200道の駅上野(昼食、イノブタが有名)1300

道の駅上野ー5㎞-1315慰霊の園、旧黒沢家住宅見学1430

黒沢家住宅ー2㎞-県道45号ー19㎞-R254-3㎞-15:15道の駅しもにた(休憩)1530

道の駅しもにたー1㎞-ガソリンスタンド(R299のガソリンスタンドから約70㎞)

ガソリンスタンドー1㎞-1545上信越道下仁田IC=26.8㎞=藤岡JCT=64.7㎞=1700三好SA(解散)

さざなみの岩は恐竜の足跡が残る岩で、山のmochiさんと先日見てきました。悠久の歴史を感じます。

まほーばの森から上野スカイブリッジを渡りますが、30分に一回シャボン玉が出るなどの演出もある、「不思議な公共事業」の一つです。

不二洞は関東最長の長さを誇る鍾乳洞で、その全長は2.2㎞にも及ぶのだそうです。

道の駅上野ではイノブタ料理が楽しめます。あるいはまほーばの森でイノブタバーベキューと言うのもできなくはないです。

慰霊の園は1985年8月12日の、日航機御巣鷹山墜落事故の慰霊と記録を目的とした施設です。旧黒沢家住宅はそのすぐそばにあり、江戸時代の18世紀中ごろの建築とされ、国指定重要文化財です。

道路は基本的に2車線、群馬県道45号線の一部に1.5車線がある程度で、快適に走れると思います。

  • 恐竜の足跡は良いですね。 削除
    九太郎 ]
    2019/6/15(土) 午前 8:22
    返信する
  • 顔アイコン
    > 九太郎さん
    5日のブログに写真をアップしましたが、大変感激いたしました。

    鍾乳洞より恐竜で攻める手もありますね。 削除
    2019/6/15(土) 午前 9:30
    返信する
  • 顔アイコン
    実はつい先日(17-18)また秩父を走ってきました。
    おもしろかったですよ。なるべく早く新しいブログに出します。
    13(木)、昔の同僚との水元公園散策の会は、なかなかよかったです。これはつい先程up roadしました。
    Exblogの調子もご参考までに。 削除
    2019/6/21(金) 午後 4:41
    返信する
  • 顔アイコン
    > 山のmochiさん
    ありがとうございます。参考にいたします。ブログの移行もそろそろ本気で考える時期になってしまいました。また相談させてください。 削除
    2019/6/21(金) 午後 9:38
    返信する

マジヤバい!

7時に三芳SA待ち合わせですが、二人とも早く集合してしまったので20分も早く出発してしまいました。メンバーは私と山のmochiさん。

関越を花園で降りたらひたすら西へと進み、合角ダム前に立ち寄ります。
イメージ 1

ダムカード配布しているのですが、9時からとなっていて現在8時20分ですからまだ無理でした。
イメージ 2

その先は県道282号線ですがやがて道は林道となり、二子山登山口へと出ました。本当はR299からも来られるのですが、埼玉県警のサイトにトンネル付近で通行止めの情報があったのです。しかし、逆方向からくる車があり、尋ねたところ通行できるようになったとのこと。なんだ、そうだったのか。帰りはそっち通っていましょう。

さあ、登るぞ。
イメージ 3

登り出してわずか5分、股峠に到着です。左へ行けば東岳、西へ向かえば西岳です。東はガイドブックに一般ルートではない、安易な入山を控えるようにとの記述があり、今回はパスすることにして西岳に向かいます。
イメージ 4

西岳には登山道が2種あり、我々は自分たちの実力を知っているので一般コースを選択しました。
イメージ 5

登り出すと岩が大きく壁となって立ち上がっています。右にも左にも赤布がついていますから、左へ行くと恐らく上級コースでしょう。クワバラクワバラ。右へ進みます。
イメージ 6

一般コースでも登りごたえ十分な傾斜が待っています。
イメージ 7

傾斜は結構凄いですよ。どう考えても60度は越えているでしょう。
イメージ 8

だんだん上が見えてきました。
イメージ 9

頂上かな?いや違った、上級コースとの合流点でした。ここから先は稜線の上を歩くので、極端な登りはもうないかな。
イメージ 10

いやいや、結構手強い登りが待っていました。
イメージ 23

そして、登頂です。いや~マジ怖かった。
イメージ 11

両神山の眺望に優れた山です。
イメージ 12

下にR299と思われる道が見えました。帰りはあそこを通って帰りましょうか。
イメージ 13

さて、下山しましょう。げげ、ここ通るの!
イメージ 14

良質なホールドスタンスはふんだんにあるのでノーロープが基本でしょうが、怖がりな私はやはりないと不安になるので確保をして進むことにしました。ロープ無しでは万が一落下したら、相方は見ている以外何もできないのです。
イメージ 15

「見た目より怖くないですよ。」
イメージ 16

通過してから振り返りました。あそこ通ってきたの!これマジヤバくね?
イメージ 17

これルートかな?
イメージ 18

「岩の頂上を通過するのが一番よさそうです。」
イメージ 19

ある程度の所でアンザイレンは解除しましたが、もしかして早すぎた?ここ下るんだって!
イメージ 20

いやまだまだ、ここも下ってきましたよ。
イメージ 21

さすがに岩はそこまで、後は土の上を歩けます。ふう、精神的に疲れました。
イメージ 22

崖の下まで降りたところで、休憩しました。
イメージ 24

休憩が済んだら股峠に向かってトラバースしていきます。途中に炭焼きの窯と思われる遺構を発見。ここで作った炭を担いで降ろしていたのかと思うと先人の根性には頭が下がります。
イメージ 25

ロッククライマー向けと思われる分岐案内板もありました。
イメージ 26

残置ボルトの残る壁面下を通過します。
イメージ 27

やがて股峠へ。ここまで来ると本当にほっとします。
イメージ 28

無事下山、本日の登山は終了しました。ああ、本当に良かった。
イメージ 29

着替えて、ご飯食べて、そして荷造りして、
イメージ 30

出発!R299へ出て、志賀坂トンネル入り口へ。ここに車両を停めて、二子山を振り返ります。いや、本当にすごい山登ったものです。
イメージ 31

その後山のmochiさんの案内で恐竜の足跡の残るさざなみの岩を見学します。いやこれ、本当にすごいですね。かつてここに大型、小型恐竜が生息し、砂地だったこの岩が水平だったと思うと時の流れを感じずにはいられません。
イメージ 32

その後神流川沿いに走り、土坂峠を越えてR299へ再び戻ります。そうそう、こんな神社があるから立ち寄ってみましょう。オートバイの安全祈願をしている神社です。
イメージ 33

何とも充実の一日でした。お声がけがなければ行くことのない山だったと思います。山のmochiさんには本当に感謝です。

  • これは凄い傾斜(というか崖?)ですね。
    俺は多分腰が引けてしまって無理かも(笑)。 削除
    九太郎 ]
    2019/6/6(木) 午前 0:28
    返信する
  • 顔アイコン
    ナイス!

    70も半ばという歳になるとこういう山への自分1人での入山は好ましくないと思っていましたが、三毛ジャガーさんに快くサポーターをひきうけていただき、数年来の念願が叶いました。
    安全確保にザイルまで出していただき感謝の限りです。
    ツーリングも楽しみました。行きには矢久峠、下山後は志賀坂峠から神流川へ降りてまた土坂峠に上り返し。山道を手頃な大きさのオートバイで巡ることがこれまた至福。
    うちの奥方と猫への土産のマタタビのツル少々、喜ばれています。 削除
    2019/6/6(木) 午後 0:49
    返信する
  • 顔アイコン
    追伸、帰路も合角ダム脇を通ったのですから、寄れば良かったですね。
    三毛ジャガーさんがダムカードコレクターなのを失念していました。
    ダムの中程を横断する斜張橋からの景色もなかなか良いものなので、「ダムにまた寄ってみませんか」と言おうか、どうしようかと迷いながら塚越交差点を直進してしまいました。 削除
    2019/6/6(木) 午後 5:31
    返信する
  • 顔アイコン
    > 九太郎さん
    写真で見るよりはましですよ。一度行ってみませんか。九太郎さんならノーロープで大丈夫でしょう。

    私の確保はしてね。 削除
    2019/6/6(木) 午後 6:00
    返信する

なんてこった!

一緒に出る予定だった妻の脚にトラブルがあり、前日になっても軽快しないので出走をキャンセルすることにしました。じゃあ、俺一人で?それじゃあつまらないよね。でも、ダイジョブ。

ほら、3台積車してあるんだよ。
イメージ 1

と言うのも、実は会社の同僚Aさんとそのご主人も参加していただいているのです。3人で走ればこの変化に乏しいコースでも楽しく走れるのさ。

バイクをセットアップして、車検を受ければ後は8時になるのを待ちます。プロトレックが8時になるや否や、スタート!
イメージ 2

Aさん夫妻、ロングライドイベントは初めて、というかスポーツサイクルに乗ること自体ほぼ初めてなのです。しかし生来の運動神経と根性の持ち主たちにはそれが信じられないほどしっかりと走り、いきなりアベレージが21㎞/hを越えます。
イメージ 3

走り出して15分、距離にして5㎞ほどでトラブル発生!Aさんの前に割り込みがあったそうで、Aさんブレーキを強めにかけてしまいます。そこへ後続のご主人接触、転倒してしまいました。

結構出血もありましたが、走行は可能という事でそのまま様子を見ながら走行を続けます。

空は薄曇り、気温も数日前の真夏日から考えればずいぶんと過ごしやすく、かつ風も微風程度と今まで参加した中で最良とも思える天気でした。
イメージ 11

ペースを巡航速度に戻しますが、ご主人も普通に走れているようで一安心。痛いは痛いでしょうが、どうにもできないので申し訳ないのですが取り合ず走り続けることにしました。
イメージ 12

コンビニに立ち寄り、消毒液とカットバンを購入。応急処置を奥様が施します。出血はほぼ止まっているようです。一安心ですね。
イメージ 13

速度は下がることなく、ずっと20㎞/hを越えて走り続け、第一チェックポイントへ到着です。ここでだいたい40㎞です。
イメージ 4

ポカリ、水、そして美味しかったのはバナナ!Aさん、バナナがこんなにおいしく感じるなんて、と驚いていた様子。体が成分を欲しているのでしょうね。

ひとしきり休んだら、走行開始です。
イメージ 5

南岸まで走り切ったら北利根大橋を渡り、東岸を走ります。
イメージ 6

風が弱いので、どの向きに走っても速度が落ちることはありませんでした。
イメージ 14

ご主人がやや遅れ気味になります。やはり落車の影響が出ているのでしょうか、気になります。
イメージ 15

奥様は全く元気!尻に痛みがあるという事ですが、良いペースで坦々と走っています。
イメージ 16

霞ヶ浦の遥か彼方に土浦のビル群が、前方には霞ヶ浦大橋が、かすかに見えています。もうちょっとですね。Aさんの心の声(どこがもうちょっとなの!)
イメージ 17

ほら、虹の塔があんなにはっきり見えているじゃないですか。20㎞/hで走っていれば、30分もかからないでしょう。
イメージ 18

霞ヶ浦大橋の袂に来ました。道の駅たまつくりが見えてきました。わたくしもAさんも、そこは仕事で一緒に訪れたことがあるので懐かしさを感じる所でもあります。
イメージ 19

霞ヶ浦大橋を渡ります。ここを渡り切ったら、すぐに第2チェックポイントですよ。
イメージ 20

「どこがすぐなの!」
ポカリ、バナナでちょっと休憩。芝生に横になって昼寝をしている人までいました。
イメージ 7

さあ、後はゴールまで走るだけです。風弱く、パーティに脚力の余裕があるので常に一定のペースで走れるので時間の読みが正確にできます。13時30分ゴール予想です。
イメージ 8

いよいよ土浦の街が近くなってきました。しかし真っすぐには行けず、大きく右に迂回しなければなりないので見た目より距離がありますね。
イメージ 9

ゴールの風車が見えています。
イメージ 21

市街地ではやはり走りにくかったのですが、幹線道路を外れれば今までの走りの続きを楽しめます。

イメージ 22

風車横を通過、ゴールまであとわずか!がんばれがんばれ。
イメージ 23

計算通り、13時30分にゴール。
イメージ 10

オフィシャルに記念写真を撮っていただきました。お仕事中、ありがとうございました。
イメージ 24

お腹減りましたね。湯楽の郷へ行きましょう。お昼ご飯を食べ、温泉に浸かり、そして足裏マッサージ!
イメージ 25

参加されたAさん、ご主人、本当にお疲れ様でした。お怪我が大事なければよいのですが。今日はゆっくりお休みください。初めてとは思えない、ナイスライドでした。

  • ナイス!

    霞ヶ浦は広いだけでなく、湖の形がカエデの葉のようで湖岸一周コースは100kmほどはあるのでしょうか?

    このあたり、鹿島鉄道の廃線あとを撮りに行ったことがありますよ。 削除
    2019/6/2(日) 午後 9:52
    返信する
  • 顔アイコン
    > 山のmochiさん
    大会からは96㎞とアナウンスされております。初めてのスポーツサイクル車でこの距離を走り切ったご夫婦には敬意を表したいと思います。 削除
    2019/6/2(日) 午後 10:19
    返信する
  • 顔アイコン
    一度行きたいと思ってはいるのですが・・・
    ブログを見ていると一周130km位あるようなので、不安で行けなくています(今まで1日100kmが限界)一人だし疲れた上に往復の運転がありますので(^_^;)
    ショートコースもあるようなので・・やっぱ挑戦してみようかな(笑)
    参加お疲れ様でした。 削除
    2019/6/3(月) 午前 5:10
    返信する
  • 顔アイコン
    楽しそうですね! 削除
    2019/6/3(月) 午後 4:40
    返信する
  • 顔アイコン
    > じじくんさん
    大会アナウンスでは96㎞とされています。霞ヶ浦大橋を渡らなければ本当のカスイチ、こちらが130㎞あるのかもしれません。もっとありそうにも感じますが。 削除
    2019/6/4(火) 午前 11:22
    返信する
  • 顔アイコン
    > ぶーぶーさん
    気の合う仲間とのサイクリングは何物にも代えがたい魅力があります。本当に楽しかったですよ。 削除
    2019/6/4(火) 午前 11:22
    返信する

↑このページのトップヘ