※タイトルへのつっこみは禁止とさせていただきます。
蓮田SA6時集合にしたので、朝ごはんを食べながら到着を待つつもりで45分程前に現地到着。そこで驚きの光景が!
何と、もう二人とも来ていたのです。何時に家出たのでしょう。え、4時!一番手前のスズキボルティはご存知九太郎さん、その隣スズキバンディットリミテッドが今日が私と初顔のNさんです。
朝ごはんを食べながらインターコムをヘルメットへ仕込み、接続します。ブリッジ接続なのでちょっと不安定になることもありましたが、概ね大丈夫そうです。インターコムはV4を2台とV8が1台です。
250㏄4気筒という、現在ではもう作られていない形式のエンジンを積むバンディットリミテッド、燃費を考えて蓮田で給油してから出発します。ちょっと出発が早すぎるなあ。日光IC出た所のGSの営業開始は7時30分、そこを逃すとちょっとね。ま、いっか。
高速道路はやや流れが悪く、また車間距離をほとんどとらないキャリアカーが後ろから迫ってきたりと気を遣うこもありましたが、朝のさわやかな風を切って走る快感は猛暑にうんざりしていた生活からの脱出を感じさせてくれました。
蓮田から1時間弱、休憩を入れることを提案しました。インターコムは本当に便利ですね。大谷PAで一休みします。
Nさんのご厚意でバンディットリミテッドに跨らせていただきました。シートが低く、ステップが高めなので膝の曲がりが大きくて長時間の走行は結構きついとのこと。なるほど、こんな感じか。乗って見なくては分からないこともありますね。
お隣はグース250でした。
宇都宮からは日光宇都宮道路、遠くに日光連山を見ながら快適に走ります。
日光ICで降り、計画通りの給油所に立ち寄ります。大谷PAでゆっくりしてきたし、高速道路の走行も計画よりさらにゆっくりだったこともあり余裕で開いていました。
いかにも日光らしい杉並木を行きます。
日光駅の先を右折すれば、その名も霧降大橋を渡ります。ここを渡り切れば、いよいよお楽しみのワインディングの走りが楽しめます。
気持ちいい!
けど、すぐに駐車場へ。車両をここへ残し、霧降の滝観瀑台へ向かいます。
苔むす石の道を行きます。雰囲気もいい感じ、そして景色もなかなかです。
いよいよ観瀑台へ!
これが霧降の滝かあ。すぐそばを何回も通過しているけど、見に来たのは初めてです。
上下2段になっているので、縦位置パノラマで撮影してみました。
霧降の滝の向こうには、今日これから行く予定の霧降キスゲ園地天空回廊が見えています。雲が低いですね。眺望はどうか、気になる所です。
車両に戻ったら、さあ、走るぞ!
霧降高原キスゲ園地レストハウス前に到着しました。ハイキングの準備をして、いざ、天空の回廊へ!
栃木県、大丈夫か?今どきの子供はおそらく元ネタ知らないぞ!
さあ、1/1445段から登り始めましょう。
同行の二人は昆虫類に異常に詳しいので解説を聞きながら登ることが出来ました。ガイド料払っていないのが不思議なくらいです。
100段を過ぎたころ、あ、俺忘れ物している!先行ってて、追いつくからさ。
一旦車両へ戻って、キーを抜いてから二人を追いかけます。アラームが鳴ってしまうので、キーを抜くのを最後にしているのですが、荷物を背負ったりしているうちに忘れて歩き出してしまったのです。
小走りに階段を上って、追いついた!ああ、汗びっしょり。
天空回廊はこの先が本番ですよ~。
きついなあ。でも1300段を越える辺りから、さすがに先が見えてきましたよ。
展望台に到着!今登ってきた道が見えます。駐車場も見えますが、自分たちの車両は見分けることはできませんでした。ずいぶん多くの2輪車でにぎわっています
空には黒い雲が。降ってもおかしくないような天気です。風が気持ちいい。しばらく展望台で休憩しました。
下りは途中から迂回路を歩きました。昆虫が豊富、花もたくさん咲いていて、鳥の声も数種確認できました。ウグイスが印象的でしたね。というか、それしか確実には言い当てられません。
「あ、展望台で3人で写真撮るの忘れた!」
とNさん。
「あ、そうだったのか、じゃあもう一回登るか。いや、冗談。」
「一瞬冗談じゃないと思っちゃいましたよ。」
車両へ戻ったら、さらに北へ向かいます。お腹が空いてきました。大笹牧場へ向けて走ります。牧場の中の様なワインディングを走ります。開放感があってとても気持ちの良い道です。
大笹牧場へ到着。2輪駐車場へ誘導されて入ります。たまたま隣になったGSX-R1000の若者に声を掛けられました。
「バンディット400ですか?」
「いえ、250です。」
「そうですか、僕前に250乗っていたんです。これ綺麗にカスタムしてありますね。ちょっと写真撮っていいですか?」
Nさんのバンディットリミテッドはフルパニア仕様で、キャリアなどは他車用の流用、ステーなどを自作されている力作です。九太郎さん、Nさんもなんか私たちと同じ匂いのする男だね。
R1000の彼も一緒にジンギスカンでも、いや僕もう食べちゃったので。早いね、まだ11時前だよ。ま、いっか。3人で食べましょう。
ジンギスカン欲張りセットを注文。
ジンギスカンは十余年ぶり、と九太郎さん。美味しくて、最初は量が多いと思ったけど結局全部平らげてしまいました。それとセットについてきた牛乳がものすごくおいしかったです。
お土産を買ったら、虫のキーホルダーやさんでウインドーショッピングを楽しみます。
お腹がいっぱいになったところで、再び「退屈ではない道」へ繰り出します。スタート前、左ミラーがグラグラになっていることに気がつきました。体が当たっちゃてゆるんだかな?左手で締めこんで何とかします。インターコムから停めて直しませんか、と声を掛けていただきましたが、左だし、何とか持ちそうだから次の休憩まで引っ張ることにいたしました。
メッシュジャケットから入る風が心地よく、さわやかな気分です。途中、給油を一回しました。
「寒い!」
トンネルに入って思わず口から出ました。
「この感触はバイクならではですね。」
Nさんが返してきます。なるほど、これが車なら気温の変化なんか全く感じることはなく走ってしまいますからね。
川治ダムの堰堤の上を走ります。アーチ形の形そのままの道となっています。
道の駅ゆにしがわ手前で、九太郎さんから眠気の訴えあり、急遽立ち寄りました。Nさんに工具を借りてミラーもしっかりと固定しました。Nさん、ありがとうございました。
休む九太郎の隣でNさんと私でモーターサイクル談義をしておりました。ひと時の仮眠を経て九太郎さんも無事復活、再度元気に出発しました。
ダム湖を眼下に走ります。
時々センターラインがなくなるので注意が必要ですね。飛ばし過ぎないように!
塩原の温泉街を通過したら、最後の立ち寄り地、もみじ谷大吊橋へ向かいます。通行料金300円を払って渡ります。暑くて参ってきます。
結構揺れがあります。縦の振動もあるし、ロールもわずかながら感じられます。足元はグレーチングがはめられていて下が覗けます。そしてダム湖の上は涼しい風が吹き、立ち寄ってよかったなあ、という気分になりました。
カワウがいました。お出迎えご苦労様です。
全国のあちこちに恋人の聖地なる物がありますが、ここにも作られていました。はい。
黒い雲が見えますね。雨降らないといいのですが。それにしても、このダム湖、カヌーで探検したら面白そうです。でも、艇を降ろすところがなさそうなのが残念。
ダム管理事務所へ立ち寄り、ダムカードをいただきました。堰堤の上に出てみると、目下大放水中でした。その向こうに吊橋が見えます。ダムの放水、見たいじゃん!でも、なぜか道が無くていけませんでした。違う所から入るのかな?今日は時間が限られているから、無理せず戻りましょう。
河童の石像がありました。尻子玉抜かれないように気を付けなければいけないですね。
ちょっと水分補給を。ゆずジンジャーエールという不思議な飲み物を購入。250円でした。楽しかったあの頃の懐かしい味なんだそうですが、私には初めての味です。ゆずが生姜に勝っている感じで、それよりさらに甘みが勝っている感じかな?250円ちょっと高いなあ。
千本松ホウライ牧場横を通過し、あとは西那須野ICから高速で戻るだけです。
ランプウェイを駆け上れば、家はすぐそこ!
でもなかったですね。今日の疲労が蓄積してきていてライディングがだんだん辛く感じられるようになってきました。さらに舘林あたりからは風は熱風と化してきました。これはいけません。
蓮田SAで最後の休憩。水分と糖分の補給をしました。
三郷南で3台そろって降り、コンビニ駐車場で解散しました。九太郎さん、Nさんをご紹介いただき本当にありがとうございました。初対面だけど気を遣わずに済む方で、(ほかの誰でも気を使わないのは内緒)礼儀正しく大変に気持ちの良い方でした。またご一緒する機会をぜひ作ってください。
Nさん、ご参加いただき、本当にありがとうございました。かなりハードな行程となってしまいましたが、無事終了できたこと嬉しく思います。次回はもう少し緩い企画にしましょう。
バイク旅も良いものですね‼️地図を見ながら拝見いたしましたが、いいルートで楽しまれたのが伝わってきます。天空回廊お疲れ様でした。
ただ、バンディットに跨がってる写真ですが、首怖いかも知れないです…
高原の風が爽やかだったことでしょう。黒い雲を気になさっておられたとおり、前日だったらにわか雨に遭ったかも知れませんね。
キスゲはもう終りでしたか?
ボクの大好きなシモツケソウがありますね。山野草の愛好家には人気の花です。
次の機会にはぜひお声をおかけ下さい。
スケジュール、インカム、先頭、燃料のお気遣いなど、こんなに気持ちの良いツーリングは初めてでした。
本当にガイド料をお支払しないと…
とても良い体験、思い出になりました。
暑さが通りすぎたら、またよろしくお願いいたします!
もう少し修行しておきます。
そう、かつては人気機種だったのであちこちで目にしたものですが、年数が経ってきているので個体数をめっきり減らしているようですね。goose350の出物をチェックしているとは、さすがですね。
顔がわれることを妻が嫌うので、人前にさらす時には首をヘルメットの中へしまっておくことにしています。怖がらせてごめんなさい。
一緒に行った九太郎さんからも、是非ST250の君と走りたかったと言われました。機会があれば、是非お願いいたします。ちなみに、車両の性能差もあるのでしょうが、ワインディングでは山のmochi様が最速です。ご一緒される時にはのんびりお願いいたします。
こちらこそ、いろいろとお心遣いをありがとうございました。ここぞという所で出てくる塩分補給や工具、それにお気遣いをいただくお声がけなど、大変に参考になりました。今後の人生に行かしたいと思います。
気の早い話ですが、次は紅葉と観瀑を絡めたツアーなどいかがでしょう。日暮れも早くなるし、もう少し近場で、のんびりと。
ツーリング良いですね、先月CBR250F(古い)を手放しました。昨日はFTRでドコドコ走ってました(^_^;)
今は、暑いのでチャリよりバイクがきもちいいですね。
いやいや、暑くてエアコンの無い車両は厳しいです。
でも、乗ってしまうのは私もじじくんさんと一緒です。そういう人種なのですね。