三毛ジャガーの物欲日記

オートバイ、自転車、登山、カヌーカヤック、スキーなどアウトドアレジャーを楽しんでいます。物欲にまみれていて欲しい物は買う、戴く、無い物が欲しければ作ってでも手に入れております。

2018年02月

妻の用事に付き合い、松戸までドライブしました。行先は伊勢丹です。
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そうなのです、皆さんご存知でしょうが、伊勢丹松戸店は3月21日をもって閉店となるのです。
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妻の用事は本屋でしたが、駐車場を無料にするのにちょっと金額が足らないし、お昼もたまにはデパ地下の弁当にしようかと地下に下りました。中華総菜を買いました。

なんか寒いね、鯛焼きでも食べようか。天音という店の鯛焼きを買いました。カスタードには胡麻が振ってあります。無い方はこしあんです。
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胡麻とカスタードがよく合います。一度レンジで温めてから、オーブントースターであぶってカリカリにしました。説明書通りです。
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私は百貨店は伊勢丹に限らず、あまり利用しなくなっています。たまに好日山荘に来るくらいですね。妻も以前は化粧品は伊勢丹松戸店に来ていたのですが、最近はドラッグストアで済ませているようです。かつては買い物と言えば、ここだった時代もあったんですけどね。なくなるのは贈答などでは不便になるし、寂しさも感じますが、かといって積極的にはここで買い物をしてこなかったので文句も言えない感じです。

街の景色がどんどん変わっていくこと、これも時代と呼ぶのでしょうか。

クレジットカードのポイントを交換して得た食事券が期限となってしまった1月31日、もったいないのでどこかへ食べに行くことにしました。どこへ行こうか。遠くは嫌だな、路面凍結も心配だしね。S君と行ったイオンモール成田で食べますか。今度は一人ですけどね。
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おいしかった~。
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次はどこへ行こうか、なんてね。もう決めてありますよ。せっかく成田に来たんだから、というかそこへ行ってみたくて成田にしたのです。そこがタイトルの所です。しかし、その手前にこれを発見、立ち寄りました。
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空の駅 風和里しばやまです。寒いので着ぶくれしていますね。さらに電熱グローブも使用して万全の体制です。
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懐かしい!これ新婚旅行で乗りましたよ!ターミナル間の移動に空気浮上式のシャトルシステムです。ここで余生を送っていたんですね。
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もう少し先を左折、そして航空科学博物館入り口交差点も左折します。そしてここへ。ターボプロップ機が迎えてくれます。
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さあ、館内へ。いやその前にこれ見てからにしましょう。セスナ195”朝風”です。
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星形レシプロエンジンですね。オーバーヘッドバルブで、駆動はプッシュロッド式ですね。空冷ならではフィンが美しいですね。
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天井こそ低い機内ですが、前後には意外なほど広くて、後席足元にはたっぷり荷物が置けそうです。
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もういいから中入ろうぜ。いや、入り口にこれがあるじゃん。
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いやいや、時間なくなっちゃうから早く早く!入場料500円のチケットを買って入場します。入場したら、747Section41 500円というツアーが目に留まりました。何時から?14時25分集合か。現在13時40分。これ、定員あるのかな、早いけど申し込んでおこう。

さて、集合時刻までまだまだ時間があるので、館内を見ていきましょう。おお、ジェットエンジンが展示されているぞ。でもこれ、小さいな。
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小さい分構造が分かりやすいですね。さらにカットモデルにして解説しているのでなおさらです。
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DC-8の車輪のカットモデルです。実際に着陸時の激しいブレーキングでホイール部まで削ってしまったものだとか。恐ろしい!
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中央の円がYS11の、外側がDC-8の機体を表しているのだそうです。YS11の荷室はものすごく狭いですね。これでは大型スーツケースの運搬に制限がかかるわけです。
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こちらは747”ジャンボジェット”のカットモデルです。二階席、一階席とあり、そして荷室だけでもDC-8と比べてもはるかに大きいことが分かります。驚くべきことに小型乗用車が横向きで積載できてしまうんですね。
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いやいや、何より驚いたのは展示されている小型乗用車がなんと!ホンダN600という希少車だったことです!どういう縁でこの車を積んでいる展示にしたのでしょうか、謎です。しかもそのN600の宣伝まで入っています。
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N600 のフロントサスはコイルスプリングで、ストラット式でしょうか、そしてFFです。当時としては先進的ですね。リアは残念ながらリーフですが、コストを考えると悪い選択ではないかもしれません。
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いや車を見に来たんじゃないのですよ、次行きましょう。DC-8のコックピットへもぐりこみます。
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ラダーペダルが遠いなあ。でもシートの動かし方が分からないや。計器はアナログメーターだらけなのでなんとなくではありますがなんとか分かります。
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コックピットからの見晴らしです。死角が大きくてあまりよく見えませんね。実際の飛行中は高速なので、目視した時にはあっという間に後ろに行ってしまうので、視界が悪くてもあまり困らないという話は聞いたことがありますが、これではタキシングにも事欠くのではないでしょうか?
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こちらは747-400なので計器がデジタル化されていますね。素人にはかえってわかりにくいです。
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今度は客室内へ入れます。憧れのファーストクラスです。
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そしてCAの職場、ギャレーです。使い方が全く分かりません。軽量コンパクト、動揺にもこぼさず、そして美味しい料理、飲み物を提供できるようになっているので、独特の使い方なのでしょう。
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模型を動かすツアーが始まりました。ちょっと子供向きの内容かな?あるいはお子さんが参加者にいたので合わせたのかもしれません。
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翼の断面とエンジンの展示です。翼の中の燃料タンクは747でドラム缶1000本ほどの容量だとのこと。
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さあ、集合時刻だ。あれ、集合していないぞ?
「今回のセクション41ツアーのお客様はお一人ですので、ちょっと早いですが出発します。」
おお、マンツーマンツアーですね。贅沢な気分です。早速747-200Section41へ上ります。セクション41とは、747型機をそれぞれのパートに分けて製造し、組み立てるうちの先頭の部分に当たる部位の呼称だそうです。この部分にはコックピットはもちろん、様々な航空機の心臓部が集まり、一番見るべきものが集まっているのだそうです。
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機内へ入ると、一部がカットされて内部が見られるようになっています。解説員による丁寧な説明が聞けます。今回特別にマンツーマンで時間にも余裕があるからと、普段しない所までより詳しくお話してくださったとか。
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驚いたのはこのむき出しのワイヤー類です。操縦系統から直接このワイヤーを引っ張って尾翼のラダーやエレベータ―を動かしているのだそうです。最終的には油圧で動かしているのですが、そこまで約70mをワイヤーの張力に頼って操縦しています。自転車のブレーキワイヤーだって、前輪と後輪ではワイヤーの長さの違いから操作性に違いを感じるのです。それが70mとなると微妙な感覚なんて伝わってこないんじゃないかなあ。そして梁に開けられたワイヤーの通る穴が見事ですね。
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「今の航空機はフライバイワイヤーとなって、ケーブルを使って電気的な信号でコントロールしているのでこのようなワイヤーはありません。」
フライバイワイヤーになって整備もずいぶん楽になったでしょうね。これをうまく調節しろなんて言われたら、本当に大変だったでしょうね。

見る物見る物、皆面白いのですが、特に面白かった物を紹介します。

これが747のドアです。外へ開くドアなのですが、ボディの内側に入っていて、しかも寸法が開口部よりドアの方が大きいという不思議なドアです。そのままではもちろん開かないので、上下の部分を折りたたみ、一旦内側に寄せてから片側を外へ出す仕組みになっています。ドアヒンジにリンクが組み込まれているんですね。与圧でドアが万が一にも飛んでいかないようにするための仕組みだそうです。
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ドアには面白い仕組みはまだあります。
「ドアを閉め、ボーディングブリッジを外したら機内アナウンスがあります。

”乗務員はドアモードをオートマチックに切り替えてください。”

777などではアームドにしてください、と言っていますが、同じ意味です。安全ピンを外し、このレバーをオートマチックに切り替えるのです。オートマチックにするとこのシャフトが下にあるラフトと呼ばれる滑り台兼用いかだが床に固定され、ドアを開けると自然に開いてガスが注入、滑り台が出てくるのです。しかし、次に空港についてドアを開ける時に万が一オートマチックモードのままだと外にいるボーディングブリッジの作業員は危険にさらされてしまいます。だから、CAがマニュアルモードに切り替えたのを確認して窓越しに合図を送って、外から開けてもらいます。実は外から開けると自動的にオートマチックモードがキャンセルされるようにできているのです。」

実際に動かしてみると、外のレバーから伸びたワイヤーが引っ張ってモード切替レバーを動かすことが分かります。
うーん、うまくできている!

次は2階へ行ってみましょう。747には何回か乗っていますが、この先には私行ったことがありません。
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ついにコックピットへと入りました。解説員からレクチャーを受けます。

「操縦席の手前にも計器盤がありますね。」
「はい、航空機関士の席ですね。」
「そうです。今の飛行機にはありません。その役割を二人の操縦士でできるように、機械が進化したのです。」

さらに前に進みます。
「このレバーは何だかわかりますか?」
「スラストレバー、エンジンの出力をコントロールします。」
「はい、その通り。4本あるのはエンジンが4つ付いているからで、それぞれを独立して操作できるようになっています。普段は同時操作するのですが、トラブルが発生したエンジンを停止して他3つだけを操作するなんてことも可能なのです。ではその前についているこの子レバーは?」
「リバースレバーです。着陸後にブレーキをかけられる速度まで落とす時に使われます。」
「正解です。詳しいですね。」
いえいえ、それほどでも。一時期PCのフライトシミュレーターで遊んでいたものですから。ほどほどに知っているのです。
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「これは自動操縦装置です。これに数字を入力するとその高度、速度、方位を維持して飛べるのです。それでは速度を200ノットに落としてみてください。」
「これでいいですか?」
「はい、できましたね。」
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「大韓航空機撃墜事件の時に、この装置への入力を間違ってしまって領空侵犯になってしまったのですか?」

「いや、あれはこちらのナビゲーションシステムだと考えられています。GPS衛星がない時代に開発されたもので、使う時に非常に癖があるのです。ジャイロを使って計測した加速度を積分して速度を、速度をさらに積分して位置を出していたのです。」

「加速度計だけでは誤差が大きそうですね。」

「ジャイロなので加速度検出も意外なほど精密で、案外使い物になっていました。成田からこれで飛んでハワイが目視できるところまで誘導で来たようです。もちろん今のGPSも利用したもののように航路を外すことなくどこまでも行けるわけにはいきませんでしたが。信頼性向上のため、3つジャイロナビゲーションシステムを搭載し、差異が生じたら多数決で決定していました。」

「信頼性がやはり、第一なのですね。」

「最初のファミコンが8ビット機でしたが、このシステムは4ビットなのです。それでも月へ行ったのと同じ性能で、今では考えられないほどの低性能ですが、そのぶん信頼性は抜群に高かったのです。」
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頭上のスイッチにも工夫があります。大事なスイッチは一度引っ張ってからでなければ動かないのです。席に着く時に頭をぶつけたくらいでモードが変わってしまうのを防ぐ意味です。
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「それでは、席に座ってください。どちらでもいいですよ。」
「せっかくですから、機長席へ座ります。」
「なぜ、貴重席が左だか知っていますか?」
「はい、航空機は船に倣って、接岸する左側を上位にしているからです。」
「知っていますね。でも実は、ヘリやオスプレイは右側が機長席なのです。」
「え、なぜでしょう?」
「ヘリは左側にコレクトレバーがあり、窓からレバーが遠い方が地上も見やすくなるし、乗り降りもしやすいのです。」

操縦席は左側にオフセットされています。なんだこれ、操縦しにくいぜ。
「いや、この座席は狭いコックピットで、席に着く通路を確保するために左に寄せてあるのです。前から3番目のレバーを上にあげると、中央に寄ってから前に動きます。」

シートをセットします。目の位置を合わせるマークへ高さ、前後位置を調節。さあ、それではいきましょう。

タキシーウェイから滑走路端へ、そしてタワーから離陸許可のコール。
「Tower、MIKE050、ready for Departure.」
スラストレバーを前に倒し、ブレーキを解除。
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いいかげんな所で機内観覧へ戻りましょう。
「ここは操縦士たちの脱出口です。政府専用機では違う使い方をしていますが、わかりますか?」
「ああ、国旗を出していますね。こっから出していたんですか。」
「そうなんです。747は操縦席の窓が開かないので、ここから出すのです。もうじき777型機に変わるのですが、あれは窓が開くので窓から国旗出すでしょうね。」
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さて、楽しかったセクション41ツアーも終わりました。ここで紹介したのなんて、ほんの一部です。まだまだ面白い所が沢山ありましたよ。

次はDC-8フライトシミュレーター搭乗をしましょう。申し込みました。こちらは100円とリーズナブルです。ただし、操縦席は2名だけ、私は乗客6番になってしまいました。それが始まるまで館内の続きを見ます。

ベルX1実物大模型がありました。
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シートは座布団のような物、そして視界はほぼゼロ、一人乗り、実験機。意味合いとして棺桶と大して変わりませんね。
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本当に、面白い展示が目白押しなんだよなあ。全部紹介できずに残念です。こんなものまでありました。ファルコとか、
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メーヴェ、あとギガント、フラップターにタイガーモス号まで。ハウルも飛ぶ姿でいましたね。
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さあ、いよいよDC-8フライトシミュレーターに搭乗です。
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機長席には日本語ができない人が乗り、説明がどうもかみ合いませんが落ちる心配はないのでまあいいでしょう。
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横浜、東京都心などを巡って再び成田空港へ着陸。

コックピットに向かって声をかけました。
「Hey,captain、thank you nice flight.」

彼も返します。
「You are welcome.

私たちのジョークに、機内に笑いが起こりました。

展望フロアに登ってみました。成田空港がよく見えるだけではなく、管制機器も展示されていました。さすがにレーダーまでは動いていませんでしたが。残念!
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館外へ出て、外の展示を観ました。YS11に乗ってみましょう。
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今まで機会が無くて、YS11に乗ったことはなかったのです。初めて乗る機種ですが、思ったより狭くてびっくり、それ以上にドアが小さくて、かがまないと頭をぶつける寸法には驚きました。頭上の荷物置き場もバスより小さい位で、扉もないので固いものなどは危ないので載せられませんね。
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二重反転ローターヘリコプターもありました。このタイプ、ソビエトのカモフが有名ですが、西側にもあったのか。と思ったら、まさにそのソビエトのカモフでした。しかも個人所有だったとか。どんな金持ちが輸入したんでしょうね。複雑なローター回転軸のリンクは見ているだけで整備、調節が大変そうでうんざりします。金持ちは自分で整備することなんてないもんね、関係ないか。
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駐車場の反対側に、成田空港空と大地の歴史館があります。こちらも是非見ておきたかった施設です。入場無料です。
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ここは三里塚、機動隊と反対派の血みどろの闘いが幾度となく行われてきた地なのです。その歴史を正確に、どちらに偏ることもなく淡々と展示してあります。
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のどかな農村だった成田に、御料牧場があったことが悲劇の始まりでした。そこを利用する空港予定地とされ、その周囲は突如立ち退きを要求されたのです。困惑する住人達。説明会は決定事項を伝えるだけ、話し合いの場を求めても応じない国と空港公団。退去しない住人に対する嫌がらせもありました。反対派は些細な罪でも逮捕され、さらに警察による拷問、嘘の自白強要なども公然と行われるようになります。

様々な手を使って団結して戦う反対派を切り崩し、分断を狙う国。いよいよ追い詰められた反対派住人が最後に頼ったのは新左翼でした。暴力の応酬は双方に死者を出すほどになります。

手紙も多く展示されています。反対派は暴力的で反射社会的と思う人でも、この人達の手紙を読めばそれが全てではないことがわかるでしょう。ごく普通に、農業に従事し、結婚して幸せに暮らしたかっただけなのに、なんでこんな目に合うのかって。そろそろ普通の青年に戻りたいなんて記述もあったように記憶しています。詳しくは空と大地の歴史館でご覧ください。

結局、強引な国のやり方はかえって反感を買って、最終的に当初の計画を断念せざるを得なくなります。しかし、これに懲りないのも日本という国、沖縄で再び同じようなことをしていますね。

暗くなってきました。閉館時刻も迫ってきたし、そろそろ帰りましょう。
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