三毛ジャガーの物欲日記

オートバイ、自転車、登山、カヌーカヤック、スキーなどアウトドアレジャーを楽しんでいます。物欲にまみれていて欲しい物は買う、戴く、無い物が欲しければ作ってでも手に入れております。

2017年04月

午前中に完成させたマムタン号です。すぐにでも乗ってみたくなるのが人情というものですよね。シェイクダウンさせて、もう一度各部の調整をして本当の完成ですしね。

いやその前に、保安部品を付けましょう。ポジションライトと、
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テールライトもね。リフレクターが付いていないので、点灯させて走行しました。
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早速妻を誘って乗ってきました。
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まずは葛飾の名店、キャラントへ。お世話になった方への贈り物を買いに来たのです。宅急便で配送もお願いしました。
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その次に園芸ショップへ行きました。
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妻が育てるハーブ3種を買いました。重たい土はこれには乗せられないので、妻の自転車へ。ステムが歪んだら困りますからね。
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さすがにこれだけでは物足りないので、リカンベントに乗って江戸川堤を軽く流してきました。
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今日は風呂掃除を済ませてたら、即作業開始。9時頃でした。

ヘッドをばらしたままだったので、洗浄とグリスの詰め替えを行いました。玉当たりの調整は意外に面倒で、調整ボルトはステムを折りたたまないと出てこないのです。ステムを伸ばさないと玉当たりの具合は分かりにくいし。2~3回の調整でビシッと決まりましたけどね。
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リムのゴールドに合わせて、買って置いたゴールドのブレーキアウターケーブル。三菱JEEP J-53ゴールドブラック仕様にイメージを重ねてみました。
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ブレーキの片効きの調節はシングルピボットなので、13㎜ハブスパナで行います。この辺りはデュアルピポットから入った人にはないノウハウでしょう。俺も年取ったなあ。
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外していた部品を戻し、チェーン洗浄、給脂などを実施すれば、この形になりました。
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次は、これをステムに付けます。
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位置はなるべく下の方がいいかな。ステムの強度は十分ありそうですが、それでもこの長いステムですから、なるべく負担を減らしておきたいのです。
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リクセンカウルのクリックフィックスでトートバッグを付ければ、
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こんな感じに付きました。
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ついでにリクセンカウルのバッグも紹介しましょう。ここにポケットがあります。中には防水カバーが入っています。
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持ち手のホックを外して防水カバーのホックを留めます。
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こんな感じにできます。ひったくりの予防にもなるでしょう。
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輪行袋も付けてみました。
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それでは、試しに折りたたんでみましょう。まずはクリックフィックスのリリースボタンを押してトートバッグを外します。一瞬で取れます。
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シートポストを下げます。シートチューブの角をやすりで丸めておいたので、スムーズに下がります。
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軸のボタンを押して、ペダルを折りたたみます。
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ノブスターを回してステムを開放します。
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あれ、クリックフィックスが当たって畳めませんでした。もう少し上にするしかないなあ。
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クリックフィックスの金具を緩めて位置をずらしたら、いよいよメインフレームの折り畳みです。リリースレバーを押してから主レバーを引きます。
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出来た!
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輪行袋に入れてみます。
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やっぱり上が閉じないのは変な気がしますね。
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収納袋についていたストラップを回してみました。半分はこれで大丈夫そうです。
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ストラップは肩を入れられるし、重量も軽いので大変気楽に使えそうです。
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もう一度組み立ててクリックフィックスの位置の調節と、その後に試験走行をしました。サドルの傾きが私とは合わないので、調整します。シートピラーはどこかで見た形状ですね。NITTOUとあります。さすがはBS、日東の特注品を使っていたんですね。細かい部分を見ていくと、この自転車にはただならぬ愛情をそそいで開発したことが見えてきます。
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そして、すべての作業が終了しました。あとは工具類を片付けましょう。
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あ、ベルが出てきた、これつけたら本当の終了ですね。

マムタンさん、本当に良い物をありがとうございました。これからもこのブログでは時々顔を出すでしょう。ブログだけのつながりで、リアルでは見ず知らずの私へのお心遣い、感謝してもしきれないくらいです。

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    こんにちは
    すばらしいですね。みんな自分でやってしまうんですね。
    好きこそものの上手なれといいますね。
    人まねしない生活スタイル、個性的で魅力あふれています。リッパ。
    究極の物欲主義、ひとは道具はなければまことにただの人ですね。
    これは「たのしい生活主義」というイデオロギーです。 削除
    a87427 ]
    2017/4/23(日) 午後 1:47
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    いよいよ完成しましたね!
    相変わらず器用な三毛ジャガーさんです。
    持ち運び便利な自転車です。どこへでも一緒に
    行けますね! 削除
    beat1 ]
    2017/4/23(日) 午後 6:50
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    > a87427さん
    人は道具がなければただの人、なるほどその通りです。道具を所有し、使いこなしてこその人間ですね。より人間になるべく、精進を重ねていきたいと思いました。ありがとうございます。 削除
    2017/4/23(日) 午後 9:26
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    > beat1さん
    器用ではないのですが、いい機械をいじっていればとりあえず幸せなのです。本当にいい時間を過ごせました。 削除
    2017/4/23(日) 午後 9:28
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    仕事やご家庭のことなどお忙しいでしょうに
    思いの外、早いレストア完成にビックリです。

    それに細かなパーツの解析も、とても勉強に
    なりました。パナのトレンクルを意識していた
    はずなので、BSとしても当時はこだわりが
    それなりに強かったのですね。

    見違えるようにリフレッシュしてもらえて
    トラ次郎(旧姓)も泣いて喜んでいるに
    違いありません。これからトラの
    生活に役立つ活躍ぶりをブログで
    拝見できるのを楽しみにしています。 削除
    2017/4/24(月) 午前 7:23
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    > マムタンさん
    トラ次郎、いい名前ですね。葛飾区に住む自転車には最適です。名前もいただきます。

    特注品の数々には驚くばかりでした。特にバテットスポークには心底驚きました。このような機械は触れているだけで開発陣の熱い思いが伝わってきます。 削除
    2017/4/24(月) 午前 7:29
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    ボクには分らない専門用語がたくさんありましたのでチンプンカンプンでしたが、できあがりを見て、結果には驚嘆しました。
    寅次郎が格好良すぎるので、町に買い物に出たときなど、妖しいやつに掠われないよう十分お気を付け下さい。 削除
    2017/4/28(金) 午後 11:24
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    > 山のmochiさん
    分かりにくかったですね、ごめんなさい。お分かりにならなかったのは恐らく専門用語ではなく商品名だと思います。リクセンカウルは自転車のバッグ類のブランド、クリックフィックスはそのブランドのワンタッチ脱着機構です。 削除
    2017/4/29(土) 午後 10:34
    返信する

実は今日は当直明けなのです。自転車で帰宅し、私道を歩く日本郵便の職員が手に持つEMSラベルの付いた袋を目にしました。


もう寝られるわけはありませんね。まずは検品、アリエクスプレスへ支払い命令をして、その後はご飯を食べる間も惜しんで作業開始。

ハブは使うので、まずは現行のホイールをばらします。タイヤとリムフラップを外すと、リムの割れが確認できました。
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スポークも再利用するので、ニップルを外していきます。
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14インチだとスポークも短いですね。
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さて、スポークは何番でしょうか?んん、なんか変だぞ。あ、よくみたらなんと!この短さでバテットだ!中央部は15番、両端は14番でした。この長さでバテットとは、驚くべきことです。他に用途はないはずなので、絶対に特注だと思います。そして一体何グラムの軽量化になったのか、そして1本の価格はいくらだったのか、興味は尽きません。ブリヂストンの本気というか、マニアックなこだわりに触れた気がしました。マムタンさん、気が付いていましたか?
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スポークの頭に、このマークが付いていました。これ、なんていうブランドの物なんだろう。
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リムの新旧で、ERDに変わりがあります。スポークをそのまま使うと長すぎるのです。
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そこで、スポークのネジ部を長くして対処しました。使うはホーザンスポークネジ切り器C-700です。長さの違いは2㎜程度なので、カットはしていません。リム直径は変わらないのでニップルから飛び出たスポークがチューブに当たる心配もないでしょう。
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14インチは私の持っているセンターゲージが使えません。直径が小さすぎるのです。そこで、オバーロックナット寸法を計測し、その中間点に印をつけておきました。ここにリムの中心が来ればいいのです。あとで剥がしやすいマスキングテープを巻いてから印をつけました。ちなみに、リアハブは120㎜、フロントハブ100㎜でした。
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元のニップルはDTのニップルセッターが使えないので、手持ちのDTブラスニップルを使いました。
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ハブにマークが入っているので、それをバルブ穴と一致させたいのですが、4本組(2クロス)と今まで組んだことのない組み方なのでよくよく考えてスポークを通していきます。前後ともイタリア組みにしました。
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組みあがったら、スポークテンションを測りながら、、、、。スポーク短すぎて計測不能じゃないですか。
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スポークの長さは同一であるので、ニップルの面まで締め込み、そこを始点にニップルを1回転づつ締めていきます。こうすればほぼ同じテンションになるでしょう。

ここでも問題点が!DTのニップルわましではサイズがぎりぎり、右から入れたら、リムの中をくぐらせられません。反対側から入れなくてはならないのです効率悪いなあ。
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リアでもおちょこがないので、センターも始めっからぴたりと出ました。
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ある程度テンションがかかってきたところで、振れを見てみます。なんと!振れ取りの必要がないくらい、きれいに回っています。案外いいリムだったんですね。
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ホイールが組めたところで、ハブベアリングのグリスアップをしました。
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グリスはゴム状に見えるほど劣化していました。
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ボールレースも、イメージ 17

玉押しにも虫食いは発生していませんでした。これなら大丈夫ですね。
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パーツクリーナーで洗浄し、新しいデュラグリスをにゅるにゅるっと。
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リアハブは片側9玉、フロントハブは片側10玉でした。
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ガタなく、ゴリゴリもなくスムーズに回る調子にしてビシッと締め付ければグリスアップの完了です。
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マムタンさんから頂いたタイヤを付けて、チューブも新品にすれば、
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ホイールの完成です。今日はここまでにしました。
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中国の税関からなぜか販売者へ商品が戻された話まで書きましたね。

その後、販売者から戻ってきたので再度発送した、新しいEMS追跡番号は~、とコメントをもらったのが19日、そして今日、商品到着しました。中国の税関を再び通過していますが、この早さ。一体どうなっているのでしょうね。
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早速開けてみました。
厳重な梱包ですね。リムは、組んでいない時にはとても弱いのです。手でねじるだけで簡単に曲がってしまうほどです。
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ぷちぷちを外すと、ゴールドの美しい輝きが確認できました。これこそ、まさに私の求めていたリムなのです。
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ホール数とサイズ、ゆがみや傷などの欠陥の有無を確認します。全く問題はありませんでした。改めてPCに向かい、AliExpressへアクセス、confirm goods receivedをクリックしました。これで販売店へアリエクスプレスから代金送料が支払われることになるでしょう。販売店の評価は最上級の星5つ、そしてコメントには「通関のトラブルがあったが、販売者が見事に解決した、商品もよい物だった」というようなことを書いておきました。

初めての個人輸入でしたが、結果的には無事に済みました。トラブルもありスリルのある物でしたけどね。

5月3日にはツインリンクもてぎで自転車レースがあります。私の最大のライバル、ファントムさんが出場しなさそうという非常に残念な情報が流れているのでモチベーションが上がってこないのですが、それでも過去の自分の記録を越えたいという野望は持っています。

過去2回の出場で12周回をしているので、これを何とか13周へもっていけないかと画策しています。それじゃあ練習かというと、これも前回までだって同じくらいやっているのでそれだけでは望みは薄く、機材への投資をすることにしました。

具体的に言えば、後輪をチューブラーへ、前輪をETRTO451へ変更しようと思っています。今あるホイールを組み直してしまうとチューブラーでトレーニングやサイクリングへ行く羽目になって辛いので、もう1セット用意することにしました。451ディスクハブ仕様なんてホイールはまず手に入らないので、もちろん手組します。

ハブはひょんなことで余ってしまっているセンターロック式ディスクがあるのでシマノにしました。スポークは前輪はカットしてネジを立てて使うのでいいのですが、後輪用は買うことにしました。そこでスポーク長計算機をつかいます。ところが、シマノのサイトではハブのPCD寸法が書いてありません。また、フランジ間寸法は書かれているのですが、これがどこからどこまでの寸法なのかわからないのです。今回私の買ったデオーレXT FH-M8000は右45㎜左57.4㎜とあります。オーバーロックナットのセンターからの数字だとすると、その合計がフランジ間寸法だと思うのですが、それが102.4㎜にもなってしまいます。135㎜の間に、スプロケットとブレーキディスクを入れて、さらに102.5㎜も入れられますか?

試しに、今あるハブを計測してみると左右のフランジの間隔は57㎜程度でした。

一体シマノはどこを測っているのでしょうか?そしてPCDという根本の寸法をなぜ公開していないのでしょう。不思議です。そして、とっても困っています。

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