三毛ジャガーの物欲日記

オートバイ、自転車、登山、カヌーカヤック、スキーなどアウトドアレジャーを楽しんでいます。物欲にまみれていて欲しい物は買う、戴く、無い物が欲しければ作ってでも手に入れております。

2017年02月

ラジカセ修理の依頼が入りました。電源は入り、ラジオは使えるけどカセットテープの再生、録音ができないということです。

これがその依頼されたラジカセです。まずは現況の確認。再生ボタンを押してもテープは走行しません。しかし、モーターの回る音がします。開けてみなくては何とも言えませんが、恐らく駆動ベルトが破損、もしくは外れたのでしょう。
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開けてみます。最近はサービスマン以外に開けさせないために、特殊な工具が必要なネジ頭のビスを使うことがありますが、この製品は全てプラスドライバーで外せました。
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ネジも全部同じ長さ、同じ種類でした。ありがたいですね。ソニーもなかなかやりますね。
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次にテープデッキ部を外してみます。これもプラスネジ2本を外すだけで取れました。
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思った通り、駆動ベルトが切れていました。こうなると問題は二つ、一つはどのようにかかっていたのか、そしてもう一つは代わりになるものは手に入るのか、です。
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ネットで検索しても、良い物は高いか、もしくは輪ゴム程度の性能のようです。それならいっそ、輪ゴムを使ってみましょうか。
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何回か試すうちに、このようにかけると正常に動くことが判明しました。
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ドライブプーリー部でも交差させます。
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ベルトの組み付けが済んだら、組み立てます。抜いた(抜けちゃった)カプラーを戻して、
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あれ、この部品は何に使うんだろう?
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色々と考えているうちに、リバースモードセレクターレバーであることに気が付き、このように付けると問題なく収まることが判明しました。
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さあ、組み立て終了です。電源ケーブルをつなぎ、カセットテープを入れて、再生ボタンを押します。
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♪はぁるぅのぅぅうらぅぅうのぅう すぅみぃだぁぁあぐわぁああ~
ダメだこりゃ。ワウフラッタ―が盛大に発生しています。やはり輪ゴムではかわりはできないのですね。

ん?

切れたベルトをいじっていてあることに気が付きました。すべすべしている!

そう、ベルトは交差させてかけているのでお互いに干渉しています。そこで伸び縮みを発生させているのではないだろうか?

よし、再分解だ!

そして、バリコンの操作用べべルギアの余っているグリスをいただきます。それを輪ゴムに塗りたくりました。十分なテンションがかかっているのでプーリーとの間にスリップは発生しないでしょう。そして輪ゴム同士の摩擦は減じられるので、きっとスムーズに動くのではないでしょうか。
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再び組み立てます。何度も分解、組み立てをしているのでスムーズにできるようになってきました。この機種に慣れてきたのです。そして、空転させてしまってずれちゃったチューニング目盛りとバリコンの位置合わせをしてからケースに納めました。
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さあどうだ!
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♪はぁるぅのぅうらぁらぁの~すぅみぃだぁがぁわぁ~

ずいぶんましになってきました。もう音楽と呼べる範囲でしょう。でも、これじゃあ聴きたくないなあ。ましにはなってもまだまだワウフラッターがひどいのは明らかです。純正かそれに近い駆動ベルト買うくらいなら、新品買っちゃったほうがいいかも。オーナーにはそうお伝えしましょうか。

物を大事にすると言っても、限度がありますね。でも、面白かったなあ。

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    こんばんは

    素晴らしいですね~使い捨てって言われる時代に分解修理なんて! そんなところが大好きです 削除
    ぽぽめぐ
    2017/2/15(水) 午後 9:52
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    やりますね!

    ボクが直すのを諦めて捨てた、自動式スライドプロジェクターと8mm映写機はこの手の駆動ベルトでした。 削除
    2017/2/15(水) 午後 9:53
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    > ぽぽめぐさん
    好きでいてくれて、ありがとうございます。なんてね。おじさん同士でなにやっているのでしょうね。 削除
    2017/2/15(水) 午後 10:20
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    こんばんは
    大きな声では言えませんが、私はメカ音痴なんです。それだけで尊敬しています。肝腎なパソコンもチンプンカンプンです。
    何もない環境の中から、あれれと思っているうちのこんなに近代化してきました。
    50年前では信じられない世の中です。当時のものは畳と、箸と、茶碗くらいなもんです。 削除
    a87427 ]
    2017/2/15(水) 午後 10:21
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    > 山のmochiさん
    音響製品でなければ、スムーズさに欠けても動けばいいので安物の駆動ベルトでよかったかもしれませんね。それより、自動式スライドプロジェクターを個人でお持ちとは、そっちの方が凄すぎます。学校の備品以外にそれが必要な環境があったのか、それとも物欲だったのか気になります。 削除
    2017/2/15(水) 午後 10:25
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    > a87427さん
    昔の物の方が直しやすくて良かったという面もありますね。今は電気釜でさえ故障したら基盤交換と言われる始末です。昔はサーモスタットでがっちゃんだったので直せたんですよね。 削除
    2017/2/15(水) 午後 10:28
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  • プーリーのベルトは古い機械の鬼門ですねぇ。モノによっては輪ゴムでも代用できるのですが厳密な回転数制御が必要な部分だと伸びちゃうんですよね。
    実は自分では試してないけど暖めてるアイデアがありまして・・・自転車のタイヤのビードなんですが(古くなってくるとペリペリ剥けてくるアレ。コンチネンタルのタイヤが特にひどいアレ)・・・ケブラー製で丈夫で伸びない(たぶんラジカセのモーター程度の力では)素材なので同じ長さになるようにはじっこ1cmくらいの所を瞬着で繋いだら上手くいきそうなんですよね。
    自分の頭の中では。ちょっと試してみてください(笑)。 削除
    九太郎 ]
    2017/2/16(木) 午前 1:36
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    すごいですね~

    大昔、うちにも動かなくなったラジカセ、ウォークマン、ビデオカメラがありましたが、開けるとどうせ組み立てられなくなるので結局捨ててしまいました笑 削除
    2017/2/16(木) 午前 10:41
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    > 九太郎さん
    ケブラーベルトか~。ものすごいアイデアですね。完全に趣味の融合ですね。ケブラーの場合、接合と伸びが全くないという2点をどう攻略するかですね。モーターマウントに遊びを付ければ大丈夫かな?接合は接着剤ではもたなそうです。私が考えていたのは、糸で補強されたゴム板を円形に切り取り、そのまま縦に入れたらどうかな、なんて考えていました。それか牛革かなあ。 削除
    2017/2/17(金) 午前 10:42
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    > ぶーぶーさん
    接着や溶着していなければ、組み立てられますよ。何しろ製品として製造する過程では組み立てているのですから。むしろばらす方が難しい場合が多いです。押し込むだけで固定されるようなクリップやピンを使っていたりしますから。だから、安心してばらしてください。それに、どうせ捨てるなら一度は挑戦してみてもいいのではないでしょうか。 削除
    2017/2/17(金) 午前 10:45
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  • これ、自分模うろ覚えなのでまともに信じてもらってもちょっと困るのですが、大昔雑誌で読んだ自作修理の記事で「代替のベルトが手に入らないからギア駆動に変更した」なんていう大胆な修理があったんですよね。
    ホントにうろ覚えなんですが、「ヘッドクリーニングカセット」っていうのあったじゃないですか。カセットの形してて「ガシャガシャ」っていいながらヘッドのクリーニングをしてくれるやつ。
    その中から適当な大きさのギアを取り出して・・・いたような?
    すみません、マジでうろ覚えなので信じないでください。 削除
    九太郎 ]
    2017/2/17(金) 午後 0:03
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    > 九太郎さん
    そんな手もあるんですね。カムギアトレインみたいですね。高級デッキなら試す価値もありそうです。

    いつかやってみますか? 削除
    2017/2/17(金) 午後 10:11
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何かと家事などが片付かず、午前のかなり遅い時間になってようやく出発準備が整いました。昼食べてから行こうかと思うくらいになった11時42分、ようやく愛車に火を入れました。

外環、東北と強風をいなしながら走り、栃木ICで降ります。家から1時間ちょっとで鳥居をくぐりました。
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鳥居のすぐ脇にあるセブンイレブンで昼食と非常食、水分を購入しました。
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国学院の脇から登り、太平山神社の駐車場へ車両を入れました。もう景色がいいですね。でも、そもそも標高が341mしかない太平山です。こんなに登ってしまったら、登りがなくなってしまいそうです。使用地図の「太平山ハイキングコースマップ」が雑で、よくわからないのです。
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とにかく登ってみましょう。リアバッグをザックに組み替えて背負い、13時33分歩き始めました。
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坂を登るともうそこが神社でした。その脇から登山道がのびています。登山開始!
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え、山頂まで徒歩5分!心配したとおりだ、これはツマラナイ!
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家でプリントしてきた地図を見ながら、善後策を練ります。階段は長くはなく、辛い思いはしないでしょうね。
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すぐにこんな感じになります。
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樹林の隙間から見える眺望はなかなか楽しめますよ。
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これはしめ縄をくぐれということでしょうか?いや、立ち入り禁止なのかな?
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しかし、右の道を行けば巻道になっているようで、山頂が踏めません。下山路から登り返して山頂を踏みました。これ、案内板に従えば山頂ですよね。何もありません。山頂を示す看板も、奥宮の影さえも。狐につままれたようです。
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だれもいないので、まずはお昼ごはんにしました。パンを食べ、青汁を飲みました。
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さて、地図では晃石山まで60分とあります。その程度なら行ってみましょう。まずは富士浅間神社を目指します。地図ではそこが太平山341mと示されています。
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またまた、しめ縄です。ここはくぐってよかったんですよね。今回それを学びました。遠慮なく通過します。
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結構な登山道になってきました。古びた石段も風情を感じさせます。
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富士浅間神社到着。この裏手が山頂のようです。
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14時01分、登頂!何も見えませんね。眺望は見事にゼロです。とにかく、ここが本当の太平山山頂で間違いないでしょう。看板等は全くありませんでしたが。
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富士浅間神社から降りると、林道へ出ます。林道を横断したところに晃石山へ向かう道しるべがありました。
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ベンチがあります。眺望がいい所だからでしょうね。新宿ビル群やスカイツリーも見えましたよ。
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無線中継所へ向かう道にはところどころ雪がありました。しかしアイゼンは必要ありませんね。先日の寒波で雪が降ったことを予想し、念のため軽アイゼンを持ってきていましたが、出番はありませんでした。よかったよかった。
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14時23分、駒形石通過
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ところどころ眺望が得られます。
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分岐ですが、道しるべがありません。右を行きました。
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山頂?いや、まだ先がありそうだ。
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ここかな?
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おお、正解でした。14時33分、晃石山登頂です。ここには晃石山の山頂標識がありました。取って付けたような小さな物ですが。
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晃石山から少しだけ降りると神社がありました。晃石神社ですね。ここで道が分岐しています。清水寺(せいすいじ)方面へとりあえず向かいます。
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地図では白い線が引かれ、少し近道になっているコースがあります。恐らくここを左に行った道でしょう。時間的余裕が少ないので近道を行くことにしました。
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今までよりむしろ本格的登山道の香りがします。
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結構傾斜がきつめです。滑らないように、気を付けて通過しました。
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力水とあります。飲料水として使える水場でしょう。今日は十分な水を携帯しているので通過しました。イメージ 31

まだぎりぎり14時台ですが、うっそうと茂った林に夕方を思わせる光線具合としみじみとした雰囲気を漂わせています。
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アプト式モノレールがありました。何を運ぶのでしょうか?
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そのすぐ下で、ポン!と林道へ出ました。地図で確認すると林道西山田線、ここを左に歩いた方がいいようです。
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川を渡ったら、ここへ誘導されました。民家の敷地のように見えますが、案内板があるので間違いないでしょう。
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ここでもう一度確認します。手持ちの地図にはない、大中寺から謙信平へ直接行ける登山道があるようです。手持ちの地図ではぐみの木峠へ登るようになっているのですが、そこではなく案内図の道を行ってみましょう。
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古刹の雰囲気満点ですね。
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門の前には不許葷酒入山門の文字が刻まれています。もう25年酒飲んでいないので余裕で通過します。
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大中寺七不思議があるのだそうですが、暗くなっても困るのでここはスルーします。根なしの藤だとかが入っていましたね。
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再び登山道です。GPSの軌跡はどんどん太平山神社に近づいていきます。
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少し手ごたえのある坂道を越えると、謙信平に到着です。ここからの景色もいい眺めです。ここから、名物の階段が待ち構えているという情報が案内板にあります。さあどうでしょうか。
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天狗の投石だそうです。落石にしか見えませんが、私の目がくもっているのでしょうか。
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階段はうんざりする長さかと思いきや、
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案外あっけなく神社前に出てしまいました。
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15時44分、登山終了です。出発準備を整え、16時ちょうどにここを発ちました。
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往きは高速を使用しましたが、そもそも普段は自転車で通っているところです。帰りは一般道にしました。渡良瀬遊水地でちょっとブレーク。山のmochiさんとのツーリング計画では、太平山登山後に渡良瀬遊水地谷中村址を見に行くプランもありました。今度実行してみましょうか。太平山なら、案内できるようになりましたからね。

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18時30分、帰宅。スーパーに寄って妻に頼まれていた食材を購入しました。これで一安心。

物置塗装の続きです。

一度塗りで十分と謳う塗料でしたが、やはり私の技術では二度塗りしなければきれいに仕上がらなかったですね。
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二度塗りは縦に刷毛を入れました。
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屋根以外はローラー刷毛を使いました。もう一つローラーを買うだけのお金を節約したのです。
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塗り終わったら、乾燥する前にマスキングテープをはがします。
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乾燥を待つ間、こちらに手を入れましょう。こっちは正直、大変です。
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屋根がこんなに錆びてしまっています。呉のラストリムーバーを使ってみましょう。
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刷毛で塗って、そのあと水で洗い流します。真っ赤になった水が流れていきますが、正直ここまで来ていると効果は限定的ですね。うーん、どうしようかなあ。
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錆び色は薄くはなりましたが、この上から塗装するわけにはいきません。錆びの上から直接濡れると言う塗料もあるにはあるのですが、今回使用するのはそれではないしね。

やはり、紙やすりでこするのが一番でしょうね。
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この作業、全面やるのは大変だぞ。
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手前1/3まで終了。疲れた?なんのなんの、まだまだ!
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手が汚れてしまって撮影はしばらく中止です。

もう暗くなってしまいました。しかし、なんとか塗り終わりました。写真を撮ってびっくり、塗り残しあるじゃないですか。
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本体にはもちろんアイボリーを塗りましたよ。
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時間が前後してしまいますが、乾燥中の物置です。
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手にべたべたしなくなってきたので、ベランダへ搬送。組み立てます。
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外してあった部品を戻していきます。
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やっぱり稲葉だ、ネジを使わなくても形に組み立てられます。精度も非常に高く、組立も簡単です。背面板は上下を逆さまにして今回は済ませました。いずれベニヤを貼りなおしましょう。
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天板の固定はこの金具です。裏からのナットがプレートにたてられているので作業効率が優れています。また、背面板は後ろ側から手を入れる必要が全くないので、このように3方を囲まれた状態でも設置に苦労しません。固定ネジも正面側から留められます。
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扉の金具を戻していきます。
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完成!もう数日置いてシンナーを完全に飛ばしたら収納しましょう。
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分解したままになっていた物置ですが、ようやく塗装しました。

油性塗料を使用しますので、まずはガスマスクの準備です。有機溶剤用防毒マスクのカートリッジを交換しました。ゴムストラップはビロンビロンに伸びてしまっていますが、何とか使えるでしょう。
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続いてマスキングします。レールや、
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天板のアルミプレート、ネーム版など、さらに、
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扉のパッキンなどに施しました。
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洗浄から塗装まで日が空いてしまったので、ペイント薄め液で拭き上げました。
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塗料はこれを使ってみました。錆止めですが、上塗り兼用でしかも重ね塗り不要を謳っています。それでも重ね塗りはしようと思っていますけどね。一度塗りできれいに仕上げるのは難しいでしょうから。
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屋根は緑、本体はアイボリーにしてみました。これは時塗りなおした自宅を模したものです。
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屋根は刷毛塗りです。刷毛目が残ってしまいますね。どうやればうまくいくのでしょう。
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それ以外の部分はローラー刷毛を使って塗っていきました。元はグレーだったので、より明るい色になります。仕上がりが楽しみだなあ。
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乾燥をさせたら、もう一度上塗りをします。
気温が低く、風が強いと塗装にはシビアなコンディションでしたが、いい日を待っているといつになるのかわかりませんからね。思い切ってやてしまいました。
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2月3日に山のmochiさんに同伴していただいた奥日光戦場ヶ原スノーハイクですが、それは今日の為の下見だったのです。

今日は本番、職員山岳部の奥日光スノーハイク!

メンバーは女性3名で構成された職員山岳部、彼女らは富士山、燕岳、常念岳と夏山に足跡を残してきているのですが、冬山は全くの初めてだということです。それなら、私がご案内しましょう。ようこそ、冬の世界へ!!

5時30分、会社駐車場に集合しました。6時30分、羽生PAで朝食。そして8時45分、三本松茶屋到着です。首は取り外しておきました。顔はもったいないので見せませんよ!会社を代表する美女ぞろいです。
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職員山岳部は三本松茶屋でスノーシューをレンタルしてきました。
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予定では準備に時間をとられることを考慮し、10時出発と計画していました。しかしさすがは歴戦の強者ぞろい、あっという間に準備完了、9時30分には出発準備完了してしまいました。

雪原を行きます。ふかふかの雪の上に浮力を感じながら歩くのは楽しいのですが、想像以上にいい運動になります。さてバテないうちに帰ってこれるでしょうか?
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雪は4日前からさらに深く降り積もっていました。そしてさらに降り積もっていくのです。
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今回は4日前と逆コース、光徳入り口をまずは目指します。
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風が強く、地吹雪になることがあります。今日も樹林からは出ない方がよさそうです。泉門池方面をあきらめ、前回の逆コースを行きましょう。
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10時3分、光徳入り口到着。まだ30分しかたっていません。歩行速度は結構速いのです。山のmochiさんと同程度でしょう。先へ行って前から写真を撮りたいのですが、なかなかできません。
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あ、川に鴨が泳いでいるぞ!しかし、写真を撮りに行くと飛んで逃げてしまいました。
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気温は-10度くらいになっていたでしょう。歩いているとそれほど寒くは感じませんでしたけどね。

現在時刻を確認すると、10時20分。ちょっと昼に早いかな?出発が30分早まっているからね。どうしようかなあ。
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光徳沼のほとりに到着。時刻は10時27分。まあいいや、今から食事の用意をして、11時から食べ始めましょう。まだまだ余裕の職員山岳部。
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雪の円卓が用意されていたので、スコップで積もった雪を払い氷テーブルにして調理開始。
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メニューは、カレーライスと福神付け
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ぜんざい、ちょっと焦げ付きのもち入り。SOTO MUKAは弱火が利かないのでもちを焼くのは無理がありましたね。
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さあ食べましょう!
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三毛さん、カレー美味しいです!

いやそれ、お湯を入れて1分かき混ぜたらできるフリーズドライのカレーだから。
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食後にカフェラテを楽しみました。片付けてパッキングをします。これも想像以上に早い!そして11時38分、出発します。

ふかふか新雪のラッセルも元気いっぱい、どんどん進みます。
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光徳牧場が見えてきました。
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さすがに沈み込みが多くなっています。足を上げなければいけないスノーシューはやはり、ツアースキーより疲労するでしょうね。足を持ち上げずに進めるスキーは本当に楽です。
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牧場は吹雪になっていました。景色は開けません。
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もうじきアストリアホテル前に出ますよ。
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アストリアホテルが見えてきました。大きいホテルですね。ここに宿泊、クロスカントリースキー三昧というのも楽しいでしょうね。
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雪は降る量を増やしてきました。どんどん積もっていきます。
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山の陰、樹林の中なので風はあまり感じませんが、それでも時々冷たい風が顔を痛めていきます。それでもペースが落ちないのは、トイレに行きたかったからでしょうか?
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ここで帰路の半分くらいでしょうか、ずいぶんいいペースですね。
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歩行ペースが落ち、おしゃべりが途絶えたらバテていることを示します。疲労は凍死につながる危険な兆候です。注意深くパーティーのメンバーの動向を観察しますが、ペースもおしゃべりも緩む気配はまったくありません。このメンバーなら、もう少しレベルの高い山行にしてもよかったかな?
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さあ、もうひと踏ん張りですよ!
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除雪した雪の塊を過ぎました。三本松の駐車場の除雪で出た雪です。帰ってきた感じがしますね。
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朝に付けた私たちのトレースは積もった雪で不鮮明になっていました。再びラッセルします。
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前方の丘を越えれば、ゴールです。
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その丘の上で!
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12時35分、ゴール!
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車の外気温計はマイナス7度、この後すぐにマイナス8度になりました。そして風が強い!樹林の中がどれだけ快適だったか思い知らされました。無理せず雪原へ出ないでよかったのでしょう。
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帰りに竜頭の滝を見に行きました。
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4日前より氷っている部分が多くなっているようです。
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そして、スノードライブを楽しみます。時々地吹雪で視界が失われるので、ペースはゆっくりですけどね。
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下見の時と同じくやしおの湯へ立ち寄りました。行く前に配布した今回のツアーのしおりに、やしおの湯の記述を見て、皆様は「埼玉県八潮市」にあると誤解されていたそうです。紛らわしいのですが、清滝にあるこちらがもちろん、正解です。
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やしお湯の中は撮影禁止ですが、なかなかに良い湯です。サウナもあってゆっくりとくつろぎました。
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帰りも羽生PAに立ち寄り、同僚へのお土産を買いました。
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会社駐車場へは予定より1時間以上早い17時48分頃到着でした。参加された皆様、お疲れ様でした。お留守番の皆様、お仕事お疲れさまでした。明日は働きますよ~。

そして山のmochiさん、おかげさまで大変にスムーズなスノーハイク進行ができました。こころより感謝しています。

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    遊びまくってるね、良いことだ。。。人生は自由に生きるのが良いよね、、 削除
    2017/2/7(火) 午後 11:08
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    こんにちは
    本番も無事済んでよかったですね。
    この中から冬山の魅力に取りつかれてしまう人が出ないように祈ってます。 削除
    a87427 ]
    2017/2/8(水) 午前 8:40
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    松戸では1日強い北風でしたから、本番がどんなふうだったか、気になっていました。
    同僚の皆さん、喜んで下さったでしょう。 削除
    2017/2/8(水) 午前 9:12
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    > ファントムさん
    いやいや、これも仕事の一部です。同僚との人間関係構築のため、メンバー全員が身銭を切って貴重な休みを使って参加しているのです。

    楽しかったですけどね。 削除
    2017/2/8(水) 午後 9:24
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    > a87427さん
    手遅れっぽいです! 削除
    2017/2/8(水) 午後 9:24
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    > 山のmochiさん
    風は時折強く吹きましたが、3日よりはまだましでした。それでもやはり、樹林が薄くて山陰のない湿原の方へは行く気になりませんでした。

    実はこれで3回目の挑戦で、すべて湿原へは行けていません。一回目は「ザックを家に忘れて」が原因でした。 削除
    2017/2/8(水) 午後 9:28
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    > 三毛ジャガーさん
    「ザックを家に忘れて」、案外ありそうなことです。電車の網棚に於いたカバンを、、、あたりと似たレベル。でも周到なあなたなので珍しいことですね。
    ボクは山ではたいてい何かやらかします。一番軽傷で回数が多いのはカメラのレンズキャップ。カメラ本体を山中で置き忘れたことは3回。さすがに山だと思うことは全部回収できたこと。腕時計も数回、ボクは山で腕から外すから悪いわけですが昔一度は少し気に入っていたのを回収できず、現場は上高地。そうそう、つい先日オートバイツーリング中のタンクバックから抜け落ち回収できなかったたことと、両神山ではあめ玉付きで戻ってきたこと、ブログに書いたばかりでしたね。 削除
    2017/2/9(木) 午前 9:50
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    > 山のmochiさん
    用意周到でありたいといつも思って行動しています。しかし、必ず穴があるんです。ザックという大穴はこの時が最初で、それ以降まだありませんが。 削除
    2017/2/9(木) 午後 11:18
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    女性のエスコートに下見とは..........ヮ(゚д゚)ォ!
    流石バブル前の若者!女性のサポートに余念が無いね。 削除
    2017/2/13(月) 午後 6:20
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    > くまそんさん
    バブル前じゃないです~。まさにバブル時代に若者です~!ぷんぷん。 削除
    2017/2/13(月) 午後 9:07
    返信する

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