三毛ジャガーの物欲日記

オートバイ、自転車、登山、カヌーカヤック、スキーなどアウトドアレジャーを楽しんでいます。物欲にまみれていて欲しい物は買う、戴く、無い物が欲しければ作ってでも手に入れております。

2016年05月

再び那珂川下野大橋に降り立つ二人組。9日にカナディアンのバウシートに座っていたあの男が、いよいよ「船頭」としてデビューするのです。

艇長ですから、自分の乗る艇は自分で組み立てます。ちなみにグモテックス サファリです。
イメージ 1

私はナノック マナティトレイルです。艇を組み立て、艤装を施し、着替えて、艇を見ずに浮かべ、荷物を積んだら、まずはパドリング講習と沈した場合の処置を伝授します。

一通り済んだら、いよいよ歴史的瞬間です。自分の力で水の上に漕ぎだします。
イメージ 10

あまりの緊張に首が座っていませんね。
イメージ 11

まずは最初の難関です。中州にあがり、スローロープをもってレスキューポジションへ入ります。しかし、ビビッて左側のチキンルートを選択する彼。ま、いっか。
イメージ 4

中州を駆け上がり艇に乗って追いかけます。チキンルートといえども最後の部分はザラ瀬になっています。あ、瀬の中で横向きなってしまったぞ!艇は横倒しになって本流の中へ投げ込まれてしまいました。

足はつくなよ、と教えてあるのでそのまま流れていきます。流れのあるところで立つのは危険なのです。フットエントラップメントを起こしたら一巻の終わりです。安心しろ、俺が何とかしてやるぞ。セオリー通り、まずは写真撮影だ。
イメージ 5

スローロープを投げ、回収します。
イメージ 6

へこむ彼、これは幸先いいね。なにしろカヌー乗り最大の楽しみは同行者の沈なのだから。もう1~2回は楽しめそう。うひひ。

サファリに手を焼いています。前へ進めればくるりと後ろ向き、前を向こうとパドルを入れるとそのまままっすぐを通り過ぎてもう一回転、そんな感じでさらに左右の1時安定性の低さからぐらつく艇を抑えきれない様子。
イメージ 7

仕方がない、艇の交換をしよう。
イメージ 8

「どう?」
「ダメ、こっちでも回されるし、艇が重くて大変。」
イメージ 9

でも、どうにかこうにか様になってきて瀬もぎりぎり何とか沈を免れて越えてきています。
イメージ 12

「これ大瀬まで行けないですよ。タンデムにできませんか?」
最悪、サファリを車の入れるところにあげてデポ、トレイルをタンデムにして下ることもできます。ここからがガイドの腕の見せ所だな。なんとかやり切った感動を与えてあげたいなあ。
イメージ 20


荒川合流点を越えた後、山間部に入る前の河原で昼食のために大休止を入れることにしました。ここで気分を変えていかないとそれこそ「もうだめ」がでてきそうです。

あがったらこの表情。イメージ 13

私のPFDにはナイフが付いていますが、彼にPFDにはナイフがないので、万が一ロープが絡んだ時の処置の為にダイビングナイフを付けておきました。
イメージ 14

今日のお昼はスパゲティナポリタンです。
イメージ 15

調理していると多くのカヤック、カヌーが通っていきます。鮎釣り解禁直前の日曜日ですからね。
イメージ 16

スパゲッティに限らず、一般にパスタはたっぷりの湯でゆでるのが基本ですが、ここには下水がないのでゆで汁をこぼすことができないのです。そこで、登山式パスタ調理方法をとりました。さらに、最近所さんの目がテンで紹介された蒸しパスタという調理方法を参考に、試してみました。

レシピ 野郎2匹分
スパゲッティ1.4㎜300g、水700ml、袋入りサラダマッシュルーム、ナポリタンの素。

水を火にかけ沸かし、沸騰したらスパゲッティを投入。ぶくぶく泡がたったら火を中火に。蓋をして蒸す。時々かき回して焦げ付きを予防。
イメージ 17

水気がなくなったら、マッシュルーム水分ごと投入。この水も捨てる場所がないからです。水分が見えなくなったらナポリタンの素を投入。焦げ付きに注意し、弱火で焦げ付かないようにかき混ぜる。かき混ぜるのに飽きたら出来上がり。
イメージ 18

オニオンスープもおいしかったですよ。

食べたら気分も少し上向いてきました。さて、艇はどうする?やっぱりトレイルの方がまだ慣れそうです。なら、行くか。昼食後最初の難関はここの瀬です。右岸に張り付いたら、これはもうやばいなんてもんじゃないぜ。下見をして、レスキューポジションにスローロープを持って入ったらOK、よしいけ!
イメージ 19

やばいと思ったら、とにかく漕げ!
イメージ 2

安全に通過したことを確認したら私も追いかけます。水がざぶんざぶんと艇の中に遠慮なく入ってきますが、セルフベイラー艇なのでそのまま我慢していれば見る見るうちに水位は下がっていきます。サファリ、いい艇だなあ。
イメージ 21

この辺りで半分くらい来たことになるかな?この調子なら大瀬まで行けるさ。
イメージ 22

なかなかいいコース取りをしていますね。わかってきたかな?
イメージ 3


瀬の中で横向きになってしまいました。そこだけは頑張ろうぜ。艇は前後に長く、横幅は狭いのだから。簡単にひっくり返っちゃうぜ。
イメージ 23

余裕が出てきたのが、いい表情をする様になってきました。
イメージ 24

前を行くマスタードカラーのアリーを追って瀬に入る新米艇長。
イメージ 25

結局大瀬まで、一人で漕ぎ下ることができました。ここまで無事に引っ張ることができたとは、なんていいガイドなんだ!と褒めてもらえなかったので自分で自分を褒めます。
イメージ 26

よし、あがろう。よく頑張ったな。固く握手。
イメージ 27

天気がいいので、艇をばらして干しておきました。ガイドはまだまだ仕事があります。デポしておいた自転車で車の回収に向かうのです。
イメージ 28

天気が良すぎ、手袋を外してから自転車に乗ったら、手が日焼けです。そして顔も!

  • 顔アイコン
    三毛ジャガーさん、弟子のデビュー戦ですね!
    湖と違って川は難しそうですね
    無事、独り立ちが出来たようです。
    また、ランチも美味しそう!です 削除
    beat1 ]
    2016/5/30(月) 午前 5:42
    返信する
  • 顔アイコン
    無事退院復活しました!( ^^) _U~~

    早く乗りたいっす!!! 削除
    2016/5/30(月) 午前 8:11
    返信する
  • 顔アイコン
    三毛ジャガーさんは、面倒見が上手ですね。
    ウチの居候の面倒もたまには見て欲しいくらいです。
    かなりのインドア派なのですが、何とか山や川に連れ出して
    .............そのまま放置。 削除
    2016/5/30(月) 午後 6:34
    返信する
  • 顔アイコン
    こんばんは

    アウトドアーには備えはちゃんとしておかないとですね

    よく軽装備で登山して遭難する人が多いと聞きます

    自然をなめると怖いですね~ 削除
    ぽぽめぐ
    2016/5/30(月) 午後 7:42
    返信する
  • 顔アイコン
    > beat1さん
    本当の独り立ちは準備、片付けもできてからですね~。そのあたりままだまだです。 削除
    2016/6/1(水) 午前 8:51
    返信する
  • 顔アイコン
    > ぶーぶーさん
    ご退院おめでとうございます。でも、まだまだ自宅療養でしょうから、あせらずにじっくりと取り組んでください。いつか一緒にマナティシリーズで浮かびましょう。 削除
    2016/6/1(水) 午前 8:53
    返信する
  • 顔アイコン
    > くまそんさん
    ブサギさんなら、喜んで! 削除
    2016/6/1(水) 午前 8:53
    返信する
  • 顔アイコン
    > ぽぽめぐさん
    それなりの装備をいつも持っていくのですが、過剰になると重すぎてまたそれもトラブルのもと。バランスがありますね。やや過剰気味でちょうどいいように思っています。 削除
    2016/6/1(水) 午前 8:55
    返信する
  • 川は未経験なんですが、注意するところや鍛えるところが色々違うみたいだなあ。。。なんて考えながら読んでました。
    彼、1人で漕ぎ切れて良かったですね(^o^)/ 削除
    やまさん
    2016/6/10(金) 午前 6:52
    返信する
  • 顔アイコン
    > やまさんさん
    最初は危ぶまれた独り立ち計画ですが、なんとか漕ぎ下れてほっとし増した。

    次はやまさんさんが川下デビューする番ですよ。クルーソーでもできますが、もったいないので私の艇でいかがでしょうか?ちなみに現在鮎釣りシーズン突入ですので秋以降になりますけど。 削除
    2016/6/11(土) 午後 0:07
    返信する

進学校に通う娘。だから体育祭もそれほど力を入れず、あっさり風味。と彼女からは聞いていたのですが、実際には熱い戦いが繰り広げられていました。それも、3年生もが。

イメージ 1

マスコット、応援合戦、そして総合とトリプルクラウンを勝ち取った赤団の3年男子が大泣きでした。
イメージ 2

一所懸命に頑張った思い出は一生の宝物、けして受験で役に立つわけではないけど、これも人生には大きな意味を持つと私は思うのです。

  • 顔アイコン
    こんばんは

    若い時は何に対しても一生懸命がお似合いですね

    結果なんて二の次! 良い思い出を残してほしいですね 削除
    ぽぽめぐ
    2016/5/28(土) 午後 9:46
    返信する
  • 顔アイコン
    > ぽぽめぐさん
    そうです、もう若くない私たちにはよくわかりますね。

    残念ですが、若くないのは事実になってしまいましたね。 削除
    2016/5/28(土) 午後 10:23
    返信する
  • 顔アイコン
    こんばんは
    若いときの一生懸命さ。
    良い思い出になり将来の糧となりますから素晴らしい!
    でも女性の前でないて欲しくないな~。

    年齢問わずずっと青春はしたいです。
    売春は嫌です(笑) 削除
    やぎ ]
    2016/5/29(日) 午後 7:23
    返信する
  • 顔アイコン
    > やぎさん
    年齢問わず、ずっと青春していましょう。お互い。 削除
    2016/5/29(日) 午後 7:42
    返信する
  • 顔アイコン
    一生懸命とチームワークと感動は
    これからの人生に大きく役立つ事でしょう! 削除
    beat1 ]
    2016/5/29(日) 午後 7:48
    返信する
  • 顔アイコン
    > beat1さん
    コメントありがとうございます。
    私もそう思っています。 削除
    2016/5/29(日) 午後 8:58
    返信する
  • 顔アイコン
    体育祭で泣くほど頑張れたなんていいね!
    勝敗をつけないという方法も一時期から出たようですが。
    結果があるから頑張ったり、悔しかったりするのは
    やはりイイ事だと思います。 削除
    2016/5/30(月) 午後 6:38
    返信する
  • 顔アイコン
    > くまそんさん
    勝敗を付けない運動会、あれほどばかばかしいものはないですね。負けた子の気持ちが~とかいうなら、卒業後の猛烈な競争社会はどうすればいのでしょうか。それに負けて感じる痛みも人間形成には必要だと思うのです。 削除
    2016/6/1(水) 午前 8:57
    返信する

山のmochiさんよりご指摘いただいたとおり、トラックバックした記事のリンクがうまく張られていないようです。再度挑戦してみました。

今回リンクしたのは「承認後」が付いていないものです。これならどうでしょうか?
トラックバックをクリックすると、トラックバック先の記事、という欄が下に出て来るのでそこをクリックすると飛べると思います。

今月の俳句

兼題:薫風

土手の上薫風を背に快走す

兼題:若葉

漕ぎつかれ若葉の木陰で一休み

どちらも自転車のトレーニングをイメージして作りました。

OGKのオープンフェースヘルメット、アサギに4Riders Interphone-V4を取り付けたことは以前ブログに記入していますね。2月19日の記事です。

今回はその取り付けの適正化をしてみました。


真横から見たところです。ジャックが下に飛び出てしまい、ネックブレースと干渉してしまいます。今回はこれの解決をねらいます。
イメージ 1

まずは現在ついている金具を外します。内装をめくってドライバーでねじを外します。
イメージ 2

普通のドライバーではスタッビでも回せないので、今回はこれを使ってみました。
イメージ 3

一本ぬければ、もう一本は金具の方を回して外せます。
イメージ 4

金具はこのスイッチ用プレートの裏金具を使って作りました。
イメージ 5

加工はまず、この金具から裏からビス止めになっていますが、それだと金具とネジの頭の分外へ逃げてしまうし、ねじの頭で帽体を傷つけてしまうでしょう。
イメージ 6

それならば、表からねじ止めできるように加工します。
イメージ 7

ドリルでもんで、
イメージ 8

表からねじ込めば完了です。
イメージ 9

切ったプレートにネジ穴を開けます。
イメージ 10

仮付け。
イメージ 11

金具の曲げ具合を調整します。
イメージ 14

数回付け外しを繰り返しながら調整し、よさそうな具合になったところでしっかりとねじ止めします。
イメージ 13



完成!早速本体を入れてみました。残念なことにネジの頭が邪魔してもうちょっとという所でフックがかみません。
イメージ 12

ネジの当たる部分を削ってみました。何とかなる範囲に収まったかな。
イメージ 15

使ってみてダメならまた作り直すまでです。実際に走ってみないとわからないこともあるでしょうしね。

↑このページのトップヘ