三毛ジャガーの物欲日記

オートバイ、自転車、登山、カヌーカヤック、スキーなどアウトドアレジャーを楽しんでいます。物欲にまみれていて欲しい物は買う、戴く、無い物が欲しければ作ってでも手に入れております。

2015年08月

今日は妻も公休なので、日帰り登山に誘ってみましたが、乗ってきませんでした。仕方がありません。振られ男はまた単独行です。

さて、今日は志津乗越から日光男体山を目指しました。「マイカーで出かける山歩き2004-2005」によると、志津乗越に駐車場があることになっています。しかし、大きな岩を置いて車の駐車はできないようになっていて、「駐車禁止」の立て看板がありました。

どうしようか思案し、駐輪なら問題なしとの結論を自分なりに出してやはりここから登ることにしました。「お坊ちゃまとフールファイブ」の憲法解釈よりはまだ理屈が通るし、そもそも「法解釈は法廷が決める事」だから私の中で決める必要もないのです。
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わずかに林道を歩くと、右に登山道入り口がありました。消えそうな踏み跡をたどると志津避難小屋を発見。想像以上に立派な建物でした。
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整備の行き届いた山なんだなあ、と思ったのはそこまででした。その後すぐに登山道が崩壊しています。
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7分歩くともう1合目だ!
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人が歩くとそこは窪み、雨が降ると窪みに水が集まって排水路となって浸食、長い年月にはこのような状態になってしまうという見本のような道です。
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沢に向かって崩壊しているところもありました。
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2合目14分、3合目21分と冗談のように7分毎に○合目の杭が立っていました。そして登山道を歩きだすこと35分、5合目に到着しました。

ここで一本。水分とレーションでカロリー補給しました。
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登山道はバイパスが何本も出来ていたりする上、踏み跡が途切れていたり、赤布がまばらだったりとルートファインディングには気を使いましたが、地図とコンパスがあれば迷うことはないでしょう。ちなみにGPSは樹林が濃くて使用不能の時間が長いです。

頂上に見えますが、あれは九合目です。
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7合目を過ぎたあたりから樹林が開けて来て遠望が楽しめるようになってきました。
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またまた崩壊地がありました。大雨の時などの通過はかなり厳しいでしょうね。
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この辺りから岩がごろごろし出します。
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8合目まで来ました。あと14分かな?
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日光白根が見えていますね。手前の湖は湯ノ湖です。あそこのスキー場は娘のパラレル練習に通ったなあ。
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天気は上々!頂上が期待できそうだ。
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8合目からは傾斜が緩くなった分、歩行距離が長くなりました。
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ここで初めて他の登山者とすれ違いました。その後も2パーティーとすれ違っています。
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8合目から11分かかって9合目です。
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9合目からはMTBロードのごとく水平道でした。アップダウンはあっても、自転車でも越えられそうな感じです。
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あの屋根の手前が頂上でしょう。
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登頂!5合目の休憩時間を入れて、1時間35分でした。

頂上には刀がささっていました。ここでお昼ご飯にしますが、寒くて体が冷えてしまいそうなので、防寒着を出して着ました。猛暑日の中にいる人たち、どうですか、うらやましいでしょう!
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残念ながら南側は眺望が全く効きません。
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その代わり、それ以外の3方面は素晴らしく良く見えました。
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鳥井の下の岩に座ってお昼ご飯を食べました。
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頂上では20分ほど休んでから下山しました。帰路はもちろん、登頂した道をそのままたどって帰ります。途中、登りにすれ違った3パーティーに追いつき、追い越させてもらいました。35分で5合目まで下り、そこから25分で駐輪場まで下りました。
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感想は、正直に言えばあまり人に勧められるルートではありません。駐車場がなくなったこと(指定駐車場からだと延々と林道歩きに)、林道が一般車の通行を禁止にはしていないが、やめてほしいという記述がある事、登山ルートが崩壊していたり、不明瞭なところがあること、などです。

南からの方がおそらく良いと思われます。そうそう、男体山は深田100名山に数えられていたんですよね。忘れていました。地図見てああ、そうだったけなあ、なんて思い出した感じです。スキーで通る時に見える山のなので、身近過ぎたのかもしれません。

ここまではくまそんさんお勧めのいろは坂を登ってきましたが、帰りは金精峠越え、そして赤城と走りました。モーターサイクル編はまた、明日にでも。

愛車、エスティマハイブリッドには買った時についていた純正タイヤがまだついていました。車齢9年になるというに、案外もつものですね。ちなみにトーヨータイヤのトランパスJ48です。

スリップサインはぎりぎり出てはいないのですが、ひび割れが目立つようになってきました。さすがにもう限界でしょう。自分でもそう思ってはいたのですが、なんとなくそのまま乗っていました。

黄色い帽子のお店でオイル交換をした際、タイヤ交換をやんわり勧められ、7日から10日はセールをやるので、是非と名刺を渡されました。妻と相談し、せっかくの縁ですからお願いすることにしました。

名刺を持って店を訪れ、その方と商談しました。4本6万円台からあるのですが、やはりお勧めはもう少し上の方ということ。本来明日からのセール価格を適用させてくれるということもあり、大奮発(でもないか)してタイトルのヨコハマタイヤのブルーアースRV-02を購入しました。

ぶっちゃけ高かったのか安かったのかわかりませんが、アフターも良いし、きっちりとした対応をしてくれたし、一応予算の範囲内だったのでよいことにしています。廃タイヤ処理、工賃、消費税、さらに新品バルブなどすべて込みで9万円でした。サイズは215/60 R17と純正と同じ物を、そのまま純正リムに履かせました。

作業はちょうど1時間くらい、頂いたカードでコーヒーを飲みながら待っていると作業は完了、トルクレンチでナット締め付けの確認をしたら引き渡しになりました。

見た目の印象はかなり変わりました。トレッドのサイドにディンプルが付いている点が目を引きますね。それとショルダーの形が丸みを帯びています。トランパスの方はもう少し角ばっていた感じがします。
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ショップからの帰路しかまだ乗っていませんが、明らかに違う点があります。ロードノイズです。ハイブリッド車はエンジンを停止させ、電動でも走行することがあるのですが、その場合には一番大きく聞こえる音はロードノイズです。トランパスでも耳障りな音はあまりなかったのですが、RV-02はさらに角が丸くなったような音になりました。

きれいに舗装されている所だと、ロードノイズ自体より電動機や電気制御音の方が大きいくらいです。また、荒れた路面ではトランパスがザー、と聞こえたところがサーと「点々」を取ったような感じになりました。音量より、質が変わったように聞こえました。

ウエットも最高評価を獲得したタイヤということですが、この天気では試せなかったのでそれはまた今度。高速乗った時に音や乗り心地なんかも気になりますね。燃費性能は最高がAAAですが、このタイヤはAでした。そのあたりはバランスですね。さらに高いタイヤだ全てに高得点が得られるようですが、燃費の違いでは元は取れないだろうなあ。

帰宅後、はがきを出してきました。タイヤ購入者に抽選で豪華景品が当たるというキャンペーン期間中でした。何を選んだかは内緒。
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硫黄岳を降りて行きます。
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しばらくは雲海を楽しめましたが、やがて樹林の中へ入ってしまいました。
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夏沢峠での風景です。当初の予定ではここでご来光を拝むことにしていたのです。
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根石岳直下まで来ました。ずいぶん気温が上がってきたので、この山の頂上で防寒着を脱ぎました。
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根石岳からです。左が西天狗岳、右が東天狗岳です。ここからの眺望も 楽しみですね。
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まさに、雲上の散歩道といった風景が続きます。
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東天狗の頂上付近まできました。頂上の談笑が聞こえてきます。
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東天狗へザックをデポし、最低限の荷物だけを持って西天狗へアタック。15分ほどで登頂しました。縦走路から外れているので西天狗を踏まない人もいるでしょうが、この日みたいに眺望のよい日にはぜひ西天狗へ足を運んでいただきたいものです。何しろ肝心な部分が東からでは西天狗の陰になってしまうのですから。
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西天狗の頂上は広くて食事のポイントとしても良好です。しかし、それゆえにゴミも散乱していました。いくつかは拾って持ち帰りました。
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再び東天狗へ戻り、ザックを拾って再び北へ向けて歩きます。蓼科がずいぶん近づいてきました。このまま歩いて行けそうに思えるほどです。
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だんだん高度を下げてくと、樹林が迫ってきます。槍穂も見納め?いやいや、まだ中山展望台があるさ。
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中山峠を越え、樹林の中の岩がごろごろしている道を再び登ります。ここからは9年前、息子が小学3年、娘が学齢前に通過しています。娘の初めての天幕山行がこの地でした。
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硫黄の爆裂火口をバックに、東と西の天狗岳です。
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中山山頂はどこだかわからないような樹林の中ですが、9年前はそれでも一応は標識があったはずです。今回見当たらなかったけど、見落としたのかな?もちろん、そんなところで休む人はいないでしょう。普通はそのすぐ北側の、展望台の方で休憩するのです。再び北アルプスの皆様が総出でお出迎えしてくれました。
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帰りのバス便が麦草峠に11時50分ですから、それに間に合うようには出発しなければなりません。いつまでも見ていたい気持ちを押さえて歩き出しました。
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中山から高見石の間は岩がごろごろしていてなかなか歩きづらく、ペースを上げにくいうえ、土曜日とあってすれ違う人が多くいました。登り優先なので、退避しなければならないで時間がかかりました。

それでも、何とかコースタイム通りに高見石小屋へ到着しました。ここで時間を読み、十分バスに間に合うことを確認できたので高見石にも登頂することにしました。
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ここも学齢前の娘を登らせました。ほとんど抱っこでしたが。
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眼下に白駒池が見えます。この池は、友人M君カップルと私たち夫婦と、4人で来た思い出もあるし、また娘の初山岳キャンプの地でもあります。
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高見石から見た丸山です。今回最後のピークになります。
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丸山はどうという登りもなく、あっさりした感じで登れましたが、眺望もほとんどなくあまり登った感動もない感じです。
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ここからの下りは案外険しいところもありました。驚いたことに、サンダル履きのねーちゃんや空身の子供連れなど、だいじょぶかあ、という人とも多くすれ違いました。麦草峠から近くても、標高は2330mもある山のです。なめてかかってはいけません。

小ピークを越えたあたりで道路を行く車両の音が聞こえてくるようになりました。そして、道も歩きやすくなってきました。
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バス時刻の30分前に麦草峠へ到着です。
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会社の仕事を抜け出してきている事も有り、あずさを待つ間、茅野で同僚へのお土産を買いました。
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多少の予定変更はあったものの、全行程を歩き通せたこと、そして素晴らしい景色に恵まれたこと、満足感いっぱいで山行を終えることができました。

2015年8月1日

テント泊なら3時に起きるところですが、ここは山小屋、そうもいかないので4時にアラームをセットしてありました。やはりというか、3時頃には目覚めてしまいました。他に起きてくる気配はなく、じっと時計を見ながら過ごします。

4時ちょっと前、窓を見るとオレンジの線が水平線いっぱいに広がっています。もういいでしょう。そっと布団を抜け、ザックを背負って外へ出ました。
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西の空には満月がありました。もうじき月の入りでしょう。朝食を食べながら見ていました。
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刻一刻と変化していく東の空。食べ終わったので、歩き始めます。ヘッドランプはもういらないくらいです。
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もうじき出るぞ。
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西はモルゲンロートに染まります。
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でたぁ!
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その時の西はこの風景です。この神秘的な光景は一生忘れられないでしょう。
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自分の影の延長線に月が沈みます。
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硫黄岳頂上に到着です。影は勿論私の影です。
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もし、昨日順調にオーレン小屋まで行っていたならば、硫黄岳は通過済み、この神秘的な体験はできなかったのです。配慮の無い同宿の輩のおかげとも言えます。塞翁が馬、まさにそう感じました。
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阿弥陀岳をバックに写真を撮ってもらいました。
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槍ヶ岳、大キレット、穂高が途切れることなく一望できました。さらに右には鹿島槍、五竜が見えました。北アルプスが南北にすべて一望できました。やはり大きい山脈ですね。八ヶ岳が小さく見えま~す。
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いつまでも見ていたい気もしましたが、私にしては最終日なのに行程は長めなのでほどほどで切り上げて夏沢峠へ向けて歩き出しました。

続く

  • おはようございます

    ステキな写真ですね~

    特に、影が映ってる写真!って言うが全部好きですけど

    幻想的です、登山をしない僕としては、未知の風景です

    感動でしょうね~ 削除
    ぽぽめぐ
    2015/8/4(火) 午前 5:23
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    残念な老夫婦「様様!」本当に天候良し!眺望良し!で最高なシチュエーション♪ まぁアクシデントは無いほうが良いのですが、本当に素敵な体験をしましたね~。(o^^o) 削除
    玉造
    2015/8/4(火) 午前 7:39
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    > ぽぽめぐさん
    コメントありがとうございます。

    登山をなさらないんですか。これをきっかけにでも、いかがでしょうか?なかなかいいものですよ。 削除
    2015/8/4(火) 午後 1:59
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    > 玉造さん
    いつも温かいコメントありがとうございます。アクシデントも旅のうち、そう思える体験でした。おっしゃる通り、ない方がいいに決まっていますけどね。嘔吐してから山荘までの行程は本当に地獄でした。 削除
    2015/8/4(火) 午後 2:02
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    山で明け方を迎えないと経験できない景色ですね、うらやましいです。雲海もいいですね~( ´∀`)! 削除
    2015/8/17(月) 午後 6:50
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    > くまそんさん
    本当に素晴らしい体験でした。山に登っても、運がよくなければ体験できないので、また何回も足を運んでしまうのです。 削除
    2015/8/17(月) 午後 8:57
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2015年7月31日

八ヶ岳登山0日目のとほほな夜を終え、睡眠不足でも体は充実している朝3時55分、歩き出しました。

今回は今まで頂を踏んでいない、阿弥陀岳を経由して赤岳へ行くことにしました。美濃戸から登り出したことは過去に2回ありますが、赤岳鉱泉、行者小屋方面へ歩いているし、赤岳にはその他にも編笠、権現経由や県界尾根、杣添尾根、あるいは硫黄からとアプローチしていますが、いずれも阿弥陀岳には足跡を残していませんでした。主稜線から離れているので、わざわざ行かなくては登れない山なのです。

行者小屋からも行くことはできますが、御小屋尾根も歩いてみたくなったので、そちらで計画を立てました。

美濃戸口の八ヶ岳山荘前の分岐で右へと進みました。
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まずは別荘地の中の道路を行きます。まだ暗いので、ヘッドランプの明かりを頼りに進みます。曲がり角がいくつかあるのですが、そこは昭文社の山と高原地図の正確さに助けられ、迷うことなく登山口へたどり着きました。
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ハイドレーションを吸いながらなので、休憩も取らずに淡々と歩きます。コースタイム通り、1時間50分丁度で御小屋尾根へ出ました。ここで初めての一本。体調はすこぶるいい感じです。
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樹林が開けている所には素晴らしい展望が楽しめました。天気はいいのですが、やや気温が高めです。早く標高を上げたいなあ。
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不動清水入り口へ到着しました。さっき休んでからまだ50分、通過します。ハイドレーションは1.8ℓ入れて来ていますから。十分でしょう。先は長いし、水場まで降りなければならないので時間の節約を優先したのです。
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清水入り口を過ぎてしばらくして、本日初めてのすれ違いをしました。3人組のおじさま達でした。オンシーズンなのに、この閑散ぶりにはこの尾根の不人気ぶりを物語っていますね。
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傾斜がきつくなってきました。
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樹林帯を抜けました。すると、南八ヶ岳ならではの光景が広がっていました。
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8時10分、2610m地点で一本。帽子とサングラスを装着しました。高度はプロトレックなので誤差ありです。
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ここでも若者とすれ違いました。赤い服の彼がそれです。後ろを振り返ると、今まで登ってきた尾根が見えました。
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手前が摩利支天、右奥が阿弥陀岳頂上です。ここまでくれば、もう急傾斜はなさそうに見えます。
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見えるだけでした。でも、難易度は低めですね。
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ここは降りてきました。
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もうちょっとで登頂だ、頑張れ頑張れ。
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登頂!長く険しい尾根でした。山頂はかなり広く、360度の眺望がじっくりと楽しめました。天気はいいのですが、やはり遠景はガスで今一つでした。頂上には結構人がいました。行者小屋から、あるいは中岳からピストンで来る人が多いようです。

向こうに見えるは赤岳です。次はあそこを目指します。
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だいぶ汗をかいたのでイオンのイオンを補給します。
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この辺りは高山植物が豊富でした。時期も良かったのでしょう。
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これがルートです。踏まないように気を付けなければいけません。
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西側に負けず劣らず、東側もこの険しさです。
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下りきるとそこは行者小屋への分岐になっています。
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赤岳の前を塞ぐのは中岳です。これももちろん通過します。
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行者小屋が見えました。懐かしいですね。あそこのテン場はなかなか良かったなあ。
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中岳は淡々と登っているとあっさりした感じで到着します。阿弥陀、赤岳の間に位置し、標高がぐっと低いので当然ではありますが。
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それでは、今回の山行の最高地点へ向けて歩いて行きましょう。
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まさに「南八ヶ岳」といった表情を見せてくれますね。残念なのはどんどんガスが増えてきていることです。登頂時にはどうなっているでしょうか。
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ここまでくればもう一踏ん張りです。
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普段は渋滞するところですが、たまたま空いている時間だったようです。
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登頂!本当の頂上は大混雑だったので山荘の方へ来ました。
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残念ながら360度ガスに囲まれ、眺望はほとんど利きません。しばらくカロリー補給をしながら待つことにします。しかし、ここで体に異変が起きてきました。ものすごい眠気に襲われてきたのです。岩の上に腰掛け、「ガスが開けるのを待つ」という言い訳をしてしばらく目をつぶっていることにしました。やはり昨夜の安眠妨害が祟っているのでしょう。

20分ほどガチで眠ってしまいました。目を閉じると光の輪っかが小さくなって、また次の輪っかが小さくなって、と見えます。これは片頭痛発症のサインです。寝不足は引き金となるのです。

今日の予定はオーレン小屋でテント泊です。ここまでくればもうたいしたことはないはずです。早く着いて楽になりましょう。眺望の好転はあきらめ、下りました。
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地蔵尾根合流点を過ぎたところで、とうとう偏頭痛が発症しました。ズキンズキンしてきました。固形物は喉を通らず、水ばかりを飲んでしまいます。二十三夜峰の手前で一本。ここから横岳を通過するまでは気の抜けない部分ですから。
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再び歩き出すと、さらなる試練が次々と襲いかかります。ガスがルートまで上がってきました。さらに、ハイドレーションを吸っても、水が出なくなってしまいました。水切れです。ハイドレーションは行動中でも水分補給ができる大変に便利で有用な道具ですが、残量が分からないという弱点もあるのです。
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このあたりでついに頭痛はピークへ、激しい嘔気に襲われました。我慢だ、とにかく歩け。
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もう無理、這い松の中へ戻してしまいました。一度だけでは吐き足らず、2度、3度と。これでは硫黄岳登れないなあ。その手前の硫黄岳山荘泊りにするしかないでしょう。テン場がないのは何とも残念だし、またオーレン小屋のテン場は居心地が良いという評判なので泊まってみたかったので大変に残念ですが、この場合仕方がないでしょう。
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横岳を超え、一安心。まずはゆっくり休みましょう。ああ、そこに硫黄岳が見えるというのに、登る気力がない。情けないなあ。
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コマクサの群生が最盛期でした。それを見るという言い訳をして、また休みます。
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後はここを下るだけ!そこに硫黄岳山荘が見えるじゃないか。それなのにここで休憩しなければならないほど頭痛がひどいのです。
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再び歩き出したものの、やはり頭痛がひどく座り込みたくなります。座っていては横になれないぞ、早く横になろうぜ。

フラフラになりながら、何とかたどり着きました。14時20分くらいでした。
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素泊まりで受付を済ませ、部屋へ案内されるともう寝てもいいですか、と従業員に尋ねました。一寸具合が悪くて。すると、お湯を持ってきてくれました。ありがたいサービスですね。心に沁みます。ファーストエイドキットから頭痛薬と整腸剤を出し、服用しました。片頭痛には頭痛薬はあまり効果はないのですが、それでもないよりはましです。

そして一番の薬は睡眠です。布団に上がり、横になりました。
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2時間ほど眠ったら、症状は消失していました。先ほどの山小屋の方にお礼を述べ、山荘前の高山植物保護区を見て回りました。
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一回りしてきたら、結構寒くて体が冷えてきました。防寒着を着込み、ホットスポーツドリンクを飲みました。

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素泊まりなので、夕食を作りました。頭痛がなくなれば食欲はもう普通にあります。計画通りの食事にしました。
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トマトカレーライスは結構おいしかったですよ。
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明日も早いので、早々と寝ることにしました。消灯は20時ということですが、その1時間以上前には寝床に入っていました。

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    1人での本格的登山にビックリ!です。 自分は1日歩き回る様な登山はほとんどした事が無いので写真の一枚一枚が本当に新鮮です! しかし辛かったですね~寝不足からの偏頭痛。 あの老夫婦のせいかと思うと....。(._.) 削除
    玉造
    2015/8/3(月) 午前 7:40
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    八ヶ岳に登りましたね、ガスだったようですがボクも登ったことがないルートですね。
    頭痛と吐き気はお気の毒でしたね。前夜の安眠妨害の被害もあるし、標高が高いので、酸欠の影響も少なからず出たものと思います。無事に下山し、何よりです。
    ボクは学生時代の夏に、北八ツの黒百合ヒュッテで激しい頭痛、そして喉から来る痛みと39℃を超える高熱で、死ぬ思いで松原湖に下山して家に戻ったことがありました。
    山で体調を崩すのは本当につらいですね。 削除
    2015/8/3(月) 午後 4:26
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    > 玉造さん
    > 山のmochiさん
    コメントありがとうございます。今日続きを書きますが、その老夫婦のおかげで神秘の体験をした様なところもあるので(もちろん怪我の功名で)今はまあ困った人たちだったなあ、程度です。

    黒百合ヒュッテで熱発したのに、下山が松原湖というあたりが山のmochiさんですね。意味がわからない方は地図を見てください。普通は渋の湯へ降りるのが順当ですからね。 削除
    2015/8/3(月) 午後 10:53
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    頭痛で吐くなんて大変そうです。
    薬が効けばまだ楽なのに、頭痛とともに山行をする
    三毛ジャガーさんの修行は過酷そうです。
    翌日以降の天気がイイといいですね。 削除
    2015/8/17(月) 午後 6:46
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    > くまそんさん
    ある意味、慣れがありますので、それなりの対応ができるようになってきています。それでも、やはり吐き気がするほどの頭痛は辛いですね。 削除
    2015/8/17(月) 午後 8:59
    返信する

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