三毛ジャガーの物欲日記

オートバイ、自転車、登山、カヌーカヤック、スキーなどアウトドアレジャーを楽しんでいます。物欲にまみれていて欲しい物は買う、戴く、無い物が欲しければ作ってでも手に入れております。

2014年09月

※今回は大変にマニアックな内容ですので、ストーブさんでない方々は無理にコメント下さらなくても結構ですよ~。

先日点検、部品交換した灯油ストーブ2機ですが、点火試験したら両機とも故障が判明しました。オプティマス00は石綿パッキンからの漏れ、マナスル96は逆流防止弁(チェックバルブ)からの灯油漏出です。
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写真にするとわからないですね。白いガス状になった灯油が漏れています。

こちらの修理は簡単、石綿ガスケットを交換するだけです。
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問題はこっちですね。撮影しているのは00ですが、もちろん問題を抱えているのは96です。
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この奥深くの逆流防止弁をどう取り出し、またねじ込むのか。どう考えてもプライヤーの類では届きません。チェックバルブレンチが必要なのです。でも、そんなめったに使わない工具持っていないのです。さて、どうするどうする?考えること10分ほど。よし、これで行こう!

で、ホームセンターで買ってきたのがこれです。打ち込み丸環というものです。実寸を計測して、ちょうどとにらんだサイズは12φ。
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これはニップルレンチですが、これのチェックバルブサイズを作ればよいのです。まっすぐなのでカルダンジョイントはいりませんね。

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計測して図面を書きます。フリーハンドのラフスケッチですけど。
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そして加工します。長さはシリンダーがおよそ100㎜あるので、余裕を30㎜見て130㎜としました。その長さにディスクグラインダーでカットします。
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次はチェックバルブの幅に切り込みを入れます。精度がある程度は要求されるので、おおざっぱにグラインダーで削ったらあとは手仕上げで寸法を測りながら仕上げていきます。
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これでどうかな?シリンダーを傷つけないように角やバリを落とします。
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試に交換用バルブをはめてみました。うん、ばっちりです。
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さて、いよいよ交換作業をします。
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頭にチェックバルブレンチがかかったことを確認したら、グイッと回すとあっけなく抜けました。
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中をのぞくとこんな感じです。ウェスを突っ込みそれなりに掃除しました。
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余談ですが、チェックバルブはオプティマスとマナスルでは違う部品が使われています。上がオプティマス、下がマナスルです。ねじ径とピッチは共通でした。マナスルは本体が長くて中央の穴が小さめです。エンドも違う形でした。一応それぞれの純正品を用意しました。
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ポンプの皮パッキンも裂けてしまったので、交換しました。
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皮パッキンにオイルを塗り、ねじで締めます。
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抜け止めナットで固定します。
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この固定ナットはシャフトについているので、先ほど締めた皮パッキン固定ナットを押さえても空回りします。シャフトを固定する必要があるのです。そっとノブをプライヤーでつかんで締めました。プライヤーは写真にはないです。片手で撮影している関係です。
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ポンピングしたところ、ちょっときつめですが、スカスカだったのに比べれば簡単に圧を上げることができるようになりました。明日、もう一度点火試験してみましょう。


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    ストーブは、詳しくありませんが、
    写真を見なが、文章を読むだけで
    見事な修理だ!と思いました。
    無い工具を作るなんて、凄いス!(^_^)v
    点火テストが上手く行くと良いですね! 削除
    2014/10/1(水) 午前 6:02
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    お見事!! 腕前はメーカーの人並み、普通の人(ボクも)はできませんね。
    白砂山の本番で見せて欲しい、、、んですが、天気が妖しい。
    明日あたり、ご連絡します。 削除
    2014/10/1(水) 午後 3:37
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    kikuさん、コメントありがとうございます。

    工具を作っている時点で落第生、チェックバルブレンチはストーブマニアなら持っていて当たり前の工具でしょう。学生が消しゴム持っていないようなものでしょうか。

    さて、今日に点火試験はどうだったか、乞うご期待! 削除
    2014/10/1(水) 午後 6:20
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    山のmochiさん、台風が発生していますね。ちょっと雲行きが怪しいかもしれません。どうも最近天候がぐずつき気味で困ります。

    台風は早く通り過ぎることも考えられますから、ぎりぎりまで様子を見たいですね。 削除
    2014/10/1(水) 午後 6:26
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    内緒コメをいただきました。

    チェックバルブにパッキンが付いていないみたいということですが、チェックバルブを外してもパッキンが付いてこない場合は、本体の方に張り付いていることがほとんどです。ピックアップツールなどで剥がせば取り出すことができると思います。

    現物を見たわけではないので、違っていたらごめんなさい。 削除
    2016/3/15(火) 午後 5:23
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  • ありがとうございます!
    また確認してみます! 削除
    まひる ]
    2016/3/17(木) 午前 10:09
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    > まひるさん
    良い結果を期待しています。 削除
    2016/3/17(木) 午後 10:01
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今回は番外編です。所有することはなかった車について書きます。
 
この車との出会いは中国でした。1980年、NHK特集「シルクロード」が毎月放送され、それを見て感動した中学生時代の私は当時はまりだしていた自転車でシルクロードを走るという夢をもちました。
 
1988年、大学生になった私は、ついにこの地に愛車のタイヤを転がします。上海です。今とは全く違う街でしょう。あれ以来、ここには行っていないので正直、よくわかりませんけど。
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そして、私の愛車です。この店では飲み物を買いました。
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私が走りたかったのは、そんなゴミゴミした都会ではありません。もちろんこっちです。
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休憩しています。ウルムチからトルファンまで、190kmを一気に走りました。これでも隣町です。
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当時の中国は自動車を所有する人はごく限られていました。そして国産車の「紅旗」は別格ですが、あとはどこかの国のメーカーと提携して作ったノックダウン車か、もしくはソビエト製の軍用車っぽいトラック、あとは第一汽車製造、第二汽車製造なんていう会社のごっついトラックやバスだけでした。
 
そんな中、砂漠の道を我が物顔で走る車を目にしました。
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それがラダ ニーバです。
 
自転車はフレンチバルブの650Bを使っていましたが、風に煽られて落車、なんと大事なインフレーター(空気入れ)を曲げてしまいました。一応ウッズアダプターは持ってきていましたが、フレンチ、ウッズ、更にシュレッダーバルブ用でさえ、携帯型ポンプは売っていませんでした。
 
仕方がありません。長距離の自転車移動は諦め、現地で知り合った日本人とグループで旅を続けることにしました。観光の足はタクシーです。タクシープールに行くと、数台の乗用車の中に、ラダニーバがありました。これに乗りたい!その運転手と交渉、観光案内をお願いしました。
 
ラダニーバは意外なほど乗り心地がいいのに感心しました。また、荷物がかなり積めるのです。輪行袋に入れたランドナー改キャンピング車がすっぽり入り、サイドバッグもその荷室に入ります。これでも後席をたたんでいないので、4人乗っても大丈夫。そして本領発揮は砂漠の道です。岩がゴロゴロしている道でもバンバン行けます。しかも車体を激しく揺することもありません。コイルスプリングなのです。当時はパジェロでさえ後ろはリーフ(一部にコイル、リンクもありましたが)、ランクル70に至っては前後リーフです。そしてセンターデフを持つフルタイム4×4で、もちろんセンターデフロックも装備。アウディクワトロより早くフルタイム4×4でデビューしていたのです。
 
帰国から2年後のこと、就職した私は初めての愛車を潰し、ハイラックスダブルキャブを購入したことは以前書きました。この車を買う前は、父は「トラック買うの、ぷぷぷ。」と笑っていたのですが、これが家に来てからは非常に便利であることに気がつき、貸せ、と言ってよく乗っていってしまいました。
 
それからまた1年くらい経った時でしょうか。父の車が車検を迎え、もう新しいの買おうかなあ、ということになりました。何がいいか?お前のトラック便利だな。あそこまで大きくなくてもいいけど、荷物が積める車は便利だよなあ。
 
そこで、悪魔の提案を父にしたのです。
 
「車をシェアすればいいでしょう。ピックアップは便利だけど、ちょっと大きいからもう少し小さいの買って、それぞれの都合の良い方を使うというのはどう?」
「それでもいいけど、何かいいのあるの?」
「これ。」
 
と差し出す雑誌記事。ゴルバチョフ来日記念ラダニーバです。日本で大々的に売り出すことをもくろんでいたのでしょうか。興味を引く父。これ、メーカーどこ?
「ラダ」
「聞いたことないぞ。」
「まあ、まだ日本ではメジャーではないみたいだけど。」
「どこの国?」
「ソビエト連邦。」
「大丈夫なのか、そんなの。部品手に入るの?値段は?」
 
価格はたしか、200万円台前半だったでしょうか。
 
「高いなあ。お前のトラックより高いじゃんか。そんな金ないよ。」
「いや、仕方がないんだよ。日本の環境基準、安全基準を満たすために改造してあるから。」
「ソ連製だから安いのかと思ったよ。ソ連のジャムなんて大瓶で500円で買えるんだから。」
 
ウェブサイトから引っ張ってきました。
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国産車がいい、荷物が積める安い車がいい、大荷物はハイラックスがあるから、小回りの効く小さい車がいい。
 
その基準で父が選んだのが、ホンダの軽バン「ストリート」でした。ああつまらない!
 
さて、話は変わってこの憧れの車、ミニカーでは所有しています。ブログでお馴染み、S先生のソビエト旅行土産です。
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とにかく精巧に出来ていて驚きます。トランスファーの後ろ側出力が片側に寄っていますが、リジッドアクスルの後車軸は乗用車からの流用をしている関係でデフはセンターについています。プロペラシャフトはカルダンジョイントを使って斜めについているのですが、このミニカーはそこまで忠実に再現してあります。ライバル?トミカはシャシー下は凹凸で表現してあるだけです。
 
しかし、中身がない!なんででしょう。子供が小さい時に遊んでいたから、どこかにまぎれたのでしょう。まさか、捨てられたなんてことはないだろうけど。現時点ではわかりません。うーん残念。
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あこがれで終わったラダニーバでした。え、まだ売っているって?そうか、これからという手もあるか!


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面白そうな車ですね!(*^_^*)
でも、当時200万では、だいぶお高い車じゃないですか?
外車だから、仕方ないのかな?(笑)
おもちゃは、残念ですね~
中身が、あれば今頃、プレミア間違いなしですよ~
(⌒-⌒; ) 削除
2014/9/29(月) 午前 6:39
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ラダのミニカー おっちゃんも持ってますよ。今度そんな話も紹介しましょうね。 削除
2014/9/29(月) 午前 7:37
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kikuさん、コメントありがとうございます。

ミニカーにプレミアつかないでしょう。マイナーな車だし、その割にミニカー多いし。いや、ついていてほしくないです。ついていたらそれこそ残念! 削除
2014/9/29(月) 午前 10:42
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モンヂヂさん、コメントありがとうございます。

モンヂヂさんのブログ、ますます楽しみになってきましたよ~。 削除
2014/9/29(月) 午前 10:44
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はじめまして、ランクルの検索で飛んできました。
ニーバの記事で思わず書き込みさせていただきました。
前職の組織がかつて正規輸入元/販売元で発売していたのがこのニーバでした。

自分が入ったときにはすでに扱ってませんでしたが棚卸の時にごっそりこのミニカーが見つかって初めて先輩に聞いた覚えがあります。

実際のところどのくらい走るのでしょうかねえ・・・ 削除
[ Zip ]
2014/9/29(月) 午後 0:48
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な、なんと!実は私もNHK特集「シルクロード」を見て感動し、大学生だった1988年にシルクロードを旅しました。鑑真号で上海へ、列車でウルムチへ、砂埃舞うバスで天山南路を西へ向かい、コルラ、クチャ、アクス、カシュガル。。。そしてバスでパミールを越え、パキスタンへ。結局アフガニスタン国境まで至りました。
この旅で、敦煌から玉門関まで、天津汽車の4輪駆動タクシーで砂漠を渡り、すっかり4輪駆動車にハマった私は、帰国後、いろいろな四輪駆動車を物色し、ラダ・ニーバにも憧れつつ、三菱ジープを買い、この旅で買ってきたアラブ風音楽のカセットテープをガンガン鳴らしながら走り回っていました(笑)
長文、失礼しました(^^; 削除
やまさん
2014/9/30(火) 午前 0:17
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Zipさん、コメントありがとうございます。

なんと!ラダニーバを取り扱いの会社に在籍していらしていた方が私のブログにお見えになるとは、光栄のか限りです。しかもミニカーザクザクとは。驚きです。 削除
2014/9/30(火) 午前 11:39
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山さんさん、もしかして向こうで出会っていた方でしょうか?私はトルファンからウルムチに戻り、飛行機でカシュガルへ。バスでパキスタン方面へ行ってカラクリ湖、タシュクルガンと行きました。帰りは山さんと同じ道、コルラ、クチャ、アスク、そして解放前のイーニンへこっそり立ち寄っています。

遭っていなくてはおかしいくらい行程が似ていますね。 削除
2014/9/30(火) 午前 11:59
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アップされている写真の交通量や風景が古き懐かしい感じの
中国を感じますね。今では自転車で走るのも怖くなるくらいの大気と交通量になってるね。いい時期に行けたね!
しかしロシアの車とは!幅広い選択肢に脱帽。 削除
2014/10/6(月) 午後 5:59
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くまそんさん、コメントありがとうございます。

当時父の車を借りてスキーに行ったのですが、エンジンがかからなくなって往生しました。お湯を沸かしてビニール袋に入れ、バッテリーを温めてエンジンをかける始末でした。

ラダニーバはシベリアで走ることを考慮した設計ですから、寒さにはめっぽう強いのです。クランクハンドルでエンジンをかけられるので、バッテリーが死んでも平気です。雪道に強いフルタイム4×4だし、ルーフキャリアにいっぱい積んでもびくともしない厚い鉄板ボディ、憧れましたね。 削除
2014/10/7(火) 午後 9:50
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26年前 20歳の冬。
黒色のラダニーバを思い切って購入しました^^

今、思い起こすと
・ビックリする程重いステアリング
・最高時速80キロ
・修理時は部品が到着する迄二週間
・ぜ~んぜん効かないエアコン
と、、、、
凄い車でしたが、
その何十倍も楽しい愛車でした。
ほんとに、ほんとに大切な
私の First Car でした。
久しぶりにネット検索すると、
同じ想いの方がおられたんだ!
という驚きと喜びで思わず書き込んじゃいました^^
いつかまた乗りたいですね。
お互いに! 削除
nak*_1*1 ]
2015/11/15(日) 午前 7:49
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> nak*_1*1さん
コメントありがとうございます。そして、はじめまして。

これでラダニーバ乗り2人と知り合いになることができました。ブログやっていてよかったなあ、と感じますね。上でコメントをいただいたモンヂヂさんもラダニーバ乗りでした。

最初の所有車がラダニーバとは、これまたものすごい思い切りですね。設計は70年代のままなのでそのころの標準ではごく当たり前なのですが、90年代にノンアシストステアリングではかなり厳しく感じるでしょうね。最初に乗った父のタウンエースもパワステなしで、すえ切りはできない車(本当はしない方がいいけど)だったのが懐かしいです。

ブログに遊びに行きますね。これからよろしくお願いいたします。 削除
2015/11/15(日) 午前 9:10
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久しぶりにバタフライカヤックス クルーソー460コックピットポッドを組み立てました。
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久しぶりですが、組み立ては簡単なのであれどうだっけ?なんてことにはならずにすいすい組めました。

クリアウォーターカヤックスで買ってきたのがこれです。アフトデッキのバンジーコードを左右2分割にしたいのです。リアデッキを開いてフレームを入れる構造ですので、組み立ててからでなければバンジーコードを通せなかったのです。左右に分けておき、クリップとフックで左右をつなぐようにすれば、バンジーコードはループに通しっぱなしでよいのです。
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バンジーコードを丁度良いテンションになるように切って、末端処理をします。
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こんな具合になりました。私が買いに行った時には、店頭にCクリップが2つしかなかったのでバンジーの端切れで3つ目は結びました。船体のDリングは使わずにその根元のストラップループに通しました。Dリングは装備の流失予防用にナスカンなどをかけるのに使いたいからです。
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これで組み立てはまた早くなりました。予備パドルなどの装備をしっかりと保持できるでしょう。
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作業が済んだら収納します。せっかくだから、バタフライカヤックスのファクトリーブログに掲載されていた、コックピットポッドの底の部分にガンネルとバウフレームも収納する方法を試してみました。
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まだまだ余裕があったのでスターンフレームも入れてみました。それでも、カバーも余裕を残してかけることができました。

カバーをかけて表に反し、船体布と部品ケース、それにさすがに底に入らなかったリブ2枚をフレーム収納袋に入れて収納してみました。

ご覧のとおり、多くの収納スペースを作り出すことができました。
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シートを入れてみると、こんなに余裕があります。4ピースの予備パドル、ライフジャケット、ブーツ、食糧、ストーブ、コッヘル、その他まだまだ入れても、日帰りでは一杯にできないかもしれません。
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ザックなしでも行けそうですね。これは使えます。さて、いつ海に行けるかな。天候が良ければマナティトレイルで釣り、悪ければクルーソーでツーリング。もっと悪ければ自転車で遊ぶ方が安全でしょうね。

午前は道具の手入れ、家の掃除などをした後、10時30分からは歯医者へ行きました。詰め物が取れたのですが、そこの部分が黒くなっていたのでおそらく詰めて終わりにはならないだろうな。案の定、次回1時間の予約を取るようにと言われました。1時間も口開けているの辛いなあ。

取りあえず応急処置と歯の掃除、点検を受けて帰宅。妻も公休なので、一緒にどこか行こうぜ。ん、金町のイタリアンレストランに行きたいって?どこそれ。南口の商店街か。

で、着いた所がここです。PIZZERIA da TASAKIと看板にありました。ピッツェリア ダ タサキと読むのかな?
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石窯はこれ、超本格派ですね。これは期待が持てそうです。
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まずはブログに店名を乗せてよいかの確認をしました。

そして、注文したのは塩と胡麻のキャベツ、
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セットのサラダ、スープ等、
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それにこれがあの石窯で焼いた釜揚げしらす&長ネギガーリックのピッツア
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伊勢海老の味噌を使ったトマトクリームスパゲッティ
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ティラミス
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でした。あとは飲み物がセットについてきました。

パスタは生麺を使用していますから、もちもちの食感です。濃厚な伊勢海老の味噌が堪能できました。ピッツアはやはり、あの石窯で焼いていますから、もち、ふわ、さくとしていて素晴らしい出来でした。それに生地もシェフの手作りで、気候、気温、湿度を考えて毎日作っているそうです。熟成時間もたっぷりとっていて、材料も小麦と水、塩、それに酵母だけでこねているという本格派。

全てにシェフのこだわりが感じられる素晴らしい料理でした。

これで帰ってしまっては、せっかくの天気がもったいないので、どこかに行きたいね。でも、遠くは無理。もうあまり時間がないよ。

で、行ったのは母校のすぐそば、向島百花園でした。入場料金150円を払って中に入ります。
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平日なのに結構混んでいますね。表千家のお茶会が開催されていました。参加料を払えば当日受付OKでしたが、あまり時間がないし、作法が分からないのでパスしました。

園内を一回りします。大きい夕顔が生っています。
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水辺には風情があります。これくらいおおきい池が欲しいなあ。
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孟宗竹の林を抜けます。残念なのはこの向こうに高層マンションが見えてしまうこと。
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今が最盛期、萩のトンネルです。イノシシがいないと萩だとは気が付かない私ですが、このトンネルは素晴らしいことが分かります。
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その名も花魁草(おいらんそう)。場所が場所だけに、名前の由来とここに持ってきた経緯が知りたくなります。
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私が高校生の時、同級生と学校帰りに寄ったこともあるのですが、その時と比べるとずいぶん整備されているのではないでしょうか?忘れているだけかもしれませんが、歌碑も増えている気がするし、草の名前の表示もしっかりと付けたのではないでしょうか。そしてもう一つ違うのは来客がめちゃくちゃ増えていること。あのころは人がいなかったなあ。

お茶にしました。売店のおじさん、カレーを食べている最中で声をかけにくかったのですが、皿を置いて対応してくれました。妻は上煎茶と落雁のセット、私はラムネを注文しました。

妻、煎茶が美味しい!と感激。お茶ってこんなにおいしい飲み物だったのか、と言っていました。
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夕食は私の出番、その前に買い物にも行かなければいけないし、干していた道具や布団を仕舞わなければいけないので、早めに帰りました。

天候次第では取りやめになるかもしれないのですが、10月6日、7日と山に入る計画があります。登る山は白砂山です。メンバーは私と、もう一方。ブログの友だち、山のmochiさんです。

山のmochiさんとご一緒させていただけるのですから、やはり携行するストーブは 灯油で決まりでしょう。それに寒さ対策としてヒーターユニットも使えます。これを使えば赤外線暖房機にもなるのでこれからの季節には最適な選択の一つでもあります

お召ストーブですから、不具合があってはいけません。点検、部品交換し、万が一に備えて予備機も用意しました。

まずはスター商事のウェブサイトから純正補修部品を取り寄せました。
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正直、ちょっと高いな、という印象です。でも、00を買ったのは中学3年生の時でした。もう31年も前のことですから、こうして部品を手軽に供給してもらえることは幸せなことでしょう。

00を出してみます。そして分解。
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ポンプの皮パッキンは摩耗も見られますが、まだいけそうです。パッキンオイルを塗布しました。
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問題は給油キャップのパッキンです。硬化してしまい、エア漏れを起こしてしまっていました。これは交換ですね。
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なかなか外れませんでした。ぼろぼろと崩れてしまうのです。ようやく外れました。
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新しいパッキンを入れます。
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ちょっと入れにくかったのですが、丁寧にさしてから給油口にねじこんで無事に定位置に収めることができました。
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マナスル96は鉛パッキン部からのエア漏れが確認されました。これを交換します。

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明日、点火試験をします。
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ヒーターを乗せてみました。これも各部点検、全く異常なしです。
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買ったのは中3の3月ですから、1983年になります。この当時、オプティマス00が9,000円くらい、マナスル121が7,500円くらいでした。その金額差があっても、あえてオプティマスを買ったのはまるっこいタンクがかっこよく思えたのと、マナスルの生産会社が廃業して部品供給が止まることを恐れたのです。

しかし、私の予想を裏切り、マナスルはまだ売られていますが、00はとっくに販売を終了してしまいました。部品供給を続けているスター商事には感謝と尊敬を申し上げたいと思います。また、マナスルもスター商事取扱いになっているし、私とは本当に縁のある会社です。

白砂山、天候に恵まれるといいなあ。

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