三毛ジャガーの物欲日記

オートバイ、自転車、登山、カヌーカヤック、スキーなどアウトドアレジャーを楽しんでいます。物欲にまみれていて欲しい物は買う、戴く、無い物が欲しければ作ってでも手に入れております。

2014年08月

九太郎さんのために、かつて歩いた時の写真を使ってコース案内をしましょう。

奥多摩から丹波行きバスに乗り、鴨沢で降ります。そこからわずかに林道を行き、登山道へ入って行きます。モデルは小学1年生の時の息子です。

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しばらくはうっそうと茂った樹林帯の中を行きます。サルがたくさんいました。
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歩く人が多いコースなので、登山道はきっちりと整備されていると思います。
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登りがきつい部分です。でも、それほど長くはありません。
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七つ石との分岐を過ぎたあたりから防火帯に出ます。
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奥多摩小屋のテント場です。下は土ですが、石が少なくて快適に休めます。ただし、トレイは昔ながらのタイプです。
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飲料水はここで組みます。まず涸れていることはありません。テント場から徒歩5分くらい、階段を降りたところにあります。大きめのタンクに汲んでおけば、1回行けばもう十分です。
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テント場から水場への階段です。
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2日目、夜明け前。奥多摩小屋前でも結構良い景色が楽しめます。
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そしてご来光。このときは雲が多めでした。
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小雲取を越えて。
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東京都最高所です。
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やや急なくだりです。
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頂上からわずかで雲取山荘へ到着します。こちらは山小屋もテント場も混雑しがちなので、奥多摩小屋にしましょう。女性がいるならトイレがきれいなこちらの方が嫌がられないかもしれません。
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白岩山頂上で、昼食にしました。奥多摩はシカの食害に悩まされています。登山者が餌をやっているのか、食事を食べていると寄ってきて困りました。息子は大喜びでしたが。
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白岩小屋です。コンビニはないけど、山小屋は結構あるのでそれほど神経質でなくても良いルートです。
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霧藻ヶ峰です。ここまでくると三峰側から来る登山者が大勢います。
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もう神社の参道のような感じですね。ゴールはもうすぐです。
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ゴール。だったところです。ここからロープウェーで下ったのですが、廃線になってしまいました。歩いて下るしかないですね。
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この橋を渡ればバス停大輪がすぐです。
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まあ、ざっとこんな感じで難しいところ、きついところはあまりないのですが、登山らしい雰囲気は味わえるので初めてのテント山行には良いルートではないでしょうか。小学1年の息子も全行程こなしていますから、心配は要らないと思います。

私の高校時代、初めての山行コースでもあります。宿泊地は違いますけどね。


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ジイさんのオラでも、
大丈夫そうな感じですね~(笑)
膝が悪くなければ、行ってみたいのですがね(^_^;) 削除
2014/9/1(月) 午前 6:02
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kikuさん、膝がお悪いのですか、私と同じですね。特に寒い時には苦労させられます。

ジイさんというにはあまりにも早すぎですよ、お兄様! 削除
2014/9/1(月) 午後 7:38
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さすがはあなたの息子。小学一年生がこんな長丁場をよく歩きましたね。
ボクはこの改築なった雲取山荘を知りません。
それと、白岩山荘が健在なのにビックリしました。
一時期(もう30年にもなろうか)すでに廃屋みたいに寂れていました(曖昧な記憶、もし違っていたらゴメンナサイ)。この写真のときは、たくさんの毛布や布団が干されていて嬉しい限りですが、それからの歳月が長く、今も頑張ってくれているでしょうか。
どの山のガイドブックかに「東京が2000mの山を持っている幸せ」のようなことを書いていて、いたく同感を覚えたことを思い出します。 削除
2014/9/2(火) 午後 10:25
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山のMochiさん、コメントありがとうございます。

息子は体を鍛えることだけは怠りなくやらせてきましたので、これくらいは楽勝でした。今でも毎日鍛えていますから、きっと何かにはなるでしょう。

白岩小屋は10年前ですでに崩壊しそうなご老人が小屋番をしていらっしゃいましたが、今はどうなんでしょうか。

もし、ご都合がつけば一緒にいかがでしょう?荷物持ちは2名もいますから、カメラだけ抱えての登山ができますよ。 削除
2014/9/2(火) 午後 10:45
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あのサッカー少年にもこんなかわいらしい時期があったのね~!
♬あの頃は~♬ 削除
2014/9/3(水) 午後 7:36
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若かった~ 削除
2014/9/3(水) 午後 7:56
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9月14日、15日実行予定の山行の装備をまとめました。



衣類

すべてドライ素材でお願いします。(綿× ユニクロのドライ△ 山岳ブランド○)



当日着用分
下着パンツ、Tシャツ、薄手長袖シャツ、カッターシャツ、登山用ズボン、登山用靴下、帽子、サングラス、登山靴(軽登山靴、登山靴、トレランシューズいずれも可)

ザック
腕時計


以下はザックの中に

予備衣類
下着パンツ、Tシャツ、薄手長袖シャツ、登山用ズボン、登山用靴下

防寒着
フリースジャケット

合羽(ゴアテックス、もしくは他方式でも防水透湿素材の物。ミズノOK.)
スパッツ

手袋(軍手可)

就寝用品
寝袋(3シーズンマミー型で。化繊綿可、ただしかさばるよ。)、シュラフカバー、個人マット(エアマットでも、ウレタンマットでも)

生活用具
ヘッドランプ(手持ち不可)、ポケットナイフ(オピネル等)、細引き5mmφ×5m、ビニール袋適宜、メモ用紙、筆記具、ファーストエイドキット、水タンク(ハイドレーション可)1.5ℓ以上、ブキ(箸、スプーン、フォーク)、食器、ロールペーパー、タオル、歯ブラシ、除菌ウェットティッシュ、

非常装備
予備靴ひも、非常食(キャラメルなど)、携帯工具類、針金、ガムテープ少量、ろうそく、ライター、

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ウエストポーチに

財布、健康保険証、地図、コンパス(オリエンテーリング用)、携帯電話

有れば便利

GPS、カメラ、アマチュア無線機、気圧高度計、傘、ザックカバー

共同装備

テント、フットプリント、テントマット、

ストーブ、燃料、コッヘル、お玉、水タンク大

食糧
昼食(レーション)、夕食、朝食、昼食、予備食1回分、嗜好品(コーヒー等)




現在2名の予定なので、テントは私のダンロップVL31を使用する予定です。もし増えるようならプロモンテK405を持って行きます。

ストーブはスノピWGかなあ。献立は検討しましょう。

九太郎さんは最低一度は冬山に登られているので、(スノーシューピクニックを入れると2回か)ある程度はお持ちではあると思いますから心配はしておりませんが、もし買うとしても登山用品は値段やブランド盲信で買わない方がいいですよ。使用目的と使用する人間に合っていないと全く意味がないものも多く存在します。店員とよくご相談ください。

もし持っていないものがあったら私にご相談ください。それからニッカーボッカーはお金とったりしませんから、ご安心ください。


来週はMtFUJIエコサイクリングです。今準備真っ最中。でも、その次の週も公休なのでそちらの準備もしなくてはいけませんね。

急募!同行者求ム。9月14日~15日1泊2日奥多摩雲取山縦走。

アクセス

0744 新宿発 ホリデー快速奥多摩1号
0914 奥多摩着
0930 西東京バス丹波行
1005 鴨沢下車

大輪(三峰神社線はがけ崩れで迂回中の模様)~バス~三峰口
三峰口~秩父鉄道~お花畑
西武秩父~レッドアロー~西武池袋

コース

9月14日 鴨沢~ブナ坂~奥多摩小屋(テント宿泊)
9月15日 奥多摩小屋~雲取山~三峰

必要な装備は一般登山装備一式(これについてはまた後に詳細アップします。)

メンバー
現在のところ

三毛ジャガー
九太郎さん(天幕縦走は初心者)

もし、ご同行いただける方がいらっしゃればその方のご希望もうかがいながら煮詰めていきます。ただし、九太郎さんに無理の無いような山行にしますので、あらかじめご了承ください。過労の予防にかなりゆっくりしたペースでの登山にしようと思っています。テントは人数によってサイズを決めますので、ご心配は無用です。

タイトルは今昔とありますが、今も昔も何も変わっていない話です。

トラックバック先を見ていただきたいのですが、山のMochiさんのブログに私の写真とご自身の描かれた油絵とを掲載されています。その中で、ベランダを支える柱が斜めになっている件を取り上げてあります。私の写真では柱の向きがどちらなのかわからないように撮影されていたのです。そこで、フォルダを探したところ、今回往きに通過した時に、通過時刻を記録する手立てとして明神館を撮影していました。その写真が、これです。
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ブログ掲載を前提として撮影していないので、ほんとのタイムスタンプ替わり、メモ写真ですからつまらない構図ですが、たまたま斜めの支柱が映り込んでいました。小さいのでそのままのサイズでアップしました。

45年前の絵とほとんど変化はないように感じられます。山のMochiさん新婚時の思い出の場所とのこと。またお二人ご一緒にお出かけ下さることでしょう。

追記:トラックバック機能がうまく使えませんでした。ここにURLを貼っておきます。


その他の建物も掲載しておきます。

上高地チケット売り場とその裏の売店
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徳沢(人が多くて建物全体像を写すことをためらってしまいました。)イメージ 4

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横尾
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槍沢ロッヂ
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ババ平(旧槍沢小屋)
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何も変わっていないもの、変わった物、いろいろあるかもしれません。そういう観点で写真撮ってくるのも面白かったかな?

2014年8月27日

腕時計のアラームが鳴りましたが、まだぐずぐずとシュラフの中。今日はもう上高地へ下るだけです。ゆっくりしても大丈夫です。4時45分、ようやく寝袋から出る気になりました。

朝食を食べ、パッキングをします。6時11分、ババ平を後にします。雨は降っていませんが、昨日は激しく降ったのでぬかるみもあるでしょう。スパッツを装着しました。ドロドロのままバス、電車に乗るわけにはいきませんから。
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ひどいぬかるみがあちらこちらにできていました。
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水は涸れていますが、おそらく昨日はかなりの水量が流れていたことでしょう。
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山の朝です。この静かな雰囲気を歩くと、山から下りることが大変もったいない事のように思えてきます。
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川沿いの道は涼感満点、楽しく歩けます。
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槍見河原に寄りましたが、槍は雲の中、全く見ることができませんでした。今回、槍の姿を見ることは、直接登っている時をのぞき、全くありませんでした。

7時41分、横尾到着。案内板には今年の7月、8月の遭難が記されていました。死亡事故が2件ありました。
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んん、これは!横尾で疲労???ここで救助要請したのか!
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横尾からは登山道でさえなく、だらだらの林道です。ガンガン飛ばしていきます。
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美しさにシャッターを切りましたが、水の透明感が出ませんね。偏光フィルターがあればなあ。
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山の上の方はガスっていますね。今日も眺望は無しかな。
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9時07分、明神館到着。山行十話によると、大木さん達5名が穂高登頂後、ここに宿泊しています。大木さん最後の山旅の締めくくりの地なのですね。
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梓川河原で一本。バスにザックを乗せることを考え、ハイドレーションを仕舞ってありました。水はペットボトル、ザックの中ですから、降ろさないと飲むことができません。
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ハイドレーションの吸い口を押されると水が出て来てしまいますから。止水バルブ付きのもあるのですが、今回は無しでした。

もう登山客より一般観光客の方が多くなっています。
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9時40f分、かっぱ橋通過。
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バスターミナルへ着いたらチケットを購入、整理券をもらって並びます。10時05分発新島々行のバスに乗りました。

新島々からは松本電鉄です。「淵東なぎさ」(えんどうなぎさ)なる萌えキャラがイメージキャラクター、すれ違い車両には大きく描かれているものもありました。
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ご当地ゆるキャラ、萌えキャラ流行っていますね。これでどれだけの経済効果があるのでしょうか?
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車内に風鈴が。
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12時00分松本発あずさ16号新宿行きに乗り、14時41分新宿着。15時40分自宅に到着しました。シャワーを浴び、濡れていた衣類を洗濯し、靴には新聞紙を詰めます。そしてびしょびしょのテントを干して一休み。ひと段落したらブログの記入をしました。あ、雨だ。


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「山行十話」をいつも心にとめて下さっての山行、ありがとうございます。とっても嬉しく思います。
明神館の、2階の屋根をテラスの支えも兼ねて下から支える太い支柱が垂直ですが、昔は布基礎部分から斜めに生えていました。建築家のアイディアを「面白いなと」思って観ていましたが、貴殿の今日の写真で普通の柱になっているのを知りました。
あと(明日になりそう)で、当方ブログに、当方のヘタな絵を比較のため載せて見ますね。その絵の元になったスケッチ代わりの写真は「あの山行」の入山日のものなのせす。貴殿の写真も使わせて下さいな。
いつもながら、今回も写真をたくさん載せて下さって、おおいに楽しめました。 削除
2014/8/29(金) 午後 4:54
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お疲れ様でした~(*^_^*)
最後の行程は、やはり余裕があったみたいですね(笑)
夏の登山シーズンもボチボチ終わりで
しょうか?
でも、秋のキャンプ程度は
行くのかな?(笑) 削除
2014/8/29(金) 午後 4:59
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お疲れ様でした。無事で何よりです。
上高地の入り口ゲート横の温泉「ト伝の湯」にツカってサッパリするのもいいですよ~。
萌えキャラは経済効果あるよ(・∀・)
どの道の専門家(=オタク)も研究・収集には財を惜しまないのさ。 削除
2014/8/29(金) 午後 7:27
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晴れていた方がいいに決まっていますが、曇りや雨の山もまたそれなりにいいものですよね。霧が川に棚引いたり、巻き上がりながら山肌を登っていったり。
お疲れさまでした^^ 削除
やまさん
2014/8/30(土) 午前 7:35
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山のMochiさん、長い文章をお読みいただき、ありがとうございました、

今回の山の選定は前にも書いたとおり、山行十話を含むいくつかの山岳小説をより深く味わおうとその地を訪れることも、目的の一つにしました。大木さん(仮名)の山行最後に泊まった宿として記憶にあったものですから、写真に残してみました。もっと正面から取りたかったのですが、多くの客がいたので顔を写さないように、かつ明神館の名前が分かるようにするにはこれが限度でした。

写真をお使いいただけたら大変光栄に存じます。来年はウソッコ沢、ヤレヤレ峠を越えて茶臼岳、あるいは塩見に行くことを画策しています。不便な南、南アルプスですが、毎日あるぺんバスが出ているので、うまく使えば行けそうな感じがしています。きっと山行十話、本当の面白さに気が付くことができる様になることでしょう。 削除
2014/8/30(土) 午前 11:24
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kikuさん、コメントありがとうございます。

秋でも山にはいきますよ!近々計画をアップする予定です。そして、海水浴客に奪われていた海岸がカヤッカーに返還されますから、釣り竿もって海にも出るつもりです。ご指導お願いします。 削除
2014/8/30(土) 午前 11:26
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くまそんさん、コメントありがとうございます。

卜伝の湯って、塚原卜伝の湯ってことでしょうか?他の卜伝を知らないもので。ヲタクの経済効果はグッズの売り上げにはあるでしょうが、松本電鉄に乗りに来るかな~。なんかずれてる気がします。それより、せっかく他社の古い車両を譲り受けたのだから、オリジナル塗装を維持してそっちをアピールした方が鉄ちゃんたちが来てくれそうな予感。それともクルマで来て写真撮って帰られちゃうかな? 削除
2014/8/30(土) 午前 11:32
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やまさんさん、コメントありがとうございます。

さすがやまさんさん、わかっておられますね。自然は本当に一期一会、二度と同じ風景にはなりませんから、いやだなあと思わずにその日、その時ならではの状況を楽しみたいものです。

もちろん限度はありますけど。 削除

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