三毛ジャガーの物欲日記

オートバイ、自転車、登山、カヌーカヤック、スキーなどアウトドアレジャーを楽しんでいます。物欲にまみれていて欲しい物は買う、戴く、無い物が欲しければ作ってでも手に入れております。

2014年04月

4時にかけた目覚まし時計は鳴らせることもなく、3時30分には朝食を食べ始めます。やはりイベント参加の日はどこか興奮気味なのでしょうか。メールをチェックするとなんと、御大から午前1時にメールが来ていました。何時に寝たんでしょうか?今日のロングライドは大丈夫かなあ。
 
4時に妻と娘を起こし、食事を摂らせます。そしていよいよ車に乗り込む4時25分。4時40分御大、5時御大義兄様ピックアップ。日の出の景色を楽しみながら順調に車は進みます。
 
時々、ルーフに自転車を積んだ車が追い越して行きます。追い越し様、笑顔であいさつ。みんな朝早くから、楽しそうです。
 
6時20分、大谷PA到着。トイレに寄ります。ロマンチック村のトイレは混雑が予想されますからね。
 
ルーフの上には5台のロードバイクが積載されています。いちばん左はブサギロードです。結局、陸上部がオフになった娘も参加できることになりました。
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ロマンチック村に着いたら、まず受付、次はバイクを降ろしてセットアップ。ポンプでタイヤの空気圧を適正にあげ、と言っても5台で計10本もあるので案外時間がかかります。特に私は自分、妻、娘と3台面倒を見ているのですから。
 
色々とやることが多くてあっという間に時間は過ぎ、開会式もほとんど参加できませんでした。時刻は8時ちょっと前。ジャパンカップチャレンジ110㎞コースの私は出走者の列に並びます。出遅れてずいぶん後ろになってしまいました。
 
8時20分頃、スタート。集団を引っ張って1分前スタートの集団に追いつきます。いくつかの信号待ちでどんどん集団は前の出走者を吸収し、長い列車を形成します。列の右を走り、上がっていくとブリッツェンの選手発見。その後ろが空いていたので付きます。
 
スタートの時に、1500W出す男と紹介されていましたね。馬力に直すと2馬力に相当するので、これは大変なものです。
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速度は傾斜に合わせて無理なく、平坦で30㎞/h~35㎞/hで走ってくれました。これなら楽しく走れます。前を引いてくれるだけでなく、安全にも気を配ってくれますので本当に助かりました。
 
しかし、その楽しさもわずか30分で終了です。1つ目のエイドステーションに到着したのです。
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ものすごい行列でした。温かいスープが美味しかったですね。パンもいただきました。さて、再び走りだします。独走になってしまいますが、心配はいりません。すぐに前に追いつき、まったりと走れます。ある程度休めたら、また前に出てその前の集団に追いつきます。その、繰り返しでどんどん距離を稼ぐとまたまた30分ちょっとで道の駅、湧水の郷しおやに到着です。
 
ユリピーと記念写真を撮ってもらいました。ゆるきゃらブームですね~。この暑いのに中の人は大変だ。
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冷やしトマトが美味しい!そしてパンが選び放題!
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消費カロリーより補給カロリーの方が上回っていたりして。これほどダイエットに向かないイベントも珍しいのではないでしょうか。
 
しおやを出ると水を張った田んぼの中を抜けて行きます。景色は田園風景でよいのですが、やや向かい風、遮るものがないので前を引く人は大変です。気持ちよく35㎞/hの列車に乗っかっていましたが、ずっと一人が引いている様子。だんだんペースが下がってきてしまいます。仕方がないな、するすると上がって、声をかけて前に入りました。
 
前に出るとやはり向かい風、35㎞/hの維持ができるのは5分程度、すぐに下がってきます。これはたまらないと先頭を代わってもらい、脚をためます。そしてまた前に出て、とやっていると「もうすぐエイドステーション」の看板がありました。梵天です。
 
ここの目玉は豚の角煮とおいなりさん。
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食べて一息ついていると、あれあれ、知っている顔がいるぞ。
「鈴木真理さんですよね?一緒に写真写っていただけますか。」
一応確認。そっくりさんということもあったりしますから。
 
そうです、ハイいいですよ、と快諾を受け、イケメン二人の2ショット。真理(しんり)さんはアテネオリンピックの日本代表ロード選手でした。
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あれから10年、変らないですね。
 
梵天を出て、信号待ちしている前方集団に追いつくと、その前を引いていたのはまたまた鈴木真理さん。えらく高いケイデンスでくるくる回して前を引いてくれていました。
 
 
一番前が真理さんです。あんまりよく写っていませんね。ヘルメットだけです。
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安全安心、快適なサイクリングが楽しめました。オリンピック出場選手と一緒に走れる幸せを感じながらどんどん距離を稼ぐ、、、こともなく、すぐに次のエイドステーションへ到着です。
 
ここの売りは餃子でしょう。
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水餃子なので、のどごしがよく食べやすかったですね。下には野菜が詰められていました。
 
ここまでくれば70㎞コースは残り20㎞程度でしょうか。でもまだエイドステーションはあるのです。
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スポンサーの森永が提供する、フランスパンにコンデンスミルクがけ、苺にもそれが付き、それにコーヒーにも入っているそうです。特別サービスはパーカッションバンドの演奏です。
 
最後の峠をオフィシャルの応援を受けながら登りきると、下り坂、後はわずかで70㎞コースのゴール、ロマンチック村に出ます。110kmの私は通過します。時刻は11時30分頃でした。3時間10分で回ったことになります。たいしたことないように感じるでしょうが、何しろ5カ所のエイドステーションで食べまくりですから、走行時間は案外短いのですよ。メーターの平均速度は27.2㎞/hでした。
 
ここを過ぎるとまたたいして走ることもなく、大谷観音へ到着。昨年に引き続き、観音様と記念撮影しました。
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ここではカレーがあったので、いただきました。他の参加者より、
「これから登るのに、漢ですね~。」
なんて言われました。
「私は平気ですよ。大変なのは私の後続車。踏まないようにしてください。」
 
カレー以外にも、トマト、オカラドーナッツ、オレンジと豪勢なメニューでした。またオフィシャルの女性がケロロ軍曹ジャージにモンペと何とも意味不明。
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ここで妻の携帯にメールを入れまいた。
「現在位置、大谷観音エイドステーション。到着は13時30分~14時になる見込み。早く着くようなら先に入浴して下さい。」
 
あっちはあっちで気になりますが、こっちもこれから山岳地帯ですからね。
 
大谷観音ASの先の コースを確認すると、ケロロ軍曹、この先に怪しい人がいますからその人の案内に従ってください、と教えてくれました。でもお姉さんの、ケロロにモンペも十分怪しいんですけど。
 
たしかに怪しいですね。
「イー!」
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ショッカーの戦闘員が立哨していました。ショッカーは人使いが荒いブラック企業ですからね。戦闘員は大変だ。
 
この辺りのオフィシャルはみな変なコスプレをしていて笑わせてくれます。女装、モモレンジャー、ワンピースのキャラ(名前は知りませんが)、なにやら怪しい人がたくさんいました。
 
登り始めたら息が上がってきました。まだ山岳賞コースまで行っていないのに。平坦で飛ばし過ぎたせいでしょうか、それとも歳のせい?なんだか疲れを感じてきています。脚が重くなってきています。
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でも、景色はきれいですよ。せっかく参加してここを通過しないなんて、もったいない。
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そして山岳賞コースへ到着しました。昨年は、強制参加でタイムスタンプ方式でしたが、今年は希望者のみ、計測チップ方式に変っていました。5人で参加しても、110㎞コースは一人ですから、わざわざ計測することはないなあ。それに去年は計測すると聞いて無理して登り、そのあとがヘロヘロで辛かったから、今日はそのまま行くことにしました。無理せず、自分のペースでゆっくり行きました。
 
そして頂上ゴール!
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ボトルの水を飲み、もらっておいたパンを食べます。一休みしてから下らないと、大きな事故を起こす可能性が高くなるのでこれは大切なことだと師匠に教えられていますから。
 
息が整ったところで下ります。強めの向かい風で、耳たぶが風起きる音が唸りをあげます。ぐんぐん下り、下りきって一般車道へ出たところの信号でかなり待たされました。すると後ろから集団が降りてきて、追いつきました。その中に、ブリッツェンの選手が!ラッキー、前を引いてもらおう。
 
しかし、数分で私のすぐ後ろからパン!と甲高い音が聞こえてきました。どうやらバーストした様子です。ブリッツェンの選手、フォローの為に停車しました。結局また一人かあ~。
 
でも、もうじきエイドステーションの看板が見えてきました。いよいよ最後のASです。そしてこんな人もいました。
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ASは最後まで食べ物が豊富、しっかりミネラルを補給して脚攣りの予防に努めます。さあ、あと20㎞だ!
 
追い風を受け、ぐんぐん飛ばします。ドラフティングの恩恵はまるで受けられませんが、ここへきて急に脚が止まらないのです。バンバン前走者を抜かします。そしてトンネル前の登坂。ここを越えればあとは下りだけ。がんばれがんばれ。
 
トンネルは登りで火照った体を冷やしてくれる快適な環境でした。そこからはアウタートップを踏み倒し、いけー!!しかし、途中から向かい風、下り坂なのにシフトダウンしなければならなくなります。速度は45㎞/hだったのは最初だけ、終いには30㎞/hまで落ちました。下りでこれとは、我が脚の貧脚ぶりにはほとほと困ったものです。
 
あと3㎞の看板を見てまた元気を盛り返し、少しシフトアップ。最後の交差点で那須ブラーゼンの選手に追いつかれました。
「ありがとうございました。大変楽しく走れました。」
「それはよかったですね。ゴールのポーズは考えてありますか?」
 
そうかそうか、ゴール写真があるのか。それならこれでどうだ!
二人で両手をあげてゴール!
写真、買っちゃいたくなったら困るな。時計を見ると13時30分でした。
 
完走証をもらう列に並び、携帯を出すとメールが着信しました。
「全員完走しています。」
 
すぐに電話。食事券でカレーをもらって食べる所だったようです。私も合流し、今もらったキリンフリーと本日2回目のカレーを食べました。
 
70㎞の4人はほぼ一緒に走ったそうで、御大と義兄様は、妻と娘に気配りしていただいたようです。全員メカトラなく、事故なく、楽しく走れたとのこと。ああ、本当によかった。これが「辛かった」「痛かった」「もういや!」だと次につながりませんからね。
 
完走後のブサギロードと娘。登りは一番強かったという説がありました。
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温泉に入って、みんみんで餃子を食べ、事故、故障車をたくさん抱えた東北道の渋滞を乗り越えて帰宅しました。
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御大、その義兄様、楽しい一日をありがとうございました。次はツールドさくらがわで、またご一緒をお願いします。


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お天気も絶好、楽しみましたね、走って食べて、また食べて走って、、、。
ボクが中学の遠足で見たあの懐かしい大谷観音が、歳月で味のある仏様になってきた感じがします。
それにしてもblogの書き込み速度にはビックリ。写真がたくさんはいり面白く読みました。 削除
2014/4/28(月) 午前 7:50
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山のmochiさん、コメントありがとうございます。

すべてが上々にいき、楽しい1日でした。

大谷観音に上る階段があるのですが、靴の底にクリートと呼ぶペダルにはめるためのプラスチックの固まりがあり、階段を安全に登ることができないので、まだ下から見上げるだけなのです。次は歩ける靴で行きたいですね。 削除
2014/4/28(月) 午後 5:23
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みんな楽しく完走おめでとうございます。
オリンピック選手や有名選手と走れるのも楽しみですね。
エイドの感じとかマラソン大会と似てます。
奥武蔵ウルトラマラソンの折り返しのエイドはビキニのお姉さんに
水をかけてもらえるサービスがあったよ(・∀・)
コスプレも目に( ・∀・)イイ!!のが沢山あるといいよね。 削除
2014/4/30(水) 午後 6:52
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くまそんさん、ありがとうございます。

娘のブサギロードは70㎞の4名では一番先にゴールしたそうです。ブサギさんの名前をいただいているのですから、しょぼい走りでは申し訳ないと思っていたので、ちょっとホッとしています。

奥武蔵のイベントに出ていらっしゃいましたか。よろしかったら一緒にいかがでしょうか? 削除
2014/4/30(水) 午後 10:36
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明日はいよいよサイクルピクニック宇都宮です。
 
衣類をどれにしようか、選びます。私と娘は簡単なのですが、妻はいろいろと大変なのです。仕方がありません。新松戸のセオに買いに行きました。
 
デローザの真っ青な上下セットのジャージを気に入った妻、試着してみますが、体にぴったりしすぎるという不思議な理由で却下。ぴったりなんでしょう、なんでダメなんだろう。レーサーパンツも短すぎるって。でも、あれで走ったらかっこいいと思うんだけどな。
 
レーサーパンツを嫌がるのですが、尻が痛くなるのも嫌。で、パッド付インナーパンツとパッドなしズボンを購入。いろいろ大変だ。
 
フレームポンプや消耗品類も買いました。さらに食料、飲料水、あがりのビール(最高!)を購入しました。
 
自転車を手入れをして、車に積み込みます。明日はブサギロードのイベント初参加となります。特に念入りにワックスがけしました。チェーンにも給脂、そして拭き取ります。各部点検、ディレイラーも調整、快調です。
 
車の上に積載します。ん、後輪がサイクルキャリアのネジに当たるぞ。ちょうどその位置にクランプが来るのです。
 
それならこれでどうだ。本来キャリアの上に来るナットを下にします。U字ボルトを上からさし、下からは鉄の板に穴を開けて差し、そこをナットで固定します。
 
明日、同乗される方へ。良い情報と悪い情報があります。悪い情報は、車載キャリアの固定が純正品でない、自作部品になってしまっています。良い情報もあります。その工作を行ったのは、私です。わはははは。
 
さて、時間の合間を縫ってカヤックの撮影をしました。実は、まだちょっと明かせないのですが、ボランティアである活動をしています。
 
これが、パドルホルダーを使った状態です。
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これが、防水バッグを乗せた状態です。反対側はデッキバー固定用のラダーバックルを使用しています。左右のストラップは持ち手のストラップに固定してます。どれも外すことができますので、使わない時にぶらぶら、ということもありません。
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シーソックの脚の部分を留めるストラップは、私が付けた場所の方が素直に取回せます。こちらの面を下にした時に、バックルが地面に当たらない様に避けていますが、キールの所は真ん中ですので、それは無理です。そこで、上にずらしてみました。キールの端で傷めそうなところを縫い付けたストラップが保護をしてくれることも、一応は狙っています。
 
遠景。
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明日は4時起きです。もうそろそろ寝ます。


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やはり、女性は体型を気にするのですね~(笑)
ピッタリのウェアカッコいいのですがf^_^; 削除
2014/4/27(日) 午後 6:21
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kikuさん、コメントありがとうございます。

そうなんですね。それほど注目を集めるわけでもないでしょうに。レーサーパンツは恥ずかしいと、スカート付きの物が売られていますが、自転車の乗るうえでは邪魔にしかならないのです。でも、あんまりいうと「女の気持ちがわからない人」認定をされてしまいそうなので突っ込めません。 削除
2014/4/27(日) 午後 9:11
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顔アイコン何にしろ、着るものがあって良かった( ´∀`)!
どれも着るの嫌だから裸で.............なんて事になったら
一番目立ちそうですね。 削除
2014/4/30(水) 午後 6:39
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くまそんさん、コメントありがとうございます。

裸を通り越して、筋肉が見えるようなプリントのジャージがかつてプロチームジャージにありましたね。目立つことは恥ずかしさもあるでしょうが、被視認性という点では大切な機能でもあります。 削除
2014/4/30(水) 午後 10:30
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タイトルは五木寛之のエッセイ、「雨の日には車をみがいて。」のオマージュです。
 
今度の日曜日にはサイクルピクニックがあります。5人5台を積載する都合上、当然自転車は屋根の上です。安全に積むためにルーフキャリアを点検します。
 
バークロスホルダーの留めねじがことごとく錆びています。中古をヤフオクで買った時にはすでに錆加減、あれからもう7年ですから、まっかっかになっていました。
 
ベースキャリアを降ろしてネジの交換をします。ネジは今回はステンレス製に換装しましょう。それでも強度は十分あるでしょうから。
 
まず現在ついているネジを外します。一つのクロスホルダーに4本のネジ、それが8カ所で32本もありますから、ここは電動ドライバーの出番。錆びていても5-56を吹けば回るようになります。
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分解したら、また屋根の上に、、、。屋根、汚いね。そのねじから垂れた錆などでしみができているし、キャリアフットの当たる所には汚れが堆積しています。そして、全体的にもキャリアの下なので普段よく洗えていなかったのです。
 
それなら洗車しましょう。天気も上々、絶好の洗車日和。高圧洗浄機で汚れを洗い流し、カーシャンプー、そして粘土がけ、水あかとり、仕上げはブリスXでコーティングとフルコース。
 
途中、シャンプーを流していると急に水圧が下がりました。レバーを離してもポンピングしたまま。あれあれ、何か変だぞ?
 
あ、大変だ!高圧ホースが破れている!しかも2か所も!!すぐに電源を落とし、ダクトテープで補修します。電源を入れると、やはりテープを膨らませて水が盛大に漏ってきます。ガムテープでさらなる補強をしました。すると今度は、2か所の漏水個所の間のホースが膨らんできています。どうやら外被膜の中に水が入ってしまっているようです。
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仕方がありません。本体で電源を入り切りしながら、やや低くなった水圧のまま洗車続行しました。高圧ホース、高いんだよなあ。きっとガレージ床の縁石でこすってしまったのでしょう。養生しておけばよかったなあ。
 
仕上げのポリッシャーがけです。私がここまでやるのは珍しいのですよ。
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ガラスも磨いて、外装は完璧、かなあ。まだ奥が深い世界だからまだまだと言われそうですね。
 
いつも付けているルーフキャリアを外すとさっぱりしますね。アイスラッガーを投げたウルトラセブンの気分です。
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せっかくだから、フロントカメラのレンズも磨きましょう。左右の確認用カメラなのですが、雨天走行時に汚してしまいがちで、白っぽくなって視界不良になっていました。
 
外さないとうまく磨けないのですが、汚れやすい所についているんだからもう少しメンテナンスしやすいようにしてくれてもいいですよね。
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出て来た目玉のおやじさん。
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ルーフキャリアを乗せるのはまた今度でいいや。次はこの作業です。
 
クルーソーコックピッドポッドの収納体における小改良です。電車行をしてみて、気が付いたことがあるのでやってみました。
 
まず、ちょっとした失敗の補修から。キャスターの付いていない側の下を擦って穴を開けてしまいました。電車の中で、壁側に寄せる時にやってしまったのかもしれません。キールフレームの当たるところです。
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補修、改良用品を手芸屋さんで買ってきました。私が入る店としては例外的に店員から客のほぼ100%が女性という環境です。
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バックル類はバタフライ純正の物と全く同じものを購入できました。
 
さて、先ほどの穴は布用接着剤で25㎜幅ナイロンテープを貼って、さらにミシンがけしてみました。
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そして、下部片側にはパドルホルダーを付けました。電車行の時に、パドルを差すとすぐに抜けてしまったのです。もう少し深いポケットが欲しくなりました。
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ナイロンテープは上部にも付けました。以前書いた通り、荷物をポッドの上に固定したり、電車の中でポッドが倒れないようにしたりするのに使えるようにです。使わない時には邪魔にならない様に、折り返しリングだけが残るようになっています。
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それにしても、実際に自分で改良してみると、このフレームカバーが実に良い材質で、丁寧な縫製がしてあるかを肌で理解できます。艇も含めてほぼ一人で作っていることを思うと、部品一つ一つに込められた製作者の熱意を感じてきます。本当によい製品を買った物です。
 
さて、いつしか外は雨。妻から電話です。
「仕事終わったよ。雨が降っているから、お迎えお願い。」
 
車より妻の方が大事ですからね。もちろん喜んでお迎えに行きました。で、タイトルはこうなりました。

朝6時3分の京成金町発高砂行きに乗るべく、家を5時30分には出ようと思っていたのですが、なぜか出発前に電車の中で読む本を持って行きたくなって探してしまっているうちに5分経過、これはやばいかも!?
 
それ急げ、速足でクルーソーを引っ張って歩きます。自宅から駅まで2㎞はありますから、空荷ならともかく急がないと間に合いません。
 
なんとか出発3分前には車両に乗り込みました。こんな早くから乗客は結構な人数でしたが、高砂で不便な最後尾車両は余裕があります。
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定刻通り8時6分三浦海岸駅に到着しました。ここからは徒歩で海までアプローチです。近くて助かります。
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セルフシャッターでとっている場合か、俺!(後でこれが利いてくる!!)
 
海岸出たら、早速艇の組み立て、、、、、いや、その前にトイレ、、、、。そして海を見に行きます。心配ですからね。
 
何しろ海難事故があった所です。しかし、海は心配した重油の玉も浮いていることはなく、見た目にはきれいになっていました。金田湾も被害に遭ったということでしたが、ここがどうだったかはわかりませんけど。
 
報道では事故と重油流出の件はやっていましたが、その後どうなっているのかは全く知らされていないので実際に来てみないことにはわからないのです。風評被害も心配されますから、私のブログで、という本当にささやかですが、とりあえず海水浴は大丈夫、と宣伝しておきましょう。
 
到着して30分以上、ようやく組み立て開始。するすると組みます。そして水際まで運び、ここで荷物積載と艤装をします。
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艇の中はこんな感じにしてみました。これなら、十分な浮力を確保できるでしょう。バウハッチにはお昼ご飯のセット、10ℓドライザックを入れました。
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なんだかんだで、結局9時30分、出艇です。
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まずは沖ノ島を目指します。海鵜がたくさんとまっていましたが、カメラを向けると一斉に沖に向かって飛んで行ってしまいました。
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今回はGPSに航路を入力してあるので、それも楽しみの一つです。同じ防水袋にはアマチュア無線機も入れてあり、傍受しているは国際VHFの16chです。このチャンネル使って船舶へ呼びかけるのです。ここで呼び出し、サブチャンへ移動します。津波などの情報がいち早く入る様な気がします。
 
金田湾を南下し、雨崎を通過すると、複雑に入り組んだ岩礁地帯に出ます。この辺は休憩に適した砂浜もそこかしこにあるのですが、まだ出港30分、その必要はありません。
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暗礁に気をつけながら進んでいくと、前方に剣崎灯台の姿が見えてきました。灯台はその役目を終えつつあるようですが、その姿が目に入ると現在位置が確実にわかるので、大変にありがたい存在です。今回デッキコンパス、地図のほかに、GPSも装備してきていますが、機械の故障リスクもあるし、やはり目視できる安心感は灯台ならではです。
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剣崎周辺も荒れやすい海ですから、慎重にコースを選んで進みます。デッキコンパスが270度を差すようになると、見えてきました、今日の昼食ポイント、横瀬島です。
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上陸できそうなポイントを選びながら、島に接近します。そして、波も穏やかな、カヤックが丁度入れる隙間に突っ込み、11時丁度、上陸しました。
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バウハッチを開け、ドライバッグを取り出します。島に上陸、本日のメニューはレトルト韓流粥に、ご飯の残りを追加したものです。
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白い砂は、貝殻でできています。南の島の雰囲気です。まさかの東京湾口にあるとは、何とも不思議な感じです。
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食事を終えたら島を探検しました。でも、数分でぐるりとまわれてしまう小さな島なのです。西には城ケ島と城ケ島大橋が見えます。昨年放送していたドラマ、「泣くな原ちゃん」の舞台になった所ですね。娘が見ていたのですが、話がよくわからない私はドロップアウト。でも、城ケ島の風景が出てきたので、そこだけは好きです。
 
11時30分、再び出艇。その、城ケ島を目指します。この辺りは太平洋のうねりがそのまま入ってくるところなので、穏やかな今日でしたが、それでも結構な波が立っていました。暗礁も多く、ブーマーがあちこちに立っていました。
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宮川湾まで来たら、一気に南下します。ここは三崎港の航路です。大型漁船の通り道ですので、かち合うと大変なことになります。港と、港に入る船と、両方ないことを確認したら一気に進みます。安房岬が近づいてきたら、一安心。赤羽海岸方面へ漕ぎ進めます。
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ここから城ケ島の西にかけては海が一番荒れる所です。暗礁が多く、突然ブーマーが立ち上がりますので、よくよく見て、その部分の沖を通り抜けるようにします。安全の為にもう少し沖へ出た方がいいかな。
 
と思ったら、沖の方でも大きなブーマーが。おおこわ。
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三崎港の出口は西側にもあります。こっちもテトラの陰で港の様子を確認。行く船、帰る船がないので、今のうち、一気に渡ります。
 
渡りきってもまだ安心できません。えらく高く長い防波堤が待ち構えています。しかもご丁寧にストレーナ付き。補足されない様に少し離れて、且つ本船航路を避けて漕ぎ進みます。
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ようやく端まで来たと思ったら、北に向かってまだまだ続きます。よっぽど予算余ったのかな?
 
ここを越えると油壷です。湾に入って休もうかな。ちょっと疲れ気味です。時刻は13時10分か。1時間40分漕いだことになるなあ。バスの時刻は15時49分だから、ゆっくりして行ってもずいぶん時間が余るでしょう。余りすぎ?
 
そうか、もしかしたら一本早いバスに乗れるかな?ウエストポートに入れてあるメモを取り出すと、その前のバスは、、、。14時30分。今は13時10分。残り距離はGPSに出ている通りだとしたら、5.1㎞。現在までの平均速度は5.2㎞/h。平均5.5㎞で行って、20分で片付け、5分でバス停まで行ければ家に5時30分に帰れるぞ。今日は波が高い所を通過してずいぶん海水をかぶったから、丁寧に艇も洗いたいし。
 
それ急げ!追い風ですので、またしてもウェザーコッキング現象で左漕ぎを強くしなければならないので腕がパンパンになってきました。でも、何とかなるさ、いや、何とかするさ!
 
油壷の写真です。写真撮影の時間も減らして頑張ります。
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ここからは岸沿いではなく、もう目視できる荒崎目指して一気に直線で進みます。こうなるとやはりラダーが欲しいなあ。やはり自作するか。でもちょっと忙しいなあ。
 
あがる息、筋肉の張ってくる左腕、だましだましの漕行です。GPSの示す残り距離はどんどん減って行きます。速度は7㎞/hを越えていることも珍しくありません。でも、見た目は近づいていかないんですよね。
 
三戸浜、和田長浜を越え、岸が近づいてくると荒崎で遊ぶ人たちが見えてきました。時計は、13時55分、何とかなるか?
 
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荒崎を回り込み、荒崎公園近くへ上陸します。時刻は14時05分、あと25分!
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到着を喜んでいる場合ではないのです。荷物を降ろし、艇の解体をします。シーソックの中をビルジスポンジで水を抜き、少しでも水分を飛ばそうと船体布を広げて干します。
 
その間に着替えます。半袖パドリングジャケットは裾からの水の浸入を押さえるためにタイトな造りなので、脱ぐのに時間がかかります。首を抜いたところで胴が抜けず、ジタバタ。こんなことしている場合でないのに!靴を出して、ああ、靴下どうしよう、いいや、素足で。石田純一だってそうしているそうじゃないか。
 
パッキングします。ここは急がば回れ、コックピットには入れていた通りに入れます。残りの物はザックに放り込み、パドルは手で持ちます。GPS、無線機、カメラ、財布、スイカを持っていることを確認したら、道路まで担いで走ります。時刻はもはや27分!道路からはもちろんホイールを使って転がしていきます。走れ走れ、あ、バスが見えた、運転手に手で合図、乗るから待ってて!!!
 
乗り込んで30秒、扉を閉めて走り出しました。間に合った~。これ、お世辞でなくクルーソーコックピッドポッドならではですよ。
 
三崎口からは青砥まで乗り換えなし、おしいなあ、高砂まで行ってくれたら、いいのになあ。
 
自宅には17時40分着、到着してすぐに雨水タンクから高圧洗浄機へ給水し、一気に塩抜きしました。船体布も洗い、ベランダから干します。洗濯物は洗濯機へ、装備は水洗い。ダイビングナイフとカメラは塩抜き。
GPSデータ
 
漕行距離 21.03㎞
実漕行時間 4時間01分
合計時間 4時間53分
移動平均速度 5.2㎞/h
最高速度 10.01㎞/h
 
明日の予定
 
午前は体内探検(検診)、午後は御大と自転車遊び。
ああ、今から禁飲食です。


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楽しく拝見しました。いきなり4時間、21㎞も漕げるのはうらやましいです。しかも難しい海域ですね。私はまだ16㎞ぐらいしか漕いだことがありません。
アマチュア無線もやっておられるのですね。私も若い時からHF~50MHzでやっておりました(今はリグ自作中断中で空にはほとんど出ていませんが)。
ところで、シートの具合はいかがでしたか?。 削除
[ viento ]
2014/4/17(木) 午後 10:43
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vientoさん、コメントありがとうございます。

忘れていました、そうそう、シート改良したんでした。それくらい、全く痛みを感じない、フィットしたシートになっていました。これならまだまだ乗っていられます。ほんのわずかな違いなんですが、人間の体は微妙なんですね。 削除
2014/4/17(木) 午後 11:27
返信する
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お疲れ様でした。
21kmとは、頑張りましたね!
しかも、帰宅を時間も前倒しとは
カヤックの性能とパドリング技術の
高い証拠ですね~( ^ω^ )

オレは先日のカヤックフィッシングで
久々に16km越えでしたが腹筋が
筋肉痛で今だに疲れが残っておりますよ(笑) 削除
2014/4/18(金) 午後 4:59
返信する
顔アイコン
kikuさん、コメントありがとうございます。

パドリングは万年初心者、到着計画前倒しは追い風と思いつき、みっともない限りです。フィッシング装備したシットオンで16kmの方がきっとよりハードでしょう。

そんな私ですが、漕ぎきった感慨は深いものがありました。これが病みつきになるきっかけなんでしょうね。 削除
2014/4/18(金) 午後 6:45
返信する
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お疲れさまでした!
潮の流れや風で、片方ばっかり漕いでいると、ラダーが欲しいなあと、私も何度も思いました。
コクピッドポッドタイプの構造だと、ラダー、どんなふうに作るのでしょうか?楽しみにしています^^ 削除
やまさん
2014/4/18(金) 午後 10:59
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やまさんさん、コメントありがとうございます。

私の頭の中では、ペダルはフットブレイスにヒンジを付けて、ワイヤーの取り回しはポッドのバタフライマークの下にホースを配管、ラダー本体はスターンエンド上面にマナイタを削りだして作ったベースをつけ、グリーンランダー用自作ラダ-の要領で270度回転式の物を作ろうと思っています。勇気がいるところは、デッキに貫通穴をあけること、ですね。心が定まったら実行するかもしれません。 削除
2014/4/18(金) 午後 11:22
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カヤックからの視界ってこういう感じなのですね。
非日常の一日ですね。 削除
こうが ]
2014/4/20(日) 午前 9:39
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こうがさん、コメントありがとうございます。

水面からわずか数十センチメートルですから、その非日常的感覚は相当なものです。リカンベントに通じるものがあると思います。 削除
2014/4/20(日) 午前 9:51
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いつもご訪問ありがとうございます。
ファンポチしました。
これからもよろしくお願いします。 削除

明日は電車でGo!の予定です。それに備えて、クルーソーのシートを改良をしてみました。進水式で乗った片道1時間30分で尻が痛くなってきたので、これでは長距離ツーリングには使えません。
 
原因はシート座面が硬すぎて、坐骨の部分だけに荷重がかかってしまうからでしょう。G-FRPむき出しシートの艇もあるのですが、尻から腿にかけてのカーブにフィットするような形状になっていれば面圧の分散ができて意外なほど痛くはならない物なのです。しかし、私がクルーソーに乗ると坐骨の左右、2点のみに体重が集中してかかってしまう様なのです。
 
自転車のサドルもそうですが、万人にこれが合う、というものは存在しないのです。体重、体格、坐骨の幅、筋肉量など、多くの要素が絡んでくるのですから。
 
そんな訳で、私に合わせて改良することにしました。いくつかの方法が考えられます。まず、体圧の分散に効果的なのがエア方式。手っ取り早いのはグリーンランダーから頂いてくる方法でしょう。しかし、せっかくのバックレストを使わないのはもったいないなあ。
 
次に考えられるのは、クルーソーの座面にエアマットを入れること。これを試してみたのですが、凝った形をしているのでちょうど良くはいるエアマットがありませんでした。
 
次は、バケットシート化。坐骨のあたりをへこませて、面圧の分散を図る方法はどうでしょうか。
 
方法は、使い古したアウトドア座布団を使います。
イメージ 1
 
抜き出したシートから型を取り、坐骨の当たる位置に穴を開けます。
イメージ 2
 
これをシートに戻します。下から、純正の硬質ウレタン、切抜き座布団、純正軟質ウレタン、とサンドイッチにしてみました。
 
座ってみると、うっすらバケットシート感が出てきています。これでまた漕いでみて、痛ければまた違う工夫をしてみましょう。
 
さて、パッキングです。説明書では船体布は5つ折りを推奨していますが、6つ折りにしてみました。これでも厚みは十分押さえられます。上方に大きな空間ができますから、PFDとポンプやショックコード、浮力体などの漕行用品を詰めました。
 
船体布の左右の隙間にパドリングシューズとビルジポンプを入れました。
イメージ 3
 
この上に骨組みを入れます。骨組みの上から、予備パドルとなる4ピースパドルを隙間を使って入れました。
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それをシートを使って蓋をしてみました。案外無理なく収まっています。
 
浮力体用ポンプはどうする?艇付属のポンプは先端にバルブ用の金具がついているので膨らませることができません。前回は車だったので別なポンプを用意しましたが、電車だとなるべく余分な荷物は減らしたいものです。
 
色々実験してみましたが、案外よかったのがこれです。チューブを抜いて、直接浮力体の口を差し込むのです。手で押さえながらやれば空気を入れるのに不都合はなさそうです。
イメージ 5
 
パドルフロートは修理しました。パドルの差込口が切れてきてしまっているのです。糸で縫いつけ、試しに膨らませてみました。うん、大丈夫。
 
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パドルフロートはエアタイプとフォームタイプがありますが、私はエアタイプを信頼しています。フォームタイプはデッキで場所を取るところが嫌なのです。自宅の保管でも不便というのもありますが。
 
パドルフロートでの再上艇では、沈する状況の海況で膨らませている余裕があるのか、という疑問もありますが、まずめったに使う物ではないはずです。私も練習以外では使っていません。沈脱時には、アフトデッキから馬乗りに這い上がる方法でも十分再上艇できますし、海でわざとでなく沈してしまう状況ならとっとと安全なところに避難、上陸すべきでしょう。
 
万が一の非常時に、ないと不安な安全装備ですから、普段邪魔にならない空気式がよい、と思うわけです。異論もあるでしょうから、フォーム式も売られているわけで、そっちが良いという意見ももちろん間違ってはいないと思います。
 
非常装備としては、ビルジポンプもあります。艇内に入り込んだ淦くみに使う物で、カナディアンなどはベイラーと呼ばれる手桶(実際には業務用ハイターなどの空き容器で作る)で組み出すのが手っ取り早いのですが、カヤックではそのスペースがないのでポンプを使うことになります。これは意外に頻繁に使います。
 
そのポンプですが、どうも決定打と言える品質の物がありません。今まで使っていたのがスコッティです。
しかし、以前にも書きましたが、シャフトの剛性不足で使いにくいのです。
 
それで新たに導入したのがベクソン社製のものです。シャフトの剛性はずっと高く、スムーズに、、、、、。あれ、行かないぞ?クリアウォーターの清水さん、シャフトにシリコンスプレーを吹いてくれました。ああ、ものすごいスムーズさ!
 
ところで、このベクソン、良い所もある半面、悪い所もあるのです。ベクソンビルジをお持ちの皆様、吐出口を覗いてみてください。私のは穴がそろっていなくて、1/3ほど面積で少なくなっていました。これでは抵抗になり、水の汲み出しに余計な量力を必要としてしまうでしょう。
イメージ 6
 
また、部品のバリがすごいのです。
イメージ 7
 
それでは分解して直してみようと思うと、すべてが接着されて外れません。そんなバカな!だって、砂や砂利を吸い上げてしまうことだってあるビルジポンプですから、ばらして掃除できなくては困りますよ。
 
作りの荒っぽさ、メンテナンスを考えていない構造、こういったマイナス面をスコッティに対して持っているのがベクソンです。プラス面は、バルブの位置が下にあるのでより下の方まで水の吸い上げができる、シャフトの剛性が高くてスムーズにポンピングが出来る、という具合です。どっちを取るのか、悩ましいですね。
 
ちなみに、他のブランドの物もどこかダメな部分を抱えているようです。これは店頭で店員さんに聞いてください。
 
明日は早いので、もう寝ます。おやすみなさい。


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    早速、カスタマイズですね!
    自分自身に合った物は中々ないので
    カスタマイズで乗りやすくなると良いですね
    (⌒▽⌒)
    今日は、山の方でしょうか?
    海の方でしょうか?(笑)
    ブログ更新楽しみにしてます(*^_^*) 削除
    2014/4/17(木) 午前 6:41
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    kikuさん、コメントありがとうございます。

    シートはまるで違う物に生まれ変わりました。簡単な工作ですが、効果てきめんでした。 削除
    2014/4/17(木) 午後 11:33
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    シート改良アイデア、頂きます。
    船体布の6つ折りも試してみようと思います。
    バウフレーム、スターンフレームの収納の向きはどちら向きが良いかも気になるところです。 削除
    2014/4/18(金) 午後 8:41
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    got*tat*kiさん、コメントありがとうございます。

    シート改良をしてみたら、感想をお教えください。私も更なる改良の参考にさせていただきます。

    フレームの収納の向きですが、バタフライカヤックスに旧タイプの収納方法ではありますが、フレームの収め方をユーザーからの意見として載せています。私はそれを参考に、フレーム収納袋の中にあの形を意識して入れています。

    リブの付いている方を互い違い、デッキフレーム同士が向い合せ、のあれです。これだと、斜めにチャイン、ガンネルの隙間ができるので中央ガンネルフレームをそこに入れています。袋の口を閉じると崩れてしまうので、そっと閉めるだけにしています。

    私もまだまだ使いこなしているレベルではありません。良いアイデアがあったらお教えください。高嶋さんにお会いできているのはうらやましいです。 削除
    2014/4/18(金) 午後 9:07
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    三毛ジャガーさん、ありがとうございます。

    シート改良、本日チャレンジしてみました。
    手元に手頃な廃材をなく(新品のキャンピングマットはありましたが ^^; )、百均ショップで手頃な材料はないものかと物色し、子供用のスポンジ座布団しか見つけられす、それを購入。
    三毛ジャガーさんの製作記を参考に、穴を開けて、ウレタンで挟んでみました。
    まだ、実地テストはやってません。

    それから、船体布の六つ折だとコックピッドに船体布を収納するのがスムーズというのは発見でした。
    ただし、フレームの収納が下手くそなもので、フレームの収納で厚みを取ってしまうため、私には5つ折りの方が合っているみたいです。
    教えていただいたフレーム収納方法は丁寧さが必要なようで、いらちの私にはお手上げでした。 削除
    2014/4/20(日) 午後 6:09
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    got*tat*kiさん、ご報告ありがとうございます。シートは乗り心地が改善されるといいですね。

    おっしゃる通り、ポッドへの収納はこれが正解、という物はなく、それぞれの都合でいろいろな方法を選択すればいいと思います。私も、他の詰め方も試してみようと思っています。

    良い方法があればお教えください。 削除
    2014/4/21(月) 午前 11:42
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    三毛ジャガーさん

    私には上手く出来なかった例のフレームの収納方法ですが、簡単な解決法を見つけました。
    フレーム収納用の袋を使わずに、1つずつ直接コックピットに収納するようにすれば、がさつな私でもどうにか収納することができました。
    どうせコックピットには収納されているので袋なしでもええやろ、と当面はこの方法を使うことにしました。 削除
    2014/5/6(火) 午後 5:31
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    got*tat*kiさん、コメントありがとうございます。

    コックピットポッドにおいてはよりプリミティブな方法ですね。初期型モデルでは袋なしのようですから、全く問題はないでしょう。目で見て、フレーム同士がもっとも重ならない方法で積み込めますので、もしかして袋に入れるより、かえって安全なパッキングになるかもしれませんね。 削除
    2014/5/6(火) 午後 8:28
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