三毛ジャガーの物欲日記

オートバイ、自転車、登山、カヌーカヤック、スキーなどアウトドアレジャーを楽しんでいます。物欲にまみれていて欲しい物は買う、戴く、無い物が欲しければ作ってでも手に入れております。

2013年09月

たった48kmのサイクリングの記録が3日にわたって続くというだらだら文章、もう少しお付き合いください。天候が悪かったので写真も少ないです。
 
2013年9月15日、続き
 
塩野室で左折、ゴルフ場前の緩い登りを超えると、広域農道へ入ります。この道は幅も広く、舗装も綺麗で走りやすいのですが、この辺りで一段と雨が強くなってきました。道の左右は川のように水が流れて行きます。
 
サングラスは水弾きの良いスワンズ双ですから視界は不満なく、ヘルメットの下には簡易レインキャップ(レジ袋ともいう)をかぶっているのでそれほど嫌な気分にはなりません。他はいくら濡れても、寒くなければいいのですが、頭が濡れるとどういうわけか憂鬱な気分になってしまいます。
 
途中、手を振って応援してくださる方がいらっしゃるので、こちらも手を振りますが、手を上げると袖口から水が入ってきます。これが冷たいのです。顎から滴る水が合羽の中にタチタチと入ってきます。しかし背中は蒸れてきていますので、本当はファスナーもっと開きたいくらいです。
 
大谷川を渡ると、「かたくりの湯」の看板がありました。早く温泉入ってさっぱりしたいなあ。いや、ここでリタイアして、誰か一人が車取りに行くという作戦もあるな。温泉入ってから、ビールを飲んで車の到着待ち。しかし、それを口にするのは今日は自殺行為、パシリは私以外ありえません。
 
R461へ出ました。交通量は少ないのでこの道も走りやすいですね。なかなかいいコースを設定してあります。ずいぶんいろいろ走り回って安全快適な道を選択しているのでしょう。雨の中の立哨も楽ではないはずです。参加費はそれを考えれば安いくらいです。でもなあ、48㎞と100㎞ではエントリーの値段が違うんだぞ。
 
大桑でR121へ入ります。ご存じ観光バスの回廊です。路肩に水がたまっていると走りにくいかな、と思っていましたが、そんなこともなく、また、たまたまこの辺りでは雨は強くありませんでした。そしてわずかな距離で栗原、ここからまた広域農道、交通量の少ない道です。なぜかこの道を行く観光バスがありましたが、それも一台だけ。後はめったに車が通りません。
 
そのうちに傾斜が急になってきました。ギアを落としてゆっくり登って行きます。こうなると体は濡れていますが、やはり暑くて蒸れてきます。御大は膝が悪いので、こういう場面では気を使います。
 
坂を上りきったところで待っていると、御大と義兄様が到着、それではと走りだすと、あれ、来ない?
ああ、義兄様、自然に呼ばれたようです。それなら私も隣で小用を。御大も続きました。後続の方も同じ用事で立ち寄りました。
 
ここからはもう4、5㎞で次のエイドステーションでしょう。ゆっくり行っても15分もかかりません。
 
小百橋手前で左に誘導され、エイドステーションです。ここは本来、100㎞コースの人は来ないはずのところです。悪天候によるコース統合で、すべての参加者が殺到しているのでものすごいことになっています。ここでは手打ちそばが食べられます。その順番待ちの最後尾に並びます。いったいどれくらい待てば食べられるのか、見当もつきません。蛇のようにうねった列は長くなる一方で、私たちの後ろに次々とサイクリストが並んでいきます。
 
とにかくまずは雨の避けられる、テントの下まで入りたいですね。10分以上かかって、ようやくテントの下。そこで補給食をいただきながら、蕎麦を待ちます。
 
ん、「うなむす」がある!これは100㎞コース専用のエイドステーションにあるはずの物です。78㎞コースの御大と義兄様の前で食べるのは気が引けますが、これは仕方がありません。何しろこちらはより高い参加費を払っているのです。きっとゼッケンの色が赤いことを確認して配っているのでしょう。お腹すいてきたなあ。
 
むむむ、なんてこった!全員に配っている!そして一人一個だって!!!うなぎは国産の表示付き。御大、私に感謝して食べて下さいね。うなむす、うまいなあ。
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テントに入ってからがまた並びます。止まっていると寒くなってきます。蕎麦は暖かいのを食べたいくらいです。
 
結局列には40分ほど並び、ようやく蕎麦にたどり着きました。完全手打ちだそうで、のどごし、歯ごたえ、香りと申し分のない美味しい蕎麦でした。蕎麦打ち、俺ももっと精進しなければ。
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暖かい茶を飲み、出発です。かれこれ50分は足止め休憩したでしょうか。ここからは登りが待っているはずです。2人に声をかけます。
「ここからガツンと登りますから、気合入れて行きましょう。」
「ガツンなんていうなよ。心が折れるよ。」
「それでは、ふわっと登ってきましょう。」
 
言い換えても斜度も距離も変わりませんけどね。
 
短い登りを2つほど越えると、上が見えてきます。義兄様、
「あの一番低いところが峠だろうな、登りはあそこまでだ。」
登りの苦手な御大はあーという声を上げていました。
 
いくつかの短い登りを越えると、いよいよ本格的に峠道です。斜度も結構きつく、じっくり登って行きます。いつしか雨も弱くなってきています。数人の参加者に追い越されますが、他の人も結構辛そうです。
 
ようやく峠が見えてきました。一度登ってから折り返し、御大の所まで戻ります。その上が峠ですよ、もうちょっとだから頑張ってください。
 
峠からは下りです。腰を引いてブレーキを当てっぱなしでリムの水滴を飛ばしながら下っていると、右から御大が抜いていきます。
「下りは任せろ!」
「気をつけてくださいね。」
 
実はこの人、8月に自転車でフロントブレーキをロックさせ、前転して顔面着地しているのです。大丈夫かなあ。
 
気持ちよくワインディングを下り、大谷向で市街部へ出ました。ここまで来ると、帰ってきたなあ、という気になってきます。ここから霧降大橋までは緩い登りです。参加者の集団ができてきて、後ろを振り返りながら走っていましたが、やがて御大一家とは離れてしまいました。雨はまだ降っています。ゴールしてからまた登って駐車場では御大は気持ちが切れてしまうかもしれません。ここは先に行って車の回送をするのがアシストの勤めでしょう。
 
一度停車して二人の到着を待ち、そのことを伝えて、ペースを上げて走ります。バンバン前走者を抜き去り、あっという間に霧降大橋です。ここの右から、本当は帰ってくるはずでした。残念、また来年だな。
 
あとは橋を渡ってからゆるーく下ると、ついにゴールです。ゴールゲートを抜け、MCの「お帰りなさーい」という放送に手を振って応えます。それから完走証と参加賞をいただきました。参加賞はビニール製の袋ですので、完走証もその中に入れて口を結わえて防水にして背負いました。雨脚は弱くなってきましたが、濡らしたくないですからね。参加賞は100㎞完走になっています。実質、ここの数字の違いだけが値段の違いです。
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さて、車を取りに行かなくては。またロードバイクにまたがり、雨の中を走ります。道路に出て直ぐ、金のクロモリアンカーと赤いコルナゴが目に留まりました。御大と義兄様です。手を振ってすれ違います。意外なほど差がつかなかったなあ。ちょと待たせてしまうなあ。
 
車に戻ったら、まず着替えです。体は濡れていないところは全くなく、びっしょりです。このままでは風邪を引きそう。着替え終わったら自転車を積み込み、会場へ向かいます。道路は戻ってくる参加者が列になって走っています。。雨の中、本当に多くの人が頑張っていたのですね。
 
駐車場に戻るころ、雨は止んでいました。空も明るく、気持ちよく後片付けができました。そして、向かうは宿泊したホテル、温泉に入って帰りましょう。
 
正嗣で焼き餃子、水餃子を食べた後、高速の上。心地よい疲労感で楽しかった今日を反芻しながら帰りました。
 
浦和に近くなってきたところから空が真っ暗になり、またどしゃ降りになってしまいました。そして外環道の上から竜巻の赤ちゃん発見。何とかそのまま立ち消えましたが、いつまた竜巻が発生してもおかしくない雰囲気です。
 
わずか10㎞しか走らない外環ですが、途中からあれだけ振っていた雨が止んで道路も乾いています。車から降ろす時には晴れ間も見えていて、楽しく終わることができました。
 
義兄様にはたくさんの魚の味噌漬けを戴きました。今日の朝食もそれを頂きました。御大の奥様からはバナナシフォンケーキを頂きました。一日経ってからの方が美味しいと言われましたが、うちの育ち盛りにはそんな話は全く通用せず、その日の夕食後には消えてしまいました。
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参加賞は協賛企業の日清の製品と、Tシャツでした。
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こちらが前夜祭で当選したTシャツと、最高速チャレンジでいただいたガールズ競輪タオルです。
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天候は良くありませんでしたが、楽しい休日を過ごせました。ご一緒させていただいた御大、御大義兄様、ありがとうございました。
 
義兄様はホノルルセンチュリーライド(160km)の準備を始めていることでしょう。休みが取れて、お金を出しても怒られないなら参加したいですね。義兄様は奥様も一緒だそうです。妻に言ってみようかな。

2013年9月15日
 
朝、4時半に目覚まし時計をかけていたのですが、4時にはすでに目が覚めていました。のろのろと起きだし、まずはTV で天気の確認。日光市の降水量は、6時~9時 0mm、9時~12時 2㎜、12時~15時 10㎜。
 
出走時は降水なし、そのうちに本格的に降ってきて、霧降の下りで大雨というパターンでしょうか。まいったなあ、イベント自体中止の可能性もあるなあ。
 
TVで落語、「化け物遣い」を見ながらおにぎり、アタルのコロコロコロッケパン、それにみたらし団子をグレープフルーツジュースで流し込み、トイレを済ませたら着替えます。
 
着る物が悩みですね。雨なら合羽は上だけでも着なければならないでしょう。その場合、蒸れるからメッシュ素材の半袖ジャージに同じくメッシュのアームカバー。しかし、気温が下がるなら裏起毛の薄手長袖ジャージという選択も捨てがたいです。ホテル内では決められず、ゼッケンは付けようかと思ったのですが、つけるジャージを決めていないことと、運転中に背中に安全ピンが刺さっても嫌なのでそのままポケットへ。
 
落語が終わった頃、外も明るくなってきました。、さて、外はどんなものかと窓を開けると、もう雨が降っています。TVの連動データを見ると、やはりまだ今の時刻は0mmのまま。嫌な予感!脚にはスタートオイルを塗り込みます。これを塗っておくと雨をはじいて快適なのです。
 
5時30分ホテル玄関集合なので、20分には車を取りに駐車場へ行こうと部屋を出ると、ちょうど隣の部屋から御大の義兄様が出て来たところでした。一緒にエレベータ―に乗り、ロビーまで。私は雨の中、傘を差して車を取りに行きました。
 
ホテルの玄関前で待つことしばし。電波時計のプロトレックは31分になりました。御大はまだ来ません。
「ちょっと、荷物運びに行ってきます。」
年寄りは朝が早いと言いますから、御大はまだ若いのでしょう。
 
御大は廊下を歩いているところでした。
「昨夜、お前にメールしたんだよ。起こしてくれって。」
「それ、フェースブックのメールですか?僕PCでしかできない環境なので、ここでは読めません。それで寝坊したんですか?」
「いや、ちゃんとその前には目が覚めたんだよ。」
おそーい!何やっているんだ、貴様!歯を食いしばれ、目をつぶれ!
なんてことはあの日の御大ではあるまいし、するはずもなく、明日は敬老の日だし(一言多いかな?)、荷物を持ってあげました。
 
ホテル前で御大はいろいろ準備します。濡れないところで、やれることはやっておこうと言う作戦です。しまなみ海道イベントで土砂降りの中走っていろいろと学んだそうです。自転車も案外、奥の深い趣味なのです。
 
車で会場へ向かいます。指定されている駐車場は第2駐車場なので、結構遠めです。車を停めたらバイクセットアップ。前後輪を付け、空気を入れ直します。
 
そして荷物のチェック。雨の日は身分証や財布、携帯はジップロックなどの防水を施してからポケットへ入れます。
 
会場へ向かいます。下りなのですいすい行きますが、雨なので停止距離が伸びてしまうので慎重に行きます。
会場では当日受付の人たちが列を作っています。中には大きな袋をもらっている人がいて、あれ、昨日もらってないなあ、なんでだろう、と思っていたら、なんと参加賞をもらって帰る人だったようです。雨なので走りはキャンセルするのでしょう。もしかして、御大も?
「走るに決まっているでしょう。イベントやるなら走るよ、当然。」
ほっと一安心。
 
ブリーフィングが始まるまで、屋根のあるところで待機します。
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そのうちに、声が聞こえるようになり、ブリーフィングの会場へ行ってみました。
「自転車は野外でやるスポーツなので、天候に当たりはずれがあるのは仕方がありません。十分注意して走ってください。」
おお、やはり決行か。しかし、残念ながら100㎞と78kmのコースは中止、全員48㎞コースへ変更になってしまいました。台風接近ですから、やむを得ないでしょう。むしろ全コース中止としなかった主催者には敬意を表すべきところでしょう。
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係員の案内に従ってスタートしてくださいとアナウンス。全員同じコースなら、私も御大と、御大義兄様と一緒に走りましょう。スタートはゼッケン順でしょうか?まあ、遅い分にはいいんじゃないの、ということで8時ころまでぐずぐず過ごすことにしました。
 
雨は次第に強くなり、風も出てきて横殴りです。
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そろそろ行きますか。スタートゲートの前には結構な人が集まっています。1分ごとに15人ずつくらいがスタートです。雨の中、これだけ走ろうという強者が集まっているのです。
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半袖ジャージ姿で震えながらスタートを待つ青年がいました。大丈夫なのかな、この人。
 
いよいよスタートです。雨ですから、ゆっくりと走りだします。集団のまま道路へ誘導され、車道へ出ました。1分前スタート組が前方に見えます。ゆっくりなので追いつきそうです。緩い登り坂ですから、すぐに体は温まります。速度は20㎞/hに満たないくらいです。
 
橋のところでやや急な登り、そこを越えてしばらくで左折、そしてまた左折でR119へ出ます。ここは交通量も多いので注意が必要です。緩い下りが続くのですが、雨なのであまり飛ばせません。しかし、何人かの若者が無謀と言ってよいスピードで追い越していきました。御大、ブレーキが利かないので飛ばせないと言っていました。雨ですから当然、あいつらがおかしいんですよ。
 
やがて道は杉並木通りへ入ります。ここも下り基調なので結構なペースで走れます。信号で前走者が止まっています。人数も多いので大行列です。私もその後ろにつきました。しかし御大、その右を追い越してスルー、しばらく前で列に入りました。そんなにブレーキが利かないの?
 
私も先へ行かせてもらい、御大の自転車をチェックします。ブレーキレバーの引きしろが、なんと0!実は9日に一緒に走り、その後ホイールの振れ取りと給脂を行っていたのです。その時、ブレーキはノーチェック。ああ、失敗した!全部見ておけばよかったなあ。救いはブレーキアーチのワイヤーアジャスターの調整幅に余裕が大きかったこと。その場できつめに調整し、リムを回してそれでもブロックにあたらないことを確認。普通の人並みに利くようになりました。
 
杉並木は車も走らず、雨も木がある程度は防いでくれるので快適ですが、青信号が短くてすぐに大集団になってしまうところが困ります。参加車に混ざって走っていたオフィシャルが、信号短いから2,3列になってもいいから、どんどん渡って!と声をかけてくれました。
 
そんな道も途中でおしまい、今市の商店街へ出ます。ここは悲しいくらいのシャッター商店街でした。日曜日だからでしょうか、平日にはもっと活気があって欲しいです。64年の東京オリンピックには一極集中が進んだという面もあるそうなので、2020年ではそうならないような配慮が欲しいですね。
 
ずっと下りっぱなしでしたが、下森友で左折、ここから時々登りが出て来ます。しかし、どれも短いものだけ。次に右折すれば、道はやや狭くなり、一列棒状の集団は黙々と雨の中を走ります。
 
走行開始から1時間程度、第一エイドステーションの和田公民館に到着。ここで豆腐など、スポンサー食品が食べられました。昨日の抽選会の景品にもなっていたやつです。醤油をかけてすすります。うまいのですが、寒いから震えながら食べました。
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トイレには長い行列、他で済ませることにして出発します。ここからは緩い登りと、緩い下りばかりなのですが、雨がますます降ってきて道が川になっていたり、水たまりになっているところさえあります。海になっている所を通過すると抵抗を感じ、さらにマッドガードを付けていない御大は盛大に水を跳ね上げてしまいます。これは本人も辛いでしょう。雨中の海は、俺の海、うん、ブログのタイトルはこれで行こう、そんなことを考えながら走りました。
 
写真は土砂降りに中を激走する御大(青い合羽)と、御大義兄様(その前を行く黒い合羽)
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この後、結構きつめの登りがあります。続きはまた明日。

久しぶりの更新になります。とにかくここの所えらく忙しかったもので、PCに向かう時間がとれませんでした。
 
タイトルはキャプテンハーロックの歌詞から頂きました。はい、それは大変なもので、頭から足の先まで濡れていないところは全くないという、すさまじいサイクリングでした。順を追って書きます。
 
2013年9月14日
 
集合は13時30分、御大をお迎えに行き、拾ったらそのまま御大義兄を拾いに行きます。いずれも区内北部、すいすい事が運びます。昨日まで仕事で忙しかったので、自転車を車に中積みする道具が中途半端のままでした。そこで、早朝から木工工作をして完成させました。実際積めるかどうかはやってみないとわからないので、ダメだった時の為に輪行袋も一応用意しておきましたが、計算通りばっちり積み込むことができました。こんな感じです。
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道路は順調、すいすいとホテルに到着。ホテルはゴルフ場に直結の日光石亭温泉ホテルです。荷物を部屋に入れてから、会場へ向かいます。会場では前日受付を済ませ、前夜祭へもぐりこみました。ステージで大太鼓の演奏が披露されている中、協賛ブースが立ち並び、結構な賑わいです。
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地元、富士重工も協賛なので、スバル車の展示もありました。登りタイムが1番だった人にプレゼント、とかないのかな?そうすれば猛烈にがんばっちゃうんだけど。
 
ガールズ競輪ブースでは、何やら機材の調整中。エアロバイクにコードを差したりしています。
「これ、何かのイベントをやるんですか?」
「最高速チャレンジを、明日やる予定なんです。ちょうどできたところだから、試にいかがですか?」
 
それならばお言葉に甘えさせていただきましょう。ペダルにはクリップとストラップがついています。懐かしい感触です。ストラップをぎゅっと締め付け、ペダリング開始。負荷はほぼゼロ、ブースの係員も軽すぎるから膝を抜かないように気をつけてくださいと言っていましたが、たしかにこれはかえって厳しいかも。
 
ケイデンスがどれくらいなのかはわかりませんが、53.4㎞/hくらいまで出せました。
 
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明日は、最高速度を更新した人にガールズ競輪スポーツタオルをプレゼントするそうです。
ん、俺が初めての挑戦だから、現在のレコードは私のはずでは?
 
ああ、すいませんね、タオルもらっちゃった!
 
そしてブースを見て回ると、カンセキブースでは各種電池を売っています。ボタン電池も取り揃えてありました。そういえば、御大のスピードメーターは電池切れだったはず。確認すると、まだ電池は換えていないとのこと。種類を確認し、購入、交換しました。タイヤ周長や時計のセットは、説明書を見なくても何とかわかるのでやってあげましたが、最後の項目がよくわかりませんでした。サーファスのメーターをセットするのは初めてなのでボタンを押して方法を確かめながらになるので、怪しい部分は適当と思われる方を選択、あっているかどうかは走って確かめないとわからないですね。
 
ワンフード、ワンドリンクは受付でもらった券で手に入ります。カレーをもらったら、なぜか茄子の一本漬けがドカンといただけました。御大義兄はワンドリンクでは不足の様で、「生」を購入されていました。
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栃木は茄子の名産地でしょうか?茄子―スーツケースの渡り鳥の舞台になったくらいだし。
 
明日のコース説明を聞いていると、トンネルがあるとのこと。必ずヘッドライトを点灯させてください、と注意がありました。今さら言われても。ボタン電池の点滅しか持ってきていないよ。ま、いっか。
 
その後はお楽しみ、抽選会です。32型LEDアクオスの箱が置かれています。あれ当たったらどうやって車に積もうかな。もうぎりぎりいっぱいだな。そうか、セカンドシートを片側たたんで、御大は助手席へ乗ってもらうか。などと作戦を立てていましたが、そこにたどり着く前に私はTシャツが当たりました。柄はパイオニアのメーターロゴだし、製品はユニクロだし、当たらない人の方がはるかに多いから、もちろん幸せでしょう。
 
その後は2万円のホテル宿泊券や食品詰め合わせなどなど、豪華賞品目白押し。うらやましい限りです。結局我々に当たったのはTシャツだけでした。宿泊券を当てた少年は興奮していましたね。やっぱ、こっちがよかったなあ。
 
さて、時刻は18時を過ぎています。明日の朝食を買いに、コンビニへ行きました。しかし、すでに明日の参加者が大挙して来店したようで、おにぎりは数個を残すのみでした。店内にはヘルメットをかぶった自転車乗りがうろついています。おにぎりは2個だけ、それにコロコロコロッケパンを買いました。映画、ATARUのコラボ商品です。
霧降高原の登りでハンガーノックはいやなので、腹持ちのしそうなみたらし団子も追加。
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夕食をどこかで食べて帰りましょう。中途半端に食べてしまっているので軽めに、ラーメンということになりました。ナビで検索して出て来た店は営業していませんでしたので、G-bookのオペレーターに捜してもらった店へ入りました。食べたのはこれ。
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この店のすぐそばに、スキーの帰りに寄った餃子の正嗣今市店がありました。明日はここに寄ってお土産買って帰ろう、という御大のリクエストに応え、ナビにポイント登録をしました。
 
ホテルに帰りがけ、車中で御大の電話が鳴ります。ホテルからでした。明日早いので今日のうちに会計を済ませたいと言ってあったのですが、ちょっと出て来ますと言ったきり帰ってこないので心配していたそうです。ツールド日光の会場では受付を済ませるだけのつもりでしたが、前夜祭が意外なほどに楽しめたのでつい、こうなってしまいました。20時には会計を締めてしまうとのこと、何とかぎりぎり間に合いそうです。真っ暗な細いくねくね道を走り、ホテル到着が19時55分。何とか間に合いました。
 
部屋ではTVを付けて天気予報の確認。んー、よくないなあ。でも、きっと大丈夫。
あとは荷物を整理し、明日の準備、そして入浴してから寝ました。
 
明日に続く。

カテゴリーに悩みますね。
 
さて、本日は仕事終了後、例のアトラクション用衣装の買い出しと借り出し、そして製作をしました。
 
手縫いでは到底追いつかないのでミシンの出番。が、これ壊れている~。
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そういうことならば仕方がありません。伝家の宝刀、こっちの登場。重くて腰悪くしそう。
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もしかして私より歳とっているかも?メーカーは日立、え、家庭用ミシンなんて作っていたの!な感じです。実はこれ、母の友人から頂いたものです。説明書もなく、すべてのレバーやボタンを押して動きを解析し、なんとか使っています。上糸調子がうまくないので苦労します。いずれ修理だそうかなあ。モーターは前出の物とは比べ物にならないほど強力で、慣れないと怖いくらいです。ペダルの踏み加減で速度をコントロールできるのが救いです。ケーブルも古いままなので、感電や漏電するのではないかと、びくびくしながらコンセントに差し込んでいます。これくらい換えようかなあ。でも、カムやシャフトはいい材質らしく、メカはびくともしません。上糸調節ダイヤルだけ修理すれば、後はミシン油差す位で手入れは不要に思えます。
 
これを稼働させればすいすいできます。夕食後に残りの5枚、仕上げてしまいました。
同じ生地が別なダイソーに行ったせいか手に入らないので、前列真ん中、つまり「センター」を張るマッサージの先生は赤で、豪華に9枚パネルの貼り合わせ仕様。生地の折り目の関係でそうならざるを得なかったのです。しかもまっ赤です。前列左右は先日作ったピンク。
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後列の4人は、前列より目立たないように!?レースのカーテンで作ったこれ。
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問題だった上は、ショッキングピンクのTシャツは私しか持っていないので、いろいろ店を回って探しました。でも、男性が着られる物はなかなかありません。せめて前列3人だけでも揃えたいようなあ。でも、これ霞ヶ浦一周サイクリング大会の参加賞だから、出た人しか持っていません。んん、そうか、その手があった!なんでもっと早く気が付かなかったんだろう。九太郎さんがいるじゃないか。しかも息子さんも出ているので2枚持っているぞ。
 
早速メール、すぐに探してくださいました。そして今日、取に伺いました。本当にありがとうございます。
後列4人はユニクロの500円Tシャツで揃えました。これでも予算使いすぎ、な感じです。
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まだまだやることは山積みです。次はツールド日光対策。車の積載は中積み3台3人を考えているので、いろいろ工夫しています。
 
2台分の中積みキャリアは自作済みですが、3台となるとセカンドシートを片方折りたたむ必要があります。そこで、3代目のリアエンドサポートを作成しました。
 
問題はハンドルがかち合わないように真ん中1台は前向きに積むこと。このままではキャリアにリアエンドサポートがあたってしまいます。そこで、キャリアにサポートを組み付けてみることにしました。
 
材料はかつて棚に使っていたベニヤ板。丸鋸を使ってぎゅんぎゅん切り出します。寸法は今まで使っていた物を参考に、キャリアの分だけ高さを低く作りました。
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これに輪行袋付属のエンドサポートを組み付けます。こうしておけばウイングナット2つで自由に外せて、輪行と併用できます。
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完成。右が今回作ったものです。
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天才だな、俺は。と思っていたら大失敗。リアエンドは下に出っ張るのでリアシートの下の隙間にもぐらせられますが、ハンドルは上に出っ張るので、これではセカンドシートの背もたれにあたってしまいます。もっと後ろ側にリアエンドが来るようにしなければなりません。
中央の自転車用の、フロントフォーク固定代の位置をご覧ください。あそこでは確実にハンドルはシートの向こうに位置します。
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ダメだ、もう時間がない。とにかく13日のアトラクションの成功を見てから対策をしましょう。

ここのところの忙しさは表現できないくらいです。
 
まず第一の当面の課題は仕事関係で、日常業務に加えてアトラクションの準備をしているのです。そもそもが「敬老」な仕事なものですから、この時期にはこうなりがちなのですが、今年は特に主として動いているのでプレッシャーをはねのけながらガンガンやらなければならないのです。
 
テキーラという曲に合わせて、ボンボン持ってチアリーディングダンス、そして上を脱いで上半身裸でえっさっさ。
まるでKN高校の入学式からヒントを得たような構成ですね。
 
で、会社の男たち用のミニスカートを探しています。予算も限られる中、男でも穿けるものはなかなかないので、生地を買ってきて作ることにしました。100円ショップで70㎝×70㎝の風呂敷を買い、それを縫って作りました。まずは1つ、あと最低6つは必要です。ここ数日で用意しなければなりません。
 
試に作ったものです。何とかいけそうな予感、娘にも穿かせてみましたが、私の方が似合うって?そりゃそうだ、脚の鍛え方が違うぜ。
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もう風呂敷には見えないでしょう?
 
会社の方々へ:明日9日、17時30分に全体練習をします。メンバーはできる限り集合してください。また、材料を買っていきますので、ミニスカートの大量生産をお願いします。
 
上はどうしようかなあ。まだ考え中。良いアイデア下さい。本番は13日、頑張ろうぜ。
 
それから、ツールド日光が来週日曜日です。イベント終了した次の日、出発というタイトスケジュール。だから並行して自転車の手入れ、荷物の確認、車の準備をしなければなりません。1泊するのでその荷物も必要ですね。鞄は、出来ればキャスターバッグがいいですね。
 
実は、8年ほど前、会社の同僚に頂いたキャスターバッグがあるのです。容量も大きすぎず、今回ぴったりでしょう。巨人軍の公式キャスターバッグだとかで、Giantsと©マークが入っています。
 
ところが、中敷きが硬質のプラスチック系の板で、紫外線の当たらないところなのにバリバリに割れてしまいました。キャスターはこの中敷きにリベット止めされているので、キャスターが使えません。
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そして下の段のポケットの中からは粉々になった中敷きが際限なく出て来ます。
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こんな弱い材質じゃあこうなるよ。買い直そうかとも思ったのですが、もったいないので修理することにしました。板は4㎜厚のベニヤ板を使用します。強度上はもう少し厚めの物を使いたいのですが、重くなっても困りますから、この程度で手を打ちましょう。
 
まずはリベットを外します。鞄の中ですので、場所によっては非常にやりにくかったです。
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そしてサイズに切ったベニヤを差し込みます。
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ベニヤの切り出しは丸鋸でやりましたが、切り口と角はやすりで丁寧に整えました。
 
そしてリベット穴を利用してビス&ナットで固定します。
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完成!
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来週に向けて荷物をパッキングします。今回のサイクリングイベントは霧降高原の登りがあるので、それに向けてのトレーニングもしなくては。時間がいくらあっても足りない!


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施設の秋の行事のリーダーさん、面白いアイディアでみんなを喜ばしてくれるのですね。名もあり実もある楽しい集いが出来ますように。
ツールド日光も迫っているようで、うちとは「○○暇無し」の○○の2字が違いますから喜ばしいことです。 削除
2013/9/9(月) 午後 3:26
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山のMochiさん、コメントありがとうございます。いろいろ失敗続きでなかなか思うように事が進んでいかないのですが、アトラクションについてはメンバーの方々が協力的なので大変に助かっています。本番までもう少し、まだまだやるべきことが山積みですが、一つ一つこなしていきたいところです。

今日は踊りが完成したので、それを撮影した動画を編集して明日配る予定ですが、ああ、会社にカメラ忘れてきた!メンバーの皆さん、すいません。一日遅れます。 削除
2013/9/9(月) 午後 9:31
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風呂敷の2つの角は首に巻いて結んで、もう2つの角を背中に持って行って、マジックテープ式かぱっちんボタンで止めて加工の手間を省くというのはどうでしょうか?
首の巻きをセクシーに外し終わると、後は一気にバリッと上を脱ぐ!
何てね>(・∀・)! 削除
2013/9/10(火) 午後 6:12
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くまそんさん、コメントありがとうございます。んん、風呂敷の角を首に巻いて???

ん、面倒くさいことが好きで、何でもやるからには「本格的」を旨としています。こんなものでも、それなりに手をかけてやらなければ何か満足できなかったりします。 削除
2013/9/10(火) 午後 11:05
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