三毛ジャガーの物欲日記

オートバイ、自転車、登山、カヌーカヤック、スキーなどアウトドアレジャーを楽しんでいます。物欲にまみれていて欲しい物は買う、戴く、無い物が欲しければ作ってでも手に入れております。

2013年01月

わがリカンベント、アクションプラスは前後リジッドです。本来後輪は26インチMTBサイズなのですが、予算の都合から手持ちの700cを使用し、前輪は20×1.5だったのを、走行抵抗の低減を狙ってより細身の11/8に換装しました。しかし、その分乗り味はかなり固く、わずかな段差でも跳ねて姿勢が乱れ、暴力的な衝撃がシートに響きます。
 
もう一つの問題は直進性が低いこと。計算すると、半径で後輪で13㎜大きく、前輪で7㎜小さいのです。結果、フレームの設計より20㎜前のめりになっています。これはトレールの減少を意味し、クイックなハンドリングの元凶の一つです。数字で見るとたいしたことはないんですけどね。
 
両方を解決する方法は、サスフォークを入れること。探すと、SR SUNTOURから20インチ用のサスが出ているではありませんか。価格も17.000円程度とリーズナブル。サスストロークも大きすぎない30㎜程度と、まさにぴったり。ディスク台座の付いているバージョンもあるのでまさにおあつらえ向き。
 
サイクルモードでSR SUNTOURブースで現物を見ようと思ったら、会社規模から考えると明らかに小さいブースに数本MTB用サスがおいてあるだけでした。カタログを渡され、これ見てご検討下さいと言われました。20インチ用スイングショックフォークはウェブサイトで得られる情報以上の物はなにも載っていませんでした。
 
あれが11月、しばらく時間をかけていろいろ探していたのですが、他には20インチ用のサスはまずないので、結局これを購入しました。そして待つこと5日、本日到着です
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SUNTOURの文字の入っている箱の製品を買うのは私の初代MTB用、XC PRO以来25年ぶりです。私が自転車に目覚めた80年、シマノは迷走の時代で規格をやたらに乱していました。お金のない中学生は必然的にサンツアー派、小遣いをためてはサンツアーで自転車を組み上げていました。BL、サイクロン、NSLなどなど。カンパニョーロは高根の花、ユーレーやサンプレックスがやや時代に遅れ気味だけどなんとか付いてきている、そんな感じでした。サンツアーは精度が高く、誇りを持って使っていました。それが90年代前半、栄輪業と合併、さらに台湾の会社に身売りという悲しい末路を辿ってしまいました。
 
台湾のブランドになってからは買うに値する製品は作られなくなり、もっぱら低価格車用の部品を生産していたと思っていました。ところが、ここにきて大きく時代が動き出しました。特にサスフォークではシェアは世界一、有名メーカーの製品をOEM生産しているにとどまらず、SRサンツアーブランドで高級フォーク界に殴り込みをかけてきたのです。かつてのサンツアー少年にはちょっとうれしく、少し寂しい感じです。
 
でも、私が買ったのは低価格品ですけどね。余談が多いね、みんな読み飛ばしているよ。まずは箱を開けましょう。
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テレスコピックではなく、ヒンジを持つタイプです。説明書は紙とDVDです。紙の方はダメだこりゃ、日本語がない。DVDは、動画とPDFで入っています。動画は全く違うタイプのサスのインストール方法で何の役にも立ちません。で、スイングショックのPDFを開くと、んん、やはり日本語がない。フランス語なんてどこのあまのじゃくが読むんだよ。仕方なく苦手な英語を読みます。
 
 The coil spring is located within the steerer tube and can be accessed from the top. To adjust the preload ofyour Swing Shock fork, you have to use an extra long 4mm Allen key. In case you use theoriginal 255mm steerer, you need a 200mm long Allen key. Please also follow the instructions indicated below.
 
んん、俺英語できないなあ。意味が分からん。コイルスプリングがステアチューブ、つまりコラムの中にあって、上からアクセスできるので、ものすごく長い4mmアーレンキーでプリロードの調節をしろ、としか解釈できないんですけど。そんなはずないよね、だってスターファングルナット打ち込んだら回せなくなるもん。走って具合見ながら調節するでしょう、普通。
 
で、とりあえずプリロードの調節をしてみました。そんなに長いアーレンキーなんてあるわけもなく、付属もしておらず、伝家の宝刀、スナップオンのラチェットレンチにエクステンションを付けて、ドイツはハゼットの4mmアーレンキーをセット。楽々アクセスできます。というか、出来ちゃいました。ああ、スターファングルナット打ち込めないぞ。これ以上不便な構造の物なんて、1960年代のホンダF1くらいでしょう。エンジン降ろさないとキャブの調節ができなかったと、「F1 地上の夢」にありました。
 
で、仕方なくカーボンコラム用のエクスパンダを使用。これ、付属していて悪くないよね。
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今まで使っていたフォークを抜け。当たり前でしょう。んなものマニュアル見なくてもわかります。抜きました。
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コラムの長さを計り、同じ長さでコラムをカットしろ。カットはパイプカッターを使う。これもわかります。しかし、私はソーガイドを使ってカナノコで切ります。この方法だとパイプの内側をヤスるのが簡単でいいのです。そしてステムの位置を少し上げたいので、40㎜長くします。
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下玉押しを圧入しろ。私のは割が入っているので手ではめるだけです。そしてあとは自転車に装着、ブレーキとスピードメーターセンサーを戻せば完成です。コラムスペーサーでステム位置を40mm高くしました。
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試走は明日、PTA校外の用事がすんでから。


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はじめまして、おいらもこれ、購入しましたがまだ、付けてませんが?
結構良いみたいですね。おいらがルイガノに付ける予定です
下玉は上からエンビで打ち込む予定です セオサイクルに頼む予定でしたが6000円と言われたので?ビックリです
以前、もチャリ買いましたが、もう買いたく無いですね
噂どうりです 削除
rik**0209 ]
2014/6/18(水) 午後 9:38
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rik**0209 さん、コメントありがとうございます。

下玉押しは私のは割が入っていたので手で嵌められましたが、そうでなければ塩ビパイプを使う人が多いようですね。サスフォークだと叩いた衝撃が吸収されちゃうので、工夫が必要になるかもしれません。

もチャリって、なんでしょうか?初めて耳にします。 削除
2014/6/18(水) 午後 9:57
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あっ!!! 以前も チャリ買いました。です 訂正

塩ビは、コウナンで買って来ましたよ、デカイプラハンが、有るので

(ルイガノは、リジットです)

そういつで一撃で行きます 削除
rik**0209 ]
2014/6/18(水) 午後 11:06
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もチャリ、了解しました。インストールできたら、ブログでご紹介ください。お待ちしております。 削除
2014/6/18(水) 午後 11:22
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私のスキーにはブレーキがなく、流れ止めはベルト出足に留めていました。しかしゲレンデで滑る時にはやはりブレーキが欲しいので、オプションを購入しようと思っていたのですが、価格が7000円くらいして躊躇してしまいました。
で、オークションを探していたら、ディアミールエクスプローラー用ブレーキが出品されていました。中古で十分、しかしチターナルには装着不能とあります。フリッチのサイトでは全機種対応となっているのですが。
 
どう合わないのか質問しました。すると、早速返事がきました。ネジ径が合わないのだそうです。なら、ネジを合う物に帰れば済むこと、早速入札開始。ライバルが出てきて価格は上がってしまいましたが、それでも送料入れても半額をかなり下回る価格で落札できました。
 
そして今日、商品到着です。さっそくつけてみました。
 
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まずは台座のカバーを取ります。折損させると突起がネジ穴に残り、面倒なことになるらしいので慎重にとります。
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うまく取れました。そして出て来たネジ穴に付属してきたネジを入れてみると、ぴったりのサイズです。タッピングタイプなので少々違っても大丈夫のはず。
ところが、説明書にない突起がビンディングの方にあり、付けられません。
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よくよく観察して、取り出したのはディスクグラインダー。思い切って削り取ります。写真左側の三角は頂点だけ削ればOK,、右側は完全に平らにしました。こんなことしていいのでしょうか?ま、いっか。で、何とか無事に装着。
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来月前出のS先生と、私の中学校の担任U先生とスキーに行く予定です。ともに山好きな社会科教諭です。いや、担任は過去形ですが。なぜ私の回りには山好きな社会科教諭が多いのでしょうか?そういえば高校ワンゲル部顧問も社会科の人がいましたね。
 
同行者ほんのり募集中。
ちなみに日程は2月18日東京昼立ち、八ヶ岳の小海リエックスホテル宿泊。19日スキー滑走の予定です。平日だし、メンバーがメンバーなのでそうそうはいないでしょうね。元同級生か、退職している社会科教諭の方くらいでしょうか。

昨日は妻と公休日が重なり、以前から行きたかった東京ガスショールームへ行きました。
 
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ビルトインガスレンジが故障しているのです。3口のうち、一番火力の強いバーナーが使用不能になってしまっています。また、全体に錆びも出ています。中華鍋振って、ダッチオーブン乗せて、過酷に16年使っていますからね~。
 
ショールーム内は撮影禁止なのが残念ですが、きれいに分類、展示され、実際に触ることもできます。お願いすれば点火もできるブースがありました。カタログはもらってきてあったのですが、やはり実物を見ると違いがよくわかります。
 
グリルで使えるダッチオーブンで焼いたパウンドケーキを試食させてもらいました。ダッチオーブンは鋳鉄をシーズニングして使う物なのでどうしても脂臭さがついてしまうのですが、付属の物はホーローコーティングされているので全くその傾向は感じられませんでした。
 
欲しかったのはプラス・ドゥ・グリレ(リンナイ呼称デリシア グリレ)でしたが、天板がアルミの板で、ガラストップではありません。ケーキを出してくださった方にいろいろ質問しました。
結論から書くと、
○ガラストップより、放熱性の高いアルミトップの方が焦げ付くリスクは低い。
○ガラスは見た目重視、決して実用の為ではない。
○傷はアルミの方がガラスよりつきやすい。
○光沢という見た目の部分ではガラストップの方が人気がある。
 
実際、ヒートオフ構造としてガラスの下にアルミを入れて放熱を狙った製品もあります。
 
つまり、人の目に触れることを考えなければアルミトップの方が良いということになりそうです。男性にはアルミトップで火力の強いグリレが人気があるのですが、やはり見た目で奥様方にはガラストップの方が人気があるとか。
 
キッチンの一番奥の物なのに見た目を重視する必要もないでしょう。グリレを大いに妻も気に入ったようです。でも、結構高いなあ。値引きも結構してもらえそうですけど。このグレードが本当に必要なのか?でも欲しいんだなあ。まさに物欲日記ですね、これは。
 
床暖房やガスストーブなど、他の住宅ガス機器も見学してから帰りました。
 
帰りに都庁前のシズラーで食事をして帰りました。
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食べ過ぎてしまって帰りの電車が辛かった、、、。

本日はブラッカンのホースの改良をしてみました。
 
ゴム管を2本、ナイロンのスリーブに通してあるわけなのですが、ここからの放熱がもったいないので断熱材を巻いて、それを熱収縮チューブで固定してみました。このアイデアは実はブラッカンジャパン店長さんの物で、私は「イタダキ」であります。
 
用意するもの 熱収縮チューブ 断熱シート 包帯
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ホースに包帯を巻きます。
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その上から断熱シートを巻き、熱収縮チューブに差し込みます。そして加熱すると、完成です。こう書くと簡単そうですが、巻くときにこぶができると熱収縮チューブに入っていかないので何回もやり直し、つるつる剤を使ってなんとか差し込みました。
 
完成です。チューブ折れ曲がり防止ばねは太くなったので入らなくなりました。戻り側はノーマルのままです。
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効果の実証は、今後。
 

今日は現役高校教諭のS先生とサイクリングに行きました。彼は高校の同級生です。
 
前日大切な会議が深夜まであったそうで、遅めに伺いましたが、それでもまだ前日の会議の名残か、ややアルコールのにおいがしました。
 
MTBとリカンベント両方持って行ったのですが、彼はロードで行くというので、こちらも700cを履いているリカンベントにしました。行先は多摩湖サイクリングロードです。人が多くて飛ばすことはできませんが、車からは隔離されているので安心して走れます。しかし、肝心の多摩湖周回は残雪が多くて断念しました。
 
富士山がきれいに見えました。写真にはうまく写りませんでしたが。
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彼の家へ戻り、教育、福祉、そして経済についての意見交換などをしました。
 
一番の用事は彼の息子さんの自転車のブレーキ整備です。機械式ディスクブレーキのBB5なのですが、効きが甘くなっているということなので、パッドの交換とディスクの脱脂をしました。ところが、それでも効きは回復しません。何が悪いんでしょう。いろいろ試してみて、結局ディスクにかなりの油分が付着していて、一回の脱脂では十分ではなかったと判断し、それをアルコールでとことん脱脂したら、ようやく回復しました。
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ついでに彼のロードを紹介。この車はmasamasa師匠の所でオーダーし、私が組み上げました。一番苦労したのはステッカー。鉄ヲタの彼の希望で中央線オレンジに塗り、そこへスペシャルラピッド(特別快速)のロゴを貼り、ヘッドマークは「特快」になりました。これはステッカー製作所に注文して作ってもらったものです。オレンジ色も塗装屋さんが実際に足を運んで実車から確認して調合したという力作です。
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ヘッドマークがこちら。よくやりますね。
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MTBは1993年式スタンプジャンパーFSRに乗っています。この自転車も私がレストアしました。すべてばらし、フレームは再塗装。リアのリンクもばらしてブッシュの打ち直し、グリスアップをしました。部品は最新の物に換装。一番苦労したのはシートポストがフレームから抜けなくなったこと。バーナーであぶり、ポストは冷やしたりしましたがそれでも抜けず、結局カナノコを入れて縦に割って抜きました。これだけで2日丸々かかりました。でも、その古い車でも再生してからガンガンのってもらっているので苦労した甲斐はあります。
 
お土産に青木屋の和菓子詰め合わせと自宅で栽培したゆずをたくさんいただきました。今日は久しぶりに会えた友人と長く語らい、楽しい時間を過ごすことができました。

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