冬キャンプの必需品、アウトドアの床暖房ブラッカンが不調になってしまいました。先日のキャンプでも温度調節が効かなくなり、また夜中に立ち消えしてしまっていました。なにがわるいのだろう?
ブラッカンとは、ガスを熱源にお湯を沸かし、電気を使わず水の熱膨張を使ってマットに張り巡らせた管に循環させるという画期的な床暖房システムです。10年以上前に購入したのですが、その時には日本代理店ブラッカンジャパンが取り扱っていて非常に安価に販売されていたのですが、どうやら撤退してしまったようで、今ではアマゾンにかなり高額な商品として販売されているだけになってしまったようです。
とにかく見てみないことにはわからないので、分解しました。開けてびっくり、バーナーヘッドが崩壊しているではないですか!

触るとポロポロと崩れてしまいました。これはひどい。やはり12年も使い続けると燃焼器具は劣化しちゃうんでしょうね。

どうやって直そうかなあ。崩れたのはサイレンサーの一番上のメッシュだけなので、ステンレスメッシュのドームを被せればいいかな?それなら、100円ショップでザル買ってきて、それを切って使えばいいんじゃないのかな。

金切バサミでチョキチョキと。

少し大きめに切り出しました。もちろん、使うのはこっち側ではないですよ。

バーナーヘッドにかぶせてみました。少し大きめに切り出したのは、端を折ってばらばらにならないようにするためです。

端を折ってサイズを調節したら、下の生きているメッシュに針金(これもザルから取り出しました)を絡ませてザルメッシュを縛り付けました。

立ち消えはヘッドが原因だったのでしょう。これで解決かな?次は温度調節がうまくできない件です。こちらはサーモスタットで駆動する火力調節バルブが固着していました。固着を解いて給油し、何回も動かして回復させました。
そして組み立てます。困ったことに、組み立てないと試運転ができないのです。いや、そうではないな、組み立てた状態では温度調節バルブの位置決めがいじれないほうが問題というべきですね。試運転しては分解、調節を繰り返すしかありません。

ベランダで試運転しました。非常にきれいな燃焼が認められました。バーナーヘッドはこれで良いようです。温度調節は、うーんちょっと暑すぎるな。もう少し低くできるように調整が必要です。またバラします。

60年代のホンダF1は12気筒エンジンを横置きにした結果、エンジンを降ろさないと調整ができないというとんでも設計でしたが、まあブラッカンも同じ様なものですね。そんなホンダF1でもメカの頑張りで勝利しているのだから俺も頑張らないとね。
もうしばらく調整に時間がかかりそうです。それとも調節するポイントに穴開けちゃおうかな?

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ブラッカンとは、ガスを熱源にお湯を沸かし、電気を使わず水の熱膨張を使ってマットに張り巡らせた管に循環させるという画期的な床暖房システムです。10年以上前に購入したのですが、その時には日本代理店ブラッカンジャパンが取り扱っていて非常に安価に販売されていたのですが、どうやら撤退してしまったようで、今ではアマゾンにかなり高額な商品として販売されているだけになってしまったようです。
とにかく見てみないことにはわからないので、分解しました。開けてびっくり、バーナーヘッドが崩壊しているではないですか!

触るとポロポロと崩れてしまいました。これはひどい。やはり12年も使い続けると燃焼器具は劣化しちゃうんでしょうね。

どうやって直そうかなあ。崩れたのはサイレンサーの一番上のメッシュだけなので、ステンレスメッシュのドームを被せればいいかな?それなら、100円ショップでザル買ってきて、それを切って使えばいいんじゃないのかな。

金切バサミでチョキチョキと。

少し大きめに切り出しました。もちろん、使うのはこっち側ではないですよ。

バーナーヘッドにかぶせてみました。少し大きめに切り出したのは、端を折ってばらばらにならないようにするためです。

端を折ってサイズを調節したら、下の生きているメッシュに針金(これもザルから取り出しました)を絡ませてザルメッシュを縛り付けました。

立ち消えはヘッドが原因だったのでしょう。これで解決かな?次は温度調節がうまくできない件です。こちらはサーモスタットで駆動する火力調節バルブが固着していました。固着を解いて給油し、何回も動かして回復させました。
そして組み立てます。困ったことに、組み立てないと試運転ができないのです。いや、そうではないな、組み立てた状態では温度調節バルブの位置決めがいじれないほうが問題というべきですね。試運転しては分解、調節を繰り返すしかありません。

ベランダで試運転しました。非常にきれいな燃焼が認められました。バーナーヘッドはこれで良いようです。温度調節は、うーんちょっと暑すぎるな。もう少し低くできるように調整が必要です。またバラします。

60年代のホンダF1は12気筒エンジンを横置きにした結果、エンジンを降ろさないと調整ができないというとんでも設計でしたが、まあブラッカンも同じ様なものですね。そんなホンダF1でもメカの頑張りで勝利しているのだから俺も頑張らないとね。
もうしばらく調整に時間がかかりそうです。それとも調節するポイントに穴開けちゃおうかな?

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