今日は先日搬入して来た新車、WACHSEN BA-100アングリフを納車できるように整備しました。整備だけでなく、雨ざらしになることもあるでしょうからそれなりの対策と、より快適に使えるように一部部品の交換をしました。
Vブレーキを外し、台座にグリスを塗布しました。想像とは違って最初からグリスは塗布されていました。値段のわりに丁寧な組み立てをしてあるようです。それでも、雨ざらしを考慮してデュラグリスを適量追加しておきました。
マット塗装(艶消し塗装)なのでつや出し系ワックスやコーティング剤は使えません。私の手持ちで使えるのは、プレクサスだけでしょう。これでコーティングしました。
フレームのチューブ、フォークなどはもちろん、スタンド台座などの裏にまでしっかりとコーティングしました。
ブレーキワイヤーはステンレス製の物に交換しました。未使用ですが、放置するなら最低でもステンレスワイヤーであるべきでしょう。スチール製だと油がきれるとすぐに錆びてきますから。
アウターはこの色に価値があるので、そのまま利用します。中にメンテルーブをたっぷりと吹き込み、インナーにはグリスを塗布してから差し込みます。油分がフレームに付くとテカってしまうのでつかないように気をつけます。
レバーのピポットにもメンテルーブを差します。
ブレーキパッドは純正はどうにも頼りない感じです。盛大にゴム部にバリが出ている物もあるし、硬めの材質なのです。制動力、コントロール性に優れる買い置きのパッドに交換しました。
トーイン調整もばっちりと行います。また、バナナの曲がりをゆるくして左前でもケーブルの流れが緩やかで美しくなるように調整しました。
ピラーに反射鏡が付いています。ここでもいいと言えばいいのですが、折りたたんだ時にサドルを一番下まで下げられなくなるし、サドルバッグを付けると見えなくなるし、一番目立つ場所でもあるのでLEDの発光タイプを付けてもらいたいのでこれを他へ移しましょう。どこがいいかな。
キャリア用ダボがあるので、そこへ移設しました。ダボにはネジが切ってあり、リフレクターの元のネジがそのままネジ込めました。足が当たらないように内側に付けました。
付属の折りたためない片面踏みのクイルペダルはいいことが何もないので、私のトラさんから供出しました。
せっかくの折り畳み車ですから、やはりこうならなくちゃね。もっとも、15㎜ハブスパナが付属しているのでそれでペダルを外すということで対処するのももちろんありだとは思います。
シフトワイヤーはシマノ純正でしょうからそのまま使うことにしました。もちろんアウターの中にメンテルーブを流し込みました。
メンテスタンドにかけてディレイラーの調節をしました。チェーンの表面に錆止めとしてチェーンルブを塗り込みました。前後ともリムの振れを確認しましたが、なかなか精度よくホイールは組めていました。あえてニップルを回す必要はありませんでした。
先日近くをわずかに試乗しただけで、グリップの硬さに閉口しました。
買い置きのグリップがあるのでこれに換装しましょう。
右はグリップシフトがあるのでカットする必要があります。
そうそう、わずかですがハンドルがまっすぐでなかったのを思いだしました。一旦ステムを抜いて中を確認し、サビや変形がないことを確認して、再び付けました。ヘッドパーツは思いの外スムーズな回転をしていました。スレッド式なので折り畳み部に段差があり、見た目はスマートではありませんね。
これで完成です。すっかり暗くなってしまいました。
左前、右後ろだとワイヤリングもきれいにまとまります。本来の配置だからです。なぜか日本では右前になっていることが多いのですが、ハンドサインを出したりボトルで水分補給、補給食を取り出すなど右手を離すことが多いので左手で前ブレーキを操作した方がいざという時に困らないし、繊細な右手でロックしやすい後輪側をコントロールする方が理にかなっていると思うのです。また、初心者はシフトが右が後ろ、左が前なのでそれと揃っている方が分かりやすいと思うのですが、どうでしょうか。
サクっと試走してきました。なかなかに良い感じです。明後日納車してきます。
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Vブレーキを外し、台座にグリスを塗布しました。想像とは違って最初からグリスは塗布されていました。値段のわりに丁寧な組み立てをしてあるようです。それでも、雨ざらしを考慮してデュラグリスを適量追加しておきました。
マット塗装(艶消し塗装)なのでつや出し系ワックスやコーティング剤は使えません。私の手持ちで使えるのは、プレクサスだけでしょう。これでコーティングしました。
フレームのチューブ、フォークなどはもちろん、スタンド台座などの裏にまでしっかりとコーティングしました。
ブレーキワイヤーはステンレス製の物に交換しました。未使用ですが、放置するなら最低でもステンレスワイヤーであるべきでしょう。スチール製だと油がきれるとすぐに錆びてきますから。
アウターはこの色に価値があるので、そのまま利用します。中にメンテルーブをたっぷりと吹き込み、インナーにはグリスを塗布してから差し込みます。油分がフレームに付くとテカってしまうのでつかないように気をつけます。
レバーのピポットにもメンテルーブを差します。
ブレーキパッドは純正はどうにも頼りない感じです。盛大にゴム部にバリが出ている物もあるし、硬めの材質なのです。制動力、コントロール性に優れる買い置きのパッドに交換しました。
トーイン調整もばっちりと行います。また、バナナの曲がりをゆるくして左前でもケーブルの流れが緩やかで美しくなるように調整しました。
ピラーに反射鏡が付いています。ここでもいいと言えばいいのですが、折りたたんだ時にサドルを一番下まで下げられなくなるし、サドルバッグを付けると見えなくなるし、一番目立つ場所でもあるのでLEDの発光タイプを付けてもらいたいのでこれを他へ移しましょう。どこがいいかな。
キャリア用ダボがあるので、そこへ移設しました。ダボにはネジが切ってあり、リフレクターの元のネジがそのままネジ込めました。足が当たらないように内側に付けました。
付属の折りたためない片面踏みのクイルペダルはいいことが何もないので、私のトラさんから供出しました。
せっかくの折り畳み車ですから、やはりこうならなくちゃね。もっとも、15㎜ハブスパナが付属しているのでそれでペダルを外すということで対処するのももちろんありだとは思います。
シフトワイヤーはシマノ純正でしょうからそのまま使うことにしました。もちろんアウターの中にメンテルーブを流し込みました。
メンテスタンドにかけてディレイラーの調節をしました。チェーンの表面に錆止めとしてチェーンルブを塗り込みました。前後ともリムの振れを確認しましたが、なかなか精度よくホイールは組めていました。あえてニップルを回す必要はありませんでした。
先日近くをわずかに試乗しただけで、グリップの硬さに閉口しました。
買い置きのグリップがあるのでこれに換装しましょう。
右はグリップシフトがあるのでカットする必要があります。
そうそう、わずかですがハンドルがまっすぐでなかったのを思いだしました。一旦ステムを抜いて中を確認し、サビや変形がないことを確認して、再び付けました。ヘッドパーツは思いの外スムーズな回転をしていました。スレッド式なので折り畳み部に段差があり、見た目はスマートではありませんね。
これで完成です。すっかり暗くなってしまいました。
左前、右後ろだとワイヤリングもきれいにまとまります。本来の配置だからです。なぜか日本では右前になっていることが多いのですが、ハンドサインを出したりボトルで水分補給、補給食を取り出すなど右手を離すことが多いので左手で前ブレーキを操作した方がいざという時に困らないし、繊細な右手でロックしやすい後輪側をコントロールする方が理にかなっていると思うのです。また、初心者はシフトが右が後ろ、左が前なのでそれと揃っている方が分かりやすいと思うのですが、どうでしょうか。
サクっと試走してきました。なかなかに良い感じです。明後日納車してきます。
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