2019年8月5日

3時30分にプロトレックのアラームが鳴り、うつらうつらしていた頭をはっきりさせます。なんか眠りが浅かったなあ。すぐ隣に寝ている人がいるので、物音を立てないようにひっそりと朝食を作り、同時にパッキングをします。

4時30分、隣のオジサマは出立していきました。いつ起きたんだろう。段取りいいなあ。私は5時少し前に歩き出します。

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林道を進むと橋が見えてきました。バスでのアナウンスでは、この橋を渡ったところに登山道がはじまるというので渡ります。が、左側はこの川です。橋を渡れと言われていますが、それは対岸に見えます。あれ、どういうこと?地図で確認すると、この橋の手前から登山道がはじまっています。そして「旧道は通行不可」と記されています。んん?

ここが旧道の入り口で間違いないよな。でも旧道は、と書いてある地図の登山口はここです。しかもこの先、登山道が見えるのです。
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地図通りに登山道があるんだよなあ。
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すると後続の方が合流。道を尋ねると、やはり地図を片手に行ったり来たり。でも橋を渡り、笊が岳登山口のさらに先に吊橋がありました。こちらが現在の登山口のようです。ならさ、旧登山口に「この先に新道あり」、の看板あってよくないですか?まあそれはともかく、立派な吊橋ですね。
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登り始めてすぐ、送電線の鉄塔に遭遇します。電力会社の巡視担当には頭が下がりますね。
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高校生の山岳部をおいこし、隣のテントの横浜のオジサマを追い越したところで岩頭の見晴らしに出ました。
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ああ、遠くに悪沢岳がみえているな。
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林道へポンと出ました。この林道とは並行した登山道なので、時々渡ったりすぐ隣を歩くこともあるのです。ちょっと興ざめですね。
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プロトレックの上の表示を見るとおり、登ったり下ったりが続きます。
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梯子も出てきました。
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標高1500mが案内されていますが、面白いのは
「残念ながらまだ急登が続きます。」
と書かれている所でしょう。でも、この看板の後しばらくは緩やかな登りでした。
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6時55分、千枚小屋まで4時間30分の標柱です。歩行開始丁度2時間となりました。ベンチもありますが、ハイドレーションで適宜水分補給はしているし、休憩はまだ不要なので先へ進みます。
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ここで林道を渡ります。
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8時05分、清水平で水を補給、ついでに初めての休憩をしました。ここの水が枯れていないことを横浜のオジサマに伺っていたので1ℓのみしか持ってきていなかったのです。おかげさまで余分な重量を背負うことなく済みました。レーションをいくつか口にしてから8時15分、出発です。
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8時55分、蕨段通過。この地方では斜面にある平な部分を段と呼ぶのだそうです。
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10時30分、千枚小屋まで1時間の標柱です。ゆっくり行っても午前中には到着するなあ。
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11時15分、千枚小屋に到着です。きれいな小屋ですね。
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中で宿泊の申し込みをしました。テント場もあるのですが、バスに乗る都合上どこかの小屋へ宿泊をしなければならないので、そのノルマをここで消化することにしていました。
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受付で千枚小屋の番号を割り当てられましたが、素泊まりとわかるとそれなら百枚小屋はどうですか、あちらなら自由に使えますよ、ちょっと遠いけど、と言われました。自由!いい言葉です。せっかくお勧めしていただけるならそっちでお願いしましょう。

で、千枚小屋のいくつかの建物の中で最も奥にある、百枚小屋へ来ました。あれ、本館ほどきれいじゃないなあ。それに網戸が無くて、ドアも窓も開けっぱなしなので蜂やアブがぶんぶん飛んでいます。
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まずはそれらを追い出して窓を閉めます。それからザックを開けて寝袋などを広げ、自分の場所を確保します。

百枚小屋の外にあるベンチとテーブルで富士山を眺めながらレーション袋を開けます。
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富士山は時々顔を出し、時々隠れてしまいます。
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ベンチから南を見に行くと、ああ、赤石岳!そのすぐ向こうに張り付くように聖岳!去年聖から見た赤石は遠く見えたけど、千枚小屋からはすぐ隣に見えるのです。
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目の前のお花畑もなかなか面白かったです。
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やることもないので、テントを干して一旦昼寝をします。軽度ですが片頭痛が発症してしまっていました。

起きてきてもまだやることないなあ。この、「無為に過ごす」時間が何ともありがたく、貴重なのです。何人もの登山客がこの百枚小屋の庭に来て、私を含めておしゃべりをしていきました。

16時。そろそろ夕食を作りますか。今日はこの献立です。缶詰はスタッフルームからNさんが持たせてくれたものです。レトルトカレーの湯せんの重しとして、ついでに加熱調理しました。
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アマチュア無線を傍受、そしてラジオで天気を確認しました。
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食べ終わって歯磨きをしても、まだまだ空は明るいのです。数名の方が百枚小屋の庭に来て、景色を楽しんで行かれました。やがて、日は沈みます。これは期待できそうです。夕日を浴びた富士が見られるかも。

ほら、見られたよ!
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さて、寝るとしますか。なんと!この日百枚小屋に宿泊したのは私一人でした。何というぜいたく、これで6100円は安いなあ。しかも畑薙から往復の交通費込みで!
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3に続く。