12速もある時代に何をいまさらという内容ではありますが。

私のリカンベントバイク、TW-BENTのアクションプラスはVT-TWO購入時に搭載していたコンポを主に、その他余っている部品を利用して組みました。このブログの始まりはまさにそこ、2012年7月のことです。リア9速、フロント2枚で今まで来ました。

前回のレース時に、リアスプロケットにシフトがあいまいな部分ができてしまいました。要するに摩耗が進んできたのです。

チェーンチェッカーで伸びを計測すると、やはり0.75が入るようになってしまっていました。仕方がないなあ。チェーン買うか。でも3本必要なんだぜ。
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いや、まてまて、チェーンを買うだけではだめでしょう、スプロケットも同時に変える方がベターとされているはず。

いやいやいや、も少し待たれよ。どうせそこ替えるなら、どうせなら11速化しちゃうのはどうだ?

が、しかしそこで問題になるのはハブです。10速ハブに組み込める11速スプロケットもあるにはあるのですが、ものすごくワイドでサーキット走行に向くギア比の物はありません。さてどうするかなあ。11速ハブで135㎜、クイックシャフト、ディスクの物はなかなかないですね。無いわけではないんだけど、値段がなあ。

なら、間をとって10速化するか。それならハブの問題はないし。しかし、シマノさん同じ10速でも引き代が変わってしまってシフターを替えたらディレイラーも替えなければならなくなっています。なんてこった。マイクロシフトに以前のシマノコンパチがあるにはあるけどなあ。

ま、いっか。こうなればまとめて換装だ。
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買ったのはフラットバー用シフター右のみと、11t~25tリアスプロケット、リアディレイラー、それに10速チェーン3本。左に8速スプロケットとチェーンがありますが、これはちょっと違う用途で使用します。
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今10速を買うとなるとシマノの場合ティアグラになります。
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今まで12t~27tでしたが、11t~25tとギア倍数を増やしました。52t×12tではツインリンクもてぎ逆回りでのファーストアンダーブリッジ手前のコーナー進入時に脚が回り切ってしまっていたのでそれの対策と、登りでも38t×27tは使わないのでこれで十分と考えたのです。そう、全てはもてぎエンデューロに合わせた選定なのです。
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パーツインストールは一応トルクレンチで行いましたが、このグレードはロックナットにワッシャーが入っていないのでガリガリとしていて適正トルクもなんかどうでもいい感じですね。
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グリップを抜いてシフターを入れ替え、仮固定します。
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ディレイラーとチェーンも換装しました。そしてワイヤーはアウターもすべて新品に。
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それから1週間、ようやく時間的に余裕があった今日、久しぶりに走ってみました。ストライダのイベントをやっていたようです。
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駆動部が新しくなるとシフトもスパッと決まるし、チェーン鳴りもしないし、非常に気持ちよく走れました。公園内だから飛ばさずに緩やかに流すだけですけどね。
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フロントは既存のパーツをそのまま使っています。
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チェーンリングはそもそも9,10速兼用ですからね。
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そろそろ帰らなくっちゃ。夕食作らなくてはいけないからね。この腕時計については、またの機会に。
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駆動部が良くなったのですが、他にまた少しいじりたくなる部分が出てきました。
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