マジヤバい!
7時に三芳SA待ち合わせですが、二人とも早く集合してしまったので20分も早く出発してしまいました。メンバーは私と山のmochiさん。
関越を花園で降りたらひたすら西へと進み、合角ダム前に立ち寄ります。

ダムカード配布しているのですが、9時からとなっていて現在8時20分ですからまだ無理でした。

その先は県道282号線ですがやがて道は林道となり、二子山登山口へと出ました。本当はR299からも来られるのですが、埼玉県警のサイトにトンネル付近で通行止めの情報があったのです。しかし、逆方向からくる車があり、尋ねたところ通行できるようになったとのこと。なんだ、そうだったのか。帰りはそっち通っていましょう。
さあ、登るぞ。

登り出してわずか5分、股峠に到着です。左へ行けば東岳、西へ向かえば西岳です。東はガイドブックに一般ルートではない、安易な入山を控えるようにとの記述があり、今回はパスすることにして西岳に向かいます。

西岳には登山道が2種あり、我々は自分たちの実力を知っているので一般コースを選択しました。

登り出すと岩が大きく壁となって立ち上がっています。右にも左にも赤布がついていますから、左へ行くと恐らく上級コースでしょう。クワバラクワバラ。右へ進みます。

一般コースでも登りごたえ十分な傾斜が待っています。

傾斜は結構凄いですよ。どう考えても60度は越えているでしょう。

だんだん上が見えてきました。

頂上かな?いや違った、上級コースとの合流点でした。ここから先は稜線の上を歩くので、極端な登りはもうないかな。

いやいや、結構手強い登りが待っていました。

そして、登頂です。いや~マジ怖かった。

両神山の眺望に優れた山です。

下にR299と思われる道が見えました。帰りはあそこを通って帰りましょうか。

さて、下山しましょう。げげ、ここ通るの!

良質なホールドスタンスはふんだんにあるのでノーロープが基本でしょうが、怖がりな私はやはりないと不安になるので確保をして進むことにしました。ロープ無しでは万が一落下したら、相方は見ている以外何もできないのです。

「見た目より怖くないですよ。」

通過してから振り返りました。あそこ通ってきたの!これマジヤバくね?

これルートかな?

「岩の頂上を通過するのが一番よさそうです。」

ある程度の所でアンザイレンは解除しましたが、もしかして早すぎた?ここ下るんだって!

いやまだまだ、ここも下ってきましたよ。

さすがに岩はそこまで、後は土の上を歩けます。ふう、精神的に疲れました。

崖の下まで降りたところで、休憩しました。

休憩が済んだら股峠に向かってトラバースしていきます。途中に炭焼きの窯と思われる遺構を発見。ここで作った炭を担いで降ろしていたのかと思うと先人の根性には頭が下がります。

ロッククライマー向けと思われる分岐案内板もありました。

残置ボルトの残る壁面下を通過します。

やがて股峠へ。ここまで来ると本当にほっとします。

無事下山、本日の登山は終了しました。ああ、本当に良かった。

着替えて、ご飯食べて、そして荷造りして、

出発!R299へ出て、志賀坂トンネル入り口へ。ここに車両を停めて、二子山を振り返ります。いや、本当にすごい山登ったものです。

その後山のmochiさんの案内で恐竜の足跡の残るさざなみの岩を見学します。いやこれ、本当にすごいですね。かつてここに大型、小型恐竜が生息し、砂地だったこの岩が水平だったと思うと時の流れを感じずにはいられません。

その後神流川沿いに走り、土坂峠を越えてR299へ再び戻ります。そうそう、こんな神社があるから立ち寄ってみましょう。オートバイの安全祈願をしている神社です。

何とも充実の一日でした。お声がけがなければ行くことのない山だったと思います。山のmochiさんには本当に感謝です。
俺は多分腰が引けてしまって無理かも(笑)。