先日の男4人南房総を走るではインターコムをチェーン接続し、おしゃべりを楽しみながら、そして情報の共有をしながら走行しました。すでにお知らせしている通りに、使用したのはベアリッジ4Riders Interphone V4を2台、VnetphoneV8とBTInterphoneをそれぞれ1台ずつです。

4Riders Interphone V4
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VnetphoneV8
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BT Interphone(写真はベアリッジさんから頂きました。)
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これを既出ですが下図のように接続しました。
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分かりやすくするために、インターコムを走行順に前から1号機~4号機と呼称します。

1号機=私三毛ジャガー V8 フルフェースヘルメット
2号機=九太郎さん V4 オープンフェースヘルメット
3号機=山のmochiさん V4 オープンフェースヘルメット
4号機=N-チェブさん BT システムヘルメット

幕張PAで集合し、出発前に接続しました。私の一号機V8と2号機となる九太郎さんのV4の接続を確認します。1号機のBボタン、2号機のAボタンは1月に接続したままにしてあったのでペアリング操作なしに1号機のBボタンを押すだけで接続ができました。一旦電源を落とします。

次に3号機V4のAボタンと4号機BTをペアリングします。ペアリングモードにして3号機のAボタンを押すと数秒でペアリングができました。一旦電源を落とします。

次はブリッジ接続となる2号機、3号機のBボタン同士でのペアリングです。これも数秒で完了です。

さあ、いよいよ行きますよ。1号機V8はBボタンダブルクリックですべてがつながることになっているのですが、種類が違うのでどうかなあ。全機電源を入れ、ランプが落ち着くまで待ちます。よし、ダブルクリック!

待つこと30秒。だめですね。接続する気配がありません。それなら一台ずつ接続してみましょう。1号機のBボタンを押します。数秒で2号機と接続が確認できました。次に2号機Bボタンを押します。1号機の接続が一旦切れますが、数秒で回復、回復した時には3号機が接続できていました。さあ、いよいよ4台目をつなぎますよ。3号機のAボタンを押します。再び1号機も接続が途切れますが、数秒後に再び接続されました。

「つながっていますか?」
「聞こえます。」
「こっちも聞こえています。」
「よく聞こえていますよ。」
「(3号機の)山のmochiさんの声が小さいかな。」と九太郎さん。私のにも小さめに聞こえてました。
「マスクしているからかもしれません。」
と山のmochiさん。

それでは、走りますよ。

遅い車を追い越す時や危険な走行をする車をやり過ごす時などでは特にインターコムは威力を発揮します。間に車に入られた時にも安全に対処できました。

制限速度に近い速度域でも私は良く聞こえていますが、九太郎さんは時々風の音にかき消されて
「聞き取れなかったです。」
という事がありました。たいていどうでもよい話の場合だったのでスルーしてもらえればよかったことでしたが。V4は走行中にボリュームをいじるのが結構難しいのです。しかも上下に付けられたボタンの上側が音量低下、下側で音量増加という謎使用なので、常人では一瞬迷うのが普通です。その点V8はリモコンがあるので、走行速度に合わせて丁度良い具合に調整できて快適です。高速道路では概ね制限速度の8割以下くらいで走っていたので問題はほぼなかったのですがね。

富浦で降り、コンビニに立ち寄っていたらギーーーーーンという激しいノイズに悩まされました。駐車場に入ってきた車が何か無線でもやっているのかな?と思っていましたが、走り出しても時折ノイズが入ってきました。この辺りが値段の差が出る所なのでしょうか。しかし市街地を離れるとぴたりとノイズはやみました。同じ周波数帯か、もしくは低い周波数帯のスプリアスなどが混信したように思います。市街地では使い物にならないでしょう。

今回3種4台の接続でしたが、秋の3種3台の時にひどかった「宇宙からの怪電波」は認められなかったので4台になって薄まったのかな?

小ネタとして、2号機九太郎さんはワイヤードでミュージックプレイヤーと接続していました。本来V4はできない仕様なのですが、二股ジャックを入れてできるようにしているのです。そして驚くことに、その音楽信号がマイク信号線にも流れているのでしょうか、すべてのインカムで聴くことができました。高級機の証、ミュージックシェアが可能になっていたのです!。ただしボリュームは小さめ、高速走行中ではほぼ聞き取れません。一般道路ならやや小さめですがはっきりと聞こえました。

そして旅の最後で、3,4号機の接続が途切れてしまいました。3号機の電池切れだと思われます。これが自動経路制御機能を持つインカムなら4号機も1,2号機と接続が維持されるので便利ですよね。

性能的にはもちろんメジャーブランドの物には全くかなわないでしょうが、ただしゃべるだけと限れば案外4台接続でも安定して使用できました。また、ミュージックシェアが偶然できておりました。これもちょっとした発見です。市街地でのノイズは何とかしたいので、対策を考え中です。こればかりはいろいろ実験をしていかなければならないので、時間はかかりますね。

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    インターコム関係、(下編)のコメントに書き込みました。
    ボクの不注意の可能性が大です。 削除
    2019/3/15(金) 午後 11:20
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    > 山のmochiさん
    なるほど、そうだったのですね。ともかく、自動経路制御がついていれば3台はつながったケースなので高級機はやはり良いという結論は同様に導き出せますね。

    九太郎さんとインカムで話したのですが、高級機に手を出すより中国ブランドが頑張ってくれるのを現状で待ちましょう、という結論です。案外使い物になりましたからね。市街地でのノイズは対策が必要ですけどね。 削除
    2019/3/16(土) 午前 0:04
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  • 音楽が混ざってしまった件は多分色々取り扱いの不手際が重なっています。
    3.5mmジャックのピンアサインが先端から音楽音楽マイク接地となっているのですが、そこに音楽音楽接地3極の端子を挿入しているので、どうやら後方目視確認の時などに引っ張られて抜けかかって2番目の音楽部分がマイクに触れてしまっていたようです。
    流石に自重で抜けてくるという事は無さそうなのですが、走行中に直そうとして症状を悪化させてしまった様子もあり・・・(手袋越しではどんなに頑張っても無理)。
    手に入れやすかったから3極のコードでつないだけど、次は4極のコードで試してみようかな。手に入れば。 削除
    九太郎 ]
    2019/3/16(土) 午後 10:52
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