伊豆下田の水仙まつりに行きましょう!という九太郎さんのお誘いに乗っかり、前日に車両整備しました。洗車、ワックスがけ、チェーンは洗浄と給脂、タイヤの空気圧もチェック。そして、これも。
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無くしたインカムリモコンの電池蓋のネジ頭があまりにも大きく重いので、ディスクグラインダーで薄くそぎ落とし、6角の角を丸めてみました。まだちょっと見た目にあれなので、次に暇な時にはきれいにしてみようかと思っております。

荷物をまとめ、車両に積載。各種デバイスの充電完了。衣類をまとめて玄関に置き、ヘルメットのシールドを磨き上げます。よし、明日は下田だ!

そうだ、天気はどうかな?NHKの天気予報の時刻でした。ん?んんんん!雪!
「西日本ではこのように、、、、」
という天気キャスターの身体の影が伊豆半島でした。なんか雨雲がかかっているようでしたが、よく見えません。

各地の天気で、スポット的に雪情報があり、そして伊豆半島では夜半に雨の予報。これではターンパイク~伊豆スカイラインは路面凍結の恐れありだなあ。さらに今年一番の寒気が南下という情報。

これはいかんな。PCを立ち上げ、気象庁にアクセス。あれ、気象庁ではそこまでひどくないなあ。でも天気図を見ると、低圧部が低気圧に昇格、二つ玉となって強い方が南岸を進みます。こりゃだめだ、九太郎さんへメール、そして下田行きを中止にしました。せっかくここまで計画、準備をしてきたのになあ。九太郎さんから、
「朝9時の時点で天気を見て、行けそうなら散歩程度に走ってきませんか。」
とお誘いがありました。

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今朝9時。天気は良い方に外れたっぽいです。ターンパイクのツイッターでは、「雪の予報も出ていましたが降りませんでした。今日はノーマルタイヤで大丈夫です。」
とありました。Too late!仕方がないね、どこ行く?筑波山に登って温泉入って帰ってくるかな。

10時30分過ぎ、九太郎さんが自宅まで来てくれました。よし、行くぞ。

常磐道はやや込み加減、理由はこの荷崩れでした。参ったね、こりゃ。
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でもその区間を過ぎればすいすい走れますよ。
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インカムでおしゃべりしながら走っていたら、谷田部ICで降り損ね、ま、いっか、土浦北まで行っちゃいましょう。

九太郎さん、
「昔、益子行きましたよね。真岡鉄道乗って、ペンタックス博物館観て、写真の撮影してね。あれ楽しかったですよね。また行きたいなあ。」
「そう、だったらさ、筑波山飛ばして益子行こうよ。」
「え、今日という意味ではなくて、また今度でも。」
「いいよいいよ、行っちゃおうよ。行きたいうちにさ。」

昼食はどうする?ゆりの郷を狙っていたけど、だったら真壁のペンギン行こうか。

真壁から県道7号線でペンギンに向かいます。この高架橋は自転車道路、筑波りんりんロードを越えるための物です。元筑波鉄道ですから、自転車道としてはなかなか贅沢ですよね。
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直線は退屈だ。でもこの先に俵ハンバーグが待っているのさ。
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ここだ、着いたよ。12時30分ちょっと前でした。
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荷物もまとめ、インカムと電熱グローブのバッテリーの充電をセット。そして店内へ。
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俵ハンバーグを蒸しています。もうじきだぞ、うひひひひ。
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うまいんだなー、これが。私はレアにしてみました。
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鉄板に押し付けて好みの火加減にしていただきます。
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13時20分、ペンギンを出発します。県道7号を西へ進みます。
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この辺りは道が広くて走りやすかったですね。広々とした風景が広がり、走っていて爽快な気分です。
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大和で水戸線を渡ります。
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長方で50号線に右折します。
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少し走った元岩瀬交差点を左折、県道41号線に入ります。
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軽快に走れるワインディングですが、前を行くアルファードが制限速度-20㎞という遅さでイライラさせられました。でもこの辺りまで走るとようやく普通の走りになってくれて、こちらも心地よい走りができるようになってきました。
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でもコーナーになると追いついちゃうなあ。
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あれ、どっちだ!右だ、右へ行こう。
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とっさの判断が合っていました。なかなかないのですよ、運の悪い私にはこういうこと。
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陶芸メッセの駐車場へ入ります。
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奥の建物で人間国宝の作品を愛でて(正直、高い物と安い物の区別がつかない)から、手前のテントの特価コーナーでお買い物を楽しみました。なんだか寒くなってきたぞ。おかしいな、走っている時には寒さを感じなかったのに、突然寒気が降りてきたかのようです。


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そうだ、トイレに寄っておこう。トイレまで陶器で飾られていますね。でもこっちは故障中、新館の中のトイレをお借りしました。
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トイレから出てきてびっくり、雪が降っています。しかも結構激しく。
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こりゃたまらん、合羽を着込んでとにかく北関東から退散することにしました。高速だと寒いでしょうから、R294バイパスに出て帰ることにしました。

まずは益子の踏切を渡ります。くそ、寒いのに踏み切りに引っかかったぜ。ん、なんだこの音は?そうか、そうだったね。

SLが通過していきました。今度これに乗るっていうプランはどうだい?
いいですね、でも車両を長時間駐車するのはちょっとなあ。また取手から関鉄で来るならありです。
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塙の交差点を左折します。ここを直進すればペンタックス博物館ですね。
「なんか見おぼえありますね。」
その後ペンタックスはHOYAに、そして今はリコーの傘下となってしまいました。博物館はどうなっているのでしょうね。
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再び雪が降ってきました。風も強く、もはや吹雪状態です。
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結構長い時間降ってはいますが、幸い積もる様子はなく、また装備もしっかりしているので寒さ冷たさは感じることなく走ることができました。
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レンズバリアが濡れているので映像的にはナニですが、ようやく雲の切れ端まで来ました。日も照らすようになっています。そろそろ雪も止みそうだ。
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ほら、止んできたよ。青空が広がってきました。黒い雲の下を走り抜けたようです。
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道の駅しもつま横通過。ここは納豆工場があり、見学もできる面白い道の駅なのですが、今日は早く帰りたかったのでパスしてしまいました。
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あれ、インカムに急に雑音が入ってきたよ。故障した?
「いや、マイクのスポンジが飛んで行ってしまって。破けてきていたのですが、ついにという感じです。」
九太郎さん、スヌードにマイクを入れて対処してくれました。雑音はほぼ消失しました。とっさのこの工夫、さすがです。

直線は退屈だ2。
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右にお城を認めます。ここは常総市水害の時に水没したアピタのすぐ東側です。あの時にはここだって水没していたようです。
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お米のサイロを過ぎれば、もうすぐ弟の家の側です。
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気温もだんだん上がってきました。合羽脱ぐ?
いや、このままでいいです。
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ちょっと頭痛がしてきました。疲労かな。というか、実は前日夜に前兆を感じていたので頭痛薬をタンクバッグに忍ばせていたのです。

「ちょっとごめん、コンビニ寄らせて。」
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オンボードカメラを回しっぱなしだったので私の後ろ姿も映っておりました。ただでさえ目立つチョッキを着ているのに、さらにオレンジに再帰反射材のテープが張られた合羽を着ているとこんな感じになるのですね。動画を再生して初めて自分お姿を目にしました。
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買ってきたのは栄養ドリンクです。疲労が頭痛の素ですから、栄養補給と血管の冷却を考えて冷たい飲み物で頭痛薬を流し込みました。
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谷和原ICから常磐高速へ入ります。
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なんていう美しさ!
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利根川を渡ればもう千葉県、北関東とはお別れです。この辺りでもう頭痛は消失しています。快適な走りが楽しめました。
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交差点で九太郎さんと別れ、自宅へ直行しました。散歩程度のはずが気がつけば200㎞を越え、しかも風雪を浴びながらのなかなか中身の濃い一日となりました。今回もまた後の語り草になる旅になりました。