本日和装デイ!
大相撲初場所は和装デイで、和服で行くと記念品がもらえるそうです。しかも、妻と公休かぶりなのです。ラッキー!がしかし、大相撲チケットを持っておりません。そこで前日夜から今日の夕食を仕込み、朝は5時起きで子供の弁当作りをします。妻が起きてくるのを待って着替えて支度を済ませたら、バスに乗ってGO!
そう、当日自由席券を買うために早朝から並ぶのです。無事229、230番を入手。ちなみに和装では寒いので記念品はあきらめて普通の洋服で行きました。浴衣しか持っていませんからね、私も妻も。
早朝とは書きましたが、列に並んだのは7時30分でした。このテントの写真、中央は白鵬ですが左は休場中の鶴竜、右は引退した稀勢の里です。そして栃ノ心、人気者の御嶽海と休場ですから、先週に比べると盛り下がっているのかもしれません。
8時丁度。電波時計を使っているのでしょう、まさにその瞬間に太鼓が鳴り響き始めました。いよいよ入場開始です。
自由席の正面、向こう正面の中央はすでに埋まっていて、通路側の椅子を取りたい妻の為に東中央に陣取りました。錦木は今日は西なので、よく見えるように西よりは東がよいのでは、とこちらにしてみました。
一旦外へ出て朝食を食べましょう。サンマルクカフェのモーニングサービスにしましした。
食べたら、慌てて出てしまったので歯ブラシなどいくつか忘れ物があり、100円ローソンへ行きました。それじゃあ、中入る?もう少し両国を歩きたい、と妻。途中退出は1回限り認められているので、国技館へ戻ってしまうともう出られなくなってしまうのです。
じゃあ、出羽の海部屋でも見ていきますか。
近いので井筒部屋もね。
けっこう歩きましたね。さすがに戻りますよ。
この時間でも相撲に詳しい妻には楽しみな取り組みが沢山あるのです。
朝が簡単だったので、昼はがっちりと頂きましょう。お食事処雷電へ並びます。
それほど並ぶことなく店内へ案内されました。
私はちゃんこ定食!
妻は親子丼とかけそばのセット。
ちゃんこはにんにく味噌を入れながら味を変えて楽しめます。
餅も入っています。この餅が奇跡のなんとかだそうですが、なんだったけかな?
そろそろ頂戦だよ。席に戻ろう。
いや、その前に三毛の山の土俵入りがあるから、それを見て行こう。
席に戻ってみると、まだ頂戦まで時間がありました。早朝から動き回っていたので、うとうととしてしまいました。
やがて、幕下の取り組みが始まりました。件の頂はその一番手。土俵上へ上がります。対戦相手は霧乃龍。頂は人気者、多くの声援が飛びます。東の一番後ろの席からももちろん男の声を響かせました。妻は、恥ずかしがって声を出さないのです。
長身をかがめて低い体勢からガツンと当たります。
頂の押しに霧乃龍は後退、よし、土俵際に追い込んだぞ。
しかし、最後がいけません。ひょいとかわされ頂は転がってしまいました。残念!
頂の相撲を観戦したら、次は入り待ちをしに行きます。相撲観戦はとにかく忙しいのです。行くとすぐに入ってきたのが今場所好調の千代の国関。自信たっぷりに威風堂々と歩いていきました。
今日の琴奨菊は白鵬と対戦です。何か重苦しさを感じさせる表情でした。
錦木はなかなか来ませんね。1時間程待って、ようやく登場です。今日は白い羽織を着ています。
横綱鶴竜に土を付け、白鳳をあわやというところまで追い込んだからでしょうか、錦木の人気も随分上がり、声が沢山かかるようになってしました。
錦木の入りを見届けて席へ戻ったら、十両土俵入りが終わったところでした。そして幕下上位の取り組みです。この辺りの相撲はやはり、幕下下位とは内容が違って見ごたえがあります。
ちょっと楽しみな貴ノ富士ー霧馬山の対戦。テレビで陸奥部屋が特集された時、霧島(陸奥親方)が、弟子の中でなかなか目が出ずに悩んでいた一人です。稽古よりスマホゲームが好きで、厳しく指導すると「モンゴル帰りたい」と泣いてしまう現代っ子、でも霧島さん、ついにここまで来ましたよ。幕下上位で大きく勝ち越していますから、来場所には関取になっていることでしょう。
そして十両の取り組みです。
館内に観客がたくさん入っていて、熱気が幕下の時とはまるで違います。
十両が終わると、いよいよ幕内の土俵入りです。錦木!という声が私以外からもかなりの数がかかりました。相撲協会さん、そろそろ錦木応援手ぬぐい発売してくださいね。それと「人気力士の手形にサイン」とか、「人気力士のバスタオル」「人気力士のマスコット」に錦木も加えて欲しいものです。遠藤とは同い年、そして地位だって今や前頭2枚目と遠藤よりずっと上!ですよ。
横綱白鵬の土俵入り。錦木推しとしては太刀持ちで参加するので、鶴竜土俵入りがないのは大変に残念ですがその分負担は減るかな。太刀持ち、露払いは見えない所で走り回っ結構大変らしいのです。
白鵬はやはり体が違いますね。きれいな体をしています。
阿炎の四股の美しさに歓声が沸きます。でもいつもより上がっていなかったかな?
竜電は山梨から大応援団が来ていました。
正直、後ろにいる私たちからは土俵が見えなくなって困ります。竜電が勝って大はしゃぎ、万歳万歳とやるのはまあそれも相撲の楽しみのうちですが、立ち上がってしまっては後ろの人には大いに迷惑、さらにタオルを広げられてはねえ。
さあいよいよ錦木の登場です。
前の相撲で逸ノ城が破れています。彼を上回る成績でなければ小結にはなれないので大いなるチャンス!相手は貴景勝、先場所優勝しちゃった若武者です。大丈夫、俺が付いているぞ。
懸賞旗が沢山並びました。先日の白鵬戦では29本の懸賞を取り損ねているからな。今日はごっそり持って帰ろうぜ。
時間です。
はっけよい。残った残った、
結果は、うーん残念だなあ。まあ仕方がないね、明日に期待しましょう。明日は玉鷲?これまたきついなあ。
その玉鷲は大関高安に挑みます。高安は稀勢の里の茨城応援団を引き継ぎ、館内を盛大な高安コールで埋めてしまいました。後ろに控えるのは豪栄道、そして右は白鵬です。ここは玉鷲が高安を破り、2敗をキープします。
最後は白鵬。挑むのは琴奨菊。
やはり琴奨菊は白鵬の敵ではありませんでした。万全の相撲で白鵬は危なげなく勝ちました。
弓取式を最後まで観たら、荷物をまとめて帰ります。
今日も楽しい一日でした。次は大阪?無理かなあ。
相撲は、みなさん郷里の力士を応援しますよね。母方の祖父(熊谷の在)が相撲好き、全くの地元というほどでは無いけれど蔵前国技館に若秩父の応援に行きました。うちが御徒町だったので国技館へは徒歩で行けました。ハワイ出の高見山が注目され始めた頃に、三役にもならずに引退したかな、、、話しがちょっと古すぎ。
私も、蔵前と聞くと国技館と連想してしまいます。両国に移ってもう30年以上になるのですが、北の湖が活躍した時代が大変印象深いせいもあるのでしょうね。今は白鵬が北の湖級の存在になっていますね。