私の車両にはキックスターターがありません。フューエルインジェクションなので押し掛けも不可能です。そして、エンジンのかかりは良い方ではなく、謎のエンストという持病を持っています。出先で車載バッテリーの電圧を始動不能まで下げてしまったら、どうする?
という事で、ブースターケーブルも持ち歩くことにしていました。買った時にビニールのケースに入っていて、そこへ工具袋へ寸法の関係で入れられなかったハンマーも入れてあります。しかし、皆さんご存知の通りこの袋はあくまで商品の包装に過ぎず、すぐにやぶけてしまう物なのです。

袋から出して、サイドバッグに入れるのに都合の良い状態へまとめ直しました。

妻からもらったL.L.beanのジーンズの、工具袋を作った脚ではないもう片方に入れて構想を練ります。

構想が練り終わったら、ミシンで一気に縫い上げます。ただし、生地が重なるところはミシンを傷めないように手縫いをしました。借りものですから、慎重に使っています。

バックルとストラップは余っていた物を使用しました。ストラップの端切れも捨ててはいけないのです。

さあ、完成しましたよ。これを収納してみましょう。

足首から入れられれば端の処理が不要で製作は楽だったのですが、逆テーパーでは入れにくいことが判明、膝のあたりから足首に向かって入れられるようにしました。

こんな感じに収納します。

前回作った工具袋と並べてみました。

さて、このブースターケーブル収納袋、逆さして立てに入れると丁度サイドバッグにピッタリの形、大きさになるようになっています。

実際に使用する形態で収納してみました。写真右からブースターケーブル、合羽、合羽の下にはファーストエイドキットとレインブーツカバーが入れてあります。写真一番左側は工具袋です。

袋を閉じるとこんな具合です。まだ余裕はありますね。

サイドバッグに丁度良い形に収まるブースターケーブル収納袋なんて、なかなか売っていませんし、お金もかけたくなかったのです。それでもどうしても欲しかったのです。もう作るしかありませんよね。物欲は私の衝動の原動力の一つです。
さあみなさん、ご一緒している時のメカトラは何とかいたしますよ。安心してくださいね。なんてね、実は私の車両が一番怪しいのですけどね。
リポバッテリーですからね、サイズも重量も鉛とは大違いですね。その代わり発火事故は大手製品でも発生することがあるので、発売から時間の経った「枯れた」製品を選択する方がよいように思います。
始動に不安があるのは旧車あるあるなので、俺もブースターケーブルもう一本買ってサイドバッグに入れておこうかな(ツーリングの時は入ってたけどツーリングが終わったら車に戻したので)。
そうですね、キャブレターにはそれがありますね。あの日の朝、そんなことがあったのですね。ブースターケーブルはあった方が良いかもしれませんね。
私は車には120A5mを積んでいますが、モーターサイクル用は50A3mにしました。これでも250㏄には役不足でしょう。