出発地はここ、道の駅和田浦WA-O!にしました。出発は10時05分です。
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まあいろいろあるわけですが。どちら様かやらかしましたね。
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烏場山は私の持っているガイドブックには載っておらず、国土地理院地図には山頂は記載があるのですが登山道があいまいではっきりとは書かれていません。ウェブにあプされているGPS軌跡を参考に書き入れた物を見ながら歩きます。しばらくは舗装路歩きですね。
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飲食店の看板ですね。
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こちらは船を利用した看板でしょうか。
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さあ、ここからハイクコースのようです。しかし、やはり舗装路ですね。
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今度は廃車のキャンカーを農作業の休憩所に利用しているのでしょうか。

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ここは右ですね。
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房総はもう春の装いです。
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どこまで行ってもアスファルト舗装です。椿でしょうか、沢山咲いていました。
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10時35分、ここで花嫁街道と花婿街道が分岐します。花婿だろうと楽に登れる道が良いでしょうに、なぜ男というだけで困難な道が割り振られるのでしょうね。そして花嫁街道として名高いようなのですが、地図で見る限り花婿街道は急傾斜ですが距離は短く、登るにはこちらからの方がよさそうです。
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こんな広い所があるなら、ここに車両を停めればよかったかな。
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舗装路もさすがにその先まで、ようやく深山幽谷の雰囲気が漂ってきました。
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上のぴょんぴょん橋の次はしなる橋でした。
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沢沿いに歩いていきます。増水時には通行不可能でしょう。
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いきなりこの構造物が見えました。なにか大アマゾンの半魚人とか、その手の映画を撮影している感じですね。
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10時45分、黒滝の滝つぼ前通過。秘瀑というにはメジャーすぎるでしょうか、でも周囲の雰囲気からはイメージとして十分な感じです。
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登山道は黒滝の前を通過し、先ほど見えていた階段を上るようになっています。
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階段の途中に向西坊入定窟がありました。
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何と、花婿ハイクコースはこの観瀑台の階段にコースが割り当てられていました。
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観瀑台から見た黒滝です。
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観瀑台からさらに上に向かって階段が続きます。
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結構急な登りです。GPSの軌跡を確認すると、この花婿ハイクコースは国土地理院地図には記載がないようです。鴨川市と南房総市の市境がほぼ登山道と一致していますが、登り始めはかなり違います。何度も確認しながらの歩行になってずいぶんと時間を取られました。
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11時丁度、最初のピークに到着。それがこの金毘羅山です。地図にその名前は記載がありません。この先辺りから市境が登山道とほぼ一致するようになります。
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結構きつい登りが続きます。標高が低いからと侮ってはいけません。11時15分、見晴台に。イメージ 24

それほど見晴らしがよいわけではありませんが、今までが樹林の中でしたからそれと比べれば確かに、見晴らし台といってもよいかもしれません。でも、ここを目的地にするのはやめた方が良いでしょうね。がっかりするだけです。

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傾斜は緩くなり、ずいぶん歩きやすくなってきました。小さいピークを上り下りしながら距離を稼ぎます。
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11時40分、旧烏場展望台到着。旧って、なんででしょう。新があるのかな?見つけられませんでしたが。
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烏場山はこっち?道ないぜ。いや、あの山が、という意味か!地図とコンパスで確認しました。なるほど、あれが烏場山ですね。まだまだ、道のりは遠いなあ。
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痩せ尾根を行きます。地図の市境は左に折れた所に烏場山のピークがありますが、登山道は一旦行き過ぎてから戻るようにピークへ登るようになっています。
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11時58分、烏場山登頂!
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ずいぶんといろいろなものが見えるようですが、今日は半分くらいかな~。
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ずいぶんと山深く感じていましたが、反対側からは想像以上に近くてむしろ里山といってもよいような感じです。集落から正午のチャイムが聞こえてきました。
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今日はもやがかかっていて海と空の区別がはっきりと写真に残せませんでした。肉眼では見えるのですけどね。
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うっすらですが、富士山も見えました。
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お昼ご飯を食べ終えた12時15分、再び歩きだします。下山は花嫁街道を行きます。五十蔵への分岐があります。
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五十蔵への道はあまり踏まれていないように見えます。
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12時21分、見晴らし台通過。
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12時33分、駒返し通過。
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裾野が春になっていれば、山腹は遅い秋ですね。房総の暖かさは関東離れをしているように感じました。
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ところどころ見晴らしのよい場所を通過します。
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花嫁街道は花婿街道よりずっと歩きやすく、こちらを下山路にして正解だったようです。
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じがい水通過。自害水って書くのでしょうか、気味の悪い名前の上、看板まで倒れています。不気味ですね。
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13時02分、マテバシイ林通過
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13時24分、花嫁街道もここで終わり、ついに車道に出ました。ここを左に行くと数メートルで花婿街道との分岐に当たります。
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13時41分、外房黒潮ラインへ出ました。あとは道の駅和田浦WA-O!までこの道を戻るだけです。
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13時51分、道の駅和田浦WA-O!に帰ってきました。
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和田浦WA-O!でたんぱく質の補給をしましょう。懐かしの鯨肉の竜田揚げ給食セットをいただきました。食器もアルミでこだわっていますが、スープ椀は熱くなっているので注意が必要です。
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烏場山は道案内も良いし、良く踏まれていて道に迷うことはないと思われますが、地図に道の記載がないのでプランニングには十分気を付けてください。花婿街道は下の方は沢沿いですから、春から秋にかけて蛭が発生しそうな感じがします。十分な準備をした方が良いと思われます。