妻は寒がりです。

我が家のキッチンは対面島式システムキッチンで、部屋と独立しているのですが、そのことによる弊害の一つが冬に寒いという事です。ストーブを焚けば狭い分早く暖まるのも事実ではありますが、オープンでもあるので暖気は皆逃げて行ってしまいます。

シンクの足元にはセラミックヒーターが埋め込まれていて足は温かいのですが、やはりそれ以外の部分では冷え込む早朝には私でも厳しい時もあります。まして寒がりの妻には辛いでしょう。

早朝から朝食、弁当作りをしてくれる妻にクリスマスプレゼントを贈ることにしました。毎朝私がその代わりをすることにした、だと最良なのですが、次善の策としてタイトルの電熱ベストを贈りました。

これです。
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ぶれているなあ。電熱ベストである証拠は胸にあります。このスイッチです。
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左ポケットにはUSBジャックが顔を出しています。
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モバイルバッテリーをつなぎ、ここから5V2A直流電流を給電します。モバイルバッテリーは左ポケットに入れられます。
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私も借りてきてみました。ベストにしては腕の穴が小さめですね。
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電源ボタンを長押しして電源オン。赤く光ればターボモードです。
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もう一度押すと白くなります。通常モードです。コミネのエレクトリックヒートグローブカシウスより、LEDランプの色がはっきりしていて気持ちがいいですね。
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さらにもう一度押すと青く光り、こちらはエコノミーモードになります。
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ヒーターユニットは5カ所にあるとされています。背中などは大きなヒーターが全面にありそうですが、実際にはこの人差し指と薬指の間にある板状のものでしかありません。使い捨てカイロの小さめのやつ、といった感じでしょうか。
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下の方には脇の方にヒーターが入っているようです。
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5V2Aですから、最大でたったの10Wしか消費しません。エコでいいね、ではなく、それで温まるの?という疑問を持っていました。ベストは普通アウターの一種ですが、こちらはむしろ中に着るべきもののようです。熱をなるべく直に伝えられるように薄手の衣類の上から着て、その上からは熱を逃がさないようなジャケットなどで覆えば効果は格段に上がると思います。ちょっと着させてもらっただけですからよくは分からないところも多分にあるのですが、案外温かく、着心地もよいものでした。バッテリーがポケットに入るのでちょっと重く感じますが、違和感はそれくらいかなあ~。

室内はもとより、通勤でスクーターを使う妻ですから、そこで使うこともできるでしょう。ただし、雨には弱そうです。洗濯もできるとされてはいるのですが、通電したまま濡れるのは怖いですよね。

モバイルバッテリーも同時に購入しました。アマゾンのサイバーマンデーで特価になっていたので脅威の安さでした。質感もよく、残量インジケーターも付いているしなかなかよくできています。でも、私のモバイルバッテリーと違ってUSB出力が1口しかないのでツーリング先でインカムの充電などに使うには荷が重いですね。
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