7日夜勤明けに息子の所へ荷物を届け、家に帰ったらもう22時です。でも寝ていられません。そう、8日からは3連休なのですから。
2018年10月8日
三の瀬の民宿みはらしに車両を停めさせてもらいます。2泊3日で1000円でした。
窓の側に停めて、とおばちゃんに言われて駐車しましたが、砂地なのでサイドスタンドがめり込んで立てられません。サイドスタンドプレートをかませて何とか倒れない様にしました。
民宿のお客さんが調理しているのは鹿肉だそうです。
登山の準備を整えたら、早速歩き出します。11時28分スタート。
え、通行止め?ニホンジカ駆除のためだそうです。いや今日は体育の日だから大丈夫、明日の行程もかからないし。問題は最終日か。いや、よく読むと何とかなりそうだ。
このところ雨が続いたせいでしょうか、この日も朝には結構な雨に当たっています。道を横切る水はずいぶんな水量でした。
11時58分、牛王院下分岐。ここから時間通行止めになる区間です。ただし、土日祝日は除かれ、平日も時間指定なので、そこを外せは通行できるというので何とかなるでしょう。
12時14分、ムジナの巣通過。
まだまだ色濃くはありませんが、うっすらと色づき始めています。葉っぱが赤くなると喜ぶという、人間とはなんとも変な生き物ですね。
今にも崩れそうな大岩が!その向こうはすでに崩れています。大雨や地震の直後は気を付けた方がよさそうです。
このところマラソンの練習で鍛えているせいか、全く息が上がりません。ガンガン歩けます。道が歩きやすいというのもあるでしょうが。
おお、この辺りはかなり色づいていましたよ。
最後の分岐に来ました。ニホンジカ駆除の通行止めはここまでだということです。
12:49、将監小屋到着です。無人でしたが、中へ入ると宿帳とテン場代の徴収を自主的に行えるようになっています。登山計画書と一緒に2泊分の料金を箱へ入れました。ちなにみテントは一人1000円です。高い!けど、トイレの処理が一回500円くらいかかるらしいのでまあ妥当な線でしょうかね。
張ったらしばらくお昼寝。このところ猛烈な忙しさだったので、テントの中で無為に過ごす時間は何にも代えがたい至福の時なのです。
目を覚ますと16時30分でした。ガスが濃く発生中。明日は大丈夫かなあ。
記録の整理をしていたら、ずいぶん暗くなってきました。そろそろ夕食を作りましょう。
この日の夕食はizameshiという非常食シリーズから。レトルトは重いけど、やはり美味しいですね。味噌汁はカインズのほうれん草ですが、これ昨日に息子の買い物ついでに買った物です。5つで1パックだったので、そのうち4つを持ってきました。朝晩4回同じ味噌汁になってしまいます。そして分葱も4つ。
熱い鯖の味噌煮を口に入れて、ハフハフしていたらクマよけの鈴を鳴らした男性が到着。時刻を見るともう17時30分です。質問されましたが、口に熱いのが入っていたので喋れません。ちょっと待っていただき、質問お答えました。
「テントはこの段にどこへでも適当に張ってよさそうです。受付に人はいませんが、料金と宿帳がありますのでそちらを提出してください。どちらからいらしたのですか?」
「はい、三条の湯です。」
それほど遠くないんだけど、なぜこんな時間までかかったのでしょう。詳しくは聞きませんでした。その彼、暗がりの中、テントを張りだしました。
食べ終えた私は歯を磨き、水分を摂ってから寝袋の中へ。
一旦深く眠ったら、人の声で目を覚ましました。あれ、上に張ったあの彼が何か質問を受けているぞ。やだなあ、こっちにも来るかなあ。もう眠いし。しかしこちらに来ることはなく、足音は山小屋の方へと消えていきました。
10月9日に続く
ボクはここの稜線をここから雁坂峠だけ歩き残しています。
数年前だったら連れて行ってもらえたかな、と残念。
下の411号線は8月に通り抜けたばかりで、とても気になるエリアなんです。
仰るとおり、高地トレーニングとしての効果を期待して行ってみました。もっとも、マラソン無しでもきっと行ってきたので、いいわけが一つ増えただけではありますが。
この山域は手軽でありながら山深さを感じられる良いエリアですね。それゆえ遭難者が多発しているので慎重な行動は求められると思います。