昨日、3人のマスツーリングにメジャーな中華インターコム3台をブリッジ接続して3人同時通話を楽しんだのですが、雑感を交えて様子をレポートしたいと思います。

朝、蓮田SAでインターコムのスピーカーマイクセットをヘルメットへ仕込みました。そして接続です。3台私の物なので、V4の2台はAボタンで接続済み、そしてV8のAボタンとV4のb(わからなくならないように印をつけてあります。)のBボタンを接続済みです。しかし、その前にV8BボタンとV4のaのBボタンも接続してありました。というのも、九太郎さんにbをお貸しした後の日に、充電したaと本体を交換してしようしたからです。これでは悪影響が出てしまう可能性があります。
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そこで、一旦V8のリセット操作を行います。V4にはリセット機能はないようです。正直、不便に感じます。
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改めて、V4-aとV4-bを接続し、V8-AボタンとV4-aのBボタンをペアリング、接続しました。V8は私のヘルメットに、ハブとなるV4-aは九太郎さん、私とはブリッジ接続となるV4-bはNさんのそれにつけました。

V8===V4-a===V4-b という接続になります。

さて、どうなるでしょうか?私のV8とV4-Bは直接はつながっていないのですが、はっきりと声が聞こえます。ノイズリダクションも2台接続の時よりむしりしっかり効いている感じで、声以外のノイズはほとんど感じません。

しかし、不思議なことはハブとなるV4-Aの九太郎さんの声がNさんほどはっきり聞こえないのです。そこでボリュームを上げました。リモコンで音量の調節ができるV8ならではの技です。また、九太郎さんにマイクの位置をなるべく口の近く正面になるようにお願いしました。そうすることで何とか実用になる聞こえ方になりました。しかし、それでもNさんには九太郎さんの声ははっきりと聴きとることはできなかったということです。

原因はいくつか考えられます。ただ一人ジェットヘルメットだったので風の巻き込みが多くてノイズリダクションが多めに効いてしまったかもしれないし、あるいはマイクの性能に製品誤差があったのかもしれません。もっと試してみなければわからないことでもあります。Nさんのボリュームを休憩の時に上げ、一応聞きとることはできる程度にはなりました。

次の問題は、接続が不安定になることがあります。山登りや昼食の間にモバイルバッテリーで充電していたので、電源は落としてあります。再出発前、再度電源を入れてV4を2台を接続した後、V8を接続したら、その時にV4-bとの接続が切れてしまいました。九太郎さんの声がやけに鮮明で、そしてNさんの声が聞こえないので接続が切れてしまったことに気がつきましたが、九太郎さんの被るメットに付けられているV4では走行中にはどうしようもないので、申し訳ないことにNさんが切れたまま走行してしまいました。キスゲ園地から大笹牧場までの短距離だったことは幸いでした。理由はよくわかりません。その後も同じ症状が出ることもあり、確認してから走り出すことにしました。

再現実験をしてみましたが、家でやると症状再現はできませんでした。なんでだろう?
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そして、最終休憩地の蓮田SAでは、3台の接続を確認して走り出したところ、わずか数分で私が落ちてしまいました。Aボタンで接続を試みますが、ブツッという音がするだけで接続ができません。試しにFMラジオに切り替えたところ、よく聴くことが出来ました。どうやらブリッジ接続しているV4-aがバッテリー切れを起こしたようです。となると、Nさんのも切断されてしまっていることでしょう。ロードバイカーのように手信号で合図をして走行しました。

モバイルバッテリーの口が2口なので、最初にV4-bとV8を、次にV4-aともう一度V8を充電したので、V4-bよりむしろ長く使えると思ったのですが、ハブになっているせいで電力を他の物より多めに消費したのかもしれません。あるいはバッテリーの容量が劣化で減ってきているかもしれません。今後注意が必要ですね。

さて、インターコムは単独走行でも携帯電話で話せるし、ブルートゥース接続したミュージックプレイヤーも聴け、さらにワイドFMも聴けるなど大変に便利なものです。もちろんグループツーリングなら楽しさは倍増、安全性も倍増です。安価な物でも十分役に立ちます。しかし、ことこの社の製品に限ってでしょうが、手元で音量や接続、切断の操作ができれば不安定さをカバーできてよいと思いました。どうせ買うならリモコンが使えるタイプが良いように思いました。

これから使い込んで、問題点や解決法などがあればブログへ掲載していきたいと思います。