もうダメ!

モンベルブリーズドライテックモノポールシェルターヘキサを私は愛用していましたが、床がベトベトになってきていました。
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ポリウレタンを防水材として使っているからでしょう、加水分解されているようです。写真は昨年の南アルプス茶臼小屋での写真です。この時すでにべとつきがあり、銀マットが張り付いてしまっていました。
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仕舞わずに出しっぱなしにしていてよく乾燥させていたのですが、症状は改善せずにさらにひどくなり、モンベル自慢の透湿防水幕を傷めてしまっています。これで山には行けないなあ。

次どうしよう。モンベルはモノポールシェルターシリーズをやめてしまっています。アライテントからビビィザックを出していますが、天頂にベンチレーターがあるなどタープの下に張るのが前提の様なつくりに思えます。若干の透湿性のあるエスフレッチャーという生地ですが、直接雨を当てると結露もするでしょう。

色々見て回っていると、中国のブランド、ネイチャーハイクからモノポールシェルターが発売されているではないですか。どうしようかなあ。

会社の帰りにヤマト運輸集配所へ寄って来ました。
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箱の中身はこれです。タイトルにある通り、ネイチャーハイク(Naturehike)のモノポールシェルター、Tagar1です。
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幕体とケースだけで計測してみました。935gです。
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ケースは16gでした。説明書はなく、ケースに付けられているものが全てでした。
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ケースの出し入れ口の反対側にはストラップが付けられています。出す時にこれをもって引っ張るということなのでしょう。でも、すべすべの材質に余裕のサイズなのでなくても困らなそうです。
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ポール+ケースが丁度300g。
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ペグと張り綱をケースに入れて計量すると、125gでした。
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本体を留めるストラップは5gです。
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フットプリントはケース込みで159gです。
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検品も兼ねて、早速張ってみましょう。フットプリントを出してみます。縫製もしっかりしていて、生地も安っぽさは感じません。匂いも特にないでしょう。
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広げてみました。
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幕体は異常なほど丁寧な面ファスナーテープで留められています。軽量化を考えれば置いていくのもありかな?5gしかないと言えばないのですが。
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ペグがこれまた安っぽいアルミの棒かと思いきや、意外なほど豪華な物が付属していました。張り綱も普通に使える物です。
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ポールの両端はマッシュルーム加工されています。抜け止め効果があり、組み立てがぐんと易しくなるのです
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ポールを束ねるのは輪ゴムしか見たことが無かったのですが、ショックコードの切れ端が使われていました。補修用という意味もあるのかな?
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スリーブ式ですので、端から入れていきます。ここが色違いのストラップなどで縁取られているとパッと見てすぐにわかるのですが、残念ながら本体と同色でした。
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スリーブは一体型ではなく、頂点付近で一旦外へ出て再びスリーブへ入れます。組立的には余分な手間が必要になります。
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ポールエンドを穴に入れます。穴は長円形になっていて、マッシュルームエンドと相性がよくできていました。
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片方を入れたら、ポールを差した側のポールエンドも穴へ入れます。幕体のテンションは適当で、ポールの長さは適正であるようです。
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スリーブから露出している天頂部分はフックで留めます。フックは普通のフックで、プロモンテ/ダンロップのようなスクリューではないので大きな力が加わると破損してしまうかもしれません。
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モンベルのモノポールシェルターにはない、クロスポールがあります。こちらもマッシュルーム加工されています。
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モノポールの欠点の一つ、頭上空間の左右方向の狭さはこのクロスポールでずいぶん解消されることでしょう。中央部でメインポールと交差しますが、ここでは留めていません。ただ上に乗っているだけです。この構造でも問題はないのでしょうが、気持ち的にすっきりしませんね。
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次はペグダウンです。しかし下がコンクリートなので、今回はあきらめです。
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フライのファスナーを開けてみます。ファスナーは止水タイプかな?フラップがエレメントを覆っています。
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インナーテントが現れました。ここがこのシェルターの特徴の一つです。構造的にはシングルウォールですが、長辺左右にフライの張り出しがあり、この部分だけはダブルウォールテントになっているのです。面積的にはこちらの方が圧倒的に大きいので、短辺の部分だけシングルウォールと行った方が実状に近いかもしれません。
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Naturehikeのロゴは透かして見るように、裏側にプリントしてあります。
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出入り口の反対側にはハンドホールがあります。靴やストーブなどの出し入れができるし、非常の場合に脱出することもできるかもしれません。
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左右面はフルメッシュなので風通しは良いでしょう。高地では寒すぎることもあるかもしれません。
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天頂にはフックがあります。LEDランタンを吊るすことが出来そうです。
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出入り口と反対側は、フライのベンチレーターを開けておくための棒が付けられています。閉めた時のために面ファスナーが付けられてるのですが、残念ながら外へ出ないとベンチレーターの開け閉めはできない構造です。同じような構造のMtDAXのテントではファスナーを開けるとアクセスできるので、そこはちょっと残念です。
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モンベルのモノポールシェルターは張り綱は片側1本出しでしたが、こちらは2本出しになっています。ポールからではなく本体からなのですが、縫い目からの漏水は大丈夫かな?モンベルでも風の強い時には2本出していたので、ここは素直に良い構造としておきましょう。
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仕舞ってみました。フットプリントは縦を3つ折にして、それをパタパタと畳み、最後に二つに折ればケースにピッタリ収納出来ました。
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しまったところで、本体収納袋へ全部入れてみました。うーん、スケスケですね。軽量な材料であることを感じますね。
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全部入れて計測してみました。1361gでした。
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軽量モノポールシェルターの左右にフライの張り出し付き、フットプリント込みで重量は実測値1361g、これで値段は税込み11,900円ですから、文句はないでしょう。あとは雨天での滲み具合、強風下の耐久性などフィールドで使用してみて感じたことがあったらレポートしたいと思います。