今日は2つの用事を一緒にこなすことにしました。まずは一つ目筑波山つつじヶ丘の視察です。ロープウェイへの乗車までの経路確認と、バス駐車場、トレイの状況を調べます。
バス駐車場は好都合なことにロープウェイ乗り場のすぐ脇にありました。これはいいですね。
階段にはすべてスロープが設けられています。しかも傾斜が緩やかです。これもいいですね。
もちろん、プラットホームまでもスロープがあります。
さて、次はその奥へ行ってみます。筑波山京成ホテルがあります。ちょっと坂がきついですね。足の弱い人、歩行器や車いすの人はバスに乗せた方がいいでしょう。
ホテル入り口は階段がありますが、右に車椅子リフトがありますね。さすがです。
レストランへ入ります。段差がありますが、一応スロープもあります。ちょっと傾斜が急なので、ここは介助が必要ですね。
ランチを注文したら、飲み物はセルフサービスになっていますとのこと。このコーヒーは本格的で、本当においしかったです。デロンギの圧力をかけて抽出するタイプのコーヒーメーカーですね。
ホテルランチだからと高をくくっていたら、案外ボリュームがありました。もちろん味もよかったですよ。これで1500円に消費税だから、まずまずの価格ではないでしょうか?
海老フライもサクサクで、しかも鉄板で熱されています。ソースは2種類もつきました。
窓からの景色はつつじヶ丘というロケーションですから、悪いはずはありませんね。
ロビーに隣接して障がい者用トイレもありました。これは大事なポイントです。
フロントで支払いを済ませ、いくつかの質問をしました。
「老人ホームの旅行で、このレストランで昼食を摂りたいのですが、平日でも対応できますか?」
「予約していただければ平日でも大丈夫です。その場合の献立はこちらになります。もし、ご希望があれば一口大にカットすることもできるし、おかゆを用意することもできます。ただし、献立によってはどうしてもできない物もありますので、ご相談ください。ご予約は電話で結構です。」
「入り口前の駐車場は普通車用の物だけですが、マイクロバスを停めてもよろしいでしょうか?」
「はい、かまいません。」
「昼食前にロープウェイに乗ってこようと思っているのですが、割引券はいただけますか?」
「申し訳ございません、割引券は宿泊された方を対象にしておりますのでランチの方は対象外とさせていただいております。」
割引券は残念ですが、食事をきめ細かく対応していただけるのは大変にありがたいですね。ロープウェイから降りてすぐにホテルでランチ、ロケーションもよく、その割にリーズナブルな料金で美味しい食事が頂けるのですから、よいのではないでしょうか?
駐車場に戻ったら、その反対側へ行ってみましょう。いつだったかここもちらりと見ているのですが、登山の時に通過した程度だったのでじっくり見てみることにしましょう。
ガマ洞窟とあります。驚くべきことに、有料なのです。しかも500円と結構高額です。中に何があるのかがはっきり書いていないし、これからやりたいこともあるので時間的に厳しくなると困るので今回はパスすることにします。正直、入りたいという気持ちはあまり起こらなかったのです。
謎の看板があります。矢印の先に四六のガマ生息池とあります。どういういみなのでしょうか?そもそも矢印の方角に行けないのですが。このゴミのつまった隙間を行けってことですか?
ガマランドのシンボル(かな?)、願いガマにはお賽銭を入れることが出来ます。普通、お賽銭はお心づけのはずですが、ここでは「お礼参りの方は300円」と金額が指定されています。初詣などでは5000円札、1万円札も投げ入れられるのは珍しくありませんが、ここではそれはダメなようです。
二階にあがってみました。大食堂は「ただ今営業中」だそうです。とてもそうは見えない所が奥ゆかしくていいですね。
2階にはプレイランドがありました。この「ありました」はもちろん、過去形ですよ。何一つまともに動くものはないようです。懐かしいサトちゃんムーバーや60年代のブリキ風ロボットに200系新幹線、タクシーなどが放置されています。これ、子供が乗り込むと怪我でもしそうで心配になります。
タクシーは生きているのかな?料金箱がふさがれていないのです。間違って入れることを狙っている?まさかね。
無料ジャンボ滑り台はさすがに使用禁止になっているようです。いちいち無料と書かれているくらいのですから、ほとんどの物が有料という施設なのでしょう。
「筑波を走ろう」って、これのことでしょうか?恐竜の反対側にあるつり合い錘が取れているので、走行不能ですよ。
げげ、マジか!生きているムーバーがあるようです。たどってはみましたが、ケーブルがごちゃごちゃになっているのでどれが生きているのかはわかりませんでした。
大人も乗れます、SL乗り場とあります。どれどれ、せっかくだからもう一つ上まで登ってみますか。
高架水槽と思われる物に、ミステリーゾーンという謎めいた文字が。というか、ここの上水道ってまさかと思うけど、このタンク使っているなんてことあるのかな?
無料スペースシャトルがあるそうですが、スペースシャトルはどこにも見当たりません。そっか、全機引退しちゃったから、いまはこのソユーズに1本化したんだったね。少年の心を失ってしまった大人にはソユーズでさえもどこにあるのかわからないでしょうけどね。
ソユーズの隣にはUFOが。
で、SLはどこ?もう一つ上まで行ってみますか。
登山の時になんだあれ?と思った屋根に乗るシマウマを乗せたガマですが、説明する看板がありました。日本で初めて空を飛びました。今屋上でちょっとひと休みです。〇って下さい。残念ながら〇のところが読めません。もちろん、読めた所で意味など通じないのですが。
SLないねえ。不気味なオブジェならいくらでもあるんですが、SLは見当たりません。
2018年宇宙の旅!これに搭乗する子供は勇気が人一倍あることでしょう。
キティちゃんが英語の授業をしてくれるムーバーです。100円入れると授業中の教室に長周期地震動がやってくるようです。生徒はどうなる!?でも大丈夫、そこは良くしたものでしっかりした手すりが用意されています。
写真の枚数に制限のあるヤフーブログですから、まだまだ不思議なものが沢山あるガマランドなのですがこれくらいにして一気に平沢官衙遺跡登山者駐車場へ飛びます。
ライディングブーツからアップシューズへ履き替えます。
ライディングジャケットを脱ぎ、キャメルバッグ ROBOを背負います。
さあ、走るぞ。
梅の咲く里を走り抜けます。
前方に見える筑波山神社の赤い鳥居が折り返し地点です。
セルフシャッターで。こんなことしているから時間が必要以上にかかるんですよね。
この道はつくば道と呼ばれ、この先の登りはかつては石段で、まっすぐ登って行った道を60~70年代にコンクリートで埋めて車が通れるようにしたのだそうです。
この辺りから登り始めますが、まだまだ傾斜は緩やかです。
この鳥居をくぐるといよいよ石段を埋めた道でしょう、傾斜が急になってきます。
後ろを振り返るとこの景色です。
道が二つに分かれます。登りでは右側のコースを選択しました。
いよいよ傾斜が急です。この道も車が停めてあるので普通に通行していますが、360㏄時代の軽自動車でここを登れるのはジムニーかホープスターONくらいではないでしょうか?
さあ、上が見えてきたよ。
げげ、こんな急斜面、極細道の奥にキャンピングトレーラーが!
最後の部分は石段が残っています。ここをぴょんぴょんと行けば。
ゴール、いやちがった、郵便局だ!上下石段に挟まれているので集配業務は大変な苦労だったことでしょう。
上まで来ました。あれ、さっきの郵便局稼働中だったの?
セルフシャッターで。なかなか良い眺めが楽しめました。
帰路は石段ではない方の道を選択しました。この歳ですから、下りで石段を走るのはさすがに無謀です。
宇宙猫猫野虎次郎さんが車の上にいました。
このお屋敷はどちら様がお住まいなのでしょう、よほどの収入がないと維持費と固定資産税で夜逃げする羽目になりそうです。
帰りは分岐から先は元来た道を帰ります。さあ、もうじきゴールですよ。
最後まで楽しく走れました。往復で9㎞くらいでしょうか。今年はフルマラソンに挑戦する予定ですので、暇を見つけて走りこんでおきたいですね。