昨夜完成させた娘の筆箱ですが、生地が余ることが最初から分かっていたので、これも買っていたのです。巾着バッグのくちがねです。同封の型紙と説明書を読んでみました。なるほどね。まだミシンは返していないから、昨日作った勢いで作っちゃおう。

型紙からカレンダーの裏へ書き写します。半分だけしか型紙はありません。

このようにして、左右がそろった状態にしました。

切り抜いてガマ口金具へ付けてみました。こんな大きいガマ口ができるようです。

娘のリクエストは、ガマ口よりクラッチバッグなので、形とサイズの調節をします。細かい計算をしていきます。

そして、実物大模型で検討します。よし、これで行こう。

設計が完了したら、表皮の裏に接着芯をアイロンで貼り付けます。

接着芯に切り取り線と縫い代を書き込んでいきます。

ミシンをかけます。このミシンもずいぶん慣れてきました。

今回は筆箱と違い、インナーは内側に袋を入れる方式にしました。縫い付けた後、切り出した後のロックをジグザグでしました。ロックミシンがあればもっときれいにできるのでしょうが、どうせ見えない所ですからね。

インナーのほつれ止めももちろしますよ。しかし、底の部分はまだ縫いません。

ガマ口への接続部に裏と表の記事を縫い付けたら、裏返します。この時に底の部分を縫ってしまっていると裏返せないのです。それと、インナーはアウターより内側になるので、やや小さく作る必要があるのですが、計算でぴたりと出せないので後に調節してから縫うつもりなのです。

ガマ口金具へ縫い付けていきます。

案外難しく、きれいに縫うのは難しいですね。外から見えないうち側は一寸ひどい有様かな?

インナーの底をひっくり返して、ミシンで縫います。そしてマチを入れます。

裏返します。

真ん中の部分はどうしても裏から縫うことが出来ません。

しょうがないので表から、ぎりぎりを縫っていいことにしました。本当は手で縫うならやり方があるのですが、面倒だし、不器用な私にはうまくできる自信がありません。

内側にインナーを入れてみました。まあまあ、いい感じかな?底の中央部もそれほど目立たないでしょう。

とにかく、完成です。

娘はこの柄が気に入っているということで、同じ生地を使っているので当然ですが昨日作った筆箱とお揃いとなります。

横から見てみました。

口を90度開いた時にその幅とほぼ同じになるように設計しました。正面からの写真では口よりバッグの方が広くなっていますが、マチの部分は同じくらいの幅になっているのです。元の設計からはかなりスリムにしてあります。

抱えて使うバッグをそう呼ぶらしいので、クラッチバッグって言ってもいいかな?
