2017年8月28日当直明け
17時ちょっと過ぎ、家を出ます。
加平から首都高速へ乗り、渋滞を避けるためC2中央環状線を湾岸方面へ、湾岸線から大井で再びC2へ。そして3号線に入るのですが、このループトンネルが結局渋滞しています。でも首都環状線よりましだったかな?
19時、港北PAで夕食にしました。明日からは自分で担いで登った物しか食べられない生活ですから、精を付けようと焼肉定食にしてみました。
東名を下り、御殿場で新東名へ。そして駿河湾沼津SAへ駐輪。
今夜の宿は天神屋ドライバースポットです。シャワーを浴びて仮眠します。
翌朝、4時15分起床。外は雨。それに寒さを感じます。メッシュライディングジャケットジェーラにインナーを入れて、さらに登山用合羽を着こみます。そんなこんなでちょっと時間を喰ってしまいましたが、ようやく走り出します。
走り出してすぐ、ドバっと雨が降りました。今日の登山、大丈夫かな~。しかしやがて雨は小雨になりました。
ネオパーサ清水で朝食を摂ります。冷しトマトタンタンメンにしました。
ジムニーや、
ドゥカティの展示があります。
PAも随分進化していますね。ここだけでもかなり楽しめそうな感じです。このPAにはクシタニのブースもあります。早朝なのでやっていませんでしたが。
新静岡で新東名を降りたら、県道27号を安倍川に沿って北上します。雨は再び降ってくることもありましたが、小雨で済みました。
次の信号を左、井川方面へ向かいます。安倍川を渡ります。
気持ちの良いワインディングを走ると、落合で再び分岐です。ここはどちらに行ってもよいのですが、この日は右折口坂本方面は土砂崩れのために通行不能とありました。元の計画も直進だったし、当然直進します。
ずいぶん山の奥まで来た感がありますが。井川までまだ35㎞もあります。そこからさらに20㎞以上あるんですよ!
すでに深山幽谷の雰囲気たっぷりですが、まだまだ先は長いのです。
気持ちの良いワインディングですが、こうして急に細くなるコーナーがあります。対向車はかなり飛ばしてくることもあるので細心の注意を払います。
センターラインは出たり消えたり、大忙しです。ない方が圧倒的に多かったですけどね。
山行十話には、タクシー車内でコーナーの度に生徒たちは体を押しあって大はしゃぎ、とありますが、これだけ多いと最後には飽きていたんじゃないでしょうかね。
ほとんどこんな感じの道です。
富士見峠に到着。ちょっと休憩していきますか。
展望台とトイレがあるだけでした。
ようやく井川駅に出ました。さすが駅前、自販機もあるし、ここで水分補給しましょう。
階段をチャチャっと上ると、駅舎がありました。井川線の終着駅です。さて、列車は来ているかな?
これでは無理だなあ。
手動転轍機が現役で活躍している様子。さすがは大井川鉄道、さすがは井川線。
65㎞かあ。長いと自慢げですが、登山家からは
「中途半端に短いよ!せめて畑薙第一ダムまで、できることなら二軒小屋まで行ってくれ~。」
と思われている鉄道です。絶対に伸びないであろうことは承知の上での要望ですが。
車両のいない構内をこれ以上見ても仕方がないし、今日の登山行程は長いので先を急ぐことにします。
再びCB250Fに火を入れ、対向のコンクリートミキサーや大型ダンプに肝を冷やしながらも標高を稼いでいきます。
そして8時30分、予定より1時間ほど遅れて畑薙第一ダムへ来ました。山行十話ではここを渡ったところに売店があるとされていますが。何もありませんでした。
ダムからまだまだ先へ行けます。ゲート手前すぐの沼平駐車場へ車両を入れました。それにしても本当に長い道でした。さあ、ようやく登山の始まりです。
帰路、8月31日の分に続く