先日到着しました。妻用に買ったメッシュライディングパーカーです。コミネですが、本社アウトレットではなく通販で買ってしまいました。
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早速細部を見ていきましょう。まずは袖から。面ファスナーで留められます。スリットではなくフラップになっています。着る時にスリットの方が着やすいのですが、メッシュ素材なので強度や耐久性のためには仕方がない選択なのかもしれませんね。
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ポケットは3つあります。左右と左胸に一つです。スライダーポケットが付いていたり、非常に丁寧なつくり込がされていますが、ファスナーのエンドから風が入らないようにする意味はこの生地の場合全くないので、デザインへの配慮なのでしょうね。
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フロントファスナーの下の部分もフラップが付いています。これもデザインかなあ。それか、引っ張られた時にファスナーを傷めないようにする目的があるのかもしれません。
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左胸には小さめのコミネプリントがあります。よく光を反射するので、再帰反射材と思われます。
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パーカーですのでフードが付いています。しかしこれ要りますか?ヘルメット被らないことなんてありえないでしょう。
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使わない、使う機会のないフードですが、前縁と中央に絞れるコードが入っています。
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それぞれのコードにはコードロックが付いています。いったいどんなシーンでこれが活躍するのやら。
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しかし、このパーカーのデザイナーもバカではありません。使わない時にはフードは外せるのです。首の後ろ中央にはファスナーがあります。前側左右は隠れポケットの中に面ファスナーで固定されています。常識的には使わない時しかないので、外しっぱなしが正解でしょう。
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安全の配慮はここにも。右方後ろに再帰反射材のブランドラベルが貼られています。
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女性用の胸部プロテクターが入っているので、胸に膨らみがあります。後で中を見てみましょう。
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裾もコードロックで絞ることができます。高速走行する時のバタツキが抑えられるのかな?見えない部分なのでデザイン上の配慮ではないでしょう。
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さて、プロテクター類を見ていきましょう。背中と肩はそのまま透けて見えます。メッシュジャケットは裏地も当然メッシュなのです。
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女性用だからなのか、このジャケットは男性用もそうなのか、背中は薄めのウレタンパットでした。125ccスクーターだからこれで十分かな?着心地が悪くなると着てくれないのでこれでいいことにしておきましょう。
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ショルダーはこれが入っていました。Beetleという名前なので空冷なのかな、という冗談はともかく、CE EN1621-1 TYPE Aの記述があります。柔らかめで手で曲げることができますが、衝撃吸収力はCE規格に準拠しているということですね。この辺りはさすがコミネというべきでしょう。効果の怪しいプロテクターが申し訳程度に入っているジャケット類がたくさん売られていますからね。
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胸のプロテクターを出してみました。男性用とは明らかに形が違いますが、同じポケットに入れることができるようです。
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横から見てみました。私の研究では胸の大きさや形は個人差が激しいので、一種類だけだと合わない人もいるでしょうね。幸い妻はこれで困ることはないようです。
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プロテクターが風を通さないように見えますが、裏から見たら一応空気の流通はありそうです。
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袖からエルボーパットを出してみました。上下2段階の位置調節が可能なように面ファスナーが付けられています。
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エルボーパットを出してびっくり、これショルダーと同じ物じゃん。
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今日、妻はこれを着て通勤しました。風の通りがよく、快適に着られたそうですが、やはり停まると暑いのだそうです。安全の為には仕方がないでしょう。もちろん、プロテクターが役にたたないうちにパーカーの寿命が来てくれればいいのですけどね。