娘と映画館へ行ってきました。
イメージ 1

観たのは予告編を見た時から観ようと思っていた、「超高速!参勤交代リターンズ」です。
イメージ 2

まだ公開間もないのでネタばれは無しにします。
これから観る方へのアドバイス

○前作はぜひ観ておいた方がいいです。そうでなければ分からないギャグが入っています。それに湯永谷藩の置かれている立場や、それぞれのキャラクターの性格などが分かっていないと置いてけぼりになる所もあるかもしれません。

○いろいろな手法で笑かしてくれます。しかし、バックボーンに流れる巨大権力へのカウンターは変わらずです。

○戦闘シーンでは、迫力あるシーンが楽しめますが、ややグロな演出もあります。血しぶきが飛んだり、思わず「痛て!」と観客が声を出してしまうようなシーンなどがあります。苦手な人もいるかもしれませんね。

○娘が言うには、かっこいい(はずの)佐々木蔵之助がコミカルな表情を見せてそこがとてもかわいいのだそうです。

○深田恭子がいい!これも前作から見るとあばずれの遊女から側室へと見事な変貌、そしてところどころ顔を出してしまう下賤の身だった自分を卑下する気持ちを好演しています。この人こんなにきれいだったんだなあ、と改めて思いました。

○カヌー乗りとしては、那珂川の渡しのシーンは白眉の出来です。落水した時の視線からの映像と、絶望的な雰囲気はカヌーで沈した者にはリアルです。これ以上書くとネタバレになるのでやめておきますが、小技が効いたいい映像だったと思います。

○ただし、やや残念なのは奉行の行動が現実離れしていること、ご都合主義的なピンチ脱出が散見されること、などがあります。エンターテイメントとして飲み込める範囲でしょうけどね。

次回作がもしあれば、観たいくらいです。

映画を見た後は、ジェーソンへ行きました。私はくつしたとTシャツなどを買い、娘は荒れている唇対策にリップクリームを買いました。その他ではおやつや飲み物などを籠いっぱい買ってしまいました。

高校生になった娘が父と一緒に映画を見るというのは、自分の中ではちょっと考えられなかったことです。たまたま見たい映画が一致したからでしょうか、貴重な時間を与えてくれた超高速‼参勤交代リターンズには感謝ですね。