昨日は当直明けのまま、娘の「プラスマイナス」高校の説明会に参加してきました。その影響はまだ続き、今日もだるさが残っていました。やること山積みなんだけどなあ。

まあいいや、映画でも観てくるか。息子と娘も誘ったのですが乗ってきません。それも成長でしょう。一人で観てきました。観た映画は山田洋二監督の20年ぶりの喜劇と宣伝される、「家族はつらいよ」です。

これから見る方もいるでしょうからネタばらしはなしにします。

男性でも安心してみていられます。女性にとっては喜劇だが、世の男性にはシャレになっていないという評価もあるようですが、最後まで観ればきちんとフォローされているので安心してください。

笑えるツボがもちろん各所にちりばめられていますが、本編とは直接関係ない画面の隅に写るものとかでも笑わせてくれます。館の後ろの方で大きな声で笑うお兄様がいたのですが、彼が笑ったおかげでそのギャグに気が付いたものもありました。ある程度の教養がないと笑えないものもありました。そして、映画館ならではの立体音響で、隅の方から「あのお方の声」が聞こえてきたりと遊び心いっぱいの作りです。

GIOSブルーがちょこっと見られたのは自転車好きには楽しいところです。そしてロードに必需のアイウェアが後のギャグに使われるあたり、計算されつくした笑いを丁寧に作り上げていますね。

そしてエンディングがまた意表を突かれます。

東京家族を見て、このメンバーでの新たな物語ということで無性に見たくなって見に行ったのですが、良い意味で期待を裏切ってくれました。東京家族、東京物語の2本を観てからだとさらに楽しめるとおもいます。