先週行ったキャンプツーリングの朝、気温が低かったせいでしょうか、セルの回転に勢いが感じられませんでした。キックスターターはないし、電圧が低下していては押し掛けでもかけれらないインジェクション車ですから、バッテリーの管理はしっかりとしておく必要を痛感しました。
バッテリーは弱ったら早めに交換がいいのでしょうが、これがえらく高いのです。そこで、充電器を使用してバッテリー上がりを防ごうという発想にたどり着くのは自然なことでしょう。
いろいろと調べているうちに、充電器(チャージャー)というよりは、コンディショナーと呼べるレベルの製品も案外安価に買えることが分かりました。
で、買っちゃいました。オプティメート4です。これの特長は、
○バッテリーの診断
○通常充電
○回復充電
○サルフェーション溶解
以上を全自動で行い、もちろん過充電も防止します。
なおかつ、パルス充電で各セルを均等に充電するという優れものです。
残念なのは私の知識がそこまで及ばないので、うたい文句を頭ごなしに信用するほかないところなのですが。また、何がデュアルプログラムかというと、BMW車のCAN-bus(キャンバス)システムに対応したプログラムも搭載しているからだそうです。なんのこっちゃ。ま、私には関係ない機能であることは間違いないですね。
パッケージです。正規品なので日本語で書かれています。
バッテリーとの接続は2種類、すなわちワニグチクリップと車両に留置するケーブルです。
本体は防滴構造になっています。裏返しにするとダメだそうですが、正置きする分には雨の侵入は防ぐようです。ただし、下から水が上がってくるとダメなので床直置きは良くないでしょうね。
早速使ってみました。まずはLEAD125のフロントボンネットを開けてバッテリーへアクセス、ワニグチクリップを使って接続しました。
次に電源ケーブルをコンセントにさします。すると、診断機能が稼働します。診断表示LEDの緑色が点灯しました。バッテリーの状態は良好であることを意味します。
そのまま放置すると充電が開始されます。バッテリーの状態に合わせて自動で運転プログラムが選択されるので、その間何もすることはありません。0.2Aのパルス充電が開始されたようです。
しばらくすると、診断LEDの緑が点滅を始めました。充電確認状態です。30分間バッテリーの電圧保持能力を確認します。
ここで異常が確認されなければメンテナンスモードへ移行し、13.6Vになるように充電を維持します。このモードに終わりはなく、バッテリーを最適な状態に維持します。
もし、異常を検知したら車両からバッテリーを外して再度接続する必要がありますが、後は自動で回復させ、良い状態まで充電を行うそうです。
LEAD125の場合、バッテリーアクセスはプラスタッピングビス2本と爪で固定されているボンネットを開けなければなりません。ビスは簡単に外れますが、爪の方は「バキ!」という音を出しあまり頻繁に開け閉めするものではないことを伺わせます。こういう状況ではこの留置ハーネスが便利でしょう。CB250Fは5㎜アーレンキーレンチだけでバッテリーにアクセスできるので不要かな。
高価な自動二輪用バッテリーが長く使え、また寿命の診断もできるので安心してぎりぎりまで使うことができるなら、安いものです。山のmochiさん、私の家にお越しいただける機会があったら、その間にバッテリーコンディショニングを行いますよ。
ちなみにナップス足立店に行ってきました。正直、こんな近所に大型モーターサイクル用品店があることを知りませんでした。こちらの記事は、また後程。
ちなみに、私の隣は125刀でした。懐かしい!
単純に充電器するだけ、というのは持っていますが、今はバッテリーも昔のような上がり方はしなくなりましたね。液の補充も自分でやらないで済んでいます。
STのやつは新品に交換して納車されているはずですが、いちどその機械で健康診断をしていただけますか。結果が良好なら安心して乗れますので。
そっか~インジェクションですもんね!今のは、アナログなメカだと簡単だったのにね♪ 刀125ですか!懐かしいですね、そうそう!最近懐かしい車やバイクよく見かけますね、流行ってるのかな?
バッテリーのマイナスからセルモーターのボディ付近でアースしてみてください。きっと驚くはずです。
それとシリンダーヘッド付近に1本(エンジンにあまり影響のないボルトで)。
MCはこの2本で冬場の始動性が大きく変わります。断言します。ちちんぷいぷいの怪しげ療法じゃないですよ。
125カタナは俺の元愛車ですネー。10年位乗ってました。世界一カッコいい2種です。
了解です。STならバッテリーアクセス良好なので(コインひとつで、でしたね。)簡単に診断、メンテナンスができます。
かつて、バッテリーの診断は比重計を使っていましたが、現在はディーラーなどではどうしているのでしょうね。
私の道具箱を探すと比重計が出てくるかもしれません。スキーなどの寒冷地に行く機会が多かったので、かつてバッテリーは結構悩ませてくれました。
> hac*ib*i*806さん
125カタナへ反応しましたね。年がばれますぜ。
キャブ車ではキックか、押し掛けで大概なんとかなったものですが、インジェクション化されてからはもう今は昔のテクニックとなってしまいましたね。初期型タウンエースやKP61スターレットも押し掛けしたことがあるので隔世を感じます。
九太郎さん、モーターサイクルでのアーシングの必要性は薄々感じていました。電装品を付けるときに、アース箇所をテスターで探すとなかなか抵抗ゼロを探すのが大変だったので、ハンドル回りのはボディをあきらめ戻りを配線してしまいました。スターターもそうなの?今度試してみます。
確かにバッテリーは高かった記憶があります。軽自動車サイズになるとめっちゃんこ安価になるのに、需給なんでしょうね
逆に中国とか東南アジアなら需要があるので安いのですが、安く変えても重さを考えると、買ってきたことはありませんでした
なんとかならんもんでしょうかと思います
(#^.^#)
バッテリーの価格は仰る通り、軽サイズだとえらく安いのですが、これが原付でも自動二輪となると値が張るので困ったものですね。
中国、東南アジアからのバッテリーの持ち帰りは難しそうですね。いっそ、大量輸入して販売してみますか?まあ自動二輪がかつての1/10程の販売数になってしまったので大して儲からないでしょうけどね。
アッ氏は酷使されるクルマな関係のお仕事をしています。今時はキチンとしたバッテリーテスターで測定した場合の判断は、信頼性が高いと思っておりまする。 (決して販売店の整備のお薦めや バッテリーの増販に協力してはおりません。) 気温が低いとバッテリーの元気が無いのは当然な話。高価な国内メーカーのバッテリーであれば、現在の三毛ジャガーさまの稼働率であれば、保険を考えても3年はいける気がしますけど~(何の保証もありませんけど。)m(_ _)m
ありがたいコメントを頂戴いたしました。その道のプロに太鼓判を押して頂けたので、最低3年は持たせるように頑張ってみます。
仕事と遊びの境がないような生活なんですね。ある意味羨ましくもあり、自分もそうみられているかもなあ、と思ったりもします。