どうもいろいろとうまくいかない一日でした。

そもそも失敗の始まりは昨日に遡ります。最初はシーカヤックに乗ろうとその準備を進めていたのですが、夕刻に調べた天気予報でくじけてしまい、急遽登山へと切り替えたのですが、その影響がもろに出てしまいました。

まず、準備が夕食後の開始となったので寝るのが遅くなり、朝寝坊してしまいました。5時ころ起きるつもりが気が付けば6時15分。そして、起きてすぐに出発、蓮田SAで朝食と思っていたところが、妻が用意してくれていたので食べすぎるほど食べてしまい、家を出られたのがもう7時30分になろうかというあたりになってしまいました。

まだあるのです。モーターサイクルに燃料が入っていなかったのです。昨夜のうちに入れておくべきでしたが、遅くなってしまったのでつい、そのままにしてしまいました。

高速に入る前に気が付き、入路の近所の安いGSへ入ったらその後渋滞へ突っ込んで、まさかの40分ほどのロス。

そして高速も流れは悪めといいことなしのまま現地へ向かいました。

出流原PAで一休みします。
イメージ 1

懐かしい2スト車のプラグをマニュアル見ながらいじっていらっしゃる方がいました。マニアックですね。
イメージ 2

伊勢崎で高速を降り、のどかな田園風景の中を走ります。上毛電鉄の踏切にひっかかりました。防水コンパクトカメラはシャッターラグ大きすぎますね。見事に電柱にかかってしまいました。
イメージ 3

緩やかな上り坂をのんびり登ります。
イメージ 4

県道16号線が赤城神社のところで右折したら、峠道の始まりです。タイトなコーナーが連続する道です。この道は自転車で登っていますね。
イメージ 5

カーブミラー2丁掛けのコーナーが連続します道も荒れ気味ですので、気を引き締めていかないと。
イメージ 6

工事個所もありました。
イメージ 7

やがて濃い霧に包まれるようになりました。フォグライトを点灯します。紅葉がきれいなので、停車して写真を撮りたいところですが、安全に停めて置ける状況ではないのであきらめました。

ここまで登ればもうすぐですね。
イメージ 8

駒ヶ岳登山口に到着です。
イメージ 10

目の前にある駐車スペースへ入れました。
イメージ 11

今日はこのカメラも用意しました。ここからはK100での写真となります。山着に着替えて、手袋も登山用へとチェンジ。
イメージ 9

登りだしから、いきなりの急傾斜です。結構な斜度の道が九十九折れで続いています。でも、紅葉はきれいでしたね。
イメージ 12

階段が多いことも特筆すべき点でしょうか。きつい登りに輪をかけてくれます。
イメージ 13

ご丁寧に鉄の階段も用意してくれていました。ここをのんびりした団体さんにすれ違いに出会ってしまい、かなり待たされました。あのー、一応登りが優先ということになっているんですけど~。
イメージ 14

ここまで登れば、後はゆるやかな笹野原を行きます。
イメージ 15

上は晴れていますが、眼下には先ほどモーターサイクルで抜けてきたガスがいっぱいに広がって下界の景色を見せてくれません。
イメージ 16

紅葉は頂上付近はもう終わってしまった感じですね。
イメージ 17

右の奥が駒ヶ岳の山頂、そして左の奥に見える頂が赤城山最高峰の黒檜山(くろびさん)です。なんだ、もうあれしかないのか。すぐ着いちゃうぜ。
イメージ 18

そして、駒ヶ岳山頂へ到着しました。結構人がいて落ち着かない感じだったので、一休みしたら先へ進みました。
イメージ 19

稜線に出るまでの岩と階段の急傾斜を忘れてしまうような穏やかな道になりました。黒檜山は楽勝だな。
イメージ 20

問題はガスが上がってきたことだよなあ。
イメージ 21

いったん下って、大タルミを超えるとまさかの急傾斜が復活しました。階段の連続となります。
イメージ 22

プロトレックの上昇計は振り切れています。猛烈に高度を稼いでいることがわかります。疲れ気味の体にかなり堪えました。
イメージ 23

いやいや、もうそろそろ終わりにならないかな。おまけに幼児の遠足に巻き込まれて通過待ちでえらく時間を取られました。
イメージ 24

おお、やっと分岐まで来たぞ。山頂は近い、がんばれがんばれ。
イメージ 25

ずいぶん体力を消耗しました。息が上がっています。だいじょうぶかあな。

そんなこんなを乗り越えて、登頂!
イメージ 26

ここでお昼ご飯にします。
イメージ 27

展望台まで2分とあるので、行ってみました。ここかあ。こっちでご飯にすればよかったかな?
イメージ 28

いや、どっちも一緒。今日は何にも見えません。
イメージ 29

黒檜山からの下山路を降りていきます。階段はあまりありませんが、岩の急斜面がいやというほど続きます。
イメージ 30

こっちも紅葉は結構きれいでした。
イメージ 31

本当は富士山も見られるようです。今日は富士どころか同じ赤城の沼の反対側の山さえ全部は見えていませんけど。
イメージ 32

ずいぶん降りてきました。が、まだまだあるなあ。あそこまで降りるのか!
イメージ 33

岩が多くて降りるのは結構大変でした。途中追い越してきた方々の中で、転倒している方が複数いらっしゃいました。ストックは危ないのでしまった方がいいでしょう。
イメージ 34

下に大沼が見えますが、まだまだ高度を感じますね。
イメージ 35

やがて、ぴょんと自動車道へ飛び出ます。やっと着いたか。ここからは車道歩きです。
イメージ 36

紅葉の大沼赤城神社は風情があっていいですね。
イメージ 38

車両に戻ったら、再びライディングジャケットを羽織り、万全の防寒対策をして下ります。紅葉のワインディングを行くのは気持ちいの良いものです。帰路は県道4号にしました。
イメージ 37

下っていくと、再び霧に包まれました。今度は路側帯があったので、写真を一枚。本当はもっと紅葉の濃いところも多かったのですが、安全に停車できるところとの兼ね合いでこの一枚だけにしました。
イメージ 39

帰路は前橋に出て、関越回りにしてみました。途中、このホンダVTXの方とはしばらくランデブー走行しました。途中で渋滞を避けて裏道を行く時に別れましたが、関越で抜かして行く彼の姿を見かけました。
イメージ 40

寄居PAで休憩しました。写真より左には上の写真のVTXが停車していました。
イメージ 41

で、ここはいったい、、、、。
イメージ 42

サンテグジュペリの「星の王子さま」テーマにしたPAだったのです。鬼平犯科帳のもありましたね。
イメージ 43

こうして写真にしてみるとなかなか良さそうに見えるでしょう?ここはレストランです。
イメージ 49


まさか、ここにあの匂いがしているなんて。想像できないでしょうね。
イメージ 48

温かいコーヒーを飲んで、娘にお土産を買って。でも、本当は私だってとっとと逃げ出したい気分。ここに来る誰もがその感想を持っていることでしょう。もちろん、星の王子様の大ファンであろうとも。
イメージ 44

なしにしろ、PA中が猛烈に「堆肥臭い」のです。近隣に堆肥工場があるとかで、これはどうにも我慢できる範囲を超えています。一応寄居PAの名誉のために記しておきますが、看板が出ていて「風向きによっては」と記されています。今日はダメな日だったようです。

娘に買ってきたお土産です。星の王子様の本の形をした、ナッツケーキです。
イメージ 45
イメージ 46

おいしい!ものすごくおいしい!!と大好評でした。堆肥臭が移っていなくて本当によかったです。
イメージ 47

  • これは懐かしい。'89NSRですね。うーん、たぶん。この頃のレーサーレプリカはオーパーツみたいなものですので大事に乗ってもらいたいです。 削除
    九太郎 ]
    2015/10/21(水) 午後 11:37
    返信する
  • 顔アイコン
    > hac*ib*i*806さん
    年式までわかるとは、さすが九太郎さんです。作業を見ていると、どうも片側のプラグが死んでしまったようです。ギャップの調整をしていたように見えました。

    懐かしいけど、こいつの後ろを走りたくはないですね。トンネルならなおさらです。 削除
    2015/10/21(水) 午後 11:43
    返信する
  • 顔アイコン
    おはようございます

    NSR名車ですね!2サイクルの面白さを知ったら他が乗れませんけど OILまみれになるし、エンジンは消耗品だし大変です。 僕もしばらく乗ってましたけど、腰上3回腰下1回エンジンオーバーホールしました。

    シリンダーとピストンは在庫として持ってましたよ!
    大事に乗ってね~

    しかし、凄い所登って行きますね~僕だったら遭難です 削除
    ぽぽめぐ
    2015/10/22(木) 午前 5:53
    返信する
  • 顔アイコン
    山登りにはいい季節ですね~!

    天気に恵まれると最高ですが、こればっかりは思い通りにいかないため

    (#^.^#) 削除
    2015/10/22(木) 午前 11:16
    返信する
  • 顔アイコン
    日帰りで赤城山(ちゃんと黒檜山まで)に登ってきましたね。
    紅葉が随分進んでいますね。
    ボクもこの山は懐かしさで一杯、背中の切開の糸が抜けていれば連れて行っていただきたかった! (糸はようやく明日抜ける予定です)
    登山口にある赤城神社直ぐ上の忠治温泉(忠治館)も、今は昔、改築前と新築直後と2度も泊まったことのある宿です。
    あそこを自転車で登ったことがあるのですか。お見事。 削除
    2015/10/22(木) 午後 9:33
    返信する
  • 顔アイコン
    紅葉浴いいですねぇ~!
    どんぐりがたくさん落ちているとなおいい。
    (でも上に乗って滑るのがちょっと危ない)

    三毛ジャガーさんもヘルメットにゴープロとか付けて走っているんでしょうか?最近バイク集団がいると決まって1~2人は付けているよね、ちょんまげ(・∀・) 削除
    2015/10/23(金) 午後 5:05
    返信する
  • 顔アイコン
    > ぽぽめぐさん
    いやいや、赤城山はそれほどの所ではないですよ。ちょっと疲労が蓄積されているときだったのでややばて気味だったのと、ブログ的に大げさな表現でおもしろおかしく紹介している部分もあります。

    思ったよりずっといい山でした。100名山に選定されたのはちょっと行きすぎな気もしていますが。もっとも、深田久弥は「登山に良い山100」として選んだわけではないんですけどね。 削除
    2015/10/23(金) 午後 9:42
    返信する
  • 顔アイコン
    > ぶーぶーさん、仰るとおり、天気と役所は人智では思うようにすることができないのです。でも、次があるさ。天気の方ならば。 削除
    2015/10/23(金) 午後 10:09
    返信する
  • 顔アイコン
    > 山のmochiさん
    背中の抜糸が済んだでしょうか。なかなか思うようにいかないこともあって歯がゆい思いをなさっていることと、お察しいたします。

    自転車での登頂はかなりハードですが、一本登れば十分一日分のトレーニングになるので気持ちの良いものです。終わってからのジンギスカン定食も美味でした。 削除
    2015/10/23(金) 午後 10:13
    返信する
  • 顔アイコン
    > くまそんさん
    走行写真は、型手放しで撮影したものもあるし、実は歩行中に撮ったものもあります。ウェアラウルカメラもあるのですが、なかなか思うような映像が撮影できません。ゴープロがあれば、もう少しましな画像を撮れるのでしょうが。 削除
    2015/10/23(金) 午後 10:16
    返信する
  • 顔アイコン
    したい事は沢山ありますからね ♪ 出遅れたとは言え今回もナイスプラン! まぁ最近ではナリタに大忙しなアッ氏なのですけど、「バイクで行く登山♪」に凄く憧れています。何時か絶対!(((o(*゚▽゚*)o))) 削除
    玉造
    2015/10/29(木) 午後 7:03
    返信する
  • 顔アイコン
    > 玉造さん
    登山、ご一緒しましょう!いつか、絶対に。 削除
    2015/10/29(木) 午後 9:12
    返信する