それは男体山に向かう途中の出来事でした。渋滞気味で暑さに参った私は佐野SAへ立ち寄りました。車両を2輪駐輪場へ停め、ヘルメットを南京錠でホルダーへとめようとしたその時、汗で濡れた手はつるっと滑らせ、ヘルメットをゴチン!とアスファルトへ転がしてしまいました。
あわてて拾い上げるヘルメット。しかし、無残にも右こめかみに塗装の剥げと、マウスシャッターにも傷がついてしまいました。マウスシャッターはどうでもいいのですが、やはり問題は帽体であるこめかみ部です。
衝撃を一度でも受けた帽体は衝撃吸収力を使ってしまっているので、破棄すべきでしょう。さて、買い直しに行きますか。
でも、この程度なら、、、、、、。
こういうのもあるし。
はがれる物はすべてはがし、アルコールで脱脂します。次はエポキシ接着剤をパテ代わりに、大目に盛り付けて48時間放置して硬化させます。
これまた特価の買い置きがあります。
削る部分を最小にするために、マスキングします。
そっと削って行きます。最初は荒目、中目、細目と。
指で平滑さを確認しながらやって行きますが、ほどほどにした方がかえっていいでしょう。素人が無理すると削りすぎてしまってかえって事態を悪化させてしまうでしょうから。
マウスシャッターも周りをマスキングして、エポキシ盛り、そしてやすり掛けをしました。プラスチックなので、こっちはさらにほどほどに。
コンパウンドで磨きこんで、現在こんな感じです。これを塗装仕上げにすればいいのでしょうが、本来の色がパール系の白なのでとても色合わせをすることはできそうもありません。ステッカー貼ろうと思っています。何のステッカーがいいかなあ。
※衝撃を受けたヘルメットは使用しないでください。
自分もbikeのグリップに吊り下げていたら
ポロっと落下・・・しちゃいました。
購入後まだ2ヶ月経っていないのに。
いやー、ショックでした。まさかこんな形で傷つけてしまうとは。バイクのグリップからだと、さらに衝撃が大きいでしょうから、悩みも深いでしょうね。そこまで来るとやはり買い直しになるでしょうね。
だと思うよ。
まさにその通りなのです。その通りなのですが、うーん、線引きすると「セーフ」ゾーンかなぁ。だめ?
それだとボクなんか何度も、です。
そこが分からないのです。衝撃吸収は破壊によって吸収されるので、一回でも衝撃を受けたらダメという理屈は分かっているのですが、塗装が剥げただけに見える物はどうなのでしょう。非破壊検査しない限りわからないので、怪しい物は更新すべきでしょうね。今回落下した高さが極低いのでいいことにしましたが、これが命取りになる可能性もゼロではないところが嫌ですね。
コメントありがとうございます。貴重な人体実験の報告ありがとうございます。これで安心してこけられそうです。