スナフキンさんから、お誘いをいただきました。
私の出艇は和田長浜からです。まずは艇を組み立てます。簡単迅速組み立てを謳うバタフライカヤックスのクルーソーですが、私の場合ラダーがあるのでちょっと手間取って40分ほどかかってしまいました。
組み立てが終わったら艤装、着替えてカヤックワーゲンで波打ち際まで艇を運びます。
波もなく、風も穏やかでした。フィッシングカヤックが何艇も出ていました。
スナフキンさんは三戸から出艇され、9時30分に和田長浜集合です。かなり早めに準備が完了したので、沖合まで出ていくことにしました。
湾口付近に黄色い艇を発見!だんだん近づいてくると、艇の色は黄色ではなくターコイズであることが分かってきました。黄色はデッキバッグの色だったのですね。
「三毛ジャガーさんですよね、初めまして。」
はたして、その艇はスナフキンさんでした。この方の艇もバタフライカヤックスの製品です。かなり初期のモデルだそうで、あとで製造番号を見せてもらいましたら、そこには驚きの若い番号が!
自己紹介をしつつ、本日のコースの検討をしました。凪かと思われた風ですが、ワンから出ると結構強めの風を感じました。北東の風、風力2~3程度でしょうか。漕行は普通にできますが、やや難易度が上がっている感じです。
本来の目的地は長井水産ですが、もし自信がなければ、という場合のために安全なところで漕ぐという手も提示してくださいました。私的には荒崎通過は問題なくできそうと判断したので、計画通り長井水産に連れてっていただくことをお願いしました。
荒崎はその名前の通り、やや波っ気がありましたが、問題なく通過できました。そこから小田和湾に入ります。そして防波堤の中へ侵入すると、漁港があります。しかし、漁港はレジャー艇は緊急時を除き使用禁止ですから、勿論シーカヤックも使うことは許されていません。スナフキンさん、どうするのかなあ。後をついて行きます。
漁港の反対側の中州へ上陸しました。2艇並ぶバタフライカヤックスのクルーソー。
なんと!海の中を歩いて渡るのです。
陸に上がったら、すぐのところにあるのが長井水産です。ここのすぐそばはカヤックやバス、あるいは自分の車で通過しているはずですが、存在を認識していませんでした。もちろん立ち寄ったのは初めてです。
海鮮どんぶり弁当が540円!安いうまい、早いというかもうできている!これを買いました。本当はシラスもあるといいということですが、残念ながら今日は有りませんでした。
買い物を済ませたら、再び海の上。元来た通りに戻ります。
佃嵐崎へ寄ります。昼飯ポイントなんだそうです。なぜここにするのでしょう??
佃嵐崎のカヤックバースに上陸します。スナフキンさん、弁当を持って、写真にも写るスロープをあがって行きます。私も後に続きます。
階段を上った先に、あれ、円卓があるぞ。
この円卓で食事をしました。
ゆっくり食事を楽しみました。急速にお別れの時刻が近づいていることを感じます。なんかこれで終わったらもったいないなあ。でも、私は帰らなければならないわけもあるのです。
後ろ髪をひかれる思いを振り切り、出艇します。
岩礁を過ぎた海の上で、スナフキンさんとお別れしました。そこから和田長浜は見えています。タックを繰り返すヨットを避けつつ、上陸しました。赤いタンデムボイジャーも左の方に上陸していました。
今日は駐車場はいっぱいですね。いつも平日の人ですから、このような光景には慣れていません。
艇をばらしていると、ボイジャーの方が声をかけてくださいました。ファルトカヤックを購入しようかどうか、考え中と言うことでした。もし、買う事になりましたら、一緒にいかがでしょうか?
佐島で魚を買ってから、高速へ乗りました。帰りも渋滞なく、15時前に自宅到着しました。時間が余ったのでまずは艇と道具の塩抜き、乾燥をしました。
今夜の夕食は私の当番、さらに大阪旅行に行っていた両親の送迎もしなければならないのです。鯖はこのサイズ、この品質で一匹150円、さらに大盛のシラス500円で、なかなかおいしい夕食になりました。
スナフキンさん、今頃キャンプですね。ダイヤモンド富士、見られましたか?いろいろとお心遣いありがとうございました。