昨日、午前で教習は終了したので、午後は手賀沼へ行って自作パドルの漕ぎ味を確かめたかったのですが、雨。まあそれでも湖面に出てみようかな、とも思っていたのですが、今後の日程と教習予約を考えると最短来週火曜日に検定が受けられます。それまでにはヘルメットを用意しないといけません。今使っているヘルメットはもう5年も使ってしまっているし、サイズが合わないので危ないのです。九太郎さん風に言えば、「わずか数万円で買える命。」ですからね。
どうせ雨なら買に行きましょう。松戸の2りんかんへ向けて4輪を走らせます。
店でヘルメットを物色していると、店員に声をかけられました。乗っている車を尋ねられましたが、愛車CB400SFとは卒業と同時にお別れ、その後は全くの未定です。
「ヘルメットは乗る車に合わせて買う方が多いので、卒検対策の場合だと取りあえず安目のを買う人が多いです。でも、バイクに合う、合わないを気にされないなら最初から安心の一つを買えば無駄な買い物はしないで済みます。」
似合う、似合わないなんて気にしない!安全が第一です。ヘルメットのサイズがSML表記もあるのですが、cm表記もあります。私の頭の周囲長はどれくらいなのでしょうか?すると店員さんが計ってくれました。57㎝位だそうで、アライ、SHOEIのM程度だそうです。
試にSHOEIのMをかぶってみました。まずまずかな。次にアライ。ん、頭が入らないぞ。ストラップを持って広げながら、ギュッと入れると耳がちぎれる~。
被ると今度はほっぺたをギュッと押されます。これは長時間辛いなあ。すると店員、「こちらはもっとフィット感が上ですよ。」
特価コーナーにあるアライのQuantum-J勧められ、被ってみました。なるほど、ほっぺたがギュっとされにくくなっています。その部分が3D成形されているからだそうで、安全性はそのままに快適になっているという話でした。
SHOEIはかぶり心地は上ですが、値段も上、アライは安いしそれに安全性はぴったりフィットしている方が高いし、確認で首を振った時にぐらぐらしなくて疲れにくい、ということでしたので、アライのクワンタムーJを買いました。ついでにくもり止めのピンロックシートも購入。
いまさら紹介するまでもない普通のアライです。ケースが付属していました。
何処から見てもアライです。
ベンチレーションホールに蓋が付きますが、スイッチ式でパチン!となります。シンプルで確実な方式ですね。
リアは真ん中のレバー操作で一斉に動かせます。
下部のベンチレーションホールには蓋はなしです。
内装は頭ぐるりとパッドが入っています。自転車用なら後ろでサイズ調節ができますが、モーターサイクル用はそれができないので微妙なサイズごとに製品を作っているんですね。企業としては効率悪いでしょうね。
シールドのベンチレーターエアの取り入れ口を開くと、ベロ出したみたいになんか間抜け顔になります。赤く塗ろうかな。
シールドにあるブローシャッターを開けるとここへ空気を送り込みます。これがどこにつながっているかは見た目ではわかりませんが、説明書にはこめかみ付近と記されていました。ダクトの配管見てみるかな。
割と豪華な説明書とヘルメットガイドブックという、スネルとJISの説明書が付属していました。ガイドブックは萌絵です。頑固一徹イメージの強いアライですが、時流には逆らえないのでしょうか。ちょっと残念な気がしました。
さて、会計に進もうとすると、そこに防寒防水ジャケットがつるしてありました。へー、この会社のPBか。上下セットで外せるインナーライナー、肩、肘、膝、背中、にパッド入りで19,800円。ふーん、意外と安いんだね。ん、これは!9990円の特価品あり。袖に訳ありと。訳はこれか~。
というわけで、一緒に買ってしまいました。
こちらが防寒防水プロテクタージャケット、パンツ付きです。
ちなみにブランドはMOTORHEAD(モーターヘッド)です。
オプションのはずの胸部プロテクターが付いていました。ありがたいですね。訳あり品最高!
こちらが標準装備のプロテクターです。左から肩、肘、背中です。ちょっとしょぼいのは値段考えれば仕方がないでしょうね。他社のプロテクターを買って入れてもいいかも。
半額になった訳である、肘の汚れです。結構きつい色で、汚れの面積も大きめです。正直、買う時に「うっ!」と口から出てしまいました。赤色だけでなく、黒っぽい汚れも付いていますが、どちらも洗濯すれば薄くできるかもしれません。
これを気にしていたら貧乏人はやっていられないのですよ。
外したインナーライナーは左右のファスナーが雄雌になっていたので、単体で着ることもできます。袖に見える小さなループはアウタージャケットへの固定用です。なかなか暖かくてよいものでした。
通勤では、いちいちプロテクターを付けるのは億劫ですから、ジャケットについていると楽でいいですね。妻にも勧めたら、良い返事ではありません。転ばない自信があるのでしょうか?見た目を気にする人だからなあ。それほど他人の事、見てないよ。
乗るための「必要経費」だもんね。銭を惜しんではいけない、、、ボクは惜しんでしまい、乗る資格なしだったなあ、、、今思えば。