今日は3コマ入れたので、日のある時間2/3は教習所で過ごすことになりました。ちょっとした勘違いもあったし。

朝9時30分からの2Hから今日の教習は始まります。スクール到着は少し早目、9時丁度くらいでした。受付機にIDカードを入れ、予約券を出したら受付開始までテキストを開いて予習します。

朝一は例によって飲み物のサービスがあります。今日はコーヒーを選択しました。コーヒーを飲みながら勉強します。緊張を和らげる、良いサービスですね。
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10時限目 シミュレーターによる道路交通法規の演習

「三毛さんはもう4輪免許をお持ちですから、もちろん交通法規は完璧にマスターしていますよね?」

ムムム、いじわる質問か?

「もちろんです。完璧に覚えています。」

本当か?怪しいなあ。

「実は、4輪免許を取ってから何年も経っている人は、全く持っていない人より出来が悪いことが多いのです。最後に謝って帰る人もいましたよ。自信があるところで、頑張ってやってみましょう。」

またがるシミュレーター。2回目なので勝手知ったるXJRハンドルです。

コースの説明があり、交通法規通りに通行すること、シミュレーターなので上手にできないところがあったらあとで申告してもらうので覚えておくこと、コースの指示が出たらそれに従うこと、などを指示されました。

発進の合図をして3秒数えて確認しながら進路変更。あれ、なんか右に寄って行ってしまうぞ。ま、いっか。左折の合図を出してなるべく左端を回り直進。制限速度標識あり、40㎞/h。メータで確認、もう少しスピードアップ。

あ、3車線になったぞ。右折の指示ありか、右ターンシグナルランプを、、危ない、バスがいきなり幅寄せしてきた!確認もへったくれもなく右車線へ追いやられてしまった。交差点は直進と左折車優先、その先を直進する歩行者が通り過ぎるのを待ってGO!

あ、踏切だ。一時停止、左右確認、ロー発進の後シフトは渡りきるまで我慢我慢。また右折か。左右の見通しが悪いのでさらに前方で一旦停止、思った通り乗用車が陰から出てきたぞ。

次の交差点で狭い道へ入ると、歩行者あり、右後ろ安全確認後ターンシグナルランプ点灯、1、2、あ、前方からトラックが来た。一旦歩行者の後ろに戻り、徐行。対向をやり過ごしてから安全距離を取って歩行者を抜かす、と。あ、ゴールか。

教官
「はいはい、それでは今のを検証していきましょう。」
支点をライダー視点から後方視点に切り替え、今の走りを検証していきました。

交通法規通りに行かなかったところは、と尋ねられ、左折で膨らんでしまった所と、一時停止線を越えたような気がする場所が3か所ほど有ると伝えました。

一つ一つの動作に注釈をつけていただき、おおむね出来ているとほめていただきました。また、交通法規を口頭で尋ねられ、いくつかの指摘はありましたが、ほぼ回答することができました。

「次はちょっと危険な運転技術の講習です。気を引き締めて頑張って下さい。」

11時限目 カーブの体感走行と急制動

プロテクターもばっちり、頑張るぞ。
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今回のメニューはカーブにおける速度の意味と、急制動の方法、その実効値を体感することです。

まずはカーブから。外周路内回りのカーブ部分中央に点線で細い車線が作られています。その車線からはみ出すことなくカーブを曲がるように指示されました。

教官の後について、まずは20㎞/hから。楽勝楽勝、次行きましょう。ぐるっとわまって次は30㎞/hです。今度は深くバンクさせないと車線から飛び出しそうです。サイドバンパーが擦ることを心配するほど倒して何とか通過しました。

「このように、たった10㎞/h」の差でもこんなに違うのです。もし、30㎞/hで走行中に飛び出しを食らったらおそらく避けることはできないでしょう。通過できる速度と、安全に通過できる速度は違うのです。ベテランになったりもっといいタイヤ、車両を使えばますます通過速度を高くできるのですが、安全に通過できる速度はほとんど変わらないのです。」

なるほど、これは肝に命じておかなければなりませんね。

次は急制動です。これは検定項目でもあります。40㎞/h3速で進入、急制動で11m以内で停止することが求められます。教官が言うには、かなり余裕のある距離なので、ロックを避けて落ち着いてレバー操作をするように、特にリアは荷重が前にかかった勢いで強く踏んでしまいがちなのでうっすら程度で丁度良い、ということでした。

さあ、それでは行きます!メーターで40㎞/hを確認、コーンの位置からじわっとそしてギュギュっとブレーキレバーの握りしめます。

「短く止まりすぎていますね。進入速度がコーンに届く前から落ち始めています。もう一回。」

数回実施し、何とかOKをもらいました。

次は模擬追突体験です。教官の斜め後ろを走行し、ブレーキランプが点灯したらブレーキをかけ、ちょうど後輪の後部に自分の前輪の前端が来る様に止める練習です。

4回実施し、リアロックがそのうちに3回も発生してしました。急制動ではロックさせなかったのに。

「これが実際の停止距離なのです。空走距離と制動距離がプラスされるので、あらかじめブレーキングポイントが分かっている場合より停止距離が延びるのです。」

実際にやってみるとその意味が体と心に沁みますね。

2時間続けて乗ったので、中1時間の休憩です。外へ出て昼食を食べました。もちろんテキストは離せません。
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高砂は開かずの踏切で悪名高い場所です。京成線の踏切は、本線ではどこでも開かないと言われるのですが、中でも高砂は一番ひどいところなのです。
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本当に、早く何とかしてください。

さて、受付をしようと受付機の前に行くと、13時30分からの受付になっていました。そうか、昼休みが1時間あるのか。連続して書いてあるからてっきり中1時間かと思っていましたが、実質2時間の暇があったのです。

それなら練習しましょう。青空に紅葉がきれいです。
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12時限目 交通法規に則った走行

ようやく教習開始となりました。教官は今日はすべて同じ方でした。

「シミュレーターでは成績が良かったので大丈夫でしょう。最初は解説しながら、次は後をついて、最後は前を走って下さい。」

まずは乗車から。改めて乗り方、エンジンの掛け方、そして発進の仕方を確認しました。発信してすぐに右折ですから、道路中央へ車を寄せるのですが、これがなかなか難しいのです。速度が遅いので安定する前に進路を変更しなければならないからです。外周路へ出てすぐ右折、なのでセンターラインよりを走行する事。

「センターラインをサイドバンパーが出ていますよ。」

難しなあ。そんな感じで2周し、いよいよ先頭で走ります。走り出して間もなく停車を求められました。

「センターラインに寄りきれずにいましたね。それでもかまわないのですが、その場合後方の確認をしてから寄せてください。また、右折の時に小さく曲がりすぎです。」

もうこれだけ指摘されるのか!検定大変だなあ。

1周まわった後、修正すべき点を指摘されました。
「左折時に大回りしてしまっています。クランクができているんだから、その技術を使ってください。半クラッチ、リアブレーキで速度を調節しバンクさせずにハンドルで舵を切ります。」

ぐるぐるとまわって練習しました。何とか形になって来たかな~、あたりでタイムアップ。スラロームと一本橋をやらせてもらって終了となりました。

「さて、次回は今回の続きですが、内容的には同じで2回で通過ということになっています。次に先に進めてよいか確認しましょう。」

うーん本当の通過じゃないのか!