今日は朝9時に歯科の予約があったので、それが終わったら手賀沼にクルーソーを持って行こうと思っていました。そもそも昨日は、本当は海に浮かんでいる予定だったのですが、偶然にも教習にキャンセルが出たようで、予約ができたのでそちらを優先したのです。

そして昨日、新しい予約を入れようとしたら、なんと今日も空きがあるではありませんか。すかさず今までの予約をキャンセルし、今日分に取り換えました。

私の教習は15時30分から2コマですので、歯科の後からけっこう時間があります。天気はいい、でも浮かぶほどの時間はない。で、こうなりました。
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お決まりのリカンベントライドです。

水元公園は紅葉になりかけていますね。ここの所寒い日もありました。
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遅い昼食をゆっくり食べ、ヘルメットを持って家を出ます。スクーターは妻が職場に行くのに使ってしまったので、教習所の送迎車を利用しました。

2輪控室では、まだ社会人なりたてと思われる若い男性がいました。声をかけると、普通自動2輪(AT)の第2段階だそうです。

「MT難しくないですか。すごいですね。ATでも難しくて、ダブってしまったんです。MTだともっと難しいんでしょうね。」

どうなんでしょうね。ATの方がかえってバランスがとりにくいという話もあります。とにかく、どちらにしても簡単ではないでしょう。

教習6時限目

今回は坂道の通過、発進の練習です。教官から、正直大した内容ではないので、総合として検定コースを行きましょう、と言われました。もちろん検定コースを覚えています。私は2コースです、と言うと、え、1コースは覚えていないの?と驚かれました。いやー今まで2名の教官に確認したら2コースだと言われたんですけど、、、、。

でも、スタートとゴールがわずかに違うだけ、心配はあまりありませんでした。

「上り坂で停車する時には、前後どちらを主として使いますか?」
「坂道停止はリアブレーキを主として使います。」

しかし、実際にやってみるとフロントフォークが縮んでしまい、前の方が強い、後ろはほとんど利いていないと指摘されました。

坂道発進はほどほどにでき、頂上付近の徐行、エンジンブレーキを利かせた下りもなんとかできました。

坂道を数回練習後は検定コースを回ります。やはりクランク、S字、スラローム、一本橋はスムーズに行きません。なるべく外側を走れという昨日の言葉を思い出していると視線をもっと遠くにと言われ、リアブレーキの引きずりに気を付けていると速度が上がり、クラッチを切ると下がり過ぎ、足をついてしまいました。

「進歩がないですね。コースに入ってからじたばたしてしまっています。進入する前に速度を調節したら、そのままの速度で行けば、中でいろいろやらなくて済むのです。それから、バランスが難しくなっているのは速度が遅すぎです。一本橋は頭でバランスとっていますね。バランスはハンドルで取るのです。頭を振るとかえって難しくなってしまいます。」

教官の後について行った次は、私が先行してコースを行きました。スタートしてすぐ、曲がり角を間違えてもう一回。今度は最後まで、コースを間違えることだけはなく走り切りました。

「最後にまだ時間があるので、スラロームと一本橋をやって終わりにしましょう。」

そして終了しました。今日はさすがに駄目だったかな~。しかし、全てに印をいただき、指導員の許可が必要という次の過程に進むことができました。

教習7時限目

シミュレーターの1回目です。いや、よくここまで来ました。もうダブるのは覚悟していたのでここにたどり着いただけでもホッとしました。

ここの予約は指導員の許可が必要だったので、予約は入れてはありましたがシミュレーターではなかったのです。受付で相談すると、その場で確認し、シミュレーターが空いていたので急遽変えていただきました。

シミュレーターの教官は6時限目の方がそのまま指導してくださいました。

「まず、先ほどのバランスについてお話ししましょう。」

スキーと同じように、体の軸をブラさずに下半身をそろえて滑って行くことなど、わかりやすい例え話で解説していただきました。そして出ました、自転車の話。教官もロードバイクが欲しいのだそうです。

「三毛さんのブレーキを見ていると自転車乗りらしさを感じますね。ぎゅっと握ってその後で調節をしようとしています。オートバイは強力に利くので、そっと握るだけで十分制動するのです。逆にそっと握り始めてからだんだんしめていく方が安定して止まれるのです。」

模型のモーターサイクルを使っての解説、なるほど、と思いました。そして、自転車は妻もやっていること、2時間後のシミュレーターに彼女も予約してある事などを話しました。

さて、いよいよシミュレーターです。でっかい画面の前にあるXJRと書かれたハンドルのある車体にまたがります。セルスイッチもウインカーもありました。

スイッチを入れ、セルを回すと一発でエンジンがスタート、する音がしました。なかなかリアルです。

アクセルを回して、発進。周回路に出ます。しばらく周回していたら、交差点など、任意に曲がっても良いということでした。コースは「田」の字になっていました。

次はブレーキの練習です。アクセルを回し、40㎞/hまで加速、そのままブレーキングポイントまで走ります。便利なのはアクセル開度関係なく40㎞/hになるところです。

そして、ブレーキ。60㎞/h、80㎞/hでも実行しました。降車してPCの前に行くと、何とブレーキのタイミングと、前後の掛け具合はパーセントで、停止距離も計算されていました。面白い!

濡れた路面、グラベルでもやりました。

次は景色の良いコースになりました。遠くまで見渡せ、ここ走ったら気分がいいだろうな、という快適なワインディングでした。

エンジンをかけ、アクセル回してスタート。モーターサイクルの楽しさって、これなんだろうな。と思っていたらコーナーにマンホールが2つ並んでありました。ここは
減速してまっすぐ通過、あれ、ころんじゃった。鎖骨は大丈夫か!って、シミュレーターですから。転んだのは画面の方でした。

ふたたびエンジンスタートから。気を取り直して行きます。軽快にワインディングを行くと、前方にトラックが停車中。左カーブなのでその先が見にくい!左の隙間から対向車が来ないことを確認、ウインカーを出して1,2,3、GO!そして左ウインカーを出して車線に戻ります。ふう。

あ、路面が黒いぞ。濡れているんだろう。入る前にアクセルを緩めてなるべくまっすぐに通過。その先にはグラベルが。速度を落としてここもなるべくまっすぐ。何とか転んでいないな。

あ、またマンホールだ。ここは路肩を通過するしかない!ちらっと教官を見ると表情が変わっていません。大丈夫だったのかな?

そして最後に道路が閉鎖されているところに到着、停車して終了となりました。

シミュレーターも印をもらい、次はAT車の教習です。スズキスカイウェブか、あのでかさで狭いコース通過は難しそうだなあ。次の教習まではちょっと日があるので、指導を受けたところを消化してから臨めるようにしないといけませんね。

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最初の2時限を終え、妻が帰ってきました。
「教官に自転車の話ししたでしょう。今回の担当じゃない人に富士山120㎞のこと言われたよ。」

わははは、教習楽しくなってきました。