タイトルは五木寛之のエッセイ、「雨の日には車をみがいて。」のオマージュです。
 
今度の日曜日にはサイクルピクニックがあります。5人5台を積載する都合上、当然自転車は屋根の上です。安全に積むためにルーフキャリアを点検します。
 
バークロスホルダーの留めねじがことごとく錆びています。中古をヤフオクで買った時にはすでに錆加減、あれからもう7年ですから、まっかっかになっていました。
 
ベースキャリアを降ろしてネジの交換をします。ネジは今回はステンレス製に換装しましょう。それでも強度は十分あるでしょうから。
 
まず現在ついているネジを外します。一つのクロスホルダーに4本のネジ、それが8カ所で32本もありますから、ここは電動ドライバーの出番。錆びていても5-56を吹けば回るようになります。
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分解したら、また屋根の上に、、、。屋根、汚いね。そのねじから垂れた錆などでしみができているし、キャリアフットの当たる所には汚れが堆積しています。そして、全体的にもキャリアの下なので普段よく洗えていなかったのです。
 
それなら洗車しましょう。天気も上々、絶好の洗車日和。高圧洗浄機で汚れを洗い流し、カーシャンプー、そして粘土がけ、水あかとり、仕上げはブリスXでコーティングとフルコース。
 
途中、シャンプーを流していると急に水圧が下がりました。レバーを離してもポンピングしたまま。あれあれ、何か変だぞ?
 
あ、大変だ!高圧ホースが破れている!しかも2か所も!!すぐに電源を落とし、ダクトテープで補修します。電源を入れると、やはりテープを膨らませて水が盛大に漏ってきます。ガムテープでさらなる補強をしました。すると今度は、2か所の漏水個所の間のホースが膨らんできています。どうやら外被膜の中に水が入ってしまっているようです。
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仕方がありません。本体で電源を入り切りしながら、やや低くなった水圧のまま洗車続行しました。高圧ホース、高いんだよなあ。きっとガレージ床の縁石でこすってしまったのでしょう。養生しておけばよかったなあ。
 
仕上げのポリッシャーがけです。私がここまでやるのは珍しいのですよ。
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ガラスも磨いて、外装は完璧、かなあ。まだ奥が深い世界だからまだまだと言われそうですね。
 
いつも付けているルーフキャリアを外すとさっぱりしますね。アイスラッガーを投げたウルトラセブンの気分です。
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せっかくだから、フロントカメラのレンズも磨きましょう。左右の確認用カメラなのですが、雨天走行時に汚してしまいがちで、白っぽくなって視界不良になっていました。
 
外さないとうまく磨けないのですが、汚れやすい所についているんだからもう少しメンテナンスしやすいようにしてくれてもいいですよね。
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出て来た目玉のおやじさん。
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ルーフキャリアを乗せるのはまた今度でいいや。次はこの作業です。
 
クルーソーコックピッドポッドの収納体における小改良です。電車行をしてみて、気が付いたことがあるのでやってみました。
 
まず、ちょっとした失敗の補修から。キャスターの付いていない側の下を擦って穴を開けてしまいました。電車の中で、壁側に寄せる時にやってしまったのかもしれません。キールフレームの当たるところです。
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補修、改良用品を手芸屋さんで買ってきました。私が入る店としては例外的に店員から客のほぼ100%が女性という環境です。
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バックル類はバタフライ純正の物と全く同じものを購入できました。
 
さて、先ほどの穴は布用接着剤で25㎜幅ナイロンテープを貼って、さらにミシンがけしてみました。
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そして、下部片側にはパドルホルダーを付けました。電車行の時に、パドルを差すとすぐに抜けてしまったのです。もう少し深いポケットが欲しくなりました。
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ナイロンテープは上部にも付けました。以前書いた通り、荷物をポッドの上に固定したり、電車の中でポッドが倒れないようにしたりするのに使えるようにです。使わない時には邪魔にならない様に、折り返しリングだけが残るようになっています。
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それにしても、実際に自分で改良してみると、このフレームカバーが実に良い材質で、丁寧な縫製がしてあるかを肌で理解できます。艇も含めてほぼ一人で作っていることを思うと、部品一つ一つに込められた製作者の熱意を感じてきます。本当によい製品を買った物です。
 
さて、いつしか外は雨。妻から電話です。
「仕事終わったよ。雨が降っているから、お迎えお願い。」
 
車より妻の方が大事ですからね。もちろん喜んでお迎えに行きました。で、タイトルはこうなりました。