毎度のことですから定期的にご訪問いただいている皆様にはご承知いただいていると思いますが、私のブログは長くなります。1日目のタイトルも変更しました。
 
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冬山登山用のオーバージャケット、オーバーパンツを着込みます。ファッションの街、ソウルを歩くのに妻は恥ずかしいと言いますが、寒いよりはいいでしょう。パンツの裾のファスナーが開いていますね。多味さんの奥様が気が付き、締めてくれました。韓国人はとにかく親切、行きすぎておせっかいと言われることもあるそうです。でも、旅行者には心地よい環境です。
 
早朝の明洞です。東京よりかなり西にあるので、時差はないけど日の出が遅くて事実上1時間ほどすれている感じです。
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手にしている地図はまっぷるソウルの付録、ソウル街歩きMAPです。今回の旅行では手放したことがありません。これさえあればどこでも歩けます。
 
まずは朝食の多味粥へ行き、満腹まで食べてきました。一度部屋へ戻り、「ごちそうさん」を観ながら歯磨きなどをします。今日は一日フリータイムなのですが、行きたいところ、やりたいことが目白押しなのでぐずぐずはできません。8時30分、とっとと出発します。
 
まずやらなければいけないのがTC(トラベラーズチェック)をウォンに換金することです。両替所ではできないので、銀行を目指します。まだやっていないので、南大門市場付近を歩きます。明洞繁華街とはかなり雰囲気が違います。アメ横そのものと言ってもよいでしょうか。その端に立っているのか新世界百貨店とMESAです。こっちは銀座のデパートのようです。
 
しばらくうろうろしていると、9時を過ぎました。銀行も開いているでしょう。道路の反対側、ホテルの方角にウリ銀行発見。道路を横断します。韓国は右側通行なので気をつけないといけません。歩行者には優しい運転をする人が多いので怖い思いはしませんでしたけどね。
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ウリ銀行に入ると、中の女性に用件を聞かれました。英語で尋ねられ、英語で返答します。窓口を案内され、椅子に座ります。
 
応対してくれた人はすらっと背が高く、韓流スター顔負けのイケメンです。美容整形が流行っている韓国ですが、内側からにじみ出るような知性を感じさせるかっこよさは作り出せないでしょう。見た目は中身が作るもの、まさにそんな感じの人でした。韓流スター好きの友人に写真撮って自慢してやろうかと思ったのですが、まさか勤務中の銀行員に写真撮っていいですかとも言えず、TCを差し出しました。
 
日本語はだめでしたが、英語で丁寧に説明してくれました。TCは新婚旅行前に作った残りですから、もう19年前のものです。サインも古くて大丈夫かなあ。でも、心配ご無用。
 
5万円のTCが532,600ウォンになりました。最高額紙幣が5万ウォンですから、なんかとってもお金持ちになった気分です。10万ウォンくらい余らせてガイドの李さんへチップにしようかな。
 
気が大きくなったところで、まずは南大門を目指します。南大門は放火で焼失し、昨年ようやく再建され公開されました。この火事が私も韓国旅行へ向かわせるきっかけの一つになりました。それまでは、韓国なんて近いので、歳とってからも十分いけるだろうから、若いうちにはもっと冒険を、と思っていたのです。しかし、いつまでもあると思うなお金と文化遺産、大震災の津波被害でも痛感いたしました。
 
街歩きマップを見ると、ウリ銀行前の道を西へ進み、次の交差点を右折すると、、、あれ、交差点がない。なんで?待て、何か間違っているぞ。
「とりあえず道路渡ったら?」
と妻。まてまて、まずは現在位置の確認をしよう。やたらに動き回るとますますわからなくなる。
 
あそこがウリ銀行で、そこを西に、、、本当にこっちが西か?そこを確認しよう。太陽は、、、どこだ?それではランドマークから。新世界があそこ、MESAがあそこ、その間の道があれだから、やっぱりあっている。でも、交差点がない。
 
その時に、妻が地下鉄入口を発見。これだ!駅名は、ハングルで読めない!しかし中を見ると英語表記が。わかった、「会賢」の3番出口だ!すると間違っていないぞ。では交差点は、、もしかして立体交差!あの、上にある橋がこの道か!
 
ソウルは平という思い込みがいけなかったようです。意外なくらい高低差があったのです。道路を渡り、立体交差の道へ出ると、おおおお、見えてきたぜ、南大門だ!
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南大門の通路の天井に竜の絵が描かれていました。これを再建したのか。大変だったろうね。そして元の絵はもう戻らない。なんてことしてくれたんでしょう。石の土台にも焼け焦げの跡が残り、火災のすさまじさを語っています。
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それでは南大門市場へ行きましょう。さっきちょこっと通過しましたが、本格的に路地を入って行きます。
 
アメ横に合羽橋を混ぜたような感じでしょうか。厨房器具を扱っています。プロ用の道具はやはりいいですね。見ると欲しくなっちゃいますね。でも、多量のチョコレートの運搬があるのでね。
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韓国と言えば唐辛子。でもこれ、日本から伝わったものだそうです。朝鮮料理に登場するのは比較的新しいのだそうです。色々な種類の唐辛子を量り売りしています。飲食店なら、多量に買うのでしょうね。
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魚もよく売っています。冷凍ものなのか、気温で凍っているのか。
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息子が韓国Kリーグのジャージを欲しがっていたので買ってあげようかと思っていました。しかし妻は「タンスに入りきらないジャージがあるからダメ。」というので、見るだけにしました。FCソウルジャージかっこいいのになあ。
 
パチものの本田、香川ジャージも売っていました。
 
新世界の同じ場所に全く違う商店が展開していること、これが貧富の格差のある韓国の一面でしょう。勉強をグイグイ押し込み、成功すればさっきの銀行員の世界、うまくいかなければ怪しい物売り。そしてその子供たちは生まれながらに格差を背負うわけです。未来の日本はどうなっているのでしょう。
 
「登山道具見たいんでしょう。今行ってきちゃったら?」
と妻。しかし、私の調べではやはり東大門の方が規模が大きいのです。後悔したくないし、そっちでいいよ。
「それなら、午前中に行っちゃわない?」
今日の正午に明洞のレストランで韓定食の予約が入っています。そして宗廟、昌徳宮の見学と仁寺洞散策を午後に予定していたので、その時に東大門市場を訪れた方が効率よいでしょう。
 
でも、ゆっくり見るには今行っちゃった方がいいかな?何しろ私のリストには、、、、、、ふふふ。
 
それなら地下鉄です。さっきの会賢駅へ降ります。料金は近ツーからもらった韓流スターの写真入り、キャッシュビーカードが使えます。まあ韓国のスイカ、パスモの類ですね。あらかじめ5000ウォンがチャージされています。
 
地下鉄は行先が分かりやすいのでありがたいです。目指すはその名もずばり、東大門です。漢字を捨ててしまった韓国ですが、英語表記があるのでありがたいところ。ソウル駅方面と反対側に行く列車に乗ればよいのです。ホームドアがあり、すべて覆われているのは寒さ対策でしょうか。手にしているのがキャッシュビーカードです。
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鉄道車両は結構混んでいました。アナウンスがハングルなので到着するたびに駅名を確認します。そして数分で東大門に到着しました。
 
駅から出るとまず目に入るのが東大門です。こっちは消失していないので、昔のままの状態で保存されています。
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城壁なども残っていました。ゆっくり見たいのですが、時間がありません。次に行きます。生地類などを扱う問屋街を抜けると、見えてきました私のパラダイス。メモを取り出します。
 
わかる、わかるよ。いいねえ。
 
韓国の面白いところは、同業他社が一カ所にまとまるところです。競争も激しくなるようで、特価品を入り口付近に並べて客を引きます。
まずは一番手前の店から、ブラックヤクです。黒いヤクがトレードマークのブランドです。日本では知られていませんね。
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登山靴が特価でありましたが、軽登山靴だけでした。ハイカットは石が入りにくい、泥に強いというメリットはありますが、軽い荷物ならローカットで十分なので私には不要です。縦走用の重登山靴が欲しいのです。しかし、こっちは特価は無し、けっこういい値段がします。
 
ここから路地に入ります。アークテリクスの正規店ですね。日本より高いくらいでした。こっちでは人気あるのでしょうか。
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ダウンジャケットは20万ウォン程度、安いんだか高いんだか。日本に帰国したらまず着ることはないでしょう。それよりズボンの暖かいのが欲しいなあ。ソウルでオーバーパンツちょっとみっともないし。
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ザ レッドフェイスです。直訳すると赤ら顔?韓国ブランドですね。
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店内を見てみますが、どうもピンときませんでした。次に行きましょう。あれ、ザックに15,000ウォンの札が付いているぞ!これは見逃せないなあ。しかも材質、作りもいい。これはお買い得だ。が、あれ、この値札ザックについていたんじゃないね。下の衣類の物か。ザックは、、、そうか、やっぱり130,000ウォンもするのか。
 
次行きましょう。あれ、妻の顔から笑顔が消えてきているぞ。まあ、いいか。K2です。韓国のK2は登山靴から始まったブランドなので、、はい、試履に時間がかかるから靴買っている場合じゃないようですね。
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そもそも、本来この時間は妻にスパレックスでアカスリさせておいて一人で回るはずだったのが、李さんのおかげで初日にやってしまったから、、、失敗だったかなあ。
 
全部がきれいなショールーム風なわけではありません。このような特価品専門店もありました。ちょこっと覗きますが、やはり品質はブランド物とは明らかに違い、山で使うには無理がありますね。
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そしてとうとう反対側のエコロバまで来ました。店内で物色すると、50パーセント引きの文字が。
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おお、これはいいではないですか。暖かそうな生地で、しかも丈夫そうです。膝には大きく耐摩耗性の生地が付いています。これ試着させて下さい。ん、日本語通じないぞ。でも大丈夫。ウエストポーチから取りだす「一人歩きの韓国語」。ページを開き、なるほど、この場合には。
「イボ バド デムニカ?」
「?」
なんだよ、この兄ちゃんハングルできないのかよ。仕方がありません。本を見せると、ようやく通じました。
 
サイズが分かりません。
「オットン ゴシ チョウン ゴッ カッスムニカ?」
すると兄ちゃん、スマホを取り出し、スマホの向って何かをしゃべっています。そのスマホを私に差し向けると、日本語が聞こえてきました。
「このサイズを試してください。」
取り出したサイズは32でした。
 
試着室へ通されます。そこで着替えると、一発でドンピシャのサイズでした。よくオーバーパンツの上から見てわかるものです。女性に嫌われるぞ。
 
膝の曲りに合わせて縫い付けがしてあり、黒いパッチにオレンジの糸でかっこいいね。
しかし、値段が高いのです。
「半額ではないのですか。」
彼のスマホの向かってしゃべる私。すると兄ちゃんが、手真似でこっちから30パーセント引き、こっちから50パーセント引き、と教えてくれました。そしてスマホに向かってしゃべると、スマホが
「こっちは新製品です。」
と言いました。
なるほど、そうだったのか、よく見るとそう書いてありました。それならこっちの半額の方から32サイズを選びましょう。デザインは凝っていませんが、値段を考えれば仕方がありません。
 
会計を済ませ、店を出ようとするとその兄ちゃん、まてまてと言います。スマホを向ける兄ちゃん。
「韓国の旅行を楽しんで行ってください。」
スマホが言いました。兄ちゃんと握手して別れました。本当にいい人が多いなあ。
 
けっこうかっこいいと思った兄ちゃんでしたが、妻はちょっと太目、たいしたことないと厳しいのです。
 
さて、そろそろ時間がありません。また東大門駅に向かいます。向かいながらも店を覗きます。登山道具街メモの裏には、Koveaのガスストーブの値段が書いてあるのです。日本で買うより安ければ欲しいと思ったのです。しかし、店頭にはあまり多くの種類が並んでいません。ブラッカンも見かけませんでした。もっとじっくり見て回りたいなあ。
 
地下鉄で明洞到着です。ここからはもう地図なしでも行けます。でも時間がない、急げ急げ。で、3分遅れてしまいましたが、韓定食 味香へ着きました。店内に入ります。
 
続きはソウル旅行記2日目の2で。
韓定食はこっち。


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    普通の旅行者の倍は楽しんでいますね。
    アメ横に合羽橋を混ぜたような感じでしょうか、という南大門市場、
    いい感じです。 削除
    2014/2/13(木) 午後 6:24
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    山のMochiさん、コメントありがとうございます。

    やはり自分で行く先を決め、自分の脚で歩き、直接現地の人と触れ合わなければわからないことがたくさんあります。

    ネットではステレオタイプの韓国人をやり玉に挙げているネトウヨが出没していますが、現地に行ってふれあいがあれば、それが全くの作り話であることがよくわかります。

    旗持ちガイドの後をついていくだけの観光旅行よりは、ずっと楽しんでいるはずだと思っています。 削除
    2014/2/13(木) 午後 8:24
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