昨日のことです。怪我で戦線離脱中の息子が、
「明日は練習試合があるんだけど、どうせやっても線審だから行くのやめようかな。」
と言い出しました。
え、そんなことしていいのか?
「うん、故障者リストの主、○○君が、ラインで連絡取っていて、明日は俺行かなくても良さそうな感じ。」
牢名主みたいに、故障者を取り仕切る男がいるらしいのです。怪我をすると、メールが来て、彼の主催する故障者ラインへの招待、もしくはメール友達になれ、故障が明けると削除になるということです。故障者がどうしたらよいのか、彼に聞けば何でも答えてくれるという頼もしさ。腰を痛めて長期戦線離脱中という身分で、その中でサッカー部にいかに貢献できるかを考えているようなのです。
そして、○○君以外の故障者からのメールもあり、行かないことになりました。それじゃあ、4日は久しぶりに全員オフだぜ。何する?で、スキーに行くと決まったのが20時。それ、準備だ。衣類、道具を用意、食料購入と給油、荷物の積み込みと、まさにスクランブルな我が家。1時間30分後には無事終了。さて、明日も早いし風呂に入るか。
ところが、天気を見ようと点けたTVでやっていたのが「リアル脱出ゲーム」です。うーん、このタイミングか。早寝したいのに。ま、何とかなるな。
で、PCに向かって謎解き開始。
1問目は、TVで正解を出す遥か前に解答終了。これはいけるぞ!まだ2問目を解いた奴はいない。俺が1位になれば車がもらえる!ところが、これが難しいのです。合わない、どうしても合わない!!その時、娘が
「フィジーって、日本と日付が違うんじゃないの?」
ああ、そうか、そうだった!計算し直し、ああ、でもだめだ、あっという間に解答終了者が2000人突破。そしてどうしても最後の所がわからずに回答できないまま解答受付終了になってしまいました。答えは、うーん、そうだったのか、なるほどなあ。でも、面白かった。
いや、面白がっている場合ではない、風呂入って寝るぞ、でベッドにもぐりこんだのが23時15分。
そして今日、朝4時30分起床。湯を沸かしてポットへ、紅茶を淹れてこちら水筒へ。やがて他の人も起きてきて、5時丁度、車は北に向けて走り出しました。
行先は前回同様、グランディ羽鳥湖スキーリゾートです。娘が気に入ってまた行きたいと言ったことと、前回もらった割引券で格安に滑ることができるからここにしました。また、渋滞が心配なこの時期ですが、関越方面よりはずっとましの予想が出ています。
朝はもちろん渋滞知らず、3時間15分で現地入りしました。駐車場は前回より遥かに多く、ゲレンデの混雑がちょっと心配です。
息子は1年ぶりです。道具も彼の分だけはないので、レンタルしました。レンタルも結構な混み具合でした。
娘は前回のろのろと下るだけでしたが、今回は人が違ったようにすいすいと滑ります。
「なんかわかってきたような気がする。」
と言い出したところで、前回は終了になってしまったのですが、今日は本当にわかってきた滑りができてきたようです。サッカーでほとんどスキーができなくなっている息子の方が大幅な遅れになってしまいます。それでも根性でついてきていますけどね。
11時30分ころ、携帯が鳴ります。息子からです。
「転倒して膝痛めたから、今日はもう無理。」
あーあ、また始まったか。どうせ休んだら大丈夫だろう。そこで早目に昼食を食べることにしました。
私はカレーを注文しました。すね肉を煮込んだ、結構おいしいカレーでした。値段はまあね。仕方がないくらいかな?リフト券とのセットですから、許せる範囲でしょう。
午後は、案の定、息子もやっぱり滑ると言い出しました。毎度のことなのでこっちは慣れっこです。
だんだん滑りも安定してきましたが、やはり腰が引けてしまっています。
温泉に入ってから帰るつもりで、着替えも用意しましたが、結局そっちより滑りたいという娘の意見でそのまま15時30分まで滑ってしまいました。手が冷たいと言い出したので、登山用のウール手袋とオーバーミトンを貸しました。見た目は変ですが、指が冷たくて帰りたくなっちゃうよりいいでしょう。
天気はずっと降雪でした。気温も低く、雪質はいいのですが、車はこんな感じになっていました。つららがすごい。
車で着替えて、そのまま帰りました。途中、さすがに渋滞区間もありましたが、それほど長くは続かずにすみました。
羽生PAに寄ると、夏に工事していた建物が完成していました。鬼平犯科帳の江戸を再現したとのことです。
外環だけでなく、中も凝っています。そして人出もすごい。
帰宅後はもちろん荷物を下して洗濯、カラ干し、そしてエッジに給脂と一通り終えました。
桜井くんの影山が想像以上のハマり役でした。