スカイツリーから、チバテレの電波は発射されていません。我が家のアンテナはスカイツリーを向いています。チバテレは入感できていませんでした。
 
息子が千葉県の高校に進学したこともあり、高校スポーツの千葉県大会が中継されるチバテレを観たいと家族が言います。さて、どうしたものでしょうか。
 
考えられる方法の一つは第2アンテナを設置し、U-Uミキサーで引きこむ方法です。この場合、スカイツリーがあまりにも強力なので、我が家においてはチバテレ電波がマスクされてしまうかもしれません。アッテネーターで調節すればいいかな。
 
そのうちに部品買ってくるよ、といいつつぐずぐずしていました。夏の炎天下に屋根に登るのが億劫だったのです。
 
ところが、アンテナ業者をしている友人の自宅は、1本のアンテナで両方受信しているという話を聞きました。スカイツリー電波は強力に入感できるなら、それを逆手に取り、指向性アンテナをチバテレ側に振るというのです。それでも十分な感度が得られ、両方が見られる様になるというのです。
 
今日、天気もいいのでやってみました。我が家のアンテナは屋根上高わずかなところに付けています。太陽光パネルに日陰を作りたくないからです。
 
チバテレの中継局は船橋市三山にありますから、アンテナをそちらに向けます。すると、アンテナの反射器の下側が屋根に当たってしまいます。でも、太陽光発電パネルには日陰を作りたくないのでマストを上げたくはない、そこでグイッと反射器を曲げました。
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そしてTVで受信状況を確認しながら、チバテレとスカイツリー発射放送局とのバランスを取りながら方向を調節するつもりでしたが、一発でOKでした。
 
強電界地域なのに無駄に利得の高いアンテナを使用しているのは、地デジが東京タワーから出ていた時の名残です。本来マンションによる電波障害地域なので、そのマンションに設置してある共用アンテナからのケーブルで視聴していました。ところが、これがちっともデジタル化しないので、しびれを切らして自分で地デジアンテナを上げたのです。電波的にはかなり厳しいことが予想されたので、高利得のアンテナにしてみました。それでもちょっと厳しい時があるくらいでした。
 
チバテレが見られる環境は作ったので、彼の同級生の活躍が見られるようになったわけです。甲子園の県予選も自宅で応援できます。小学校からの友達も野球部にいます。がんばれよ!楽しみにしているからね。
 
そして息子もね。まず怪我しない体を作るところからだけどね。