今日は天候が穏やかなので、また海の上、、、と行きたいところですが、艇に問題を抱えていますので、それはできませんでした。
前回、釣りでマナティトレイルを使用しましたが、30分に一回右舷上エアチューブに空気を入れなければなりませんでした。海の上で、体をよじってスターンデッキの下に頭を突っ込んで作業しなければなりません。結構大変です。そして漏水もひどく、こちらも30分から1時間程度に一回はビルジポンプで淦汲みが必要でした。そして、木部の傷みもひどくなってきました。
底板の側面写真です。

まずはパンク修理から。船体布を裏返し、エアチューブを抜きます。エアチューブハウジングのファスナーを開き、引っこ抜きます。反対側に細引きを付けておけば、入れる時に困りません。

エアチューブに空気をれて、パンク箇所を探します。なかなか見つからない時には石鹸水をかけると、ぶくぶく泡が出てわかりやすくなります。今回は音で探し当てました。場所が悪いですね。パッチが貼りにくいところです。

パッチはプロテクションテープの糊落としを利用しました。接着剤はDUFIX スーパークリアを使用しました。ファルト船体布修理の定番です。これを両面に薄く塗り、1分程度乾かしてか圧着、ゴムハンマーでひっぱたいてくっつけます。

乾燥したら船体布にエアチューブを戻します。
次は木部の修理です。まず、付いている金具類をすべて外します。

剥がれている所にエポキシ接着剤を塗り、重しをかけて圧着します。

うまく付くかな~。リブとステムは再塗装するので、一度ニスをはがします。作業はサンダーを使います。気をつていないと削りすぎてしまいます。

削り終わったら、オイルステインで色を付けます。これはグリーンランダーのラダーを作った時の余りです。脚立とスポークを使って干します。作業はここまで、片づけて昼食にしましょう。

午後はここのところ公私に体を酷使しているので、臥して過ごすことにしました。

臥すと言っても、病気ではないのですから、ベッドのわけはないのです。リカンベントのシートに体を預けます。水元公園も紅葉していました。

ポプラ並木が青い空に映えています。上を向いて走れるリカンベントは、こうした景色を堪能できます。

日が沈むのがずいぶん早くなりました。

2時間ほど走って帰りました。