クリアウォーターカヤックスでバタフライカヤックス クルーソー460コックピットポッドを発注した経緯については前述しました。ところで、実は注文する時に狙っていたことが一つあったのです。
 
バタフライカヤックスはイヤーモデル制を取っているかのように、毎年改良が入ります。ユーザーからの意見を汲み上げている物だったり、開発者高嶋さんが気が付いたものだったりするのですが、その都度完成度を上げてきています。バタフライカヤックスのウェブサイト、フォールディングカヤックビルダーというブログを読むとその過程がわかります。
 
 
例年1月ころから、当年モデルをリリースしています。ですので、1月にモデルチェンジを見届けてから注文しようと思っていました。しかし、納期が3か月と聞いて、思い切って(大げさな)発注してしまいました。消費税が上がるのも嫌だし、崩壊しかかっている現在所有の艇を直しながら使うのもそろそろ限界ですから。春の海に出られなくなってはもったいないですからね。今年は鎖骨骨折で棒に振ってしまっているし、、、、。
 
さて、バタフライカヤックスでは来年モデルは何か改良が入るのでしょうか?そして私の艇はどうなるのでしょうか?
 
わからなければ尋ねるのがいいでしょう。先方は大変にお忙しいことは重々承知の上、申し訳ないと思いながらもメールを出しました。
 
すぐに返信が来ました。この辺の対応も素晴らしいですね。
 
高嶋さんからのメールによると、来年モデルに改良を入れるかどうかはまだ検討中だそうです。もし、改良を入れるなら私の艇は改良モデルにしていただけるとのこと。何ともありがたいことです。一人で切り盛りしている会社ですが、開発、製造の方と直接やり取りができるという面ではそれが生きているでしょう。スケールメリットはないかもしれませんが、それでも価格も品質を考えれば十分に安いものです。
 
さて、どんな改良が入るのでしょうか。まだまだ納品まで時間がありますから、コックピッドポッドに仕舞える3ピース、もしくは4ピースのパドルを自作して待っていましょうか。ただし、前回グリーンランドパドルを制作したときには手の使い過ぎで種子骨障害が出てしまいました。気をつけなければいけませんね。種子骨はサイクルヒルクライムの後の、下り坂での振動も原因としてありましたけどね。