今日は公休です。天気も良く、しかもそれほど暑くないので、今日はがっちり走ろうかな。夕刻から仕事の会議が入っているから、それまでに帰ってこれるところというと、やはり筑波方面でしょう。
そんなことを思って朝起きてくると、妻がいました。今日は仕事、休みなの?彼女の勤務は全く把握していないので、いつもこんな感じです。本当は昨日が休みだったけど、同僚の都合で交代して今日が休みになったそうです。
そうか、じゃあ自転車乗りに行こうよ。え、暑いからダメ???そうか、それなら、どうしようかなあ。映画観に行きたいの?何がいい?少年Hか、なるほど、それはいい。何しろ山のMochiさんもご覧になって、薦めていただいた映画だから間違いはないでしょう。
さっそく映画館を検索、ネットでチケットを購入。行くは三郷ムービックス。亀有は職場が近すぎ、もし泣いて出てきたところを見られたら嫌ですから。
まずはホームセンターで日用品の買い物、それから映画館へ行きました。
映画の内容についてはまだ観ていない人が読むと困りますから触れませんが、なるほどよくできた映画です。VFXが素晴らしく、実写との継ぎ目が全く分かりません。そしてしっかりした脚本でじっくり魅せます。時代からいって当然陰鬱な内容ではありますが、最後には救いもあります。戦争の愚かさ、軍国主義のばかばかしさも描かれています。戦時中の日本を持ち上げる右の連中にはどう映るのでしょうね。
映画終了後、妻の隣に座っていた80代と思しき女性が泣いて立ち上がれなくなっていました。おそらく戦時下を生き抜いてはいない私とは、また違った見方ができるのでしょう。
山のMochiさんのブログに映画評が掲載されていますので、さらに突っ込んだ批評を読みたい方はそちらをご覧ください。
さて、仕事終了後は防災用品のチェックをしました。原発事故の後、金町、三郷浄水場から放射能が検出されてしまい、飲料水として備蓄しておいたミネラルウォーターを使ってしまいました。しばらくは店頭から消えていたのですが、夏ごろに販売が正常化され、そこでまた備蓄しておきました。6人家族で2L×6本を3箱です。それから2年、消費期限が切れましたので、入れ替えることにしました。近所のスーパーでポイント10倍セール中、しかも2ℓで88円と超特価です。
これでまた2年は大丈夫です。
ついでに他の防災用備蓄品もチェックしました。すべて出してみました。
これ以外にも、軍手、工具、テント、寝袋、ファーストエイドキットがクローゼットに、床下収納庫にカップヌードルリフィルが常に12食以上がキープしてあります。リフィルは会社の夜食や行動食で食べ、減った分を補充して期限切れにならないようにしています。
水関係はもう一つのザックに入れてあります。給水車が来た時に、これを持って行けばかなりの量を確保できます。運搬用のザックも中に入れてあります。
飲料水は36ℓのミネラルウォーターだけでは不足することも考えられます。しかし、狭い我が家ではそれ以上の備蓄は生活空間を圧迫してしまいます。そこで考えたのが浄水フィルターと雨水の活用です。これを使えば雨水を飲料水に変えることができます。1000ℓの濾過ができるので、しばらくは何とかなるでしょう。雨水は以前ブログで紹介したあれを活用する予定です。
家具、冷蔵庫などの家電はもちろん固定してあります。防災用ではありませんが、いざとなったらカヌーやカヤックが使えます。
問題は災害時には私が職場を離れられなくなるであろうこと、焼夷弾で丸焼けにされたらひとたまりもないこと、でしょう。前の問題は家族に頑張ってもらうしかないのですが、意識が低くて困ります。マニュアル作っておこうかな。後の問題は、少年Hを観たからよくわかります。絶対そういうことにならないようにしなければなりません。武力で国を守るなんて絵空事だということに、若い人たちにも早く気が付いてほしいものです。
ボクは水谷・伊藤夫妻(戸籍を含め夫婦別姓で何の問題もない)がそれぞれの味を本気になって演じていて楽しめました。
滝田ゆう「寺島町奇譚」でも、空襲前の疎開決断がなかなか難しかったことが出ています。バケツリレーで油が主成分の焼夷弾が消火出来るはずもないのに、、、消火訓練の滑稽さも笑い事ではありませんね。
9条のおかげ?で、戦火に逃げ惑う恐れはなくとも、防災備蓄の更新は大事ですよね。大地震とは言わず日常的にも火災時の備えとしてきちんとやっておくべきですが、これがついつい怠りがち、うちもチェックし直します。時々山遊びしていたときはひとりでに目配り出来ていましたが、近頃安楽泰平に甘えて怠りがちです。