タイトルはもちろん、ウルトラセブン28話からのイタダキです。
 
今日は八ヶ岳林道、南八ヶ岳林道と走破し、野辺山へ降りてR141で戻ってくる計画です。私が中学生の時、松原湖でキャンプしました。そして自転車にはまっていた私の要望で、父に連れられて弟と3人、まだ未舗装だった道を稲子湯まで登り、そこからさらにR299まで出たことがありました。弟は途中でくじけて半泣き、ぐずぐずしている!と暴力的制裁を父から喰らい、すっかり自転車嫌いになってしまいました。
 
それから31年も経ちます。その道もとっくに全線舗装されてしまいました。しかし、八ヶ岳登山で歩く林道はまだまだMTBゲレンデとして見れば魅力的なところが多く残っていたので、走りたいという希望をもっていました。
 
だが、夏のこの時期にこの地に居るのに登山しない訳はなく、MTBで走る機会はずっとないままでした。優先順位では、この時期だけしか登れない夏山が優先されてしまいます。
 
昨年も妻と娘を連れてここに来ていますね。ところが、今年は事情が違います。重たいザックを背負えないのです。そんな訳で、今回MTBを持ってきたのでした。
 
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8月9日
 
辺りが明るくなってきたころ目が覚めました。オートキャンプ場は子連れファミリーとモーターサイクリスト宿泊なので、まだほとんどの人が起きていません。
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早速2バーナーに火を入れ、朝食の準備です。ソバ飯UFOをフライパンで調理します。
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B級感たっぷりの怪しい雰囲気です。片づけたら着替えて、出発準備します。まずは車でみどり池入り口まで。ここに車をデポします。いいところに置けました。MTBを組み立て、各部点検。異常なし。液圧ディスクブレーキも引きずり全くなく、静かに回ります。これがシャカシャカ言うと、ほとんど抵抗になっていないとわかっていてもやはり気持ちの良いものではありません。
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7時11分、出発。まずは稲子湯方面へ下ります。あっという間に稲子湯通過、その下の八ヶ岳林道へ入って行きます。が、あれあれ、ここも舗装されていますね。でも登りだから、まあ許せるか。舗装する意味はいったいなんでしょうか?
 
道が開けたところでは八ヶ岳の姿が楽しめます。これは硫黄岳でしょう。この景色がたまらないですね。 
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所々分岐があるので、そのたびに地図とコンパスで確認を取ります。GPSはやはり頼りになりますね。本沢温泉方面を分けてからは、ようやく未舗装林道になりました。ギアを落とし、くるくると登って行きます。フロントサスはストロークを縮めて80㎜にしておきましたが、それでもダンシングするとヘコヘコ動いてしまってペダルを踏んだ力を吸収してしまうので、ハンドルを引きながらシッティングで登って行きます。
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8時00分、灯明橋通過。
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8時30分、南八ヶ岳林道入り口に到着。が、なんということでしょう、ゲートが閉まっています。
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看板には、一般車両の通行は禁止とあります。小休止しながら、対策を考えます。地図でいろいろ探してみますが、やはり良さそうな道は車両通行が制限されています。
 
んんんん!その手があった!通行が制限されているのは「車両」だけです。自転車は軽車両ですが、押して歩けば歩行者扱いです。つまり、全線「押して」通行すればいいのです。そんな訳で、堂々とゲートをくぐり南八ヶ岳林道へ突入します。傾斜はたいしたことありませんが、もちろん「押して」行きます。八ヶ岳はすぐそこに見えます。このまま担いで登れそうな感じです。
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GPSの軌跡は地図の道を正確にトレースしています。「押し」で登っていきますが、ぐんぐん高度を稼いで行きま
す。プロトレックの高度表示はいつしか1800mを越えてきました。地図では貯水池の手前に林道のピークがあります。そこで昼食にしましょう。やや空腹を感じていましたが、それを楽しみに「押して」登ります。
 
そしてピークに到着。
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昼食はこんな感じです。暑くてシリアルバーのチョコレートが溶けてしまいました。
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それだというのにザックの中にはフリースジャケットとゴア合羽、ファーストエイドキットにはアルミの毛布が入っています。もちろんアマチュア無線、携帯電話も、それぞれの予備バッテリーも入っています。青い袋は輪行袋、その上の箱は予備チューブ。飲料水はハイドレーション1L。万全の態勢ですが、ちょっと重すぎたかな?
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八ヶ岳といえども、2000m以下では暑い方の対策が必要ですね
 
食事をしていると、こんな方々が来ました。
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森林害虫の調査だそうです。
 
食後は少し休んだらまた「押して」行きます。ここからは下りですから、豪快に「押せ」ますね。下り始めてすぐ、貯水池に到着。
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四阿があるなら、こっちで食事にすればよかったかな?
 
さらに下って行きます。ジャリですが、硬く締まっていて「押し」やすいですね。ガンガン攻めていきます。
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MTBは下りこそ楽しみがあります。しかし、あっという間に終わってしまうもの。この林道は結構長くて十分楽しめます。「押して」います。
 
写真撮影のために乗車のふりしています。スタンディングスティルですから、車両ではありません。
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だいぶ下ってきました。道も砂利から土に変ってきました。「押して」います。
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そうして、ゲートへ到着。ここからは堂々と走って行けます。
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ゲートを抜けてからも、まだ未舗装です。豪快に下って行きます。すると、またゲートがありました。え、これ通れないじゃん!が、心配ご無用、鍵はかかっていません。害獣除けの柵のようです。
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そして八ヶ岳牧場のところでついに舗装道路になってしまいました。ここからは野辺山までもうすぐです。
 
JR最高地点の碑では、モーターサイクル番組の撮影をしていました。
「来週も、まだまだ八ヶ岳を紹介していきます。じゃあね~。」
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あとは国道をひた走りです。野辺山は最高地点なので、松原湖までならもちろん下り基調です。最高速度50㎞/h(GPSで計測)以上でかっとび、あっという間に到着しました。
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が、どうしたことでしょう。バスは11時20分に出たばかり、現在11時37分です。次は、、、え、13時30分!
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それなら MTBで自走してみどり池入り口まで走りましょう。たいした登りではありません。 小海駅まで走ってバスを待ちましょう。小海駅では、まず輪行袋にMTBを詰めます。が、ここで問題発生。ザックに詰める関係で持ってきた輪行袋はL100。これに入っていたエンド金具はロード用でした。しまった、MTBだと5㎜スペーサーが必要ではないか!クイックを締めずに、そっとあてがっておきました。液圧ディスクなので縦にすることもはばかれ、正立横型で袋に入れました。そっと置けばRDも大丈夫でしょう。
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それが済んだら、駅前のスーパーで食材を仕入れてタンパク質の補給をします。私にぴったりのシールつきパン類を買ってきました。
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食べたりトイレに行ったりしていたら、バスが来ました。んん、これ観光バススタイルで通路が狭いやつだ。参ったなあ。どこにMTB積むか。
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 バスの一番後ろまで行って、リアシートにMTBを乗せてもらいました。そしてうたた寝。手はMTBがひっくり返らないように輪行袋を押さえています。
 
そしてみどり池到着。輪行袋を持ってバスの一番前まで行き、お金を払って降ります。いやな予感。バスの中であちこちぶつけたなあ。
 
案の定、ディレイラーハンガーがポキーリ逝っていました。でも、リプレース品があるから大丈夫だな。
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再びやっほーの湯に入ります。オートキャンプ場でもらった今日まで有効の割引券があるので、300円で入れました。
 
帰りは事故多発、ものすごい渋滞でした。
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午後8時過ぎ、無事帰宅。天国のような、高原生活3日間の全日程を終了しました。明日から灼熱地獄の日々です。
 
 

松原湖は20年程前にキャンプに来たことがあります。静かでとても良いキャンプ場でした。 削除
九太郎 ]
2013/8/12(月) 午後 7:45
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九太郎さん、どうもです。やはりこちらにも来ていましたか。いいところですよね。来年は赤岳~横岳~硫黄岳縦走をしませんか? 削除
2013/8/12(月) 午後 9:23
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登山行ってみたいですね。休み取れるかな?
RDのハンガーって金具が無いとこんなに簡単に折れるんですね。驚き。 削除
九太郎 ]
2013/8/13(火) 午前 10:37
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ディレイラーハンガーはあんまりよく曲がるので交換可能になったのではないでしょうか。アルミだと曲がらないで折れますしね。

登山は、来年私の肩からチタン小物を抜いたら行きましょう。 削除
2013/8/13(火) 午後 9:26
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チタン小物というとちょっとカッコいいですね(笑)。 削除
九太郎 ]
2013/8/14(水) 午前 8:08
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昔が懐かしい! 
八ヶ岳登山の前半時代は小海線側から入っていました。ですから稲子湯も山の帰りには入りました。入山がここだったこともありますし、松原湖も思いで深いのです。
ですが何時頃からか茅野経由になっていました。そのうち車で行くような時も美濃戸口のP利用で。
でも八ヶ岳の回数を指で数えると途中で分からなくなる程です。
最後は奥方と行った権現岳で、もう12,3年も経ってしまいましたが、権現の頂上小屋に寸借詐欺出没の警告が出ていたのが忘れられません。
ボクが八ヶ岳に魅せられた最初は厳冬期に清里から見たこの権現~赤岳の眺望です。登るつもりの冬仕度でしたがビビッて写真だけで還りました。 削除
2013/8/14(水) 午後 9:37
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さすがは山のMochiさんです、厳冬期に登るつもりがあったなんて。今からでも、ポーターを付ければ登れ、、、あ、重たいザックが背負えない体だった! 削除
2013/8/14(水) 午後 10:45
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