タイトルはいったい何の暗号でしょう。
 
シマノの品番は頭に付くアルファベット2つで部品名を、そのあとに続く数字がグレードやシリーズを表します。Wが付くのは女性用です。
 
最初がサイクリングシューズで、女性用を表しています。次がクリートで、51はシングルリリース、最後がPD、つまりペダルです。今日は会社の帰りにまずはリハビリに寄って、それから新松戸のセオに、入荷したと連絡をいただいた娘のサイクリングシューズを引き取りに行きました。
 
これです。これをザックに入れる都合があったので、ロードで会社にも病院にも行ってしまいました。小径車はバラバラ、リカンベントはザックが使用不能、MTBは走り出すまでに時間がかかるので、仕方がないですね。
イメージ 1
 
さて、早速靴にクリートを付けてみましょう。片側2本のねじで留まっているだけなので簡単に付きます。と言っても、これが奥深くてなかなかに大変なのです。
 
まずは靴底のクリート窓を開けます。ナイフで切り取るものもありますが、これは幸いネジで固定されているだけなので簡単に取れました。
イメージ 2
 
次は、足の拇指球の位置を手で探って割り出し、マジックで印を付けます。靴下に書くとまずいので、セロテープを貼ってそこに書きました。靴には、大体の位置にクリートを付けます。
イメージ 3
 
そして、そこから足の裏のペダルを踏むべきポイントを押して覚えてもらい、靴を履きます。踵をきっちりつけて紐をきちんと締めます。クリートの一番広い部分からの延長線のところで、靴のメッシュになっている部分から細い筆記具を差し込んで先ほどのセロテープに印を付けます。
イメージ 4
 
靴を脱ぎ、拇指球マーキングとのずれを計測します。ずれている分だけクリートを動かします。
イメージ 5
 
ペダルを踏むべきポイントを指で押さえてもらって、位置の確認をします。ほぼ正確についているはずです。次は目をつぶってもらい、その場足踏みをしてもらいます。その足の向きになるようにクリートの向きを調節します。
 
あとは乗りこんで、微調整を繰り返していけば、やがてしっくりくる位置に収まるでしょう。
 
このクリートの位置は1㎜以下の範囲で調節する必要があるほど、デリケートなものです。靴下を換えただけでも微妙なずれに踏みにくさを感じることもあります。
 
ペダルにはめてみました。ペダルのビンディングばね力は最弱にセットしました。左右と裏表で計4か所です。
イメージ 6
 
最後に、靴の中に防水目的のシールを貼ります。正直、それほど役に立つものでもないのですが。どうせこの上に中敷き敷くからね。
イメージ 7
 
娘はクリートを使うのは初めてなので、まずはフラットペダルでロードバイクにある程度慣れてから、そして最初は1本ローラーから練習ですね。これに慣れれば、引き足で腸腰筋も鍛えられるし、綺麗な回すペダリングができるようになるよ。がんばれ、陸上部員!