しばらくブログが滞ってしまいました。ここ数日をまとめて書きます。もちろん娘の自転車製作記の続きです。
 
14日早朝、コンパウンドでさっと表面を磨いたら、洗浄、そしてクリアを吹きました。30分乾燥させたら2度目、それの乾燥を待って、天日に当てて焼き付け(になるかどうかは知りませんが)。そして自転車屋へ部品と靴の購入へ行きました。靴はサイズがなく、注文になりました。ペダルはその時買えばいいのでお預け、コグ、ハンドルバー、ブレーキアーチなどを購入。ボトルケージは娘に選ばせました。フレームに合わせて白のミノウラデュラケージを選んできました。午後から仕事です。
 
15日、ハンドルバー交換。
かつてバーコン(バーエンドコントローラー)を使っていた妻のハンドルバーは、エンド部分を20㎜程カットしてあります。今はマイクロシフトのセントスを使用していて、バーコンは私の通勤買い物用の小径車に(あの鎖骨ブレーカー)TTバイク風DHもどきとして使用していました。今回、娘のバイクにこれを使用します。そこで、せっかく切ってあるこのハンドルバーを娘に使用し、リーチの短いドロップバーを妻のロードに入れることにしたのです。
 
これが元のハンドルバーです。TNiのネオクラシックです。
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交換作業中。今度のハンドルはディズナJフィットです。締めすぎると簡単に破断する軽量クランプ、トルクレンチは欠かせません。
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このハンドルにセントスを付けると、段差が大きくできます。そこで、バーテープを下に2枚重ねて段差の解消を試みました。上に重ねてあるのはN村製作所さんのバーテープの残りです。こんなゴミでも、取っておくと役にたちます。
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上からバーテープを巻けば完成。バーテープは再利用なのでちょっと汚いですね。段差は解消されています。
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16日、クリア塗装の完全乾燥を確認し、いよいよ組み立てです。まずはコンパウンドでざらざらしているクリア塗装をつるつるにし、ブリスでコーティングしました。
 
次はヘッドパーツ圧入です。これはリカンベントの時と同じ製品なので、入れ方は分かっています。ブログに書いておいたので、間違うことなくすいすいできました。ガイドがしっかりしているのできちんと挿入できます。
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ヘッドパーツを組み込んで、ステムでフォークを固定すれば整備台に乗せられます。ここまでくれば安心して作業が進められます。
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ホイールはリアは私のローラー台用タイヤを履かせているティアグラハブ+KINLIN XR240、フロントはこのバイクに最初からついていたアレックス22で行こうと思っていましたが、御大が今まで使っていたホイールを残してくださったのでそれをとりあえず付けました。シマノのR500です。タイヤは私のロードから、TUFOのチューブラークリンチャーを移植しました。
 
そうこうするうち、宅急便が到着、オークションで仕入れたクランクセットです。ソラの165mmクランク、ギア板は46t×34tとスーパーコンパクト。コグが12t~27t 9S。これでも娘には重すぎて踏めないギアがありますね。そのうちにギア比についての考察をまとめてみます。
 
BBは付いて来るのかどうか分からなかったので買っていませんでしたが、やはり付いて来ませんでした。そこで、ドナーから供出を受けます。ドナーは今回いろいろ取られて走行不能になる私の小径車です。
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ブレーキレバーは補助ブレーキレバーとして、バーコンとBB、それにリアディレイラーを取られました。でも、大丈夫。さらにマニアックな部品構成になってよみがえる予定です。
 
外した部品は分解、清掃、そして交換が必要な部品は交換をしました。これが結構大変な作業です。新品の部品を組み付けているだけとは訳が違います。安い、ただ、と言う裏にはこうした見えない努力がいっぱいあるのです。
 
リアディレイラーはSORAですが、錆がひどく、サビ落としで清掃していたら、SORAと書かれたステッカーも剥がれてしまいました。うーん、なんだこのチープさは。
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ステッカーという貧乏臭いものが付いてるのはソラだけ、そのソラも現行モデルはプリントになりましたね。テプラでステッカー作りますか。わざわざ底辺グレードを貼るのもなんだし、UMIとかにしちゃおうかな。
 
エイドアームはアジャスタ―ネジが折れていたので、交換しました。
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どうにかこうにか部品を組み付けていきます。最後はワイヤーを張ります。アウターの処理はもちろんやすりの手仕上げ、全ての切断面はここまで仕上げます。ワイヤーはフレームの色に合わせて白を使ってみました。白は余っていたし。
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インナーワイヤーにシリコングリス、アウターの中にはルブを入れて組み付けました。さて、シフトワイヤーの処理です。バーコンはふつう、ドロップ部分の途中から、このように出すのが普通です。抵抗が少ないし、ワイヤーも短くできます。
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が、今回は使うのが娘なので、下を持った時にひっかけることのないバルジ部出しにしてみました。こんな感じになりました。
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ブレーキ、シフトの調節をすれば、とりあえず完成。
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自分の小径車が乗れなくなったこともあり、シェイクダウンを兼ねてリハビリへこのバイクで行きました。スタンドがないのでリアにバイクスタンドを付けたまま、ウエスでフレームに縛って整形外科の駐輪場に置きました。
 
素性はいいフレームです。決して軽くはありませんが、手放しをしてもまっすぐ進みます。
 
娘が帰ってきたらローラー台に乗ってポジション出しをしました。ポジションがばっちり決まれば、本当の完成です。そして試走。娘も、乗りやすい、軽く走れる、ペダルを回しやすいと絶賛してくれました。今日一日の疲れが飛ぶ瞬間です。
 
そしてこれ。
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んーたまんないですね!
 

46Tのチェーンリングは羨ましいですね。自分も欲しいくらい。シクロクロス用であるんですよね。だって50×13ですら日常生活でほとんど使いませんしね。
トップ12Tも何とか出来るといいですね。大人の自分ですら「トップ13イラネ」とか言ってるくらいだし。 削除
九太郎 ]
2013/7/17(水) 午前 11:07
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九太郎さん、コメントありがとうございます。

46t×15t、これが娘だと限界かな~。もっと前後のギアをいろいろ選べるといいんですけどね。かつてはコグも自分で1枚1枚ギアを選択できたんですけど、シフトポイントを作ってから勝手に並べられなくなっちゃいましたね。フロントもそうか。シフト性能を割り切れば今でもいけますけど。

48t×34t、コグが、14t、15t、16t、17t、18t、19t、21t、23t、25t、27t、30tの11速が純正であったら、デュラエース換装するけどね。78から9000に。かつてカンパは13t~29t、10sと言うのがありましたが、消えました。 削除
2013/7/17(水) 午後 0:50
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お父さん、すごい! って言ってくれたでしょう。
まさに手作り。手作りって本当にリッチな心の余裕です。 削除
2013/7/17(水) 午後 2:53
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お疲れ様です。見事な出来栄えに感動しました。
自転車で程よく鍛えられるといいですね。
今が旬の枝前........ジュルル。
今年はまだ一回しか食べてないなぁ。 削除
2013/7/17(水) 午後 5:35
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山のMochiさん、コメントありがとうございます。

自転車と言う乗り物は、本人の体に合わせて寸法が出していなければならず、本人の使い方に合わせて部品が選ばれていなければならず、そして本人の能力に合わせてギア比を選定していなければならない、とってもパーソナルな乗り物です。

今どき、100万円越えしているロードバイクもそれほど珍しくなくその辺を走っていますが、ライダーの力が発揮できないポジションだったり、手が届かないブレーキレバーだったり、使わないギア比ばかりのギア構成だったりすれば、走る道具としての価値は全くないのと一緒です。

色まで本人に合わせた手作り自転車、その本当の価値に娘が気が付いてくれるようになるには、将来、出来合いの完成車を買った時かもしれません。 削除
2013/7/17(水) 午後 8:47
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くまそんさん、コメントありがとうございます。

何しろあのブサギ様の名前をいただいた自転車ですから、見た目をしょぼくしたら罰が当たるというものです。ぎりぎりクリアしたでしょうか? 削除
2013/7/17(水) 午後 8:49
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